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初入荷は、アイルランド産の本鮪(冷凍)

築地での初セリ(5日)の新聞記事ですが、

s-P1070224

この記事の小見出しにあるように、

s-P1070225

この日は、1238匹(本)が入荷していたとありました。

 

1238本の内訳が、どのような種類が、どれだけの本数かは分かりませんが、それなりの数であったのは確かで、   黄肌鮪は、

s-初荷 キハダ

このような入荷状況で、

s-石垣  きはだ

石垣島産が、多かったようです。

 

また、本鮪は、

s-壱岐

壱岐産を中心に、

s-初荷  ほんまぐろ

それなりに並んでいたようで、これらの写真は、荷受けの大手水産会社の方から、借りたものです。

 

そんなこともあり、いつものように、種類はともかく、何らかの生の鮪が仕入れることが出来ると思っていました。

 

しかしながら、5日の朝、築地の鮪屋の社長に電話をすると、「全然ダメです。買うには買ったけど、季凛さんの好みでないから、とりあえず、今日は無しにした方が、良いかと・・・。」と言われ、その日は、注文しませんでした。

 

そして、明くる日の昨日の朝も、電話をすると、「昨日よりも、ダメです。」と、いきなり言われました。

 

自分も気になり、その理由を訊いてみると、「今日も、壱岐産の50キロくらいのを、仕入れたんだけど、季凛さんには、出すことは出来ません。自分も、商売だから、売りたいのは本音だけど、季凛さんの看板を汚(けが)すようなものだし、自信がないから、やめましょう。」と、言われました。

 

ここまで言われたのは、実は初めてのことで、取引をしてから、8年以上も経っており、これまでには、良いものもあれば、逆に、返品したくなるものもありました。

 

それでも、長続きしているのは、お互いのスタイルを認め、信頼しているからに他ならず、それは、一朝一夕で、生まれるものではありません。

 

また、鮪屋のお得意さんの中には、東京都内に限らず、全国の鮨屋、日本料理店がいて、しかも、その多くはトップクラスで、もっと言うと、日本を代表する超有名店もあるのです。

 

その中に、『佳肴 季凛』も含まれ、同レベルのものを、仕入れることが出来るのは、自分にとっては、誇り以外の何ものでもありません。

 

そんな状況ゆえ、

s-P1070215

最善の策として、

s-P1070216

冷凍のアイルランド産の本鮪を、

s-P1070219

仕入れることにしました。

 

例年、3月くらいまで、生の本鮪の入荷は、天候の関係で、品薄になり、気を揉む時季ですが、どんな形であれ、ちゃんとしたものをお出し出来るよう、策を練らないと・・・。

“初入荷は、アイルランド産の本鮪(冷凍)” への2件のフィードバック

  1. 山下直文 より:

    ありがとうございます!
    初荷のマグロは、初荷を狙ってのかなり釣れた日より時間がかかってたマグロでした。
    流石だと思います!
    それも仲卸しさんの、プロのプライドだと思いました。

  2. 志村 より:

    山下さん
    こちらこそ、写真を、有難うございました。
    どうせなら、あの鮨屋さんは、昨日の391キロの塩釜を、買うべきでしたね。

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