お弁当&バスツアーの合わせ技
今日は、お弁当のご注文を頂いていただけでなく、バスツアーの団体のお客様がお見えになるので、
6時前から、仕事を始め、程なくすると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんも、
仕事を始めてくれ、お弁当とバスツアーの合わせ技ですので、仕事の段取りは通常とは異なり、お弁当やりながら、バスのお客様の料理の盛り付けをするスクランブル体制での仕事です。
出汁を引くなどのルーチンの段取りや、お弁当の料理が仕上がるまでの間、
真由美さんは、料理の盛り付けをしてくれ、
お弁当用の揚物や焼物が仕上ったら、お弁当の盛付けをし、当座のお弁当の盛り付けが終わったら、
再び、
バスのお客様の料理に取り掛かり、先付の鱧の子の煮凝り、
刺身(生の南鮪、湯葉、小肌)、最後に、
小鍋(もずくと野菜の小鍋仕立て)を盛り付けたら、
バスツアーの料理の盛り付けは終了しました。
そして、三度(みたび)、
お弁当に取り掛かり、
仕上がったら、
箱詰めをし、
カウンターに置いておき、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなったのですが、隣の御席は、
バスのドライバーの御席です。
個室に、
小鍋をセットし、全ての準備が整ったので、
早お昼を食べることにし、こういう時は、殆どの場合、
カレーです。
食べ終わると、フリーのお客様の御予約を頂き、
盛り付けたら、冷蔵庫にしまっておいたのですが、今日のような場合、御来店時間をずらして頂くこともあり、有難いことに、こちらのお客様も快諾して下さり、この場を借りて、改めて感謝を伝えさせて頂きます。
そうこうすると、ドライバーから連絡が入り、
御飯(昆布御飯)、お新香を配膳し、予定通り、
バスが到着し、店内は一気に、バタバタモードに達し、お食事を終え、
お帰りの際には、いつものように、皆でお見送り。
その後、
片付をしたのですが、
明日は、
テレビの撮影(10月8日 放送予定)もあるので、フライヤーも掃除しておいたのですが、そんなこともあり、夜の営業と明日のランチはお休みさせて頂くことにし、個室の片付、掃除を終えたら、
明日の夜の御席のセットをしました。
その頃、自分は、
明日の撮影に使う料理の仕込みをしたのですが、
最初の写真は、マスカットのアイスで、次の写真は、ふぐしんじょう錦糸蒸しで、
このように仕立てることも確認し、
器出しをし、お弁当&バスの合わせ技の一日が終わったのでした。
明日は、魚市場へ行くだけでなく、テレビの撮影もあるので、今日同様、ハードな一日になりそうですが、無事に終えたいものです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。次回は、10月3日(木)の予定です。
パソコン、スマホでも、
大詰めとなったリフォーム
今日は、
バスツアーのお客様がお見えになるので、7時の時点で、仕事を始めていました。
先日お話ししたように、個室の御座敷を椅子、テーブルの席にリフォームしていることもあり、
これまでのテーブル席に、
御席を用意し、
お帰りの際には、
いつものように、
皆でお見送りをしました。
先程お話ししたように、リフォーム中ということもあり、
バスツアーのお客様の御席しか御用意出来なかったので、フリーでご来店されたお客様をお断りしてしまい、この場を借りて、お詫びさせて頂きます。
ところで、お客様がお帰りになった後、
リフォームも大詰めに近づいたこともあり、
養生用のシートを外すことになり、
外すと、
店内は、
従来の広さを取り戻し、扉が据え付けられたのですが、
養生したあった床の部分は、むき出しのままでした。
テーブルの個室ということもあり、
扉には、スモークフィルムの窓がついているので、昼間でも、その光が入ってくるので、店内も明るくなり、前とは違った趣を感じることが出来るようになりました。
来週末までには、リフォーム工事も終わり、椅子、テーブルも納品されることになっていますが、今しばらく、ご不自由、ご迷惑をお掛けすることになるだけでなく、お席の数も限られておりますので、お手数ですが、ご確認の上、御来店をお願い致します。
秋のバスツアー用のさばふぐ(静岡県由比産)
今朝、沼津の魚市場に行くと、
この売場の隅に、
自分が注文しておいたさばふぐが置いてあり、
【47-9】というのは、自分の買い番で、このさばふぐは、静岡県由比産です。
魚市場では、セリで買うというより、買わなくてはならないものもあれば、相対で買うというより、買えるものがあり、このさばふぐは、後者になり、魚市場での買い方の仕組みについては、複雑なので、割愛させて頂きます。
さばふぐを卸す時は、
頭の付根に包丁を入れてから、背びれを尻びれを切り落としたら、
ぐる剥きと言って、頭を掴んだら、皮を身から剥がすのですが、この役目は、殆どの場合、女将兼愛妻(!?)の真由美さん。
胴体だけにしたら、水洗いするのですが、
真由美さんが水洗いしたものを、自分が手直しするのも、いつもの流れで、
洗い上げ、きれいに拭き上げたら、
さばふぐの下拵えは、終了です。
普段、さばふぐは唐揚げにするので、
それ用の大きさにし、写真にもあるように、このさばふぐは、去年の暮れに仕入れた時のものです。
ただ、今日のさばふぐは、
秋から初冬にかけての『遠鉄』のバスツアーの献立でお出しする料理の“ふぐしんじょう錦糸蒸し”用に使うものなので、
そのまま、真空して、
冷凍しておきました。
献立に組み込んだ以上、余程のことが無い限り、差し替えることは出来ませんし、今回のツアーは、ふぐ料理を3品お出しすることになっているので、今のうちから、ある程度仕込んでおかなくてはならず、合間だけでなく相場も見ながら、しばらくの間、仕入れることになります。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、10月3日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
遠鉄バンビツアー【ユトリノ】 日本料理『季凛』と列車から見る工場夜景『富士岳南電車』
今日は、バスツアーのお客様が見えたのですが、
御座敷を、
椅子、テーブルの席にリフォーム中ということもあり、
テーブル席での御用意でした。
幸いにも、テーブル席に収まる人数で、無事に料理をお出しし、お帰りの際には、
いつものように、皆でお見送りをしました。
当店に見えるバスツアーのお客様は、殆どの場合、団体のグループのお客様ですが、これまでにも、募集型のツアーのお食事場所になったこともあり、今秋は、
遠鉄(遠州鉄道)のバンビツアーのユトリノの企画で、
富士市内を走る『岳南電車』に乗りながら、工場夜景を見学するツアーで、
当日の夕食を、
ご提供させて頂くことになり、詳細については、こちらをお読み下さい。
秋の企画ということで、
献立は、
ふぐ料理を組み込んだ会席料理です。
ふぐ料理としてお出しするのは、ふぐ刺、揚物の一品として、さばふぐの唐揚げ、蒸物のふぐしんじょう錦糸蒸しで、ふぐ刺のふぐは、天然のとらふぐで、それ以外のふぐは、さばふぐなどを使います。
また、ふぐしんじょう蒸しは、
さばふぐと市販のすり身を合わせたしんじょう地に、刻んだふぐ皮を入れ、丸く形に取ったら、錦糸玉子をまぶし、さばふぐの身を乗せ、蒸し上げたものに、熱々のあんを張り、打葱と紅葉卸しをあしらった料理で、この企画のために用意した新作でもあります。
また、パンフレットには、
この企画のもう一つの目玉である『岳南電車』と工場夜景について書かれており、富士市の工場夜景は、日本七大工場夜景の一つでもあり、富士市の工場夜景については、こちらをお読み下さい。
今回のバスツアーの出発日は、10/14、10/28、10/30、11/11、11/24、11/28、12/4と、合計で7回ほど予定されており、お申し込みは、当店ではなく、
遠鉄バンビツアーの方に、お願い致します。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。次回は、9月5日(木)の予定です。
パソコン、スマホでも、
真夏のバスツアー
今日は、ランチタイムにバスツアーのお客様がお見えになるので、
7時過ぎから、仕事を始めました。
ひととおりの準備が出来たら、
蒸物(鰯つみれ錦糸蒸し)から、盛り付け始め、あんをはり、蓋をしたら、
温蔵庫へしまっておきました。
温蔵庫にしまっておくのは、熱々をお出しするためですが、電源を入れるのは、御来店時間を見計らってのことです。
その後、デザート(桃のムース)、
刺身替り(山掛け)と、
冷蔵庫にしまう都合で、最後にお出しするものから、盛り付けていくのが、常のことです。
また、今日は、テーブル席と御座敷に御席を御用意したので、
スムーズにお出し出来るよう、
付箋を貼っておき、先付(もろこし豆腐)、
お新香を盛り付けたら、
冷蔵庫にしまっておくものが、全て終わりました。
器が違うのは、数が揃わなかったからで、
御席事に、
違いがあり、カウンターの2つは、ドライバーと添乗員用のものです。
このように、同じ料理でも器が違ってしまう時の盛り付けの仕方は、かつて勤めていた旅館で覚えたことで、大広間で100人の宴会があるのは、ごく普通のことでしたので、時には、同じ料理でも、3種類くらいの器を使ったこともありました。
ここまで出来たら、盛り付けは、ほぼ終わったようなもので、最後に、
小鍋を盛り付け、今日の小鍋は、
もずくと野菜の小鍋仕立てで、マクロビオティック(玄米菜食)を基本に据えている当店のマストアイテムとも言うべき料理で、この中には、20種類近い食材が入っています。
ちなみに、その食材とは、玉葱、長葱、エリンギ、えのき、人参、もやし、水菜、もずく、くずきり、庄内麩、大豆、7種類の雑穀(玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きび)で、合計すると、18種類です。
また、出汁は、一番出汁(鰹節、宗田節、昆布、干し椎茸の足)を取った後のもの、野菜の皮、葉、様々な魚のあらをこんがり焼いてから、煮立たせることなく、長時間煮出したもので、
今日使った魚は、鯵(あじ)をはじめ、銀鱈(ぎんだら)などでした。
小鍋を盛り付け終えたら、
テーブル席、
御座敷にセットしておき、あとは、御飯(昆布御飯)とお新香をセットするだけになりました。
また、今日は、御来店時間が12時半過ぎの予定だったので、
早お昼を取ることにし、こういう時の定番は、カレーで、今日も然りでした。
食べ終わり、程なくすると、
バイトも出勤し、
献立を確認してくれ、バスの到着を待つばかりとなりました。
バスのお客様がお見えになる時は、余程のことがない限り、乗務員が連絡をしてくれるので、それに合わせて、色んな準備をするのですが、今日のように、20人を超える場合、
2種類の揚物のうちの一方の鶏の唐揚げを揚げておき、温蔵庫にしまっておくことにしています。
そして、打ち水をし、
真夏ということもあり、定番の氷柱花も、
玄関先に、
置いておきました。
そうこうすると、
バスが到着し、一気に戦闘モードに突入し、嵐のような時間は瞬く間に過ぎ、
お帰りの際には、いつものように、皆でお見送りをしました。
その後、店内には、再び嵐が吹き、
後片付けに追われ、自分も、長靴を履き、
ゴム前掛けをし、
シンクにつけておいた器を洗い、
洗ったら、
食洗機にかけられるようにしておきました。
この作業を繰り返すこと数回、その後は、食洗機の番人と化し、洗い物をし続け、全ての片付が終わったのですが、朝からノンストップで、真夏の暑さを凌ぎながら、仕事をしたこともあり、体力の消耗は著しく、夜の営業をお休みさせて頂きました。
というより、今日の事態は想定内のことでしたので、告知はしていなかったものの、既に決めており、こういう時に限って、前もっての御予約やお問い合せを頂くもので、今日も然りで、この場を借りて、お断りをしてしまった方々に、お詫びさせて頂きます。
夏場は、団体のバスツアーの御予約も落ち着くので、今日のようなことは、しばらくございませんが、コース料理をメインとしていることもあり、予めお問い合せや御予約を頂けると、幸いです。
★☆★ お盆休みの営業 ☆★☆
毎週月曜日が定休日の当店ですが、
12日は、ランチ、夕席とも、通常通り、営業させて頂きます。
なお、10日(土)から18日(日)までのお盆休み期間中も同様ですので、皆様の御来店、心よりお待ち申し上げます。
明後日のバスツアー用の仕込み
今日は、定休日でしたが、明後日のランチタイムに、バスツアーの団体のお客様が御来店されるので、その仕込みをしました。
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
小鍋の野菜(玉葱、長葱、えのき、エリンギ、人参)を仕込んでくれている間に、
自分は、
サラダ素麺の野菜を仕込んでおき、サラダ素麺の野菜に入っているのは、長葱、茗荷、人参、ピーマン、パプリカ(赤、黄)、レッドキャベツ、アーリーレッドです。
そして、最後に、お新香(キャベツ、水菜、人参、大葉)を仕込んだら、
包丁を砥ぎ、
休日出勤が終わりました。
明後日のバスツアーのお客様は、30名以上の団体ということもあり、他の仕込みも済ませたかったのですが、多少ハードでも、出来るだけ良い状態で料理をお出ししたいので、ここで終えることにしたのです。
楽をしたいのは事実ですが、より美味しいものを召し上がって頂くことが、料理人としては、最も尊いことので、それを軽んじるわけにはいきません。
「料理人の仕事は、料理を作ることではなく、美味しい料理を作ることだ。」と、自分が師事した親方に言われたことが、自分の基礎の一つである以上、その立ち位置を失うわけにはいかないのです。
★☆★ お盆休みの営業 ☆★☆
毎週月曜日が定休日の当店ですが、
12日は、ランチ、夕席とも、通常通り、営業させて頂きます。
なお、10日(土)から18日(日)までのお盆休み期間中も同様ですので、皆様の御来店、心よりお待ち申し上げます。
2019.8.5|バスツアー 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
バスツアーの日に、三重県安乗産のひらそうだ
今日は、ランチタイムに、バスツアーのお客様がお見えになるので、
朝から、その準備に追われており、ひととおりの準備を終えると、
天然とらふぐの仕入れ先の一つである三重県安乗から、荷物が届きました。
中を開けると、
ひらそうだが入っており、
ひらそうだは、そうだがつお(宗田鰹)とも呼ばれており、鮮魚としては、流通することが少ない魚ですが、宗田節として流通し、何らかの形で、口にしている魚でもあります。
実を言うと、自分が注文したわけではなく、無類の鰹(かつお)好きの自分のために送ってくれたもので、いわゆる鰹とは違うものの、長い間食べておらず、機会を見て、食べたい魚の一つでもありました。
バスツアーのお客様がお見えになることもあり、中を確認したら、そのまま冷蔵庫にしまっておき、
ランチタイムは、フリーのお客様とバスツアーのお客様に専念し、
お帰りになり、片付も終わった後、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、お昼の賄いとして堪能し、
近所の常連さんに、刺身にして、差し上げました。
予期せぬ賄いに堪能しただけでなく、予期せぬお遣い物を仕立て、いい男にしてくれた安乗の魚屋さんには、感謝の念が尽きないのは勿論のこと、こういう縁が生まれたことは、尊いことでなりません。
ネットが一つのインフラになって久しく、こちらの魚屋さんと繋がったきっかけは、Facebookでしたが、結局のところ、商売の付き合いだけでなく、色んなやり取りを続けることが、人には大切なことだと思います。
ひらそうだ丼については、 今回お話しするつもりでしたが、ハードな一日だったので、この辺りで、失礼させて頂きます。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。
当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
実働16時間の定休日明け
昨日お話ししたように、定休日明けの今日は、バスツアーのお客様がお見えになるので、7時過ぎから、
仕事を始めました。
ひととおりの段取りを終えたら、
デザートのココナッツミルクのムースから盛り付けを始め、最後に小鍋を盛り付けるのが、
常のことですが、御中元の【西京漬】のご注文を頂いているので、その仕込みをしなくてはならないので、小鍋の盛り付けの前に、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
銀鱈(カナダ産)の鱗を取ってくれた後、真由美さんは、
小鍋の盛り付けをし、一方の自分は、
夜のふぐ料理のふぐちりを盛り付けておきました。
その後、銀鱈を卸したのですが、
番号が書いてあるのは、銀鱈は加熱すると、ジェリーミートと呼ばれ、加熱すると身が溶けてしまうことがあり、そのため、必ず焼いてから切身にするためです。
中骨、尾の部分、尾びれを焼いたところ、
問題なく、切身にしたら、脱水シートに挟んで、冷蔵庫へしまっておきました。
その後、バスツアーのお客様の御来店時間が近づき、添乗員から連絡が入ったので、頃合いを見計らい、鶏の唐揚げを揚げ、
温蔵庫にしまったておき、程なくすると、
バスが到着し、一気にバタバタモードはMAXに達し、嵐のような時間は瞬く間に過ぎ、お帰りの際には、
いつものように、皆でお見送り。
片付けを終え、束の間の休憩を取り、第1ステージ終了。
夜の営業時間の前までに、
銀鱈を西京味噌と共に、真空パックし、明日仕込む銀鱈も、
冷凍庫から出しておくと、
ふぐ料理の御客様がお見えになり、
ひととおりの料理をお出しし、
タイミング良く、フリーのお客様の料理をお出ししつつ、
夜の営業時間を終えることが出来、第2ステージ終了。
片付後の第3ステージは、
御中元用の【西京漬】の 箱詰め、包装、発送の準備などで、
真由美さんがラベルを貼ったら、自分が大きさ、形を考慮しながら、
箱詰めをしたのですが、全ての箱詰めは出来ず、
残りは、明日以降にすることにしました。
箱詰めをしたものを、
真由美さんが包装してくれ、
一方の自分は、手渡し分のものに、
紐をかけ、
冷凍庫へ。
残りは発送分ですので、
冷凍品のシールと、
送り状を貼り、
再び、冷凍庫へ。
ようやく第3ステージが終わったのは、
11時半前にして、実働16時間の一日が終わったのでした。
バスツアーのお客様はお見えになりませんが、明日も、御中元関連の仕事は続きます。
仕込みの後に、草むしり
今日は、定休日でしたが、
沼津魚市場に仕入れに行ってきました。
いつものように、活魚売場に行くと、
落ち鱧と呼ばれ、輸送中に死んでしまった鱧が3本あったので、仕入れることにしたのですが、2本が大分県産で、もう1本が山口県産でした。
同じような大きさですが、鱧は産地により、骨や皮の硬さが異なり、大分県産は、他の産地に比べ、硬いことが多いので、あまり大きなものを仕入れることはせず、500~600グラムくらいのものにしています。
その後、別棟の売場に行くため、外に出ると、
心地良い天気で、富士山を眺めることが出来、別の売場で、
御中元用の『西京漬』に仕込むため、この中から、
5,3キロと5,2キロのサーモン(ノルウェー産)を仕入れることにしたのですが、焼物にするとは言え、鮮度を確認すると、
鮮やかな赤い色をしていました。
ちなみに、鮮度が落ちると、
えらの端が白くなっています。
その後、サーモン同様、『西京漬』用の銀鱈を仕入れるため、別の売場に行くと、
担当者が冷凍庫から、
自分用に取り置きをしてくれていたものを1ケース出してくれたのですが、この銀鱈の産地は、
カナダ産のもので、今回がカナダ産の最後で、次回からは別の産地になるかもしれないとのことで、産地というか、荷主により、魚の状態が異なるので、初めて使う荷主のものは、いつも以上に神経を使うものです。
定休日ということもあり、極力、仕込みの量を減らしたいので、これ以上の仕入れはせず、魚市場から帰ることにし、その頃には、
陽も昇っていました。
【佳肴 季凛】に戻り、
荷物を下ろすと、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが軽トラの掃除をしてくれ、自分は、
明日仕込むための銀鱈を、出しておいたのですが、自分が使う銀鱈は、1ケースに11~12本入っており、今朝のものは、11本入りでした。
そして、サーモンの下拵えに取り掛かったのですが、
サーモンは鱗が細かいので、すき引きと言って、包丁を使って鱗を取り除きます。
その後、軽トラの掃除を終えた真由美さんは、
鱧のぬめりを取ってくれ、水洗いを終えたら、
鱧を卸し、骨切りはせずに冷蔵庫へ。
また、明日は、バスツアーのお客様がお見えになるので、
真由美さんは小鍋の野菜(玉葱、えのき、人参)を仕込んでくれたのですが、あまりにも目にしみたようで、
そんな様子を尻目に、自分は、
サラダ素麺の野菜を仕込み、野菜には、茗荷、長葱、アーリーレッド、レッドキャベツ、ピーマン(赤、緑)、パプリカ(黄)が入っています。
最後に、自分は、
米を研ぎ、
まな板周りを掃除し、真由美さんが、
洗い物をしてくれ、
サーモンを西京味噌と共に、真空パックしてくれ、仕込みが終わりました。
仕込みは終わったものの、
真由美さんと一緒に、
駐車場にある植木場の手入れというか、草むしりをし、切った枝などを片付けたら、休日出勤が終わりました。
定休日と言えば、来週の月曜日(15日)は、
法事の御予約を頂いているので、お昼のみですが、営業します。
ただ、法事の御予約ということもあり、お時間によっては、御席の御用意が出来ない場合もあるので、お手数ですが、お問い合せ頂けると幸いです。