グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

仕入れ後のお弁当

今朝は、

s-P7130044

沼津の魚市場に行き、

s-P7130045

和歌山産の鱧、

s-P7130051

高知産の鯵、

s-P7130054

佐賀産のすっぽんなどを、仕入れて来ました。

 

これら以外にも、冷凍ものなど、色々と仕入れて来たのですが、今日は、お弁当のご注文を頂いていたので、【佳肴 季凛】に戻ると、すぐに、お弁当の仕上げに取り掛かりました。

 

自分は、サーモンの西京焼、揚物などを、いつものように仕上げ、

s-P7130055

これまた、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

s-P7130056

盛り付けをしてくれました。

 

そして、

s-P7130066

お弁当は、

s-P7130065

このように、

s-P7130067

仕上りました。

 

その頃までに、自分は、

s-P7130057

鯵をはじめ、魚の下拵えに取り掛かりました。

s-P7130058

頭を落としてから、水洗いを終えたら、

s-P7130062

次に、鱧を卸すことにしました。

 

卸し終えたら、

s-P7130068

鱧の下拵えに欠かせない骨切りを、

s-P7130069

し終えたら、再び、鯵の下拵えをすることにしました。

 

ランチの営業時間までに、間に合わせなくてはならないので、大急ぎで卸し、

s-P7130073

卸した鯵は、

s-P7130075

ズッキーニと共に、天ぷらにして、揚げ出しにして、お出ししました。

 

ランチの営業時間中、合間を見ながら、鯵と鱧のアラを、

s-P7130079

出汁を取るために、こんがりと焼いておきました。

 

ランチの営業が終わったら、

s-P7130080

卸した鯵は、冷凍するため、真空パックしておきました。

 

このようにするのは、鮮度が良いうちに使いきれないだけでなく、天候不良の時など、鯵に限らず、魚の入荷が少ない時のために、ストックしておくためです。

 

また、鱧は、

s-P7130081

明日の“昼鱧”の御予約に使うため、串を打ったり、

s-P7130083

包丁しておきました。

 

今日のように、お弁当のご注文がある時は、市場に行くことは、殆どしません。というのも、何らかのアクシデントなどにより、時間までに戻って来れないと困るからです。

 

だからと言って、仕入れをしないわけもいきませんし、その仕入れを、地元の魚屋さんに任せることは、自分の流儀ではありません。自分が使う魚は、やはり、自分の目で見たものでないと、安心出来ません。

 

特に、魚は、その日の入荷、相場などが、日替わりで、肉や野菜などのように、作られたものでないからです。市場に行くか行かないのかは、人それぞれ、理由や事情があろうかと思いますが、自分には、そのような考えはありません。

 

人間のやることですから、完璧はありませんが、完璧を目指す姿勢だけは失いたくありませんし、その姿勢を、追い求めるのが、自分の立ち位置なのです。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

休日出勤当日

昨日お話ししたように、今日は、定休日でしたが、沼津の魚市場に仕入れ行って来ました。先ず向かったのが、鱧を扱う問屋でした。

 

そこで、

s-P7110052

3本の“落ち鱧”を、仕入れました。“落ち鱧”とは、水槽などで、死んでしまった鱧のことで、この鱧は、

s-P7110053

和歌山県産でした。

 

“落ち鱧”は、お腹の中に、エサが入ったまま死んでいることもあり、その臭いが身についてしまうと、使い物にならないので、

s-P7110054

その場で、はらわたを抜きました。

 

その後、市場内の貝類を扱う売場に行くと、

s-P7110059

沢山の岩牡蠣が、

s-P7110060

入荷していました。

 

今朝の岩牡蠣の産地は、

s-P7110061

徳島県(光の加減で見にくいかもしれませんが・・・)、

s-P7110063

宮崎県、

s-P7110064

三重県でした。

 

この中で、徳島県産のものが、良さげだったので、

s-P7110062

この6個を、選り抜きました。

 

この後、別の売場に行くと、

s-P7110066

北海道産の真鰯が、

s-P7110065

入荷していました。

 

中を開けて見ると、

s-P7110067

【鰯の丸煮】を仕込むのに、ちょうどよい大きさでしたので、1ケース仕入れることにしました。

 

また、今日は、

s-P7110055

西伊豆産の金目鯛も、入荷していました。

 

肥え具合も良かったので、

s-P7110069

この中から、1,6キロのものを、セリ落としてもらうことが出来、これら以外にも、小物類や冷凍ものを仕入れ、市場を後にしたのでした。

 

そして、【佳肴 季凛】に戻ると、先ず取り掛かったのが、お弁当の仕上げでした。

 

銀鱈の西京焼や、

s-P7110072

玉子焼、そして、

s-P7110071

揚物を仕上げました。今日の揚物は、さばふぐの唐揚げ(写真 左)と烏賊の新挽揚げ(同 右)でした。

 

また、仕事をするついでに、今日は、

s-P7110073

夕飯用のおでんも仕込みました。

 

お弁当用の料理を仕上げたら、盛り付けを、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せた自分は、仕込みをすることにし、先ず、

s-P7110074

先付の白子豆腐を、仕込みました。白子は、天然のとらふぐのものです。

 

この後は、魚の下拵えです。

s-P7110079

鱧と、

s-P7110081

金目鯛を卸したら、

s-P7110086

真鰯の頭とはらわたを、取り除くことにしました。

 

この頃までには、

s-P7110075

お弁当は、

s-P7110076

このように、

s-P7110077

仕上がり、それぞれを組み合わせたのが、

s-P7110078

このようなものでした。

 

あとは、

s-P7110085

お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。

 

真鰯の頭と腹を落としたら、

s-P7110087

真由美さんに、

s-P7110088

水洗いをしてもらいました。

 

水洗いを終えた真鰯は、

s-P7110090

クッキングシートを敷いた鍋に、

s-P7110093

並べ、水と酢を注ぎ、

s-P7110095

落し蓋をして、火にかけました。

 

そして、最後に、

s-P7110089

今日使った2本の包丁を砥いで、休日出勤の仕事は終わりました。

 

終わったとは言ったものの、鍋を火にかけていたので、完全な終了ではなく、途中、住まいである2階から、降りてきて、鍋の様子を、何度となく確認しておきました。店舗兼住宅のメリットのような、そうでなような・・・。(笑)

 

ようやく一日が終わり、予定通り、夕飯は、

s-P7110032

おでんを食しました。こうして、休日出勤の一日は、終わったのでした。

 

と、言いたいのですが、仕込んでいる【鰯の丸煮】の状態を、厨房に行き、

s-P7110041

鬼の居ぬ間に何とかにかこつけ、

s-P7110039

〆の一杯。

 

ということで、ようやく休日出勤の一日は、残業付きで終わり、“馬力”のおかげで、明日も、頑張れます。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

和歌山&淡路島産の落ち鱧

今日は、沼津の魚市場に仕入れに、行って来ました。いつものように、

s-P7030410

生簀のある活魚売場に行くと、

s-P7030411

予め注文しておいた鱧が、4本ありました。市場などでは、このように、死んでしまった鱧のことを、落ち鱧と呼んでいます。

 

この落ち鱧の産地は、

s-P7030412

淡路島でした。

 

落ち鱧は、お腹の中に、エサが入ったまま死んでしまっているので、

s-P7030413

その場で、はらわたを抜きます。というのも、臭いが回ってしまい、それこそ、煮ても焼いても、使い物にならないからです。

 

抜き終えたら、今度は、

s-P7030407

鱧などを扱う問屋に向かい、

s-P7030409

ここでも、落ち鱧を2本、仕入れました。ご覧のように、和歌山産で、先ほどと同じく、

s-P7030408

この場で、はらわたを抜きました。

 

結果的に、今日は、6本の落ち鱧を仕入れました。その後、【佳肴 季凛】に戻り、

s-P7030418

きれいに水洗いしてから、

s-P7030428

卸したところ、身の状態も良かったので、揚物、鱧しゃぶなどに使うことにし、今夜の会席料理では、

s-P6120030

“鱧の天ぷら”でお出ししました。

 

鱧の入荷は、その時次第ですので、鱧料理を御予約される際に、自分は、その旨を必ずお伝えしていますし、このことについては、鱧料理のページでも、記してあるので、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

 

御中元の準備&大分県産の鱧

今日は、沼津の魚市場に行き、

s-P6290249

この売場で、

s-P6290250

御中元の【西京漬】のご注文を頂き始めたこともあり、西京漬用のサーモン(ノルウェー)を、

s-P6290252

3本仕入れました。

 

それぞれの目方は、

s-P6290251

5,1キロ、5,6キロ、5,7キロでした。

 

その後、別の売場に行くと、

s-P6290245

真鰯が、

s-P6290247

入荷していました。

 

【西京漬】同じく、【鰯の丸煮】のご注文を頂き始めたので、

s-P6290239

状態を確認すると、大きさもちょうど良く、鮮度も良かったので、仕入れることにしました。

 

この真鰯の産地は、

s-P6290248

見づらいかもしれませんが、千葉県産です。

 

この他には、

s-P6290258

活魚売場で、

s-P6290259

大分県産の鱧を、3本仕入れました。そして、これら以外にも、冷凍ものなどを仕入れ、市場から帰ることにしました。

 

『佳肴 季凛』に戻ったら、

s-P6290264

鱧を取り出し、

s-P6290266

水槽に、

s-P6290265

入れておき、仕込みを始めることにしました。

 

先ずは、

s-P6290267

真鰯の頭を落とし、

s-P6290268

抜きました。この後、水洗いするのですが、水洗いは、

s-P6290272

女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せました。

 

真鰯の頭は、こんがり焼いてから、出汁を取るために使うので、

s-P6290269

頭を半分に、

s-P6290270

割っておきました。ちなみに、頭は、

s-s-P6300308

このように、焼き上がりました。

 

真由美さんの隣りで、自分は、

s-P6290271

サーモンの仕込みに取り掛かることにしました。サーモンは、鱗が細かいので、“すき引き”という方法で、包丁を使って、鱗を取っていきます。

 

3本全て、鱗を取り終えたら、

s-P6290275

水洗いし、

s-P6290277

3枚に卸してから、

s-P6290278

切身にし、

s-P6290279

キッチンペーパーで挟み、冷蔵庫にしまっておきました。切身は、全部で、84枚ありました。

 

そして、ランチの営業が終わる頃、真空パックの袋を用意し、

s-P6290280

切身にしたサーモンを、西京味噌と共に、漬け込み、

s-P6290306

真空パックしておきました。

 

そして、自分は、

s-P6290291

水槽から、鱧を取り出し、締めてから、

s-P6290292

水洗いし、

s-P6290304

卸してから、骨切りをしました。この4つは、鱧料理の定番である“落とし”にするためのもので、

s-P6290305

今夜、会席料理を召しあがったお客様の刺身で、お出ししました。鱧以外に、盛り付けてあるのは、生の本鮪(ニュージーランド)、小肌(佐賀)、赤目ふぐ(沼津)です。

 

また、刺身以外には、

s-P6290303

さばふぐの唐揚と共に、天ぷらに仕立て、同じお客様に召し上がって頂きました。

 

時間を再び、昼間に戻します。サーモンの西京漬の真空パックを終えた頃、真由美さん達は、

s-P6290284

【鰯の丸煮】の包装をしてくれ、自分は、

s-P6290283

明日、西京漬に仕込む銀鱈(アラスカ)を、冷凍庫から、4本出しておきました。

 

ランチの営業も終わったこともあり、ガス台も空いたので、

s-P6290287

鍋に、切れ目を入れたクッキングシートを敷き、

s-P6290288

真鰯を並べ、

s-P6290295

一番出汁、

s-P6290296

水、

s-P6290297

酢を入れ、

s-P6290300

落とし蓋をし、

s-P6290299

超弱火の状態で、火にかけました。仕上がるのは、明日になります。

 

しばらくは、こんな感じの日常が続きそうです。

今日の鱧は、淡路島産

昨日に引き続き、今日も、沼津の魚市場に行って来ました。昨日の様子は、こちらをご覧下さい。

 

いつものように、

s-P6240117

一番最初に向かったのは、

s-P6240118

生簀のある活魚売場で、生簀には、

s-P6240119

自分の買い番である“47-9”という札が貼られていました。

 

淡路とは、もちろん淡路島の略で、中には、

s-P6240136

2本の鱧が入っており、その目方は、1,45キロでした。淡路島産の鱧を使うのは、今シーズン初めてのことです。

 

昨日の今日であるだけでなく、九州地方の悪天候の影響もあり、思うような魚もなかったので、

s-P6240137

 

ブクブク付きの発泡スチロールに移し、帰る準備をしました。

 

とは言っても、

s-P6240139

静岡県由比産のさばふぐの良さげなものがあったので、思惑通りの値段で、セリ落としてもらうことが出来ました。

 

『佳肴 季凛』に戻ると、

s-P6240140

夕方卸すため、ザルに入れた状態で、

s-P6240141

水槽に入れておきました。

 

夕方になり、

s-P6240146

水槽から取り出し、締めてから、

s-P6240148

卸しました。

 

その後、

s-P6240149

骨切りをし、

s-P6240151

落としにするため、このように、包丁しておきました。

 

お客様がいらしたら、

s-P6240154

落としに仕立て、

s-P6240156

このように、盛り付けました。生の本鮪(塩釜)、鱧(淡路島)、帆立(北海道)、湯葉の四種盛りでした。

 

ただ、今夜¥は、お客様のご要望で、生の本鮪を、中とろと赤身の部分をお出ししました。普段なら、生の本鮪は、どちらの部位にせよ、2切れが基本です。

 

昨日のふぐ刺付の刺身もそうでしたが、

s-P6230110

御用望があれば、食材がある限り、可能な限り対応致しますので、お気軽にお申し付け下さい。

 

今日は、淡路島産の鱧をお出ししまたが、鱧の産地は、その時の入荷状況により、様々です。ただ、天候不順や、市場の休みにより、鱧そのものを御用意出来ない場合もございますので、鱧料理に関しては、予めお問い合せ下さい。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。

zoutousaikyou.jpg
銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

ふぐ刺付きの鱧料理の刺身

今日は、沼津の魚市場に仕入れに行って来ました。いつものように、一番最初に、

s-P6230071

活魚売場に、

s-P6230072

向かいました。

 

生簀には、

s-P6230074

予め注文しておいた鱧(山口)が、1本入っており、目方は、0,5キロでした。

 

その後、別の売場に行き、

s-P6230070

すっぽんを、2ハイ仕入れました。このすっぽんは、

s-P6230069

佐賀県産でした。その後、ひと通りの仕入れを終え、再び、活魚売場に行き、

s-P6230075

ブクブクをセットした発泡スチロールに、

s-P6230076

鱧を移し、市場を後にしたのでした。

 

そして、帰り道に、

s-P6230078

宅配便の営業所に立ち寄り、

s-P6230079

愛知県から届いた鱧が入った発泡スチロールを、

s-P6230080

受け取り、『佳肴 季凛』に戻り、中を確認すると、

s-P6230081

このように、入っていました。

 

活かしの鱧は、

s-P6230082

夕方卸すので、

s-P6230083

ザルに入れたまま、

s-P6230084

水槽に入れておきました。

 

先程の活〆の鱧は、

s-P6230086

三河篠島で、

s-P6230088

全部で、7本あり、

s-P6230089

卸してから、

s-P6230093

骨切りをし、今日と明日の鱧料理で使うので、御食事の鱧茶漬用に、

s-P6230094

串を打っておきました。

 

この後、水槽へ行き、

s-P6230098

今朝の鱧を締めて、

s-P6230099

卸してから、

s-P6230100

骨切りをしました。

 

この鱧は、落としにするため、

s-P6230104

包丁し、お客様のご来店時間まで、冷蔵庫にしまっておきました。

 

お客様が見えたので、

s-P6230106

塩をひとつまみ入れたお湯で、

s-P6230107

花が咲いたように、表面は白くなったら、

s-P6230108

氷水で冷まし、粗熱が取れたら、

s-P6230109

水から上げて、軽く絞ってから、

s-P6230111

生の本鮪(塩釜)、湯葉と共に、盛り付けました。

 

また、今夜は、お客様のご希望で、

s-P6230110

ふぐ刺も、一緒に御用意しました。

 

このふぐは、

s-P6230112

静岡県焼津産の天然のとらふぐです。

 

また、つけ醤油も、

s-P6230113

三種類、御用意しました。

 

左側が、

s-P6230114

梅肉醤油で、鱧の落とし用です。

 

真ん中が、

s-P6230115

土佐醤油で、生の本鮪、湯葉に使うもので、いわゆる刺身醤油です。

 

そして、右側が、

s-P6230116

ふぐ刺用のポン酢です。それぞれを、クリックしてもらうと、作り方を、御覧になれます。

 

これまでにも、このような刺身をお出ししたことがあるのですが、改めて考えてみると、自分でも、食べたくなるような気がするのは、事実です。

 

ちなみに、鱧料理でお出しする刺身は、

s-P7235793

通常、このような四種盛りですが、先ほどお話ししたように、ご希望があれば、可能な限り対応させて頂きますが、その際には、お値段の変更も生じる場合がございます。当店の鱧料理の詳細については、こちらをご覧下さい。

 

ただ、この時季、ふぐ刺は、前もって、御予約を頂かないと、御用意出来ない場合が殆どですので、御用望の方は、御予約をお願い致します。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

活鱧の入荷は、無けれど・・・

昨日のお話しの最後で、今朝は、沼津の魚市場へ、土曜日の時点で、注文しておいた活かしの鱧を仕入れに行って来たのですが、行く途中、活かしの鱧の入荷がないだけでなく、手持ちの鱧が、水槽の中で、死んでしまったという連絡が入りました。

 

鱧料理の御予約を頂いており、状況次第では、献立の一部を変更せざるを得ないことは、お客様にお伝えしてあったので、全く問題はないとは言え、少しブルーな気分になっていました。

 

とは言っても、冷凍ものの仕入れもあったので、そのまま引き帰さずに、市場へ行き、

s-P6190267

沼津産の鯵の良さげのものが、

s-s-P6190269

あったので、仕入れることにしました。

 

活かしの鱧は、鱧料理のマストアイテムでもある落としに使うのですが、『佳肴 季凛』に戻り、昨日入荷した愛知県産の鱧を、落としにしてみたところ、百点満点とは言えないまでも、お客様にお出しするには、問題なかったので、代役にすることにしました。

 

ちなみに、落としとは、

s-P5100636

 

湯引きとも呼ばれ、梅肉醤油をつけて召し上がる鱧料理の象徴のようなものです。

 

そして、夕方になり、

s-P6190283

鱧茶漬に使う鱧に、串を打ったり、

s-P6190285

鱧しゃぶ用にに包丁し、盛り付けたり、

s-P6190282

天ぷら用に包丁しました。

 

 

そして、

s-P6190281

落とし用には、一番良さげなものを、使うことにしました。

 

落としにするため、

s-P6190297

 

お湯にくぐらせ、氷水で冷まし、

s-P6190298

軽くしぼったら、

s-P6190299

気仙沼産・生の本鮪、沼津産・障泥烏賊(あおりいか)、湯葉と共に、盛り付けました。

 

扱いが良いと、締めてから、二日経っても、使えることを知ったのは、驚きでしたし、自分の知らないことがあることに、気付かされました。やはり、料理人としては、まだまだですし、日々、勉強する余地は、かなりありそうです。

今日の鱧は、愛知県産

今朝、宅配便で、

s-s-P6180243

愛知県産の鱧が、

s-s-P6180245

届きました。

 

袋を開け、

s-s-P6180246

取り出すと、

s-s-P6180247

10本入っていました。

 

送り主は、この間(6月15日)の鱧と同じ愛知県の魚屋さんで、下処理は完璧で、

s-s-P6180249

骨切りをするのが、待ち遠しいくらいでした。そんなこの間の鱧については、こちらをお読み下さい。

 

あまりにも良かったので、

s-s-P6180254

試食を兼ねて、天ぷらにして、蕎麦と一緒に食べたところ、案の定の美味しさでした。

 

その美味しさは、今夜のお客様に、

s-P6160176

鱧しゃぶや、

s-P6120030

天ぷらで、お出ししました。

 

また、アラの部分は、

s-s-P6180252

明日以降、鱧の出汁を取るために、こんがりと焼いておきました。ちなみに、鱧の出汁とは、このようなものです。

 

明日は、鱧料理のご予約を頂いているので、活かしの鱧を、沼津の魚市場に仕入れに行きます。どんな鱧なのか、気になるのと同時に、築地などの中央市場が休みということもあり、一抹の不安もありますが、良い鱧であるのを、祈るばかりです。

昼鱧

今朝、沼津の魚市場に仕入れに行って来たのですが、お昼に、【鱧料理】の御予約を頂いていたので、

s-P6160146

鱧を扱う問屋さんに寄り、

s-P6160132

落ち鱧と呼ばれる水槽の中で、死んでしまった鱧を2本と、

s-P6160137

活かしの鱧を、1本仕入れました。タイトルにもあるように、お昼の鱧料理のことを、自分は、“昼鱧”と、読んでいます。

 

3本全て、

s-P6160147

和歌山県産でした。

 

落ち鱧は、その時点で、お腹を裂き、

s-P6160133

はらわたを抜きました。こうするのは、餌が残っていると、その臭いが、身に回ってしまい、使い物にならないからです。

 

活かしの方は、1本だけでしたので、

s-P6160139

大きめのビニール袋に、鱧と海水を入れ、

s-P6160141

その次に、酸素を入れたら、

s-P6160144

袋をしばると、

s-P6160145

風船のようになりました。というより、市場などでは、その通り、風船と呼んでいます。

 

その後、ひととおりの仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻ったら、

s-P6160165

風船から、鱧を取り出し、

s-P6160166

お昼の御予約とは言え、出来るだけ、身が活かった状態で、落としに仕立てたいので、取りあえず、水槽に入れておきました。

 

落としは、

s-P5100636

湯引きとも呼ばれ、梅肉醤油をつけて食べる鱧料理の代名詞とも言える料理のことです。

 

ランチの営業の段取りが整ったら、

s-P6160167

水槽の鱧を取り出し、締めてから、

s-P6160169

神経を抜くため、脊髄に細い針金を突き刺しました。こうすることで、より良い状態で、落としに仕立てることが出来ます。

 

時間に余裕が無いので、御予約の分だけ、

s-P6160174

骨切りをし、

s-P6160177

鱧料理の刺身で、お出ししました。

 

ちなみに、今日の刺身は、

s-P6160178

生の本鮪(和歌山・那智勝浦)、鱧(和歌山)、小肌(佐賀)、湯葉の四種盛りでした。

 

生の本鮪も、鱧も同じ和歌山県ですが、那智勝浦は、紀伊半島東部に移置しているのの対し、鱧の方は、紀伊半島西部の和歌山市に近い有田市で、水揚げされたものです。

 

鱧料理は、その日の入荷状況に左右されるので、御予約をお勧めしているだけでなく、天候不順などにより、御用意出来かねる場合もあります。特に、落としは、活きたものを使うので、100%のお約束は出来ません。

 

少なくも、鱧に限らず、自分が納得した素材でないと、お出し出来ない性分ですし、本物を提供したいという想いで、料理を作っているので、ご理解頂けると、幸いです。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。

zoutousaikyou.jpg
銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

愛知県三河篠島産の鱧&『鰯の丸煮』のHP

今日は、仕込みをする前に、

s-P6150102

宅配便の営業所に行き、

s-P6150103

愛知県から届くことになっていた荷物を、受け取りに行きました。

 

【佳肴 季凛】に戻り、中を開けると、

s-P6150104

袋から取り出したのが、

s-P6150111

鱧でした。

 

産地は、

s-P6150105

愛知県(三河篠島)で、

s-P6150106

締めてあるだけでなく、

s-P6150107

腹を裂いて、腸(はらわた)を抜いてあります。

 

このようにしてあるのは、鱧は、悪食ゆえ、腹の中に餌が残ったまま死んでしまうと、その臭いが、身についてしまい、それこそ煮ても焼いても、使い物にならなくなってしますからです。

 

昨日、送り主の魚屋さんに発注した時に、このような下処理をお願いしました。その様子を、魚屋さんが、送ってくれました。

 

先ず、左の生簀から

s-愛知 鱧 生簀

右側の生簀に、

s-愛知 鱧 4本

この5本を、移しました。

 

その目方は、

s-愛知 鱧  目方

1932グラムでした。

 

その後、締めて、血抜きをしてから、

s-愛知 鱧  抜き

脊髄に、細い針金を入れて、神経を抜きました、こうするのは、脳からの伝達が遅れ、身の鮮度が保たれるからです。

 

その後、

s-愛知 鱧  はらさき

腸を抜いて、軽く水洗いしてくれてありました。

 

このような完璧な下処理をしてくれてあるので、

s-P6150123

身に血も回っておらず、身の状態は、申し分のない百点満点でした。

 

その後、

s-P6150124

鱧の下拵えには欠すことの出来ない骨切りを、

s-P6150125

しました。

 

これだけ状態が良いと、爽快かつ痛快であること、この上ありませんでした。良き素材は、良き仕事の親という言葉が、ピッタリかもしれません。

 

頭や骨のアラの部分は、

s-P6150126

出汁を取るため、ぬめりなどを取り除いておきました。ちなみに、鱧の出汁とは、このようなものです。

 

そして、今日のお話しは、2本立てで、先日『鰯の丸煮』を、ギフトやお取り寄せ用に御用意したことを、お話ししましたが、ようやく、今日のそのホームページを、

s-s-P2240075

公開しました。

 

『鰯の丸煮』のページを御覧いただければ、お分かりになるかもしれませんが、通販サイト【そのまんま通販】のページもございますので、御覧頂けると、幸いです。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

このページの上へ戻る