ミニふぐ料理
一日の締めは、やはり晩酌という方も多いかもしれませんが、自分もその一人で、晩酌のことを、“お疲れちゃん♪”と、呼んでいます。
“お疲れちゃん♪”の肴は、その時の気分で、あり合わせのものだったり、作ったりと様々で、昨日は、
いか下足と春菊のチゲ鍋で、一昨日は、
刺身の手くずの盛り合わせでした。手くずとは、切り落としなどの半端の部分のことです。
別の日の“お疲れちゃん♪”の肴は、手くずでも、
生の本鮪だけだったり、生の本鮪でも、
血合いの部分を醤油漬にして、焼いたものが、肴になることもあります。
そんな“お疲れちゃん♪”ですが、定休日前の今日は、
ふぐ刺、ふぐ皮、白子の半端が少しあったので、ミニふぐ料理が、“お疲れちゃん♪”の肴となりました。
ビールで喉を軽く潤してから、
純米酒の熱燗へ。
自分は、一年365日、熱燗で、冷酒は全く飲むことはなく、自宅などでお燗する時は、錫(すず)の銚釐(ちろり)を使い、猪口ではなく、湯呑みでないと、飲んだ気がしません。
ふぐ刺、
焼白子、
半端とは言えども、その味わいは、半端というより、ど真ん中以外の何ものでなく、
嫌が応にも、酒は進み、箸の使い方も覚束なくなりつつあり、ふぐ皮が、湯呑みの中に・・・・・。
ふぐ刺に、焼白子とふぐ皮を乗せたものは、
悶絶ものでした。
そして、器に残ったふぐ刺とふぐ皮に、
ポン酢をそのままかけ、最後の肴として、堪能しました。
これに、ふぐちりがあれば、完璧なのですが、さすがに、“お疲れちゃん♪”で、そこまでは・・・・・。
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