豪華な夕飯のような『特別会席』
当店のお品書きにある『特別会席』は、
お客様とのご相談の上で、献立を決めさせて頂いておりますが、これまでに色々とお話ししているように、その内容は千差万別で、作る側の自分にとっても、“目から鱗”となることもしばしばです。
先日ご用意した『特別会席』もそんな感じで、タイトルにもあるように、豪華な夕飯とも言うべき内容でしたが、ご家族でのご来店ということもあり、お子様にはお出ししなかった料理も、いくつかありました。
最初に、先付として、
鱧の子の煮凍りをお出ししました。
夕飯ですので、間髪入れることなく、次々にお出していくのですが、
先付の次が、刺身で、生の本鮪(大間)、帆立(北海道)、湯葉の三種盛りで、山葵、紅蓼が無いのは、お子様にお出ししたものだからです。
また、刺身の第二弾として、
白魚(霞ヶ浦)もお出ししましたが、お子様用のものには、
ポン酢と葱だけです。
刺身と共に、
白御飯と、
お新香をお出ししました。
豪華なおかずとして、メインとも言うべきものが、
金目鯛の煮付で、
金目鯛は、
普段通う沼津魚市場で仕入れてきたもので、
1,8キロの大きめのものでしたが、金目鯛は、2キロを越えるものは少なく、大きめというより、大きいと言った方が正確かもしれません。
御飯をお出ししたとなると、汁物は欠かせませんが、豪華な夕飯ですので、
汁物というか、いわゆる御椀替りとして、
鱧と松茸の土瓶蒸しを、お出ししました。
そして、揚物は、
海老と牡蠣の天ぷらでしたが、牡蠣は広島産の生のもので、海老は冷凍のブラックタイガーで、
天つゆと共に、お出ししました。
あえて冷凍ものにしたのは、お子様も同席でしたので、量が多い方が望ましいとの旨をご提案したからです。
豪華な夕飯も、終わりに近づき、
伊勢海老の具足焼をお出ししましたが、伊勢海老は、先程の金目鯛同様、
この日の朝、
沼津魚市場で、仕入れてきたもので、4本で1,0キロとあるように、1本あたり250グラムの大きさのものです。
そして、豪華な夕飯のような『特別会席』の締めであるデザートが、
マスカットのアイスでした。
『特別会席』に限らず、お客様のご用望、ご予算に応じて、可能な限り対応させて頂きますので、お気軽にお問い合せください。
★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★
当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
追加のとらふぐ(天然)も、三重県産
定休日明けの今朝は、沼津の魚市場に行って来ましたが、
最初にこの売場に行くと、
三重県から届くことになっていた自分宛ての荷物が、
2つありました。
1つ目の発泡スチロールを確認すると、
野締めの天然のとらふぐが4本、もう1つの発泡スチロールには、
活かしのものが4本入っており、予定通り無事に届いたとなれば、言わずもがなの萌え燃え・・・❤
車に、これらを積んだ後、
活魚売場に行くと、
生簀には、
既に仕入れていたものと同じ三重県産の天然のとらふぐが入荷しており、それぞれの目方は、0,8キロ(2本)、0,5キロ(1本)にはじまり、
0,7キロ(3本)、
0,9キロ(1本)、0,6キロ(2本)で、合計で9本でした。
既に8本仕入れてあるので、セリの様子次第では仕入れることにし、仲買人と作戦を立て、セリに臨むんだところ、
2本の0,6キロと、
1本の0,5キロの合計3本をセリ落としてもらうことが出来、再び萌え燃え・・・❤しかも、一度に10本以上仕入れて卸す“ふぐRUSH”と相成りました。
生簀に入っていた時、活きてはいたものの、お腹を上にして、くたびれた様子でしたので、
そのまま締めてから、
持ち帰ることにしました。
『佳肴 季凛』に戻り、
11本全て取り出し、
最初の4本を締めました。
ひととおりの準備を終えたら、卸すことにし、
卸し終えたら、
いつもの如く女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、
自分が手直しする流れで、
活かしの7本と、
野締めの4本を、
区別して、
拭き上げ、
ふぐの仕込みが終わりました。
そして、夜の営業の合間を見ながら、
ふぐ皮の掃除だけでなく、棘取りも終え、
ひれ酒用のひれの下拵えも、終えることが出来ました。
今のところ、明日の入荷の予定もなく、魚市場に行かないので、お気楽極楽気分で、一日が始まりそうです。
定休日の仕込みは、ふぐ関連
今日は月曜日ということで、定休日でしたが、少しだけですが、仕込みをしました。
仕込みの合間を見ながら、
夕飯のおでんの仕込みもすることにし、ふぐ料理に欠かせないポン酢の仕込みをしなくてはならなかったので、
柑橘類の果汁以外の調味料を合わせたものに、
合わせておきました。
合わせたものは、
とりあえず、
冷蔵庫にしまうことにしたのですが、後日味見をして、濾してから、瓶詰めしておきます。
入れ替わりに、
新しい板に、
貼り付け、
夕方まで、干しておきました。
午前中のうちに、仕込みを終えることが出来たので、午後からはのんびりし、
予定通り夕飯は、
おでんを堪能し、明日からも、頑張れそうです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、11月2日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
ひれ酒用のふぐのひれを張り付ける新しい板
ひれ酒にするために、とらふぐのひれは、卸してから3日程度、水に晒した後、
板に張り付けて、干しておきますが、ひれ酒にする時は、こんがり炙ってから、熱々の日本酒を注いでからお出しします。
この板を使って、かれこれ10年くらい経つのですが、
どこそこ剥がれてしまい、ひれを張り付けるのに苦心することが多くなったので、
新しい板を使うことにしました。
そして、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、
ひれを張り付けてもらったのですが、数も多かったので、
裏にも張り付けてもらいました。
従来の板よりも大きく、ひれを張り付けることが出来るので、天然のとらふぐを卸すのに、これまで以上に精を出せます。
また、お役御免となった板は、近いうち適当な大きさに切って、薪ストーブ用の燃し木にするつもりで、燃やすと、天然のとらふぐの香りが、微(かす)かにするかもしれません!?
★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★
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ふぐ皮&ひれ酒用のひれ
今日は、天然のとらふぐの入荷もなかったのですが、その代わりに、ふぐ皮の仕込みをすることにしました。
棘を取り、
湯引きした皮の方は、
自分が包丁し、
それ以外の皮は、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、包丁してもらいました。
包丁し終えたら、
水を入れ、
よく混ぜ合わせたら、
ザルに上げておきましたが、約20本分ですので、かなりの量です。
水が切れたら、
真空パック用の袋を準備し、
一度に使い切ることは出来ないので、
真空パックしたら、冷凍庫へ。
真空パックするのは、真由美さんにお願いしておき、お客様もお帰りになったので、自分は、昨日卸した10本の三重県産のとらふぐ(天然)の皮の棘を取り、
その後、
ひれ酒にするひれを半分に包丁し、
水につけておき、一日の仕事が終わりました。
明日は、今日同様皮の仕込みがあるだけでなく、約20本のとらふぐのひれを、ひれ酒にするため、板にはりつけておきます。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
2日連続で、三重県産のとらふぐ(天然)
今日も、三重県産のとらふぐ(天然)が届くことになっていたので、
沼津の魚市場に行って来ました。
自分宛ての2つの発泡スチロールのうちのひとつには、
野締めのものが6本入っており、もうひとつには、
活かしのものが、4本入っており、長旅の疲れもあったものの、全てスイスイしており、ほっとするや否や、気分は萌え燃え・・・❤
合計10本ということですので、予定通り“ふぐRUSH”となったのですが、“ふぐRUSH”とは、一度に10本以上入荷し、卸すことで、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込めて、呼んでいるものです。
三連休前の仕入れも終え、魚市場を後にし、【佳肴 季凛】に戻ると、
野締めのものから取り出した後、活かしのものを締め、
血抜きのため、
海水へ。
いつも通りの段取りなどを終えたら、
野締めの6本から卸し始めると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
水洗いをしてくれました。
野締めの6本の後は、
活かしの4本を卸すことにしました。
水洗いしたものは、
野締めのものと活かしのものを分けておき、卸し終えた自分が、
手直しをし、
真由美さんが拭き上げてくれ、ランチの営業時間が始まるまでに、終えるkとが出来たのですが、この6本が、
野締めのもので、この4本が、
活かしのものです。
野締めのものは、身もあらも、ふぐちりや唐揚げに使いますが、活かしのものは、身は刺身に仕立て、あらはふぐちりや唐揚げに使います。
明日は、三重県などから入荷はなく、沼津の魚市場に行かないので、お気楽極楽の朝となりますが、静岡の魚市場に通う富士市内の魚屋さんから仕入れるかもしれません。
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
棘取りも、終了
今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行って来ましたが、
三重県から、
活かしのとらふぐ(天然)が届くことになっていたので、最初にこの売場に来ました。
活かしで送られてくるので、中を開けるまでまでは、
気が気でなりませんが、4本全てスイスイということで、ひと安心すると共に、萌え燃え・・・❤
“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとって、泳いでいるとらふぐは、日がな一日眺めていても飽きることはありませんが、他の仕入れも終えたので、魚市場から帰ることにしました。
【佳肴 季凛】に戻ると、
取り出して、締めたら、
血抜きのため海水に入れると、
4個の“ふぐ風船”が、出来上がりました。
女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、
カウンター周りを養生してもらったら、
卸し始めると、真由美さんが水洗いをしてくれ、
自分が手直しをし、拭き上げる流れで、
ふぐの仕込みが終わりました。
そうこうしていると、ランチの営業時間となり、
営業の合間を見ながら、
月曜日、火曜日、そして今日の3日間で卸した21本のふぐの皮の掃除を、
終えることが出来ました。
ランチの営業が終わったら、
棘取りをし、
取り終えたら、
それぞれのパーツに分けて、
水につけておいたのですが、ここまでやっておけば、ふぐ皮の下拵えは終わったも同然です。
明日も三重県から、
活かしの4本と、
野締めの6本の合計10本のとらふぐが入荷するのですが、心置きなく萌え燃え・・・❤の気分で、魚市場に行くことが出来ます。
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ぽん酢用のかぼすの仕込み
毎年この時季になると、取引先の酒屋さんから、大分県産のかぼすを頂くのですが、
有り難いことに、
今年も頂くことが出来ました。
ふぐ料理のシーズン前にして、ふぐ料理に欠かせないポン酢を仕込まなくてはならない時季ですので、今日は、ポン酢用に果汁を搾っておきました。
水洗いして、
完全に水気を拭き取ったら、
半分に包丁します。
それを、
スクイーザーで、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと一緒に、
搾ったら、
バットに入れ、量ったところ、
2,3リットルありました。
とりあえず、冷蔵庫にしまっておきましたが、
先日徳島県から取り寄せた柚香(ゆこう)と橙(だいだい)と一緒に、近いうちにポン酢に仕込む予定というより、決定です。
ポン酢の仕込みというか割(レシピ)は、基本的に変わらないのですが、今回のように、かぼすを使ったりすることもあるので、【佳肴 季凛】のポン酢は、その時によって違いが生じることもあります。
ですが、基本的にふぐ料理というよりも、天然のとらふぐの味を、最大限に引き立たせるような仕上がりになるようにしており、今回の仕上がりも、楽しみなこと、この上ありません。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
2週連続で、定休日明けは、ふぐRUSH
今朝も沼津魚市場に行って来ましたが、活魚売場の隅に、
自分宛ての荷物があり、活ハモと書かれていますが、
中は静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)が、4本スイスイ・・・。
無事に到着し、萌え燃え・・・❤の気分のまま、
別の売場に行くと、
三重県熊野産のとらふぐ(天然)が届いていたのですが、
この6本は、野締めのものでした。
予定では活きたものを送ってもらうつもりでしたが、水揚げ直後の生簀の写真を見ると、
お腹を上にし、虫の息に近い状態のものが多く、野締めのものもいたこともあり、唐揚やふぐちり用に、それらを仕入れることにしたのです。
先程の舞阪産のものと合わせると、10本ということで、ふぐRUSHとなり、
再び萌え燃え・・・❤の気分で、台車に乗せ、車まで運びました。
結果的に、2週連続でふぐRUSHとなり、先週のふぐRUSHの様子については、こちらをお読み下さい。
ひととおりの仕入れを終えたので、魚市場から帰ることにしたのですが、帰る途中、静岡の魚市場に通う富士市内の魚屋さんから、静岡県吉田産のとらふぐ(天然)が、4本届くとのメールがあり、さらに萌え燃え・・・❤
【佳肴 季凛】に着くと、
10本全て取り出し、
活かしの4本は締めてから、血抜きのため、
海水へ。
ひととおりの準備を終えたら、
野締めの6本から卸し始め、
卸し終えたら、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに水洗いをしてもらっている間に、活かしの4本を卸し、
真由美さんが水洗いしたものを手直しし、水洗いし終えたら、
拭き上げ、
ランチの営業時間が始まるまでに、
10本全ての下拵えが終わりましたが、このスペースは、市内の魚屋さんから届くことになっている4本のために、空けておきました。
そして、ランチの営業時間が始まる頃、
魚屋さんが配達に来たのですが、
とりあえず、
水槽に、
入れておくことにしました。
ランチの営業時間が終わると、真由美さんが、
カウンター周りを養生し始めてくれると、自分は、
長靴に履き替え、ゴム前掛けをして、
水槽から、4本全て取り出し、
そのまま締めてから、卸すことにしたのですが、活きたままですので、普段よりも注意が必要なのは、言うまでもありません。
というのも、過去に、卸している最中に、ふぐが動いて、手元が狂ってしまい、包丁で手を切ってしまったことがあるからです。
卸し終えたら、
自分と同じく長靴を履いた真由美さんが、
水洗いし、自分が手直しをする流れで、
拭き上げ、
午前と午後に分かれたふぐの仕込みが、終わりました。
明日は、築地などの中央市場が休みなので、どこからも、とらふぐの入荷もなく、魚市場にも行かないので、淋しい気がしないでもないですが、お気楽極楽な朝を迎えられそうです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、10月5日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
定休日のとらふぐ(天然)は、三重県産
今日は、定休日でしたが、
沼津魚市場に行って来ました。
この売場で、
自分宛てに届くことになっていた三重県産のとらふぐ(天然)を、」
受取り、中を確認すると、
3本共無事となれば、気分は萌え燃え・・・❤
また、この売場に、
下田産の金目鯛が入荷しており、
1,8キロのものを1枚仕入れ、その他の仕入れも終えたので、魚市場から帰ることにしました。
【佳肴 季凛】に戻り、
締めてから、
血抜きをするため、海水につけておきました。
その後、
卸すことにしたのですが、
いつものように、卸し終えたら水洗いをしてくれる女将兼愛妻(!?)の真由美さんがいなかったので、
自分ひとりで、
水洗いをしてから、
拭き上げ、
ふぐの仕込みが終わりました。
その後、
金目鯛を煮付にするため、
頭を落とし、水洗いしておきました。
これら以外にも、色々と仕込みをしたのですが、昼前には終えることが出来、
包丁を研ぎ、
後片付けが終わりました。
仕込みが終わり、一息ついていながら、
今日の『静岡新聞』を見ると、
“遠州灘のトラフグ漁解禁”の記事が、
載っており、
記事によれば、
まずまずの様子で、今季の漁に、期待が持てそうな内容に安心しました。
そして、明日は、この記事に書かれている静岡県舞阪だけでなく、三重県からも、
とらふぐが入荷するので、
この新聞でカウンター周りを養生しておいたのですが、“ふぐに魅せられし料理人”の自分の心の中では、遠州灘に限らず、東海三県の天然のとらふぐの好漁を期待していながら、新聞を手にしていたのは、言うまでもありません。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、10月5日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。