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西伊豆・仁科産のテングハコフグ

自分が通う沼津魚市場は、漁港が併設されていることもあり、変わり種の魚が水揚げされ、売場に並ぶことがあり、そんな様子を、以前お話ししたことがあります。

 

中には、水族館でしか、見られないようなものもいて、食用というより、鑑賞用の魚もいて、そんな魚が、3週間くらい前に、入荷していました。

 

そんな魚を持って来たのが、

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西伊豆・仁科の塩徳丸という漁師さんでした。

 

この生簀の一番はじに入っていたのが、

s-PC020522

テングハコフグという魚で、見にくいので、ブクブクを取り除いてみると、

s-PC020523

亀甲柄の模様をしていました。

 

そんな仕草をしていたら、この漁師さんから、「季凛さん、面白い魚というか、ふぐでしょ。俺も、初めて見たよ。見たことある?」と、声を掛けられました。

 

自分の名前を知っているように、この漁師さんとは、普段から、懇意にしており、おかずになるような魚をもらったりすることもあり、市場へ行くことのちょっとした楽しみでもあります。

 

「自分も、初めてですよ。というより、名前も分からないけど、はこふぐみたいですが・・・。」と、応えると、漁師さんは、「テングハコフグという名前のふぐで、水族館でしか、見られないようなものらしよ。」と、言いました。

 

「それなら、市場なんて、持って来ないで、水族館にあげれば、よかったじゃないんですか?」と、訊くと、「水族館の職員が『時間が無くて、取りに行けないので・・・』と言うものだから、こっち(市場)へ持って来たんだよ。でも、こんなのペットみたいなもんだからねぇ~。」と、漁師さんは、言ったのでした。

 

得てして、こういう変わり種は、店内に水槽がある飲食店の方や、スーパーの鮮魚売場のバイヤーが、面白半分で、買っていき、それこそ、値段も、あってないようなものです。

 

そんなテングハコフグですが、

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手にとってみると、このような姿をしており、天狗と名がつくように、

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鼻も尖っていました。

 

ふぐと名前がつく以上、“ふぐに萌え燃え・・・”を合言葉にしている自分にとっては、避けて通れないので、知らないわけにはいかないのですが、自分にとってのふぐは、どこまでいっても、天然のとらふぐでしかないのは、今更言うまでもありません。

 

また、テングハコフグをはじめ、珍しい魚を目にすることも出来るのも、市場へ行くことの楽しみであり、そんな魚というより、ふぐ類について、次回もお話しします。

 

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