1本のとらふぐ(天然)は、静岡県吉田産
今日のランチの営業時間中、
富士市内の魚屋さんが、
1本だけでしたが、静岡県吉田産の天然のとらふぐを、届けてくれました。
とりあえず、
すぐに締めておいたのですが、1本でも、
萌え燃え・・・❤
その後、ランチの営業時間が終わったら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、まな板周りを養生してもらい、
卸すことにし、普段なら真由美さんがやってくれる水洗いも、自分でして、
ふぐの仕込みが、終わりました。
この時季、一度に卸すふぐが、1本だけというのは珍しいのですが、やっぱり天然のとらふぐに敵うものはありません。
★★★ 暮れのお持ち帰り料理『言祝ぎ』 ★★★
当店では、大晦日のお引き渡しで、揚物、焼物を盛り込んだ特別料理『言祝ぎ』(おひとつ 5,800円)のご予約を承っております。
数に限りがございますので、お早目のご注文、お待ちしております。詳細については、お電話にて、お問い合わせください。
平成29年最後の定休日
今日は、今年最後の定休日でしたが、沼津の魚市場へ仕入れに行って来ました。最初に向かった売場で、
三重県から届くことになっていた天然のとらふぐを受取り、
中を確認したところ、
3本全て、スイスイとなれば、もちろん萌え燃え・・・❤
また、この売場で、
良さげな下田産の金目鯛があったので、仕入れることにし、
秤に乗せたところ、
2,0キロでしたが、先程の写真に、島とあるように、水揚げされたのは下田ですが、漁場(ぎょば)は、伊豆七島あたりです。
その後、別の売場に行き、
三重県産の真鰯が入荷していたので、
少し小さめでしたが、
『鰯の丸煮』用に、
2ケース仕入れました。
その頃になって、最初の売場に、
福岡産の鰆(さわら)などが入荷し、
4,0キロのものを仕入れることにしたのですが、釣りものであるだけでなく、
神経抜きとあるように、身質の良さが期待出来そうな感じでした。
ひととおりの仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻ると、
3本のとらふぐを締め、
血抜きのため、
海水へ。
先ずは、
鰆の仕込みから取り掛かり、会席料理の焼物の西京焼にするため、切身にし、
その次に仕込んだのが、金目鯛でしたが、半身が骨付きなのは、煮付するためです。
そして、
真鰯の下拵えに取り掛かり、頭を落とし、はらわたを抜いたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、
水洗いし、
クッキングシートを敷いた鍋に並べたら、水と酢を入れ、
超々弱火で、火に掛けました。
真鰯の後は、真打ちの登場ですが、その頃、
真由美さんは、焼いてから、出汁を取るため、
頭を掃除してくれていました。
頭の掃除を終えた真由美さんは、
自分が手直しをし、
拭き上げ、ふぐの仕込みが終わったのですが、今日の3本は、
全てオスで、小さいながらも白子入りで、参考記録ながらの3打数3安打でした。
今日の仕込みは、魚だけでしたので、
使った包丁は、出刃包丁(写真 左)と牛刀(同 右)の2本で、砥ぎ終えたら、
御歳暮用の『西京漬』の箱詰めをすることにしました。
真由美さんが、真空パックした銀鱈、サーモン、鯖に、
シールを貼ったら、
切身の形や大きさを見ながら、自分が箱詰めしたのですが、今日箱詰めしたのは、
2種(銀鱈、サーモン)の各2切入のものにはじまり、
定番の2種(銀鱈、サーモン)の各3切入と、
3種(銀鱈、サーモン、鯖)の各3切入でした。
箱詰めしたら、
蓋をし、
番重(ばんじゅう)に入れ、冷凍庫へしまう段取りをし、
それまでに、鰆を西京味噌と共に、真空パックしておいたのですが、紅一点なのは、
金目鯛のかまを、西京漬にしたもので、木曜日の『特別会席』の焼物に使うものです。
使ったまな板を漂白剤につけ、
仕込みが終わりましたが、先週の定休日よりも、ずっと早かったのが、何よりでした。
ところで、来週の月曜日(25日)は、
夜のみですが、通常通り営業しますので、皆様のご来店、心よりお待ちしております。
★☆★ クリスマスイブ&大晦日お持ち帰りふぐ料理 『ふくはうち』 ★☆★
当店では、大晦日お持ち帰り“ふぐ料理”として、『ふくはうち』を、御用意致しております。
ふぐ刺、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、16,000円となっております。皆様のご注文、お待ちしております。
2ヵ月振りの静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)
今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行って来ましたが、いつものように最初に向かったのは、
活魚売場でした。
売場のはじに、
自分宛ての発泡スチロールがあり、
中には、遠州灘天然とらふぐのシールとあるように、
静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)が、3本入っており、無事に届いたことに、ひと安心すると共に、萌え燃え・・・❤
舞阪産のとらふぐを仕入れたのは、2ヵ月半振りのことですが、仕入れなかったのは、舞阪で水揚げがなかったからではなく、三重県や静岡県内の他の産地のとらふぐを仕入れていたからです。
とらふぐに限らず、魚というものは、同じ魚でも、ある場所で水揚げがあっても、他所では水揚げがなかったり、その逆もあり、水揚げの状況は、海水温、潮の流れ、天候などの様々な自然の状況によって、変化するのです。
また、産地によって、浜値と呼ばれる相場も様々で、同じ魚でも、かなりの差があることもしばしばです。
その後、ひととおりの仕入れを終えたので、魚市場から帰ることにし、
【佳肴 季凛】に戻り、締めてから、
血抜きのため、海水へ。
他の仕込みを終えたので、卸すことにしたのですが、
12月も半ばを過ぎたこともあり、白子もそれなりに成長しており、
2本目のものは、十分なものでした。
卸し終えたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、
自分が手直しをし、
拭き上げ、
ふぐの仕込みが、終わりました。
ここ最近の仕込みの中心は、専ら御歳暮用の『西京漬』で、ふぐを卸したり、ふぐ料理をお出ししてはいるものの、自称“ふぐに魅せられ料理人”としては、不完全燃焼気味でしたが、やはり“本業”には敵いません。
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12月らしい定休日明け
定休日明けの今日は、御歳暮用の『西京漬』の包装と発送をしなくてはならなかったので、ホールスタッフに早めに出勤してもらうことにしたのですが、何度かやったことはあっても、久し振りのことですので、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、注意事項を伝え、包装し始めてくれました。
そんな様子を尻目に、仕込みをする前に、冷凍庫から、
明日、『西京漬』に仕込む銀鱈(アラスカ産)を3本出しておき、その後、昨日から解凍しておいた銀鱈を切身にし、脱水シートに挟んだら、
冷蔵庫へ。
その頃までに、
包装し終わり、
発送するばかりとなり、『西京漬』の後は、ホールスタッフに、
『鰯の丸煮』の包装と発送の準備をしてもらうことにしました。
続く時は続くもので、ランチの営業時間中、急遽『西京漬』と『鰯の丸煮』のご注文を頂いたので、
真由美さんに、シールを貼ってもらい、大きさと形を見ながら、
大きさと形を見ながら、自分が箱詰めをし、
『西京漬』の後は、『鰯の丸煮』の箱詰めをし、半解凍状態でしたので、すぐに発送出来るように再冷凍したら、
包装してもらいました。
そんな中、富士市内の魚屋さんが、
静岡県用宗(もちむね)産の天然のとらふぐを、
2本届けてくれたのですが、ランチの営業中ということもあり、
束の間の萌え燃え・・・❤
そのまま締め、
方血。
ランチの営業も終わったこともあり、
午前中同様、発送の準備に追われている真由美さんを尻目に、
ふぐを卸し終えたのですが、その頃には、
宅配便のドライバーが集荷に来てくれました。
そんな今夜は、
ふぐ料理をはじめ、
会席料理の御予約も頂いていたこともあり、夜もバタバタで、
片付けの合間を見ながら、銀鱈を真空パックし、定休日明けの一日は、暮れらしくバタバタのうちに、終わりました。
明日も、銀鱈を仕込むだけでなく、『西京漬』の包装や発送の準備をし、今日ほどではないにしても、バタバタしそうです。
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定休日明けに備えて
今日は、定休日でしたが、諸々の仕込みなどがあったので、“休日出勤”となりました。
最初に仕込んだのは、
先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)で、その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
明日のお弁当の折を、
テーブル席に並べてくれていました。
それを終えた真由美さんは、
明日のお弁当とバスの団体のお客様用の揚物の仕込みをしてくれていました。
一方の自分は、
デザートでお出しするブルーベリーのムースを仕込み、揚物の仕込みを終えた真由美さんは、
お座敷のセットをしてくれていました。
昨日の時点で、殆どの仕込みを終えていたのですが、今日は、静岡の魚市場に通う富士市内の魚屋さんから、入荷状況次第で、天然のとらふぐを仕入れることになっていたので、
魚屋さんに、
向かいました。
『佳肴 季凛』に戻ると、真由美さんが、カウンター周りを養生してくれあり、
仕入れてきた天然のとらふぐを取り出し、
まな板へ。
今日のとらふぐは、
静岡県吉田産の3本で、何度見ても萌え燃え・・・❤
締めたら、血抜きのためのしばしの海水浴の後、
卸し始め、卸し終えたら、
真由美さんが水洗いし、
自分が手直しをするいつもの流れで、真由美さんが、
拭き上げてくれたのですが、包丁を使う仕込みもなかったこともあり、拭き上げている間に、
自分は包丁を砥ぎ、砥ぎ終える頃までに、
ふぐの仕込みが終わりました。
仕込みはさらに続き、自分は、
米を研ぎ、真由美さんは、
お新香と生の本鮪の南蛮漬を、
盛り付けてくれ、時計の針は、12時を過ぎており、この後、二人で買い出しついでに、お昼御飯を食べに行くことにしました。
【佳肴 季凛】に戻ると、
今日最後の仕事である御歳暮用の『西京漬』の箱詰めに、取り掛かることにしました。
『西京漬』に、
真由美さんが、シールを貼ったら、
大きさと形を確認しながら、
銀鱈とサーモンが各4切入のものをはじめ、
同じく各3切入のものと、
同じく2切入のものを、箱詰めしておきました。
そして、真由美さんが、
蓋をしてくれ、自分は、
在庫を確認し、
蓋をしておきました。
箱詰めしやすくするため、半解凍状態でしたので、
包装する際、
中身が変形しないように、
袋に入れ、
冷凍庫にしまい、
入れ違いで、明日『西京漬』に仕込む銀鱈を、
2本出しておき、“休日出勤”が終わりました。
明日は、お弁当からのスタートで、その後は、バスの団体のお客様が見えるので、ダブルヘッダーに備えて、早めに寝ないと・・・。
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当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
トリプルヘッダー
今日のお話しは、かなりハードだった昨日の様子についてです。
法事用のお弁当のご注文を頂いていたこともあり、
5時前からの始動で、一番出汁の鍋を火に掛けたら、
下拵えした照焼にする鶏のもも肉を、スチームコンベクションオーブンに入れました。
その後、
焼物の銀鱈の西京漬を焼き始め、
このように焼き上がったのですが、数を間違えていたので、
急遽、不足分を焼くことにしました。
銀鱈の西京焼の後は、
玉子焼を焼いたり、
揚物も仕上げておきましたが、揚物は、鯵の新挽き揚げ(写真 左)とさばふぐの唐揚げ(同 右)です。
いつものように、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛り付けてくれ、その頃までに、
鶏肉の照焼も仕上がり、
包丁しておきました。
そうこうしているうちに、
お弁当は、
このように仕上がり、
重ねてから、
蓋をし、
おしぼりとお手元を乗せてから、
風呂敷に包み、
動かないように、箱詰めをし、お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなり、“1回戦”である朝の部が、終了しました。
それまでに、自分は、
夜のふぐ刺用の薬味を盛り付け、冷蔵庫へしまっておくなど、法事の料理だけでなく、夜の御予約の料理の盛り付けの準備をしておくと、真由美さんが、
それらの料理の盛り付けを、手伝い始めてくれました。
盛り付ける順番は、最後にお出しするデザートからで、盛り付けたら、冷雨蔵庫にしまうという仕事の繰り返しでしたが、昨日の法事の御予約は、
テーブルとお座敷と2組で、器だけでなく、
刺身の内容も若干変えておき、最後に、最初にお出しする先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)を、昼と夜の分も盛り付け、
冷蔵庫へ。
盛り付けを終えた真由美さんは、
テーブル席のセットを始めたのですが、お座敷は、
昨日の時点で、セットしておきました。
程なくすると、テーブル席のお客様が、先にご来店され、
先付の南京豆腐から、お出しし始め、テーブルのお客様の料理を半分以上お出しした頃、お座敷のお客様が見え、同時ではなかったので、料理もスムーズにお出しすることが出来、その後、お客様がお帰りになり、“2回戦”である昼の部も、終了。
そして、夜の準備を始めることにし、
ふぐちりを盛り付け終えたら、
ふぐ刺を引き始めることにしたのですが、その頃、お座敷では、
真由美さん達が、後片付けをし、
夜の御席の準備を始め、
御予約時間まで、待つばかりとなりました。
お座敷は、人数も多かったことのですが、
テーブル席のお客様と重なることもなかったので、数の割には、気を揉むことなく、仕事をすることが出来ました。
ちなみに、写真のふぐ刺は、お座敷のお客様にお出ししたものですが、ふぐは、三重県産の天然のとらふぐです。
昨日のお客様は、ご来店時間も早かったこともあり、それほど遅くなることもなかったのですが、後片付けは、
娘達が手伝ってくれたので、
大助かりでしたが、写真の娘は次女で、長女はお年頃ですので、写真NGですとはいえ、次女同様、色々と手伝ってくれ、これまた大助かり。
器や道具類をしまう場所も殆ど分かっているので、
真由美さんは洗い物に専念し、早く片付けも終わり、
明くる日の今日だけでなく、
明後日のバスの団体のお客様の器も、
出しておくことが出来、“3回戦”である夜の部も、無事に終わり、結果として、実働16時間越えのノンストップの一日でした。
そして、
生の本鮪(大間産)の手くずと熱燗で、“お疲れちゃん♬”と相成り、聖なる儀式を終えたのは、
間もなく11時になろうかという時刻で、かくして昨日の中略とも言うべき様子は、こんな感じでした。
法事と夜の団体の御席、お弁当とランチの団体の御席など、色んな形でダブルヘッダーを経験したことがありますが、自分の記憶の中では、トリプルヘッダーは初めてのような気がします。
明後日の火曜日は、お弁当とバスツアーのダブルヘッダーで、その前日である定休日の明日は、その準備などをするだけでなく、御歳暮用の『西京漬』の箱詰めをします。
“休日出勤”が早く終われるよう、明日は、FIGHT!
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久々に、ナイターでふぐ
11月22日の今日は、
普段通う沼津の魚市場が、
休市日でしたが、静岡の魚市場に通う富士市内の魚屋さんが、
お昼の営業時間中に、
静岡県清水産の天然のとらふぐを、
4本届けてくれ、
そのまま水槽に入れておきました。
普段なら、ランチの営業時間が終わったら、卸すのですが、
“昼特”の御予約を頂いていたので、とらふぐを卸すことが出来ませんでしたが、“昼特”とは、お昼にご用意する『特別会席』のことです。
“昼特”のお客様がお帰りになる頃には、夜の営業時間となり、一日の営業も終わり、大方の片付けが終わる頃、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、まな板周りを養生してくれ、自分は、
水槽から、
4本全て取り出し、
締めてから、
卸すことにしたのですが、夜にふぐを卸すことを、自分は“ナイターでふぐ”と呼んでおり、久々の“ナイターでふぐ”に、萌え燃え・・・❤
水槽に入れておいて、明日卸せばいいと思われるかもしれませんが、死んでしまうこともあるだけでなく、活きてはいても、かなり痩せてしまい、ひれなどが擦れ、身質が落ちてしまうので、出来るだけ早く卸した方がいいので、たいへんでも、“ナイターでふぐ”とならざるを得ません。
卸している頃、真由美さんは、
片付けをしてくれ、片付けが終わると、
水洗いを始めてくれ、いつものように、自分が手直しをし、拭き上げ、
ふぐの仕込みが、終わりました。
すでに、他の片付けは終わっていたので、
包丁を砥ぎ、まな板周りを掃除し、
今日も、無事に終えることが出来ました。
明日は、沼津の魚市場に行かないだけでなく、静岡の魚市場も休みですので、天然のとらふぐの入荷というより、魚の仕込みは全くありませんが、その代わり、お弁当の仕込みや、御歳暮用の『西京漬』の包装などをする予定です。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
あれやこれや、てんこ盛りの定休日
月曜日ということで、定休日ですが、今日は、沼津の魚市場に仕入れに行って来ました.
陸送便の魚はそれなりに入荷していたものの、沼津近郊をはじめ、静岡県内の魚の入荷は少なく、
活魚売場も同様で、
生簀に入っていた魚は、
2列足らずでした。
そんな中、
三重県産の天然のとらふぐが、
3本入荷していました。
静岡の魚市場も、県内産のとらふぐの入荷がなかったこともあり、高値の相場を予想し、それなりの作戦を、仲買人と立てて、活魚売場を後にし、
この売場で、
御歳暮用の『西京漬』に仕込む5,7キロのサーモン(ノルウェー産)を仕入れ、別の売場では、新子(佐賀産)や帆立(北海道産)などを仕入れました。
そうこうしていると、活魚の販売時間となり、売場に行き、ドキドキしながら、セリを眺めていると、
幸運なことに、3本全て、
セリ落としてもらうことが出来、
それぞれの目方は、0,8キロ、0,7キロ、0,6キロでした。
3戦全勝の結果に嬉々としながら、
ブクブクをセットした発泡スチロールに移す時の気分は、既に萌え燃え・・・❤
これで、今朝の仕入れは完了し、この冬一番の寒さもお構いなしの萌え燃え・・・❤のまま、『佳肴 季凛』に戻りました。
戻ると、発泡スチロールから、3本のふぐを取り出し、
締めてから、
血抜きのため、海水に入れておき、
まな板周りを、養生することにしました。
新子を開き、塩をしている間に、
サーモンの下拵えに取り掛かりましたが、サーモンのように鱗が細かい魚は、
包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取り除きます。
鱗を取り終え、頭を落とし、水洗いし、
三枚に卸したら、
切身にし、キッチンペーパーに挟み、冷蔵庫へ。
サーモンの次が、
真打ち登場です。
普段なら、卸し終えたら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれるのですが、昼過ぎまで留守なので、
独り水洗いし、
拭き上げ、
ふぐの仕込みが、終わりました。
とりあえず、今朝仕入れた魚の下拵えが終わり、切身にしたサーモンをお手製の西京味噌と共に、
真空パック用の袋に入れることにしたのですが、ふぐの水洗い同様、これまた独りですので、
予想というより、これまでの経験通り、3倍近くの時間がかかりそうなので、半分でリタイアし、とりあえず冷蔵庫へしまい、真由美さんが戻るのを待つことにしました。
仕入れ魚の仕込みを終えたら、他の仕込みに取り掛かることにし、
明日のお弁当と、明日と明後日の会席料理の焼物に使う西京漬に、串を打っておきましたが、明日のお弁当の焼物は、銀鱈(写真 左)で、会席料理のそれは、鰆(同 右)です。
串を打ち終えた頃、
宅配便のドライバーが、昨日包装しておいた御歳暮用の『西京漬』を集荷しに来てくれ、“早番”の御歳暮が、旅立ちました。
そうこうしていると、真由美さんが戻り、
『西京漬』の仕込みを再開をしたのですが、
先程の手間が嘘のようで、真空パックする準備が出来、改めて真由美さんあっての自分ということに気付き、心の中で、「ありがとう・・・。」
その後、真由美さんと向かったのが、知り合いの建材屋さんで、
“薪ストーブ用の燃し木狩り”をすることにし、
自分が荷台に投げ、
真由美さんが並べる2人3脚状態で、
“燃し木狩り”を終え、『佳肴 季凛』に戻りました。
『佳肴 季凛』に着くと、
真由美さんが卸してくれ、
軒下に、
置いてくれました。
一方の自分は、仕込みを再開することにし、
ふぐ刺の前盛に使う葱と、
薬味用の葱を包丁した後、
米を研ぎ、雑穀を水に浸しておき、
明日のお弁当に使う道具を出しておきました。
その頃までに、真由美さんが、
サーモンを真空パックしておいてくれ、自分は、明日『西京漬』に仕込む銀鱈(アラスカ産)を、
冷凍庫から、3本出しておきました。
その後、
包丁を研ぎ、
洗い物をし、最後に、
明日の御予約用の器を出し終えると、
6時前でした。
暮れも近づくと、今日のような定休日になり、休みが休みではなくなってしまいますが、親方無しの子分無しの宿世ゆえ、覚悟の上のことですし、こういう状況の方が、意外と好きなのは、否定出来ません。
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魚どっさりの木曜日
今朝は、沼津魚市場に行って来ましたが、
最初に向かった売場で、
御歳暮用の『鰯の丸煮』に仕込むため、
4キロ入の真鰯(千葉)を、
2ケース仕入れましたが、“47-9”というのは、魚市場での自分の買い番です。
真鰯の売場の隣にある鯵(あじ)の売場に行くと、
島根県産のものがあったのですが、他の仕込みの兼ね合いもあったので、取り合えず、素通りすることにし、『鰯の丸煮』同様、御歳暮の『西京漬』用のサーモン(ノルウェー)を仕入れるため、
この売場に行き、
5,4キロのものを仕入れた後、別の売場に向かうため、構内を歩いていると、
この売場に、
長崎県壱岐産の鰆(さわら)が入荷していました。
焼物の中でも、自分が一番好きな魚ですので、素通り出来ず、それぞれの目方を確認しいくと、自分好みの4キロUPのものが、
1本だけ残っており、鮮度を確認するため、
えらを確認すると、鮮やかな赤い色をしており、
魚体も良さげな感じがしたので、コース料理の焼物の西京焼としてお出しするため、仕入れることにしましたが、鰆の上にあるのは、
刺身や酢物などで使うための帆立(北海道)です。
鰆は、魚偏(さかなへん)に、春と書きますが、寒鰆という言葉もあるように、これから脂が乗り始める旬の魚でもあります。
その後、活魚売場に行ったのですが、天然のとらふぐの入荷は全くなかったこともあり、仕込みの段取りにも余裕が出来たので、鯵を仕入れることにし、売場に戻ると、片付ける直前で、
間一髪間に合い、
1ケース仕入れることにしました。
仕入れも終えたので、【佳肴 季凛】に戻り、荷物を卸したところ、
仕入れをした当人ですので、分かってはいたものの、ちょっとした魚屋さん状態に、覚悟を決め、仕込みを始めることにしました。
先ずは、鯵から取り掛かることにしたのですが、
よく見ると、
小さい鯖が紛れ込んでいましたが、鯵に限らず、小魚にはよくあることです。
鯵の頭を落とし、はらわたを抜き終えた頃には、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
真空調理するため、帆立を袋詰めしてくれていましたが、帆立の真空調理については、こちらをお読みください。
鯵の次に取り掛かったのが、
真鰯で、隣では、
真由美さんが鯵の水洗いをしてくれており、それが終わったら、
真鰯を水洗いし始めてくれました。
真鰯の身の次に、焼いてから、出汁を取るため、鯵と真鰯の頭を半分に包丁し、
これらも、
真由美さんが、掃除してくれました。
その次に、サーモンの鱗を取ることにしたのですが、サーモンは鱗が細かいので、包丁を使うすき引きという方法で、
鱗を取ります。
サーモンを終えたら、鰆の頭を落とすことにしたのですが、サーモンと異なり、鰆は鱗があまりないので、
包丁で軽くこそげ取る程度で済みます。
頭を落とし、切口の身を見ると、乳白色をしていたのですが、この乳白色こそが、脂のある証で、
水洗いしてから、3枚に卸しました。
鰆は、最も身割れしやすい魚の一つで、卸す時は、細心の注意を払うのですが、身割れすることなく、
卸し終えることが出来、
切身にしたら、
キッチンペーパーで挟み、冷蔵庫へ。
鰆の次が、
サーモンで、鰆同様、卸し終えたら、
卸し終えたら、
切身にし、冷蔵庫へ。
その後、鯵と真鰯の頭の掃除も終わり、それらを焼く前には、
鰆のあらの部分も焼き終わり、その頃までに、鯵と例の鯖を、
揚物用に、三枚に卸しておき、この鯖は鯵と共に、それぞれ天ぷらに、
子供達の夕飯の鍋焼うどんの具になりました。
そうこうしていると、ランチの営業時間となり、
合間を見ながら、真由美さんが真鰯を、クッキングシートを敷いた鍋に並べてくれ、並べ終えたら、
蓋をし、
水と酢を注ぎ、
超弱火で、火に掛けました。
また、ランチの営業時間中に、
富士市内の魚屋さんが、
静岡県用宗(もちむね)産の天然のとらふぐを4本届けてくれたのですが、とりあえず、
そのまま水槽に入れておくことにしました。
ランチの営業時間も終わり、お客様もお帰りになったので、
真由美さんがカウンター周りを養生してくれ、自分は、
水槽から、ふぐを取り出し、
締めてから、
海水へ。
まな板に乗せ、改めて、その姿に萌え燃え・・・❤のまま、
卸し、
卸し終えたものは、いつものように、
真由美さんが水洗いしてくれ、自分が手直しをする流れで、
真由美さんが拭き上げてくれ、
ふぐの仕込みも終わり、お昼を食べ、休憩することにしたのですが、今日のお昼は、
真鰯を塩焼にしました。
真鰯の手前にあるのは、粗めに卸した本山葵ですが、脂の強さを和らげてくれるだけでなく、その風味が何とも言えず、自分が好きな食べ方でもあり、鯖の時にも、こうします。
そして、夜の営業時間の合間を見ながら、
鰆とサーモンを、お手製の西京味噌と共に、真空パックしておきました。
また、一度に使いきることは出来ないので、
鯵も真空パックし、焼いてから、ほぐして、塩味をつけたサーモンの中骨も、
同じように、真空パックしておきましたが、サーモンのフレークは賄い用です。
こうして、ちょっとした魚屋さん状態の一日が終わったのですが、魚の仕込みが多いと、妙な達成感があります。
また、明日も魚市場に行くのですが、今日ほどではないものの、それなりに仕入れ、仕込む予定です。
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お弁当、ふぐ、御歳暮用の『西京漬』で始まった一週間
月曜日が定休日ですので、火曜日の今日が、一週間の始まりです。
そんな今日は、
お弁当の仕上げから、
始まりました。
普段なら女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、盛り付けをし、箱詰めまでしてくれるのですが、今朝は、用があり、留守にしていたので、自分が全てやることになりました。
ランチの営業時間前までには戻り、通常の営業には、何ら問題はなく、そんな営業時間中、
富士市内の魚屋さんが、
静岡県吉田産の天然のとらふぐを、届けてくれました。
ラストオーダーの時間(1時30分)も近かったので、
そのまま締め、
血抜きのため、
萌え燃え・・・❤の気持ちをとりあえず、クールダウンさせて、海水へ。
その後、お客様がお帰りになったので、
真由美さんにカウンター周りを養生してもらい、
卸すことにしたのですが、その頃、真由美さんは、
御歳暮用の『西京漬』の銀鱈(アラスカ)と鯖(ノルウェー)の袋詰めの準備をしてくれていました。
卸し終えたら、
いつものように、
水洗いしてくれたふぐを、
自分が手直しをし、
真由美さんが拭き上げてくれ、
ふぐの仕込みが終わり、休憩を取ることにしました。
そして、夜の営業も終わりが近づき、
片付けの合間を見ながら、袋詰めしておいた鯖と銀鱈を、真空パックしておき、その入れ替えに、仕上がった銀鱈とサーモンの『西京漬』を、
冷蔵庫から出し、2枚ずつ、
箱詰めしました。
御歳暮用のシールを貼った蓋をし、
冷凍になっていないので、
冷凍庫にしまい、明日包装する予定で、お弁当は別にして、今日のような日がしばらく続きそうです。
★☆★ 大晦日お持ち帰りふぐ料理 『ふくはうち』 ★☆★
当店では、大晦日お持ち帰り“ふぐ料理”として、『ふくはうち』を、御用意致しております。
ふぐ刺、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、16,000円となっております。皆様のご注文、お待ちしております。