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もっとおいしいお話し

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2024年元旦の仕込みは、クラブツーリズムのバスツアー用

 新年、萌え燃え・・・まして🥰

 お🐡め🐡で🐡と🐡う

 ございます♬

 どうぞ宜しくお願いします。


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 『佳肴 季凛』

 店主兼熱血料理人 志村弘信

 女将兼愛妻(!?) 真由美 

 ゆるキャラ一同

 2024年元旦




ということで

新年最初のお話し(Vol.4254)は

明日のバスツアーの準備

についてお話しします。 



「明日のバスのお客さんは

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG0043.jpg


個室と

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6427.jpg


ホール席に用意したんだね。

あ、おめでとう

◎★$ちゃん

今年もよろしくね~♬」

と、ミニふぐちゃん。


※ ◎★$ちゃんとは

次女のことです。


「ミニふぐちゃん、おめでとう!

いつもブログで見ているよ。

鋭いツッコミ

今年も楽しみにしているからね♬」



「ありがとうね。」


明日のバスツアーのお客様は

グループごとの席割ですので

このようなセットにし

明日のツアーは

クラブツーリズムの豪華バスツアー

【ロイヤル・グランステージ 四季の華】です。


このような席割ですので

メニュースタンドに

席割を表を貼り

大体の様子を

添乗員に伝えてあります。 


ホールの事は

真由美さんに任せ

自分は

仕込みを始め

先ずは

シャインマスカットのアイス。 


その後

揚物のさばふぐの唐揚に

下味をつけ

薄口醤油と日本酒を

同割したものに

10分漬け込みます。



また、前盛(まえもり)の

パプリカに串を

打っておきました。 


前盛とは付け合わせのことで

あしらいとも

呼んだりします。 


さばふぐの後は

西京焼用の銀鱈(ぎんだら)の串打ちです。



袋から出すため

真空パックの3つの辺を包丁します。





「こうやれば

身割れしないで

出すことが出来るよね。」


「切り込みになっている所を切るだけで

取り出すから

取りにくいんだよ。」


「西京漬だけじゃなく

他のものにも

使えそうなやり方だよね。」 

「そうなんだよ。

この方が早いしね。」 


切身は

水をはったボウルで

手早く洗ったら

ざるに上げ


布巾で

水気をふき取ります。 


この方法は

『西京漬』のページにもあるだけでなく



こちらにも書いてあります👇


※『西京漬』

佳肴 季凛 謹製 西京漬け



串を打ち終えると




ミニふぐちゃん曰く


「西京焼の代表選手が

こんだけあると

それこそ、ザ・西京焼だね。」




「確かに。

この分が

一度に焼ける限界だから

少し緊張しているんだよ。」

「どうして、緊張するの?」


「銀鱈は焦げやすいし

バスの御席は

一気に料理を出すから

1500メートル走を

全力疾走するようなもんだし・・・。」


「そうなんだぁ~。」 


その後

先付(さきづけ)の南京豆腐と

※南京豆腐は、かぼちゃの豆腐です 


お新香を仕込み


最後に器出しをし


西京焼の器を

温蔵庫にしまうと


「まさか、西京焼を

前もって焼いておくとか・・・。」


「そんなわけないじゃん。

焼き上がる少し前に

器を出して

盛付ければ

西京焼が冷めにくいからだよ。」



「そこまでするの!?」



「当たり前じゃん!

温かい料理を冷たい器に

盛付けるわけにはいかないし

自分が作った料理を

自分で粗末に扱うなんて

悪魔に魂を売るようなもんだよ。」




「そこまで言うの?」

「料理を作るのが

料理人じゃないんだよ。

美味しい料理を作るのが

料理人の使命なんだから

出来る限りのことをするのは

当然だよ。」


「いつも以上に

熱いけど🔥親方・・・。」



「それが料理人の使命で

使命って

命を使ってまで

やることなんだから

本気度はMAXなんだよ。」 

「親方、マジでヤバっ!」


最後に、献立を

真由美さんに書いてもらい

元旦の仕事が

終わったのでした。 



「おぉ~、お正月だから

今夜は、ふぐ料理が夕飯なんだぁ😋

そんじゃ、また🐡」 by 熱血君 

『西京漬』用の魚で仕込んだ100パック超のおまけアイテムのフレーク

Vol.4245 

いらっしゃいませ 


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月23日)は

100パック超の

おまけアイテムのフレーク

についてお話しします。



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5937.jpg


「おはよう、親方🐡

このフレークみたいなのは・・・?」 

と、熱血君が訊いてきました。 



「フレークの素で

『西京漬』に仕込んだ

銀鱈(ぎんだら)、サーモン、鰤(ぶり)とか


刺身用の魚の

中骨を焼いてから

ほぐし身にして

冷凍しておいたものだよ。」 


※『西京漬』




「かなり沢山あるけど

何本分なの?」 

「秋頃から貯め込んだから

『西京漬』用の魚だけでも

100本とか・・・!?」 

「マジでヤバっ!

で、どうするの?」

「蒸してから

味付けして

ちゃんとしたフレークにするんだよ。」 


「ちゃんとってことは

売り物なの?」

「いや、おまけアイテム。」


「おまけってことは

お客さんにあげるの?」


「そうだよ。

今から仕込むんだけど

まぁ、御覧(ごろう)じろ。」 



袋から出したら

バットに入れ


スチコンに入れ

蒸します。



スチコンとは

スチームコンベクション・オーブンのことで

蒸し料理、焼き料理が可能な

多機能の加熱調理機器のことです。 


蒸すこと20分👇


出て来た水分や脂を捨てたら



ガーリックパウダー


ホワイトペッパー


濃口醬油で


味を調えます。 


これを繰り返すこと数回


よく混ぜ合わせたら

真空パック。 


「で、何パック出来たの?」


「115パック。」


「100越えなんて

ヤバ過ぎ!」 


「1パックに

90グラムくらい入っているから

ほぼほぼ10キロってとこだね。」 



「わざわざ量っているなら

さっきの話じゃないけど

商品化すれば

いいんじゃね?」 


「差し上げたお客さん達に

商品化するように

何度も言われたことあるよ。」




「へぇ~。」

「中には

『ホームページを探してみても

無かったんだけど

買えます?』って

言われたことも

何度かあったよ。」 



「それなら

商品化するしかないじゃん!」 


「商品化するのも

大事なんだけど

店に来てくれたお客さんに

差し上げて

さらに喜んでもらう方が

ずっといいじゃん!」 



「せっかく食事に

来ててくれたんだもん

そういう考え方も大事だよね~。」 




「あとは『西京漬』とかを

サブスク的に買ってくれるお客さんにも

差し上げているよ。」

「へぇ~。」



「そんな訳だから

商品化なんてことは

ぜ~んぜっん

考えたこともないよ。

それにさぁ

お帰になる時に差し上げる時の反応で

会話が弾むこともあるからねぇ。」


「あぁ、そこで

親方の伝家の宝刀の

切り替えしが

炸裂するんだね。

もしかして、これとか・・・👆」 


「この時は

フレークじゃないけどね・・・。」


「いいじゃん👏👏👏

じゃ、僕が友達と行った時も

何かあるのかなぁ~。」


「どうかなぁ・・・!?(笑)」

「えっ~!?」

「彼女予備軍なら

確実だよ。」

「あ゛ぁ~っ・・・。」


おまけアイテムのフレークを

召し上がってみたい方は

お気軽にお申し付け下さい。


ただ、数に限りがございますので

無い時は

あしからず。


「今日は

サタデーナイトフィーバー@ふぐ料理

だってたね。

そんじゃ、また明日🐡」 by ふぐとらちゃん

新年の豪華バスツアーの西京焼用の銀鱈(ぎんだら)

Vol.4241

いらっしゃいませ 


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基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月19日)は

お正月のバスツアーの

銀鱈の西京焼について

お話しします。 


女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

『西京漬』用の銀鱈の鱗を取っていると



ふぐとらちゃんがやって来ました。



「おはよう、真由美さん🐡

魚の仕込みをする時

この手袋をしているよね?」


「おはよう♬ そうだよ。

親方が市場で

買ってきてくれたんだよ。

この時季はあったかいから

いいんだけど

夏場は手だけ熱くなっちゃうから

たいへんなんだよね~。」


「そうだよね~。」


その後の流れは

以下の通りです。



①包丁で手直し



②水洗いしたのち

3枚に卸す




③試し焼き


試し焼きするのは

加熱すると

溶けちゃう身の銀鱈がいるためで

このような身のことを

ジェリーミートと呼んでいます。




④切身にする

その際、脱水シートに

3時間程度、挟んでおきます。


と、ここまでは

いつもの流れです。



切身を見た

ふぐとらちゃんが

「この10枚くらい

形はいいけど

小さくね?」 

と、訊いてきました。 



「おぉ、鋭いねぇ。」


「そりゃ、『西京漬』の仕込みを

こんだけ見ていたら

嫌でも気付くでしょ。」


「そうだよねぇ

これで気付かなかったら

節穴だよ。」




「あと、向きを変えて

置いてあるしね。」


「この切身は

正月の2日のバス用の

西京焼なんだよ。」 




「へぇ~。

ってことは

豪華なツアーってこと?」




「そうだよ。

ロイヤル・グランステージ 四季の華ツアー・旅行

これこれ👆」 




「国内最上級って

書いてあるけど・・・。」 


「そうそう

今年、去年の正月の

3年連続のクラブツーリズムの企画で

ロイヤルグランステージ・四季の華

っていうんだよ。」


「すんげぇじゃん!」


これが今年の正月で




これが去年の正月の様子だよ。


「で、今度の西京焼は

銀鱈なんだね。」 



「参加するお客さんは

同じじゃないだろうけど

企画としては

3年連続だから

献立を変えるため

銀鱈にするんだよ。」 




「他の料理も替えるんでしょ?」


「もちろん。

今回は揚物を入れるよ。」




「かなり無理していような・・・。」


「料理の流れとしては

少しハードだけど

出来る限り良いものを出せるように

市場に通っているわけだからね。」



「そっか~

少し心配しちゃったよ。」 



「さっきみたいな切身って

1本の銀鱈から取れるのは

限りがあるから

御歳暮のピークが過ぎて

やっと仕込めるタイミングに

なったんだよ。」




「そうなんだぁ。

僕達は当日の献立が

楽しみだし

お客さんになりたくなっちゃった。」

「有難いんだけど

今回の企画は満席だし

もっと言うと

前回、前々回も満席御礼。」




「何それ、ヤバ過ぎる!」



「富士山の初日の出を

クルーズ船から眺めるプランが

人気らしいんだよ。

西日本の人にしてみれば

富士山はかなりの人気スポットなんだって。」




「へぇ~。

富士山が毎日見える所に

住んでいると

当たり前の風景なんだけど・・・。」


「まぁ、一富士二鷹三茄子に

四季凛がくっつくように

本気モードMAXだよ。」




「四季の華に

四季凛が掛かっているのも

いいじゃん!」


「気の利いたこと

言うじゃん!」

「えへへ・・・♬

じゃあ、正月の営業は

どうなるの?」

「1日(元旦)は休み

2日はバスのみ

3日、4日は休んで

5日から、通常営業なんだけど


仕入れと仕込みの都合もあるけど

ふぐ料理のコースなら

3日、4日でも

予約してもらえれば

営業するつもりだけどね。」


「休みがないじゃん。」


「そうなんだけど

基本的に真由美さんと

二人でやっているから

上手く間引きするから

平気だよ。」

「そんなら、いいけどね。」


※真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことです。 


3~4時間、冷蔵庫にしまったのち


有機JAS認証済の西京味噌を

べースにしたお手製の西京味噌と共に

真空パックしておきました。


「銀鱈は分かったけど

揚物が気になるなぁ。

そんじゃ、また明日。」 by 熱血君 

とらふぐ&肩星鰯(かたぼしいわし)で、休日出勤 

Vol.4240

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マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

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【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月18日)は

休市日前の仕入れ

についてお話しします。 



今朝の沼津魚市場は

全国各地の風の影響もあり


どこそこの売場も

ガラ~ン。 


そんな状況でしたが

地物の肩星鰯(かたぼしいわし)と


福島産のとらふぐ(天然)を

仕入れることが出来

ひと安心と同時に

萌え燃え・・・💖


とらふぐは

その場で締めてから

持ち帰ることにしました。 


『佳肴 季凛』に戻り

荷物を下ろし


女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

軽トラの掃除を始めると

「今日って、休みじゃなかった?」

と、ミニふぐちゃん。


「おはよう♬

そうなんだけど

明日が市場が休みだから

仕込みをしなくちゃならないんだよ。」

「そうなの。

早く終われるよう

頑張って~♬」 


「はいよ~。」


その間に自分は

仕込みをするための準備を

始めていました。 

 

とらふぐと肩星鰯を見ると


「親方、おはよう🐡

さっき聞いたけど

明日は市場が休みなんでしょ?」


「そうだよ。

12月なのに

火曜日でも

開いて欲しいよ。」 


沼津魚市場は

土曜日が完全な休みで

火曜日は月に2、3度

休みがあります。


休みの組み方は

東京・豊洲などの中央市場の前日が

基本です。 


つい何年か前までは

火曜日休みは少なかったのですが

働き方改革とか

意味不明な施策のおかげで

休みが増えてしまいました。 


さらには、来年は

さらに休みが増えることに

なっています。

よく目にする2024年問題の

政策なのか

それとも

これまでの無為無策を

取り繕うための愚策なのか・・・。


どういう状況でも

自分のすべきことは

見えているので

どうぞやって下さいませ。


肩星鰯は

水洗いまでしておきました。




「どうして卸さないの?」 



「肩星鰯は

酢で締めるんだけど

水揚げ当日の今日仕込むと

仕上がりがイマイチになるからだよ。」



「鮮度が良いのに・・・?」


「小魚だから

早めの仕込みがいいんだけど

このままにしておくと

身が落ち着くからだよ。」




「落ち着くって?」


「旨味が出て

水分が抜けるってこと。」


「へぇ~。」



「こういう鮮度バリバリの魚を使えるのは

漁港がある魚市場の

最大のメリットだよ。」

そして、真打登場


まな板が汚れたままなのは

そのままの状態で卸すからです。


とらふぐに限らず

フグ類の仕込みは

有毒部位があるため

魚の中でも

一番最後になるのが

一般的です。


卸し終えた後の水洗いをしてくれるのは

いつものように

真由美さんです。 


その後、自分が手直しをし



拭き上げ

とらふぐというより

今日の魚の仕込みが終了しました。 


今日の5本のうち

2本には

成長した白子が入っており


ミニふぐちゃん曰く

「こんだけ大きいと

濃厚なんでしょ?。」


「そうだよ。

白いダイヤって

呼ばれるくらいだからね~。」 


「僕たちも海にずっといたら

こういう風になったんだろうなぁ~。」 


包丁を使う仕込みも無かったので



包丁を砥ごうとすると


「これで仕込みは

お仕舞なの?」 

「そうだよ。

あとは、掃除だけだよ

どうせなら手伝ってくれる?」 

と訊くと


聞こえないふりをして


「真由美さん、お疲れ様~♬」 


「有難うね。昼前に

終わったから

良かったよ♬」 



そして、夕方になったら

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『西京漬』用の銀鱈と

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5202.jpg

御歳暮用の『西京漬』を

冷凍庫から出し


御歳暮を発送。

ということで、休日出勤が

完全終了しました。 


※『西京漬』

佳肴 季凛 謹製 西京漬け




先程お話ししたように

明日は休市日なので

早起きから解放されると思うと

それだけでも

気分が楽でなりません。 



「♬ もういくつ寝ると

クリスマス~🎄

そんじゃ、また🐡」 by ふぐとらちゃん

熨斗(のし)の有無の理由

Vol.4239

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今日(12月17日)は


『西京漬』と『鰯の丸煮』の

熨斗について

お話しします。 


今夜はお客様のお帰りを待ちながら

化粧箱を並べ

『鰯の丸煮』を詰め終えると

ふぐとらちゃんがやって来ました。 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5745.jpg


「これは

お歳暮用なの?」 


※『鰯の丸煮』



「いや、御年賀みたいなものかな。」



「みたいって・・・?」

「まぁ、詰め終えれば

分かるから

ちょっと見ていてよ。」 

「はぁ~い♬」 


箱詰めを終え


帯紙を巻くと


「普通のギフトじゃね?」 


「お歳暮っていうか

暮れの挨拶周り用の手土産だから

特に、熨斗(のし)も無いんだよ。」 


「だから、みたいなものなんだぁ。」 


「たださぁ、時間の都合がつかなくて

年が明けた場合

渡してもいいように

熨斗無しなんだよ。」


「なるほどねぇ。」 



『鰯の丸煮』を終えたら

『西京漬』に取り掛かり

女将兼愛妻(!?)の真由美さんも

参戦。 



※『西京漬』



詰め終えたのが

銀鱈、鰤(ぶり)

サーモン鯖(さば)が

各1枚入ったものです。


「1枚ずつってことは

リーズナブルなセットだよね。」 


「そうだね。

挨拶周り用だからね。」 

「そうは言っても

色んなのが楽しめるのは

いいよね~。」 


先程の『鰯の丸煮』同様

帯紙を巻いておきました。


「こっちは

熨斗が貼ってあるけど

どうしてなの?」 


「どうもこうも

違うお客さんだからだよ。

使い道は一緒なんだけどね。」


「そういう簡単な理由なんだぁ。

有りと無しじゃ

値段は違うの?」 


「変わらないよ。

そもそも、ギフト用を前提としての

値段だからねぇ。」


「そうなんだぁ。

今は、袋代とか

何とか代とか

色々言われているから

変わるからさぁ。」


「まぁ、そうだよね。

無視出来ない金額になったのは

確かだけどね。」



手持ち分のものだけでなく

ギフト用のものも

一緒にしておき

冷凍庫へ。 


今日のように

いわゆる熨斗の時もありますが


最近では

堅苦しい熨斗はNGだけど

ゆるい熨斗はWelcomという

お客様もいらっしゃいます。  



一例として

敬老の日バージョン👇




その時はフリー素材を使って

御用意しており

ご入用の際には

可能な限り対応させて頂いておりますので

お気軽にお申しつけ下さい。 



「ふぐツリーは

まだ楽しめるね♬

そんじゃ、また明日🐡」 by ミニふぐちゃん

久々に仕入れた天然の鰤(ぶり)は、西京焼用

Vol.4237

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今日(12月15日)は


久し振りに仕入れた

天然の鰤(ぶり)について

お話しします。 


今朝、沼津魚市場に行くと


久し振りに

天然の鰤の山が現れました。 


入荷していた産地は👇

①京都・舞鶴産



②鳥取・境港産

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4954.jpg



③静岡・焼津産 



12月に入り

気温、海水温も下がってきたとは言え

天然ゆえ

脂の乗りは

卸してみるまでは分かりません。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4958.jpg

活〆にされ

えらを見ると

鮮度問題なしの赤。



とは言っても

脂の有る無しが

最大のポイントです。


悩んでいると

荷受けの問屋の担当者が

卸し身の写真を見せてくれ


即決したのが

境港産の11,3キロのものでした👇



仕入れを終え

【佳肴 季凛】に戻ると

熱血君がやって来ました。


「おはよう、親方🐡

ブリを仕入れて来たんだぁ。」 


「おはよう🐡

そうだね、一か月くらい

仕入れていなかったかも・・・。」



「え゛っ!?

御歳暮の『西京漬』を仕込むのに

週に2、3度くらい

ブリを仕入れていたじゃん。」



「あの鰤は、養殖だよ。」

「そうなんだぁ~。」



「天然の入荷が切れていたし

養殖の方が

仕込みをしやすいからだよ。」 

「そうだ、そうだ!

そんなことを話してくれたよね。」


そんなこととは、こちらです👇



「ギフト用は養殖に

切り替えたんだけど

店用(コース料理の西京焼用)は

天然が基本だから

少し頭を悩ませていたんだよ。」




「だから、久し振りなんだぁ。」 


「時々、天然の入荷はあったんだけど

仕入れていた人に訊いたり

写真を見せたもらったんだけど

イマイチのが多かったんだよ。」



「え~っ

寒ぶりなんて聞くから

12月になれば

良くなるものだと思っていたのに

違うんだぁ~。

それこそ、問屋が卸さないんだね。」



「市場だけに問屋なんて

上手いことを

言うようになったじゃん!(笑)」 



「えへへ・・・♬」 


鱗(うろこ)が細かい鰤は

包丁を使って

鱗を取り除き

この方法を

すき引きと呼んでいます。 


この時、手元が狂ってしまい

皮目を見ると


背の尾に近い部分でありながらも

乳白色をしていました。


乳白色=脂あり

ですので

失敗したとは言え

半ばニッコリ。 


頭を落とし

はらわたを抜き

水洗いすると

脂乗り乗り。


「早く卸してよ、親方~♬」 


「まぁ、慌てなさんな。」 


ここまで来たら

身割れさせるようなチョンボを

するわけにはいきません。 



卸し終えると

「おぉ~、いい感じに

脂乗ってそうだね♬」 


腹骨を欠くと


鮪(まぐろ)で言うところの

とろの部分は

まさに寒鰤そのもの。 



背と腹に分け

血合いを外すと

文字通りの皮下脂肪。 


柵取りを終えたら


同じ部位を基本に



並べていきます。 


「脂乗り乗りで

んまそう~♬」 



その後、有機JAS認証済の

西京味噌をベースにして

お手製の西京味噌と共に

真空パックし、冷蔵庫へ。 


出汁を取るため

あらの部分も

焼いておきました。


今日の鰤が仕上がるのは

明後日になります。



明日と明後日の法事の御席の

西京焼の鰤に串を打つと


「この切身は

養殖なんでしょ?」

と、熱血君。 



「合っているんだけど

どうして分かったの?」

「背と腹の部分に

分けていないからだよ。」

「鋭いねぇ~。」


「えへへ・・・♬」 

「本音を言えば

天然を使いたかったんだけど

数と形をある程度

揃えるためには

しょうがないんだよね。」 

「そうなんだぁ。

そんなに違うものなの?」 


「養殖が5キロサイズで

天然が10キロだから

ほぼ倍だから

大人と子供とまではいかないにしても

別の魚って言っても

いいかもね。」 


「そうなんだぁ~。」



完璧を目指していても

自然の力や流れに

勝つことは出来ないものです。


ただ、完璧を目指すための努力を

怠るわけにはいきません。


そここそが

自分の料理人の立ち位置なのです。 



「真空パックしたふぐ皮って

QRコードみたいだね。

ここから

ふぐ料理のページに行けるかも!?


そんじゃ、また🐡」 by ミニふぐちゃん

晩御飯的な『特別会席』

Vol.4232

いらっしゃいませ 


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月10日)は


晩ごはん的な

『特別会席』についてお話しします。 




「おはよう、親方🐡

何を仕入れて来たの?」

と、ミニふぐちゃん。



「おはよう🐡

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4562.jpg


活きたものは

黒鯛(くろだい)

しまふぐ

伊勢海老。


あとは


『【西京漬】用の鰤(ぶり)だよ。」 

※【西京漬】

佳肴 季凛 謹製 西京漬け



「伊勢海老があるってことは

『特別会席』用?」

「正解~!

いつものように焼物だよ。

今日の『特別会席』は

いつものと違うんだよ。」



「何、なに~

じゃ、今日はその献立を

話してくれるんでしょ?」 


「もちろん!」 



「わぁ~い♬

早く夜にならないかなぁ~。


ということで

今日の『特別会席』の献立は

👇の通りです。 



◆先付(さきづけ)

 南京豆腐(かぼちゃの豆腐)



◆揚物

 とらふぐ(天然)の唐揚げ

BIGちゃんこと

3,9キロの特大とらふぐ



かまの部分です。 



大きい筋肉質なので

加熱すると

十分な歯応えと旨味が豊富で

一度食せば

天然とらふぐの味の

虜になること

間違いありません。

◆刺身

ふぐ刺

福島産の天然とらふぐです。 


◆小鍋

 国産牛のしゃぶしゃぶ





具材は、玉ねぎ、えのき

長ねぎ、人参、くずきり、豆腐で


熱々の出汁をはってから

お出しし

薬味は、ぽん酢、紅葉おろし、ねぎです。 



◆焼物① 

 伊勢海老の具足(ぐそく)焼


伊勢海老の具足焼については

こちらを👇


◆焼物②

 銀鱈の西京焼



◆食事

白ごはん

蜆(しじみ)の味噌汁



おしんこう




◆デザート

 シャインマスカットのアイス



以上が、今夜の献立です。 



「ねぇ親方

今夜の献立は

シンプルっていうか

豪華な晩ごはんっぽいけど・・・。」


「そうだよ。

食べたいものをいくつか

伝えてくれて

用意した献立だよ。

正確には

いくつかっていうより

殆どだけどね。」


「ってことは

ブログとかSNSで

予習済なの?」


「って言ってた。

だから、勧めるのも

楽だったよ。」

「へぇ~。」


「予習済ってことは

期待以上のものを出さなきゃならないから

神経を使うけどね。


テキストの画像のようです

でも、こんな投稿をしてくれたよ。」 




「わぁ~、やったじゃん!

初めて来たのに

ファンになってくれたなんて

嬉し過ぎるよ。」


「そうだよね。」


「親方は裏表なく

ど真ん中で本音を言っちゃうから

いつもヒヤヒヤしているけど

喋りも楽しんでくれて

安心したよ。」


「それって

褒(ほ)めてるの

それとも、貶(けな)しているの?」 


「そりゃ、もうねぇ~。

〇 イラスト 無料 - 無料イラスト画像

ってことで

詳しくはWEBで・・・♬」 


今夜の『特別会席』に限らず

どのような御席でも

ご要望、ご予算に応じて

可能な限り対応させて頂いておりますので

お気軽にお申し付け下さい。 


「とらふぐもいいけど

たまには、しまふぐのことも

訊いてみたいんだけど・・・。

明日は、それでお願いね🐡」



★☆★ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せや

通販の商品などを召し上がった方々が

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています。

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください。

4種類×5枚×4家族の【西京漬】

Vol.4230

いらっしゃいませ 

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし

天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月8日)は

ご自宅用に購入された

【西京漬】についてお話しします。

「これって

【西京漬】なのは分かるんだけど

どうして、こんな風にしてあるの?」 

と、熱血君が訊いてきました。


※【西京漬】

佳肴 季凛 謹製 西京漬け




「これは、4種類の魚を

各20枚ずつ頼まれたものを

5枚ずつ

4つに小分けしたものだよ。」 

と、自分。 


「20枚で4種類ってことは

80枚じゃん!

なんか凄くね?」

「常連さんが

自宅用に注文をくれたんだよ。」


「20枚ってことは

20人家族ってこと!?」

「そんなわけないじゃん。

そうだったら

大家族特集みたいな番組で

放送されちゃうよ。」




「あはは、そうだよね~。

4つに分けたってことは

4家族ってこと?」 



「多分ね。」



「常連さんってことは

時々あるの?」



「時々、注文してくれるよ。」 



「説明だけじゃ

分かんないから

説明してよ。」 


「はいはい♬」 


袋に

5枚入れたら


裏に

鯖(さば)のシールを貼ったら

出来上がり。



サーモン 

鰤(ぶり)

銀鱈(ぎんだら)も

同様に袋に詰めたら

冷凍庫へ。 





「80枚あるってことは

このセットが10個分ってことでしょ?」 


「そうだよ。

ただ、この値段は送料込みだから

送料の924円を引いたのが

お客さんからもらう金額だよ。」 



「へぇ~。」




「こう書いてあるように

銀鱈3枚、サーモン2枚

鰤3枚、鯖4枚みたいな

注文をすることも出来るよ。

ただ、枚数ごとってなると

割高になるから

それだけは承知してもらっているけどね。」 


「でもさぁ~

うちの【西京漬】が

おかずで出て来るって

かなり贅沢じゃね?」 


「確かにね。

おかずにしては

安くないから

そうなるよね。」 



「でも、買ってくれたお客さんは

上手に焼けているのかなぁ~。」 



「多分ね。」



「どうして

そんなこと言えるの?」 


「ここまでの数じゃないけど

月1ぐらいで

買ってくれるお客さんもいるし

サブスク的に購入してくれている

ってことは

上手に焼けているとも思うよ。」


「それは、嬉しいよね。

でも、コツってあるの?」


「コツは

これだよ👆


焼き方のレシピ=リーフレットを読めば

おうちでも

ちゃんと焼けると思うよ。」



「何度見ても

僕に似ているような気が

してならないんだよね。」


「っていうか

熱血君が

似ているんだよ。」



「そっかぁ~。(笑)」 


【西京漬】は

1枚からお買い求め頂くことはもちろん

お好みの魚で

詰め合わせをご用意することも

加納です。 


詳しいことについては

お気軽にお問い合わせ下さい。 




🐡ふくはうち~大晦日お持ち帰りふぐ料理~🐡

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG9273.jpg

12月31日(11時~13時)の

お引渡しで

ふぐ刺、ふぐちり

(野菜他具・謹製ぽん酢・薬味・ひれ付)の

二人前のセット(16,200円)を

ご用意しております。

皆様のご注文

心よりお待ちしております。

前半が魚、後半がお歳暮の休日出勤

Vol.4226

いらっしゃいませ 

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基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

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天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月4日)は

についてお話しします。



今朝、沼津魚市場から戻って来ると

ミニふぐちゃんがやって来ました。


「おはよう、親方🐡

定休日なのに

お疲れ様~♬」 



「おはよう🐡

お歳暮の仕込みだけじゃなく

箱詰もあるから

当然だよ。」 




「暮れらしい休日出勤だね。」


「まぁね。

たださぁ、今日は

何時に終わるっていうか

何時までに終えることが出来るのか

考えるとねぇ・・・。」


「ってことは

夕方までには

終わらないってこと?」 



「多分ね。

だから、どんどん始めるよ。

猫の手じゃなく

ふぐのひれでも

借りたいんだけど・・・。」 



「え~っと

あの~・・・・・。」


そんな今朝の仕入れは

👇の通りです。 


①※【西京漬】用のサーモン(ノルウェー産)

※【西京漬】

佳肴 季凛 謹製 西京漬け




②天然のとらふぐ(福島産)



これらの仕込みは



普段通りに


終えることが出来ました。 


その後


お弁当用の煮物 


シャインマスカットのアイスの素などを

仕込み


包丁を砥ぎ終えると


「仕込みの前半戦

お疲れ様~♬」

と、ミニふぐちゃん。


「もっと早く

終わりたかったんだけどねぇ・・・。」

と、言うと

「この後、【西京漬】の

箱詰めをするんでしょ?」


「そうなんだけど

送り状の確認とかを

しなくちゃならないから

始めるまでには

もう少し時間がかかるよ。」 


「え゛~っ

この感じだと

何時頃、終わりそうなの?」


「8時は過ぎるだろうけど

9時までには

どうにかしたいけど・・・。」 


そして、詰め始めたのは

陽も落ち

暗くなった頃でした。 


女将兼愛妻(!?)の真由美さんと

始めると


「真由美さ~ん

頑張って~!」




「はいよ~♬

でも、〇¥◆ちゃんに

手伝いをお願いしたから

少しは楽だよ。」 

※ 〇¥◆ちゃん とは、次女のことです。 

「良かったじゃん!

あっ、来た来た。」


「 〇¥◆ちゃん

お帰り~。

頑張って手伝ってあげてね。」 


「はいよぉ~♬」 

言うまでもありませんが

2人と3人では

仕事の捗(はかど)り方は

別ものです。



「いやぁ~

流れるように

サクサク仕事が進むねぇ。」

//

解説はいいから

手伝って欲しいんだけど

ねぇ~っ、ミニふぐちゃん!

\\

と、異口同音に3人の声。


「やっ、そのぉ~

あ~、え~

★▽$◎◇」


と、最後には

しどろもどろの文字化け状態。 


詰め終えた【西京漬】は👇


①4種1入(4枚)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4119.jpg




②4種2入(8枚)



③6枚入

 (銀鱈、ぶり① サーモン、さば②)

梱包したら

諸々のシールを貼ったら


段ボールにしまうと


「送り状を貼ってないけど・・・。」

と、ミニふぐちゃん。 


「まだ、送り状を

作っていないから

これから作んなきゃならないんだよ。」


「マジ、大変じゃん!」 


「それでも

やるべき仕事まで出来たから

良しにしておくよ。」 


明日発送するものと


15日から20日までの間に

発送する分を

書いたら、冷凍庫へ。 


また、発送分とは別に

手渡し分の【西京漬】も

箱詰したのですが


終わらせることが出来なった分は

明日に持ち越し。 


「っていうか

このままにしておくってことは 

明日のランチは?」

「お休みさせてもらうよ。

じゃないと

終わらないからね。」 



それでも

次女が手伝ってくれたおかげで

9時前には終えることが

出来ました。 


しばらくの間

このような状況が続くため

急遽、お休みさせて頂く場合も

ございますので


御来店の際には

お手数ですが

お問い合わせをお願いします。


「来週の月曜日は

休市日前だけど

お休みが取れるのかなぁ~。

そんじゃ、また🐡」 by 熱血君 

お弁当の玉子焼が、西京焼の前盛(まえもり)

Vol.4224

いらっしゃいませ 

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天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

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【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月2日)は

西京焼の前盛にした

玉子焼について

お話しします。 



「おはよう、親方🐡

今日のお弁当の西京焼の

魚は、何なの?」

と、熱血君に訊かれたので


「おはよう🐡

鰤(ぶり)だよ。」

と、返しました。



その後

玉子焼を焼き終え


包丁すると


「この小さめのは

もしかして

僕の分とか・・・?」


「いやいや

あとで分かるから

慌てない、慌てない。」 



お弁当が仕上がると


「法事のお弁当だから

1個っていうのは

分かるんだけど・・・。」

と、独り言の熱血君。 



法事のお弁当というのは

お寺にお持ちになったり

お供え用のお弁当で

当店でお食事をされるので

1個からでも

ご用意しています。 


法事のお客様がご来店され

魳鰆(かますさわら)の西京焼を

お出ししようとすると



「あっ、玉子焼じゃん!

ここで使うんだぁ~。」 



「そうそう。

今日に限ったことじゃないけど

お弁当の玉子焼が余分にあると

ほぼほぼ前盛り行きだよ。」

前盛りとは

付け合わせのことで

主役の料理の前に盛付ける

料理のことです。


「そうなんだぁ~。

ってことは

僕の分は殆どないじゃん!?」


「まっ、残念だけど

そういうことになるよねぇ。


玉子焼は

卵4個でお弁当の10個分が

半分サイズで

8個で20個分が

ノーマルサイズで


今日みたいに

タイミングが合うと

前盛りが玉子焼になるんだよ。」



「そういうことなんだぁ。

で、さっきから気になっているのが

玉子と卵の違いなんだけど・・・。」 



「おっ、目の付け所が

鋭いねぇ👀」

「えへへ・・・。」

「卵っていうのは

もろにタマゴで

素材、食材を意味しているから

これね👇

6 vitamines et minéraux pour une gestion optimale de la glycémie



で、玉子は

料理になった状態のものを

意味しているんだよ。」 


「あぁ~っ

だから、玉子焼なんだね。」 


「そういうこと。」

ところで

洋食の場合

付け合わせは

主役の料理の奥

つまり、後ろに盛付けます。


具体例として

ハンバーグを挙げると

こんな感じです。

ハンバーグのカロリーは?おすすめのレシピもご紹介! | DELISH KITCHEN


プロの料理人も

このような盛付けをするのですが

こういう類の料理を盛付けるのは

フードコーディネーターの方達が殆どで


その方達は

日本料理の心得がないので

焼物、煮物でも

洋食のような盛付けをしています。  


その例の一つが

通販の広告や

折込ちらしの画像です。

なので、和食なのに

洋食のような盛付けをしているので

自分が見ると

不自然で、美味しさを

感じることが出来ません。


具体的な写真を載せるのは

宜しくないので

あえて載せませんが

何かの機会に思い出してみて下さい。 


前盛りだけでなく

器に盛付けてあるものは

基本的に食べることが可能です。



笹などの草花などは

懐敷(かいしき)と呼ばれ

これらは

器がなかった昔

木の葉に盛付けたことに

由来しています。


言うまでもなく

食べられません。 


料理に限らず

どんなものでも

主役と脇役がいてこそ

成り立ちます。

料理の場合

どちらも

食べることが出来るので

余程のことが無い限り

食べて欲しいものです。 

そういうことが

食べ物を粗末にしないことで

ひいては

フードロスの解決の第一歩になり得ます。 


自分の場合

そのバックグランドにあるのは

マクロビオティック(玄米菜食)で


マクロビオティックが

完璧であるとは思いませんが

マクロビオティックの考えの多くは

昨今の環境問題なども

解決し得る一手段なのです。



「お歳暮が続々だね。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3969.jpg

そんじゃ、また明日🐡」 




☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せや

通販の商品などを

召し上がった方々が

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています。

ご興味、ご関心がある方は、

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