揚物用のさばふぐと鯵(あじ)
今朝、
沼津魚市場には、
静岡県由比産のさばふぐが、
入荷していました。
こちらの売場は、セリで買わなくてはならないので、仲買人に値段の目安を伝え、別の売場に向かい、
この売場で、
鹿児島県産の鯵(あじ)を仕入れましたが、こちらの売場は、既にセリが終わっていたので、その場で仕入れることが出来、魚市場は売場によって、買い方が異なります。
セリの時間となり、“3密”を避けるため、遠くから眺めていると、
自分の担当の仲買人が札を置いたので、“3密”を避けながら、
その場に行き、発泡スチロールに移し、魚市場近隣にある包装資材店で、
お弁当用の折などを引き取り、魚市場から帰ることにしました。
『佳肴 季凛』に戻ったら、
魚の仕込みはせず、お弁当の仕上げに取り掛かり、
今日のお弁当は、
3組のお客様からの御注文で、
それぞれが、
微妙に違うもので、おひとつの御注文のものは、
焼物が銀鱈の西京焼で、それ以外は、
サーモンの西京焼で、全てに南蛮漬を使ったのですが、おふたつの御注文のものは、
揚物に鱧(はも)を使ったので、
鮪(まぐろ)の南蛮漬にし、それ以外は、鱧の南蛮漬でした。
基本的には、お弁当の御注文は、2つからとなっていますが、今日のように、御注文が重なると、1つでもお受けすることが可能です。
お弁当が仕上ったら、
鯵、
さばふぐの順に、仕込みを始めると、お弁当の盛り付けと箱詰めを終えた女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
仕込みに参戦してくれ、鯵の水洗いを始めました。
背びれと腹びれを切り落とし、
頭の付根に包丁を入れたら、
真由美さんが、ぐる剥きという方法で、
身だけにしたら、
水洗いを始め、
鯵を三枚に卸し終えた自分は、
さばふぐを手直しをし、
拭き上げたら、
唐揚げ用に包丁しておき、鯵の頭と中骨は、
焼いてから、出汁を取るため、掃除しておき冷蔵庫へ。
そして、さばふぐと、
鯵は、真空パックして、冷凍庫へしまい、仕込みが終わり、お昼御飯は、
一昨日もらった目鯵(めあじ)を、酢で〆、〆目鯵丼にし、再び美味しさを堪能したでした。
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