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もっとおいしいお話し

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真空パックして、冷凍した剥き栗(むきぐり)

料理が好きで料理人になり、3分の1世紀が経ち、誰が名付けたのか、熱血料理人。

3423回目の今日も、 日本料理店『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が 、料理への想いや日々の出来事を認(したため)させて頂きます。

先日のお話しのように、商売をやっていると、有り難いことに色んなものを頂く機会があり、昨日は、

栗を頂きました。

すぐに使う必要もないので、剥いてから、真空パックして、冷凍することにし、

洗ったら、

剥きやすくするため、

やや熱めのお湯(60~70度)に、30分程度浸けてから、

天地(先端と下)を落としたのですが、お湯に浸け、いくらか剥きやすくはなっているものの、形もいびつであるだけでなく、皮も硬いので、注意が必要です。

全て天地を落としたら、

鬼皮(表面の硬い皮)を剥きながら、

一緒に渋皮(表皮と実の間の皮)を剥いたら、

包丁を使い、

鬼皮だけ剥くのですが、包丁を使うので、先程同様、注意が必要なのは、言うまでもありません。

ここまでやったら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんの出番で、

普段から自分の手元をしてくれているとは言っても、包丁仕事となると、素人イ以上玄人はだし未満ですので、

手直しが必要です。

というよりも、必要以上に包丁を入れられると、かえってロスを産むので、出来そうもないことは、やらないように伝えています。

ただ、時に伝え忘れ、聞き逃しもあり、結果として、言った言わない、言われた言われていないの不協和音を生じることもあるので、基本的に出来そうもない仕事は、スルーするのが、仕事の上での不文律です。

そんなことはさておき、

手直しをしたら、

水洗いし、

ざるに上げ、

予定通り、真空パックして、冷凍庫へ。

栗だけだと不揃いゆえ、冷凍しておくと、袋が破損する可能性もあり、真空パックした意味がないので、

クッションとして、水も入れておきました。

今回の栗は、栗御飯に仕立てるのですが、ご存じのように、栗は安くはない食材ゆえ、先日のお弁当のように、

簡単に使うことは出来ません。

実を言うと、今日の栗同様、その時の栗も頂きもので、こんなことが為せるのも、地方ならではのことですし、栗は、下さった常連さんの庭になっていたものです。

しかも、その方が自ら持参して下さり、かの疫病ゆえ、リモートだことのテレだことの言われますが、やはり、人は人あってこそ。

田舎には田舎なりのスタイルがあり、それも宜し。

便利が第一義、結構、結構。ただ、不便は知恵と工夫を磨く源で、自ら人生三種の神器と呼ぶ「努力、忍耐、工夫」無くして、前に進めません。

例の三種の神器に近いのが不器用で、その四天王を駆使し、これからも厨房に立ちます。

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早朝から揚場

料理が好きで料理人になり、3分の1世紀が経ち、誰が名付けたのか、熱血料理人。

3422回目の今日も、 日本料理店『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が 、料理への想いや日々の出来事を認(したため)させて頂きます。

仕入先の沼津魚市場に行く時は、4時前後に起き、それ以外の日は、5時~6時の間に目が覚めてしまい、再び寝ることが難しいので、そのまま起きることもしばしばです。

さらに、何となく仕事を始めたりすることもありますが、今朝は、5時に目覚ましをセットしたものの、4時半過ぎに目が覚めました。

5時にセットしたのは、娘達のお弁当の揚物というか、油で揚げてから作る料理があり、その仕事を女将兼愛妻(!?)の真由美さんに頼まれたからです。

厨房に行ったのは、

5時過ぎで、こういうことが為せるのも、店舗兼住宅ならではのことで、既に真由美さんがフライヤーの火を点けてあり、

じゃが芋、茄子、ピーマンを揚げたら、2階へ。

厨房に戻った自分は、漂白剤に浸けておいたまな板を洗い、仕事を始める準備をすることにし、娘達のお弁当は、

こんな感じに仕上りました。

ちなみに、魚市場に行かない時には、娘達のお弁当を、自分のInstagramに投稿してあるので、

よろしければ、お立ち寄り下さい。

ところで、8月の半ばから続いている“茄子のオランダ煮大作戦”ですが、昨日も、

茄子を頂き、さらに昨日は、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG0353.jpg

ピーマンも頂いたので、“茄子のオランダ煮大作戦” (Part Ⅻ)は、ピーマン付となりました。

“茄子のオランダ煮大作戦”は、お客様に差し上げているのですが、最近のトレンドとしては、長いまま、箸で切りながら食べることらしく、色こそSNS映えはしないものの、味としては、かなり好評で、嬉しい限りでなりません。

仕事を始めるには、少し早かったものの、茄子を揚げたら、フライヤーの掃除もしたかったので、仕込みを始めることにしました。

茄子は、

へたを取ったら、

切り込みを入れ、ピーマンは、

半分に包丁したら、種を取っておきました。

出汁を引くなど、他の仕込みをしていると、真由美さんも早めに仕事を始めてくれたので、

茄子を揚げてもらいました。

真由美さんの様子を見ながら、

揚げた茄子を鍋で軽く煮たら、

受けを並べたバットに茄子を乗せ、余分な油と水分が落ちたら、

バットに移しておきました。

“茄子のオランダ煮大作戦”は、おまけアイテムですので、仕込みの方法を多少変えてあり、通常の仕込み方は、こちらです。

油で揚げた茄子を全て煮たら、

ピーマンを揚げたのですが、

揚げるというよりも、

中華料理で言うところの油通しに近い感じで、ピーマンは、

氷水をあてて、冷ましておいた出汁に入れ、

ピーマンも冷めたら、

茄子のバットに移しておきました。

早朝から、揚場で仕事をしていたので、揚物気分になっており、茄子とピーマンに海老と下足(げそ)を加え、

昼ごはんのおかず用として、天ぷらにしました。

すべき揚物を済ましたら、

油を漉し、

フライヤーの掃除をすることにしました。

フライヤーを洗ってくれたのは、

真由美さんで、

最終確認をするのは自分で、油汚れの洗剤を使ってはいても、あえて素手なのは、素手でないと確認しづらいからです。

さらに言うと、面の皮同様、手の皮も厚いので、その辺りは、さほど心配はありません!?(笑)

お湯で流し、拭き上げたら、

しばらくの間、乾かしておきました。

フライヤーそのものの掃除は、ここで終わっても、

厨房の側溝の掃除も不可欠で、時と場合にもよりますが、

カウンター内のそれも、ついでにすることもあり、今日も然りでした。

これで終わりとはいかないのが、フライヤーの掃除で、

漉した油を、

フライヤーに戻した後の洗い物も、

厄介で、言うなれば、フライヤー掃除のボスキャラです。

また、今日は、

時間に余裕があったので、洗い場の側溝の掃除もすることが出来、一新した気分でランチの営業に臨み、

が終わったら、予定通り、天ぷら定食@賄いを堪能したのでした。

栗ご飯というよりも、栗入りの炊き込みご飯の作り方

料理が好きで料理人になり、3分の1世紀が経ち、誰が名付けたのか、熱血料理人。

3421回目の今日も、日本料理店『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が 、料理への想いや日々の出来事を認(したため)させて頂きます。

昨日のお弁当の御飯は、

栗御飯でしたが、

栗だけでは、面白味に欠けるので、帆立と油揚げも入れました。

そんな今日のお話しは、栗御飯というか、栗入りの炊込御飯の作り方ですが、栗入りの炊込み御飯では長いので、以降、栗御飯とさせて頂きます。

栗御飯に欠かせない栗ですが、栗の下拵えで一番厄介なのが皮剥きで、ぬるま湯や水に浸けておくと剥きやすくなるとは言え、それでも苦戦するのは間違いありません。

汚れを取るため、

きれいに洗ったら、

天地を落とし、この時、滑らないようにするだけでなく、かなり力を入れるので、くれぐれもご注意して下さい。

天地を落としたら、

鬼皮と呼ばれる外の硬い皮を剥くのですが、

天地を落とす時同様、注意が必要で、とりあえず第1ステージクリア。

今度は、

薄茶色の渋皮を剥き、ここまでになったら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんの出番でなのですが、自分の手元をしているとは言え、素人ですので、スムーズに剥くのはかなり大変ですので、自分も剥きます。

剥き終えたら、アクが周って変色しないように、

水に浸けておき、今回の栗御飯は、栗だけではなく、帆立と油揚げも使うので、今度は、その下拵えです。

帆立は、ボイル帆立と呼ばれ、むき身を加熱した冷凍ものを使い、

貝柱とひもに分けておき、ひもの周りについている内臓や汚れも、きれいに取り除いておきます。

油揚げは、適当な大きさに包丁してから、

油抜きをしておきます。

具と共に、

日本酒、塩、薄口醤油、濃口醤油、味醂(みりん)、赤酒で味を調えた出汁を用意しておき、出汁は、一番出汁と、

焼いた魚のあら、野菜の皮、一番出汁を取った後の鰹節や昆布などを長時間煮出した出汁を合わせたもので、一番出汁の引き方については、こちらをお読み下さい。

出汁が沸いてきたら、

油揚げを最初に含ませ(煮て味をつけ)、頃合いを見て、鍋から出し、その次に、

帆立も、

栗も、同様にし、

それぞれを、

バットに移し、味を含ませるため、明くる日まで、冷蔵庫にしまっておきます。

別々にするのは、具と出汁を別にしてから、その出汁で米を炊くのですが、具にに出汁が残っていると、仕上った時に、水分で御飯が水っぽくなるからです。

そのため、キッチンペーパーで漉す時に、具が崩れない程度で、水分を切っておかなくてはなりません。

また、昨日のように、お弁当に使う場合、御飯の足が早くなることも、その理由です。

米を釜に入れるのですが、

この時、もち米を1割程度合わせるのが、炊込御飯のお決まりで、それだけでは、面白味にも欠けるので、自分は、全体の2割程度、押麦を混ぜています。

具をキッチンペーパーで漉したら、

全ての出汁を合わせ、

釜に入れ、

炊きます。

湯気が出て来たら、

芯まで温まりにくい栗から、釜に入れ、蓋をし、様子を見ながら、

帆立を入れたら、同様の流れで、

最後に油揚げを入れます。

芯まで完全に温まれば、間違いのリスクはかなり減るので、些細なことでも手を抜くことは出来ませんし、丁寧な仕事こそが、味の要なのは言うまでもありません。

炊き上がり、10分程度蒸らしたら、

バットに移し、

混ぜ合わせたら、

栗御飯の出来上がりです。

お弁当用に作ったとは言え、料理の着物である器にして、

茶碗によそると、やはり見栄えは別物で、一口頬張ると、出汁の旨味を閉じ込めたお米は勿論のこと、主役の栗、脇役の帆立と油揚げが渾然一体となり、それこそが、炊込御飯の醍醐味以外の何物でもありません。

お米と炊けば、炊込御飯になると思われがちですが、今回の栗御飯のような仕込みを経てこその炊込御飯で、それは他ならぬ日本料理の丁寧な仕込みなのです。

丁寧な仕込みは、美味しく召し上がって頂くためには不可欠で、真の日本料理の辞書には、時短料理なるものはありませんし、未来永劫ありません。

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茄子のオランダ煮大作戦( Part Ⅹ)

料理が好きで料理人になり、3分の1世紀が経ち、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いを 、日本料理店『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が 認めること、今日で3416回。

本日も、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

先月の初旬から決行している“茄子のオランダ煮大作戦”ですが、

昨日も茄子を頂いたので、件の大作戦 (Part Ⅹ)を、今日決行することになりました。

油で揚げるので、

洗うことはせず、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、布巾で拭いてもらったら、自分が、

へたの部分に切れ込みを入れ、

へたを取り除くのですが、これも真由美さんで、こういう類の仕事は、得てして、彼女の役目です。

その後、

茄子に軽く切れ目を入れたら、油で揚げ、氷水に落とした後、

一番出汁、薄口醤油、日本酒、味醂、赤酒、塩で味を調えた出汁で煮含めたら、

鍋ごと氷水にあてて、冷まします。

この茄子は、お客様用のものですので、全て自分が仕込み、詳しい仕込み方については、こちらをお読み下さい。

ここからの仕込みは、おまけアイテムとしての茄子のオランダ煮ですので、

真由美さんの手を借り、

油が切れたら、軽く煮ます。

煮たら、

受けをしたバットに乗せておき、この作業を繰り返すこと数回、全て煮たら、

冷ました煮汁と共に、

真空パックして、先程お話ししたように、おまけアイテムとして、お客様の元へ。

一回の“茄子のオランダに大作戦”で仕込む茄子は、30~50本程度ですので、十回となると、4~500本くらい仕込んだことになります。

9月も半ばを過ぎたばかりなので、“茄子のオランダ煮大作戦”は、まだまだ続く可能性があり、参加を御希望の方がいらっしゃいましたら、熱烈歓迎です。

個人的には、そろそろ【オランダ大使館】や【日蘭協会】などからの表彰を受けても良さそうな気がしています。(笑)

そんなことを、Facebookに投稿したら、「先ずは、田子の浦に出島を作らないと・・・!?」というコメントを頂いたので、「(仕入先の)ホームグランドの沼津港魚市場の方がいいかと・・・。」という返信。

そんなこんなで、自分だけでなく、茄子の味だけでなく、SNSへの投稿を楽しみにされている方も多いこともあり、繰り返しになってしまいますが、“茄子のオランダ煮大作戦”への参加、是非お待ちしております。

一週間の始まりは、頂き物に感謝!

料理が好きで料理人になり、3分の1世紀が経ち、誰が名付けたのか、熱血料理人。

3407回目の今日も、 料理への想いを、 日本料理店『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が認(したた)めさせて頂きます。

定休日の今日は、沼津魚市場に仕入れに行く時と同じ時間に起きて、お遣い物用に、1升5合の鶏飯を炊き、

鶏飯の具は、鶏肉、蓮根、人参、ひらたけ、油揚げの5種類で、鶏五目飯ということになります。

炊き上がったら、常連さんから預かった鍋や、

タッパに入れ、

届けに上がりました。

早朝にもかかわらず、届けに上がったのは、ご家族のお弁当に入れてもらうためで、娘達のお弁当にも、

入れてあげ、炊き上がる間に、

サーモンの西京焼とつくねを焼き、こういうことが出来るのは、店舗兼住宅の最大のメリットです。

ちなみに、娘達の弁当の献立は女将兼愛妻(!?)の真由美さんが決め、その手助けをするのが自分で、店舗兼住宅だけに、1階と2階では立場が逆転しています。

片付をしていると、

約50本の茄子を知人が持って来てくれ、先月から続いている“茄子のオランダ煮大作戦”を明日決行することになりました。

茄子のお返しとして、鶏飯を差し上げ、1升5合炊いたのは、茄子を持って来てくれることにもなっていたからです。

結果として、Part Ⅷつまり、8回目ということになり、その時に仕込んでいる茄子を数えてはいませんが、一度に30~50本の大作戦ですので、300本以上は仕込んでいるはずです。

明日仕込むため、

汚れを取るため、

布巾で拭いておきました。

この後に、お届けに上がった方からは、

その方がお気に入りのチーズを頂いたり、

宅配便でぶどうが届いたりと、朝から感謝にして、藁しべ長者の如し。

その後、厨房の片付を完全にはせず、事務仕事をすることにし、全てを済ます頃には、昼食の時間となりました。

そんな今日の昼ごはんは、

銀鱈の切り落しの西京焼をおかずにし、

今朝の鳥飯が御飯で、結果として、店舗兼住宅ゆえに、定休日の厨房で食べると、賄いが、おうちごはんになります。

ところで、昨日は、魚市場で梨、

その帰り道に、

カレーを頂き、前日である土曜日に届いたと思しきレターパックには、

久能山東照宮のご朱印が入っていました。

ご朱印は、やんごとなき物ゆえ、改めてお話しさせて頂くことにし、一週間の始めである日曜日、月曜日と続けて、沢山の頂き物をし、素敵な一週間の始まりに、感謝感謝!

この場を借りて、改めて御礼を申し上げさせて頂くと共に、自分はもとより、沢山の方々にとって、今週も良き一週間であらんことを願ってやみません。

洋梨のリキュール『Marie Brizard Poire William(マリー・ブリザール・ポワール・ウィリアム)』

2日ほど前に、【はね出しのラ・フランス】というお話しをしましたが、

追熟したので、アイスにするため、ピューレを作ることにしました。

きれいに洗ったら、

半分に包丁し、天地を落としたら、

芯を取り除き、

皮を剥き、

5ミリ幅ぐらいにスライスし、

洋梨のリキュールを注ぎました。

このリキュールは、

『Marie Brizard Poire Williamマリーブ・リザール・ポワール・ウィリアム)』という銘柄で、

名前はフランス語なのに、

何故か、スペイン原産なのです。

気になって調べると、フランスのアルザス地方の作られた甘く果汁豊かなウィリアム種という西洋梨を原料にしており、ポワールとは、フランス語で洋梨を意味していることまでしか、分かりませんでした。

バットごと、

蒸すこと20分、

蓋を開けると、リキュールの甘い香りがし、冷めたら、

フードプロセッサーにかけ、

真空パックした後、

冷凍庫へ。

アイスに仕込むのは、しばらく先になりますが、その時もリキュールを加え、さらに香り良く仕上げるつもりで、その風味と味わいが気になります。

最後になりましたが、このリキュールの名前の『マリー・ブリザール・ポワール・ウィリアム』を、3回繰り返すと、呪文のように聞こえるのは、自分だけではないはずです。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

はね出しのラ・フランス

先日、『変な形の茄子(なす)』というお話しをしましたが、

その時の茄子と共に頂いたのが、ラ・フランスです。

ところで、このラ・フランスは山梨県産で、ラ・フランスの一番有名な産地は山形県で、全国の生産量の80%を占めています。

ラ・フランスは、元々みだくなすと呼ばれており、なすは、茄子ではなく、梨が訛(なま)ったもので、見てくれの悪い梨という意味でした。

その後、追熟させることで、その美味しさが再評価され、今では、多くの人を魅了する高級フルーツとなっており、ラ・フランスのとおり、原産国のフランスそのもののを表し、洋梨の代名詞となっています。

このラ・フランスは土曜日に頂き、常温で保存しておき、昨日から今日にかけて、追熟が進み、

その度合いは、

一番進んでいるものから、

このような感じで、

はね出しゆえ、傷(いた)みがあるのですが、そのまま使うことはせず、アイスにするため、リキュールで蒸し煮にします。

かなり前に、ラ・フランスのアイスを作ったことがありますが、その時とは違った味わいになる予定です。

とりあえず、明日以降、洋梨のリキュールが届くので、下拵えについては、改めてお話しします。

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変わった形の茄子(なす)

先日、『二日連続で、茄子のオランダ煮大作戦』というお話しをしましたが、昨日の夕方、沢山頂いたので、

明くる日の今日、ランチなどのコース料理の先付用に仕込んだだけでなく、

おまけアイテムとして仕込み、

結果的に、“大作戦”は6回目ということになりました。

また、この茄子の中には、

ムーミン公式 (@moomin_jp) | Twitter

ムーミンとも、

スヌーピーとも思しき姿、形をした茄子があり、

どちらかと言えば、ムーミンに近いような・・・。

これまでにも変わった形の茄子を見たことがありますが、今回のようなものは初めてで、気になったので、“変わった形の茄子”だけでなく、“変わった形の野菜”もググったところ、色々ありました。

ご興味、ご関心のある方は、ググってみて下さい。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、9月2日(木)の予定です。

s-ラジオエフ
s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

バージョンアップした茄子のオランダ煮

この時季の定番の先付のひとつが、

茄子のオランダ煮で、茄子のオランダ煮とは、一度油で揚げてから煮含める料理で、今回のお話しは予習が必須ですので、こちらをお読み下さい。

また、 先日『二日連続で、茄子のオランダ煮大作戦』というお話しをしたところ、それをお読みになった同業の方から、より美味しく仕込める方法を教わったので、今回のお話しは、タイトルにもあるように、『バージョンアップした茄子のオランダ煮』です。

例の“大作戦”の3回目ということになり、今回の茄子は、

30本近くありました。

油で揚げる茄子は、水洗いは御法度ゆえ、

水気を絞った布巾で拭いたら、

へたを取るため、

切り込みを入れたら、

油で揚げ、この時の温度は160度です。

ここまでは、全く同じ仕込みなのですが、

茄子に火が取ったら、

氷水に落とします。

このようにするのは、油を抜くだけでなく、実の部分の青い(緑)色を保つためで、粗熱が取れたら、水気を抜くため、軽く絞ったら、

盆ざるに上げておき、

出汁で煮含めるのですが、出汁の味付の基本は、一番出汁に日本酒、薄口醤油、塩、味醂、赤酒で、目安としては、ざるそばのつけ汁とかけそばのつゆの中間です。

調味料はあくまでも目安で、今回は、仕上げに胡麻油を入れてあるだけでなく、時節柄、酢も加えてあり、御家庭で作る場合は、お好みに応じた作り方で、何ら問題ありません。

また、例の“大作戦”ゆえ、その時によって、色々と試しており、茄子のオランダ煮に限らず、お客様にお出しする料理とは異なった味付にするので、商売抜きの料理は楽しいのは勿論のこと、結果的に、別の料理のヒントになることもしばしばです。

茄子を煮含めたら、

鍋ごと、

氷水をはったシンクで冷ましたら、

バットに入れ替え、冷蔵庫へ。

一気に冷ますことで、先程同様、茄子の実の色が飛ばないようにすることが出来、油も切れていたので、より美味しく食べることが出来、冒頭の写真を、もう一度御覧になると、お分かり頂けると思います。

一人仕事をしていると、新しい仕事の仕方を覚えるというより、教えてもらう機会が少なくなりがちですが、SNSのお陰で、全国各地の同業者の方達と繋がることが可能になり、お互いが離れているので、変な詮索をせずに、情報交換することが出来るのは、有り難いことです。

ホームグランドである沼津魚市場で行き会う同業者の方達とも然りで、改めて料理というものが、生涯学びであることを再認識が出来、明日も学びを求めて、魚市場に行くので、この辺りでお暇(いとま)させて頂きます。

二日連続で、茄子のオランダ煮大作戦

今日も、

約50本の茄子を頂いたので、

茄子のオランダ煮を仕込み、その作り方については、こちらをお読み下さい。

オランダ煮とは、油で揚げてから煮含めた料理で、揚げ浸しとも呼んでおり、その語源は、 油で揚げるという西洋の調理方法が、江戸時代に長崎の出島から伝わり、西洋風という意味合いを込めていることによります。

ところで、“今日も”という書き出しなのは、

昨日も仕込んだからで、ゆえに、『二日連続で、茄子のオランダ煮大作戦』というタイトルなのです。

昨日と今日の合計で、茄子は約100本あり、

こちらが、昨日の茄子で、知り合いの農家の方から頂いたもので、使い切るには無理があるので、近所の常連さんに差し上げることにしました。

茄子は揚げる前に、

きれいな布巾で汚れを拭き取り、洗わないのは、水滴が残っていると、揚げる際に油がはねて、危険だからです。

拭き取った茄子は、

へたに切り込みを入れ、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんにへたを取ってもらったら、

格子状の切り込みを両面に入れ、

油で揚げ、

味を調えた出汁が沸いたら、

茄子を鍋に入れ、

数分煮たら、

バットに移し、

揚げては煮ること数回、

最後に煮汁を、

バットに注ぎ、粗熱が取れたら、

近所の常連さんから預かっておいたタッパなどに移し、

仕込んだ当日である昨日では味が馴染まず、美味しくなくので、

真由美さん自筆の付箋を貼り、渡した次第です。

お渡しする際に、口頭で伝えても、忘れてしまうこともあるので、自分のことを大いに理解して下さる常連さんですので、こういうお願いは、何ら問題ありません。

むしろ、「季凛さんの料理を、うちでも食べられるなら嬉しいし、親方の性格を分かっているから、平気ですよ。(笑)」の類のことを言われながら、お帰りになりました。

かくして、二日連続の茄子のオランダ煮大作戦は終わったのですが、秋口まで茄子を頂くことは想定内ですので、作戦に参加して下さる方は、SNSなどでご連絡下さい。

ただ、茄子次第の作戦ですので、決行されない場合もあるので、その際はあしからずにして、ご理解のほど、宜しくお願いします。

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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