2012年春の生の鮪コレクション in 佳肴季凛
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タイトルにもありますが、今日のお話しは、3月から4月のかけて、入荷した生の鮪についてです。
生の鮪、特に本鮪となると、
“大間の鮪”が、その代名詞的存在です。年が明けると、本鮪は、津軽海峡から、日本海を下り始めます。そうなってくると、本鮪の産地は、各地を転々とし始めます。
一年を通じて、日本だけでなく、世界各地で、本鮪に限らず、鮪は何らかの形で水揚げされるので、時季と産地の特定というものは、一概に出来ません。
ただ、えさなどの状況から、季節的な移り変わりがあり、その移り変わりと、漁などが行われているかどうかを重ね合わすと、美味しいかどうかは別問題として、“旬”のようなものを設定できるかもしれません。
冬が終わり、春にかけて、入荷して来る産地の一つが、
長崎県・対馬です。ちなみに、この本鮪は、先週末に入荷しました。対馬のお隣の壱岐も、同じ時季、入荷して来る産地です。
また、3月の終わりに入荷した本鮪が、
静岡県下田市の須崎産のもので、初めて使った産地でした。珍しかったと言えば、
これまた、初顔でした。このフロリダ産の本鮪は、かなり質が良く、赤身の部分は、まる2週間、色が変わらないぐらいのものでした。もっとも、そこまで経たないうちに、使ってしまいましたが・・・。
海外から入荷して来た“外人部隊”で、ここ最近、多いのが、ニュージーランドです。ニュージーランド産のものは、
通称“インド鮪”と呼ばれる南鮪が幾つかあり、これも、
南鮪でした。南鮪だけでなく、本鮪もあり、今日入荷した本鮪は、
先ほどのフロリダ産と遜色ないものでした。これ以外に入荷したのは、
千葉県・銚子産の本鮪でした。
【2012年春の生の鮪コレクション in 佳肴季凛】は、これで終了ですが、如何でしたか?
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店主 志村
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