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もっとおいしいお話し

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夕方から休日出勤 

定休日の今日は、夕方から仕込みをし、

仕込んだのは、

デザートのココナッツミルクのムースと、

先付の鱧の子の煮凝りでした。

あとは、

米を研ぎ、

糠床の手入れをし、

一番出汁を取るため、水を入れた鍋に昆布と干し椎茸の足を入れておき、

明日は、静岡県舞阪から天然のとらふぐが入荷するので、まな板周りを養生し、

洗い物をし、最後に、

ひれ酒用に干しておいた天然のとらふぐのひれが乾いたので、

ひれをはがし、休日出勤が終了。

結局、昨日の時点で、ココナッツミルクのムースも鱧の子の煮凝りも、途中まで仕込んでおいたので、仕込みをした時間は1時間程度で、休日出勤は、これぐらいが理想なのは間違いありません。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せ商品を召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

天然のとらふぐをモチーフにしたマスクチェーン(マスクストラップ)

マスクが生活必需品となって、半年以上が経ち、未だに慣れない方も多いかと思いますが、自分もその一人です。

仕事柄、味見をしたりするので、着けたり、外したりする動作が厄介、極まりないだけでなく、マスク嫌いゆえ、もどかしい日々を送っていました。

そんな時、常連さんが、 ご自身の大のマスク嫌いが高じ、マスクチェーンを作り始め、

「マスクチェーンやマスクストラップ等のアクセサリーで、マスクをつける憂鬱を拭き飛ばしましょう ♬」というフレーズと共に、

マスクチェーンが、

それこそ、

数珠繋がりで、投稿されており、以前、この方に、

お手製のふぐ柄のマスクケースも作って頂いたことがあります。

同じくマスク嫌いゆえ、マスクの鬱陶しさを紛らわせたいので、「 インスタ見る限り、マスクチェーンは、女性向けですか? 」のメッセージを送ると、「 今今のところ、女性のお客様ばかりなので、ビーズでキラキラですが、男性用も考えております。 ビーズではなく、ヒモなどで作ることも可能です。 試作してみますね。 」と、返信がありました。

「 黒&白ベースの萌え柄で、萌えをイメージする赤かピンクも入れた感じで・・・。さらに、それとお揃いというか、ペアっぽい感じで、真由美さんの分もお願いしたいです。彼女は、赤が好きで、自分は青です。 」と、自分が返信し、萌え柄とは、“ふぐに萌え燃え・・・💖”をキャッチコピーにしていることにちなみ、天然のとらふぐのような柄のことです。

SNS上では、萌え=ふぐという図式が成り立っているので、もはや暗号というか、符牒(ふちょう)のようなものです。

そして、「わかりました!頑張っ・・・てみます(笑)出来ましたら連絡します。お待ちくださいませf(^_^;) 」と返信があり、💖のスタンプを送り、待つこと半日。

「こんばんはこんな感じで作ってみましたが、いかがでしょうか?」とのメッセージと共に、

こちらの写真が届き、「 早っ、匠の技♬いいじゃん、いいじゃん!真由美さんも、『すごい、すごい!!!』と、言ってますよ。」と返信した2日後、届けてくれました。

その後、以下の投稿をご自身のインスタグラムに投稿して下さったのですが、公開設定の都合で、アカウントがある方でも御覧になれないので、リンクは貼らず、投稿文と写真を、自分の構成及び訂正でお話しさせて頂きますが、基本的にそのままです。

>>>  富士市の日本料理店『佳肴 季凛』さんのご主人様からご連絡いただきました。ふぐと奥様を愛するご主人様。

「どうしよう?」と、一瞬考えましたが、『トンボ玉』で、表現しました!
チェーン部分は、黒地に白いドットのイメージが強いトラフグの体を黒ビーズと白い樹脂パールで。

ご主人様は、青、奥様は、赤が好き。

「どうしよう?」と、一瞬考えましたが、『とんぼ玉』で、表現しました!
チェーン部分は、黒地に白いドットのイメージが強いトラフグの体を黒ビーズと白い樹脂パールで。

気に入っていただけて、お届けしたら、すぐに奥様が付けて使ってくださり、赤のワンポイントがとても、お似合いでした!ありがとうございましたm(__)m >>>

出来上がったマスクチェーンの下に敷かれている布も、萌え柄で、こういう心遣いは、同じものつくりを生業としている身としては、素通り出来ず、改めて勉強にもなりました。

この投稿にもあるように、

マスクに付けた真由美さんは、

「いいじゃん!有り難うね~♬」と、お客様が見えるのを、別の意味で楽しみにしており、真由美さんが着ける前は、

自家用とはいえ、

レースの袋に入れて下さり、

特別感があり、

おまけとして、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG3173.jpg

手芸用のデコパーツのふぐをつけて下さり、

自分としては、嬉しい限りでした。

さらに嬉しかったのが、

このとんぼ玉で、とんぼ玉は、柄が入った小さなガラス玉のことで、ガラス玉をとんぼの眼に見立てたことにちなみ、嬉しかったのは、とんぼは勝ち虫とも呼ばれる縁起物だからです。

とんぼは、前にしか進まず、退かないことから、不退転に通じる精神を表すものとして、武士が喜ぶもので、百足(むかで)も、とんぼ同様、前にしか進まないので、縁起物として、戦国時代の武士に好まれていました。

また、江戸時代には、青地に白の花模様のガラス玉のことを、とんぼ玉と呼び、それ以外のものは、模様に応じて、すじ玉、雁木(がんぎ)玉など呼び分けていましたが、現在では、模様に関係なく、とんぼ玉と呼ばれているとのことです。

このマスクチェーンを使うようになってから、マスクを着ける手間がかなり楽になり、以前よりは、マスクに抵抗もなくなったのは、何よりでなりません。

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2年連続で、初日にふぐRUSH

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10月1日の昨日は、東海三県(静岡、愛知、三重)の天然のとらふぐ漁が解禁になり、天然のとらふぐをこよなく愛す、ふぐに魅せられし料理人の自分にとっては、或る意味、元旦とも言うべき日で、特別な想いがあります。

そんな昨日、浜松市の舞阪漁港で、今季初の水揚げがあり、

各5本入の合計10本の天然のとらふぐが届くことになっていたので、

今朝は、いつも以上に嬉々としながら、沼津魚市場に向かいました。

また、例年、解禁後の初水揚げの日は、

地方紙の『静岡新聞』の記事として、

掲載されており、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG3697.jpg

今日も然りでした。

魚市場に着き、この荷物が届く問屋に向かうと、

無事に届いていましたが、

中を確認するまでは、気が気でありません。

10本ということで、5本ずつに分けてあり、片方の目方は、

4,9キロで、もう片方は、

4,6キロで、中を確認すると、

お腹のエサなどを吐き出したため、海水は濁っていますが、10本全てスイスイとなれば、お決まりの萌え燃え・・・❤

その後、軽トラに積んだら、

他の仕入れを終え、逸る気持ちを抑えながら、【佳肴 季凛】に戻りました。

魚市場では活きてはいても、途中で死んでしまうこともあり、最後の最後まで、気を揉むのは、いつものことで、

10本無事ということで、改めて萌え燃え・・・❤

ちなみに、一度に10本以上の天然のとらふぐを仕入れて、卸すことを、自分は、ふぐRUSHと呼んでおり、あくまでも、自分の中での造語ですが、実は、去年の初日も、ふぐRUSHとなり、2年連続で、初日から、ふぐRUSHとなり、その様子については、こちらをお読み下さい。

そのまま、

締めたら、血抜きのため、発泡スチロールに戻し、出汁を引くなどのルーチンの仕込みを始めることにしました。

そうこうすると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんも仕事を始めてくれ、

先ずは、軽トラの掃除。

軽トラの掃除を終え、テーブルのセットなどの準備を終えた真由美さんは、

卸し終えたとらふぐの水洗いをし始めてくれたものの、

ランチの営業時間も近づいていたこともあり、自分が手直しをし、洗い上げることまでは出来ず、

撤収することにし、下洗いを終えた真由美さんと共に、

♬お片付け~ お片付け~ 

さぁさ 二人でお片付け♬

そうこうしているうちに、ランチの営業時間となり、

合間を見ながら、

自分が手直しをし、洗い上げたものを、

真由美さんが拭き上げてくれ、

今季初の天然のとらふぐの仕込みが終わりました。

無事に、初日を迎えたものの、今年は、かの疫病ゆえ、気を揉むことが多いのですが、安定した水揚げ、入荷を期待するばかりでなりません。

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

シーズン前に、謹製【ぽん酢】の仕込み

先日、ふぐ料理だけでなく、お取り寄せの商品でもある当店謹製の【ぽん酢】に使う大分県産のかぼすの仕込みをしましたが、

昨日、【ぽん酢】の仕上げとして、 こんがりと炙った天然のとらふぐのひれを、

醤油ベースの調味料を合わせたものに、加えました。

明くる日の今日、

徳島県から取り寄せた3種類の柑橘の果汁を合わせ、

その3種類とは、

酢橘(すだち)、

柚香(ゆこう)、

橙(だいだい)です。

さらに、

先日搾って冷蔵保存しておいた香母酢(かぼす)、

レモンの果汁を加え、

味見をしてから、手直しをし、

漉したら、

瓶に詰め、ラベルを貼り、

消毒のため、アルコールを含ませた布巾で拭いてから、冷蔵庫へしまい、完全には漉していないので、使う時に、改めて漉します。

ところで、漉し終えた後の出汁がらのうち、

昆布と干し椎茸だけを選り、

きれいに洗ったら、

賄い用のカレーにするため、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに包丁してもらい、冷凍庫へ。

これら以外の出汁がらは、

自治体の区分に従い、ごみ箱へ。

自治体の区分とは言っても、実際のところ、ごみに関しては、市のごみには出せないので、専門の業者に引き取ってもらっています。

あと10日程度で、東海三県の天然とらふぐ漁が解禁になり、ふぐ料理の本格的なシーズンが始まり、暑さ寒さも彼岸までとは、よく言ったもので、本格的な秋はすぐそこです。

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自粛ならぬ、自祝の12年

9月18日の今日は、

『佳肴 季凛』の誕生日で、お陰様をもちまして、満12歳となりましたが、今年は、かの疫病ゆえ、様々な想いが交錯していますが、これからも変わらぬ御贔屓を賜り頂ければ、幸いなこと、この上ありません。

そんな今日は、沼津魚市場で、

静岡県由比産のさばふぐを仕入れ、さばふぐ等の天然のとらふぐ以外のふぐは、ふぐ料理用ではなく、会席料理やお弁当などの揚物に使っています。

連休前ということもあり、魚市場の仕入れを済ませたら、

いわゆる隣町の駿東郡清水町にある『食遊市場』へ行き、

野菜を仕入れ、

今朝の仕入れが終わりました。

先日お話ししたように、位置関係から東名を利用した方が都合が良いので、沼津方面を出るのが遅くても、いわゆる下の道で帰る時と変わることはありませんが、魚市場から東名を利用すると、遠回りなので、東名を使うのは、『食遊市場』へ行った時だけです。

そして、『佳肴 季凛』に戻る前に、

宅配便の営業所に立ち寄り、今日の〆の仕入れをしました。

仕入れとは言ったものの、昨日の時点で、アメリカ・ボストン産の生の本鮪の背の下(しも)の部分が、

川崎北部市場の鮪屋から届くことになっていたのですが、中を確認するまでは、気が気でないのは、いつものことです。

中から取り出したのが、

こちらで、血合いの部分が変色しているのは、空気に触れたからで、身そのものには、何ら影響はありません。

ちなみに、丸の目方は、

152,5キロで、良さげな感じがしたので、とりあえず冷蔵庫にしまい、

さばふぐの仕込みに取り掛かり、さばふぐは、背びれと尻びれを切り落としたら、頭の付根に包丁を入れます。

頭を掴んだら、

皮と一緒に、

剥き身にし、この方法をぐる剥きと呼んでおり、この役目は、女将兼愛妻(!?)の真由美さんの役目です。

これを、

水洗いし、

洗い上げていると、

真由美さんは、まな板周りの掃除をし始めてくれました。

そうこうしていると、ランチの営業時間となり、仕込みや夜の準備をこなし、滞りなく、ランチの営業を終えると、

お昼の時間となり、今日は、生の本鮪、

白魚、

新子の三色丼で、

新子とは、小肌(こはだ)の幼魚で、夏前から出始める旬の魚の一つでもあります。

このような丼を、賄いに仕立てるのはしばしばで、当店の誕生日であっても、いつものように、真由美さんと味わいましたが、自粛なる言葉が良識めいた感すらあり、いたずらに、それを良しとする部分もあり、見聞きしていると、気が滅入るので、自粛を転じての自祝の意味も込めてのお昼でした。

自祝の味に堪能した今夜は、

“天然のとらふぐに魅せられし料理人”の自分というか、当店の誕生日を祝福してくれるが如く、ふぐ料理の御予約だけでなく、

ふぐちりに近いくらいの美食のすっぽん鍋をメインにした【特別会席】の御予約を頂き、

どちらのお客様にも、

三重県安乗(あのり)産の天然のとらふぐの刺身をお出しし、ふぐ料理のお客様には、

先付の一品として、中とろをお出しし、奥というか、大葉の手前にあるのが、ひれ際で、片方は血合い際で、同じ中とろでも、味わいは別ものです。

また、【特別会席】のお客様は、常連さんということもあり、こちらの手の内を承知ゆえ、「料理はお任せますが、可能なら、鮪の良いところをお願いしたいです。」とのことでしたので、

ふぐ料理のお客様と同じ部位をお出しし、鮪の良いところをご要望ゆえ、

赤身もお出し、血合い際の中とろの上の部位で、濃厚な味わいがあります。

意図せずとも、今夜は、自分の思い入れが深い食材を召し上がって下さったことが、自分にとっては何よりの報酬でしたし、美味しい料理は、御馳走になってもなろうとも、自祝でしかありません。

御馳走になれば、御祝いされたが如く、自然と幸せになり、祝自にして自祝。自らをもてなせば、今日のお昼が如く、自らを祝う自祝で、そういう色んな力があるのが、料理なのです。

縁あってなのか、無いのかは未だに分かりませんし、先行きの見えない社会状況ですが、これからも、地道に己の道を愚直に歩き続けることを、自らの道にしていきます。

謹製『ぽん酢』用のかぼすと天然とらふぐのひれ

先週の火曜日と、

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明くる日の水曜日に、

二日連続で、

大分県産のかぼすを頂いたことをお話ししましたが、『ぽん酢』用に果汁を搾り、その後に『ぽん酢』を仕込む時間がなかったので、今日になって、果汁を搾りました。

昨日の時点で、洗ってから、

拭き上げておいたかぼすを半分に包丁したのですが、

通常の料理とは異なり、

所謂お取り寄せ用の商品でもあるので、

仕込みには細心の注意を払う必要があり、素手で持つことは御法度です。

包丁したら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

搾ってくれたのですが、「あれだけあったのに、これしか出来なかったと思うと・・・。」と、予想通りの彼女の感想。

その後、

種を取り除くため、

漉し、

一升瓶に移し、冷蔵庫へ。

また、ふぐ料理を看板にしている当店ですので、天然のとらふぐの美味しさを最大限に引き出すため、『ぽん酢』には、そのひれを使っており、

ひれも炙っておき、下準備が整いました。

あとは、かぼすをはじめ、柑橘類の分量に応じて、醤油などの調味料の分量を計算して仕込むだけとなり、ひと安心です。

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当店のお取り寄せ商品を召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

『いいちこ』の【三和酒類】から頂いた『ぽん酢』用の香母酢(かぼす)

今夜は、

ふぐ料理の御席があったのですが、

ふぐ料理に欠かせないのが、

ぽん酢で、当店のぽん酢は、数種類の柑橘を使った風味豊なもので、詳細については、こちらをお読みください

さらに、その美味しさの旨味を増してくれるのが、天然のとらふぐのひれで、ふぐ料理のために仕立てたぽん酢と言っても、過言ではありません。

ちなみに、 当店のふぐ料理のふぐは、全て天然のとらふぐで、 今夜のふぐ料理でお出ししたふぐは、三重県熊野灘産の天然のとらふぐでした。

そんな今日、

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大分県産のかぼすが届き、

箱に書かれているように、送り主は、麦焼酎『いいちこ』の酒造会社【三和酒類】で、例年、この時季に頂いており、ふぐ料理を看板の一つにしている当店としては、有り難い限りでなりません。

急なこともあり、夕方になってから、徳島県の取引先に、ゆこう、橙(だいだい)、酢橘(すだち)の生搾り果汁を注文し、近いうちに、新物のぽん酢を仕込む予定です。

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当店の『鰯の丸煮』などを召し上がった方々が、

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二種の揚物入りのすっぽん鍋メインの【特別会席】

タイトルにもあるように、昨日ご用意した【特別会席】は、この時季でありながらも、天候の関係で、鱧無しの献立でした。

とは言え、【特別会席】の献立を立てる際、お客様のご意向を必ず伺うので、初めての方であれ、常連さんであれ、【特別会席】は、カスタマイズ化された献立でもあります。

先日御用意した【特別会席】は、常連さんが召し上がったものですので、お好みは全て承知で、所謂お任せの献立で、今回のお話しは、その献立です。

先付は、

もろこし豆腐で、この時季の定番の先付です。

当店では、その時の御席にもよりますが、先付の次に揚物をお出しすることが多く、夕席の場合、そのようになることが殆どで、男性のお客様ということもあり、揚物を二種類お出ししました。

その1として、お出ししたのが、

白魚の唐揚げで、生の白魚に片栗粉を付けて揚げてから、軽く塩を振ったもので、軽い味わいゆえ、スターターの定番のビールには、うってつけの肴とも言えます。

また、【特別会席】では、刺身を二種類お出しするのも定番にして、その一つが、

ふぐ刺で、勿論、ふぐは天然のとらふぐで、この時は、三重県安乗(あのり)産でした。

この次が、

ふぐの唐揚げで、ふぐ刺同様、天然のとらふぐでも、こちらは同じ三重でも、熊野産で、胴体をぶつ切りにしているので、食べ応えがあります。

冷たい料理と温かい料理をお出しすることで、流れにメリハリがつくので、この次は、刺身(その2)で、

生の本鮪(青森県大間)、蛸(神奈川県佐島)、〆鯵(島根県浜田)でしたが、〆鯵を刺身に使うことは少ないのですが、鯵は夏が旬で、もっとも脂が乗り、こちらのお客様にお出ししたことはなかったので、お出ししました。

そして、メインが、

すっぽん鍋で、元々、日本料理には、メインという考え方はないのですが、今回の場合、量的にも多いだけでなく、食事も、この出汁で仕立てたすっぽん雑炊ですので、メインというふうに、書いたのです。

すっぽん鍋を召し上がって頂きながら、お出ししたのが、

鰆の西京焼で、【西京漬】が看板の一つとなっていることもあり、コース料理で西京焼をお出ししないと、残念がるお客様も多いので、お値段により、魚の種類を変えて、西京焼をお出ししています。

すっぽん鍋をお召し上がりになり、雑炊を御用意するまでの間に、

帆立を酢の物として、お出ししたのですが、実は、この料理には名前がありません。

というのも、掛けてあるドレッシングが、先月デビューした【野菜感溢れるドレッシング】で、帆立の【野菜感溢れるドレッシング掛け】と言うのも、長過ぎて、変だからです。

酢の物と共に、

雑炊用の取皿とお新香をお出ししたのち、

お食事のすっぽん雑炊、最後に、

桃のアイスをお出ししました。

冒頭でもお話ししたように、【特別会席】は、お客様と相談の上で、献立を立てており、ご予算、ご要望に応じ、可能な限り対応させて頂いておりますので、お気軽にお申し付け下さい。

☆★☆ 【野菜感溢れるドレッシング】 ★☆★
当店では、お手製のドレッシングの【野菜感溢れるドレッシング】を販売しております。

当店の【西京漬】にも使っている有機JAS認証の西京味噌、『英君酒造』の純米吟醸酒で仕込んだ逸品です。

1本280ml入りで、

700円(税別)となっております。

通販サイトの方の準備が整っていないので、しばらくの間は、直接のご注文となりますので、宜しく御願いします。

梅雨ふぐというより、夏ふぐ

ここ最近、暑い日が続いており、昨日(15日)は、

『佳肴 季凛』のお隣の静岡市では、全国1位の最高気温を記録しました。

梅雨も明けてはいないのにも関わらず、真夏そのものでしたが、

今夜は、ふぐ料理の御予約を頂いておりました。

先付のうすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)と、

白魚の辛子酢掛けをお出ししたら、

ふぐ料理となります。

ふぐ刺の前に、

薬味とぽん酢と共に、

ふぐ刺をお出ししたのですが、今日のふぐは、もちろん天然のとらふぐで、三重県安乗(あのり)産のものです。

唐揚は、

頭とかまの部分に、薄口醤油と日本酒を同割にしたものに漬け込んでから揚げたものですが、唐揚とふぐちりは、安乗産のものと静岡県舞阪産との“合わせ技”でした。

その後、2枚目の写真のふぐちりを厨房で温めてからお出しし、ふぐちりを召し上がったら、

土鍋を下げ、雑炊を仕立てている間に、お新香と取皿を用意した後、

雑炊をお出しし、雑炊を召し上がったら、デザートとなり、デザートは、

ココナッツミルクのアイスでした。

この時季のふぐ料理は、御予約なしでも召し上がれる冬場と異なり、前もっての御予約を優先とさせて頂いておりますが、当日でも、御用意が可能な場合もございますので、先ずはお電話でのご一報を、宜しく御願いします。

★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★

お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮をご用意いたしております。

“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品で、1パック(2本入 450円)からでも、お買い求め頂けます。

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5パック(10本)入 2,250円     ※クール便にて発送可

手作りのふぐ柄のマスクケース

先日、常連さんが、

手作りのマスクケースを、

届けに来てくれました。

このマスクケースの存在を知ったのは、この方のSNSでの投稿で、色々と眺めていたところ、「自分が好きな例の魚の柄って、あります?」と訊くと、「例の魚魚って、萌えちゃんですよね?」との返信。

ふぐに魅せられし料理人にとっての例の魚とは、

天然のとらふぐなのは言うまでもなく、その合言葉が「萌え燃え・・・❤」で、この方は、それに因み、萌えちゃんと呼んでいます。

そして、先ほどの返信と共に、

このマスクケースの画像が送られて来た後、

「キラキラ無しのもあるけど、こっちの方が、萌えちゃんぽいですよね~。」とあり、「もちろん!おいくらですか?」と訊くと、「 プレゼント用に作っていますので、お代は、結構です(“⌒∇⌒”) 」という嬉しい返信があり、届けて下さったのです。

届けて下さった日は、2人の娘達もいたので、ご厚意に甘えさせてもらい、長女は、

こちらを、次女は、

こちらを、それぞれ頂き、学校に持って行ったところ、「どうしたの、これ?」とか、「おしゃれだね~。」と言われ、ニコニコで帰宅していました。

また、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

こちらを選び、自分は、

予定どおり、こちらにしたのですが、使い方は、両端のホックを外し、

開いたら、

マスクを置き、

紐を通し、

ホックをすると、

小さな手提げバックのようになります。

こちらの常連さんは、 ポーセラーツと呼ばれ、白い陶器に様々な転写紙を貼って、オリジナルの陶器を作ることができるハンドクラフトや、厚紙で組み立てた箱などに、紙や布を貼り付けて仕上げるフランス伝統の紙工芸のカルトナージュの教室を主宰しており、以前もらったカルトナージュの箱のうち、

青い方は、いわゆる貴重品入れとして使っていたのに対し、ピンクの方は、インテリアの一つだったのですが、こんな御時世ゆえ、

マスク入れとして、使うことにしました。

先程、ポーセラーツとお話ししましたが、以前、この常連さんから、

ポーセラーツの酒器とマグカップをもらったことがあり、御覧のように、ふぐをモチーフとしたもので、愛用させてもらっています。

マスクケースのような小物があるだけでも、暑くなるにつれ、疎ましくなるマスクだけでなく、かの疫病の忌ま忌ましさを忘れ、少しでも、心が和んで欲しい限りでなりません。

☆★☆ 会員制モニターサイト【コエタス】 ★☆★
当店謹製の『胡麻だれ』が、

【コエタス】という会員制のモニターサイトで、

紹介されています。ご興味、ご関心がございましたら、御覧下さい。

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