キムチ鍋バージョンのふぐちりの締め
今日は、
ふぐ料理のご予約を頂いていたので、ふぐちりを盛り付けたら、
ふぐ刺を引き、ラップをしてから、冷蔵庫にしまっておきましたが、この時季のふぐ料理は、要予約とさせて頂いております。
また、ふぐ料理だけでなく、「特別会席」のご予約も頂いていたので、
同様にしておき、
このようにお出ししました。
「特別会席」は、これまでにもお話ししていますが、その献立は、お客様と相談の上で、決めさせて頂いており、料理内容も様々で、それについては、こちらをお読みください。
お話しは前後してしまいますが、今夜のふぐちりは、ポン酢で召し上がる通常のものでしたが、以前“キムチ鍋バージョンのふぐちり”と、
実食についてお話しし、その時の締めである食事は、
うどんでした。
ここで飽き足りてしまっては、“ふぐに魅せられし料理人”の名折れですので、別バーション、しかも、暑い時季向けらしく、冷やし中華を作ってみました。
ふぐちりの出汁を冷ましたら、
ふぐ料理には欠かせないポン酢、
を合わせます。
言うまでもありませんが、ポン酢は、ふぐ料理に合うように仕込んだ自家製のもので、その仕込み方については、こちらをお読み下さい。
そして、風味づけに、
胡麻油を合わせたら、たれの出来上がりです。
沸騰したお湯に、
ラーメンを入れ、
茹で上げ、氷水で冷ましたら、水気を取り除くだけでなく、くっつかないようにするため、
胡麻油で、
洗います。
それを、
盛り付け、
先程のたれを掛け、
ふぐ皮、
葱、
キムチ、
焼白子を乗せたら、
出来上がりです。
胡麻だれの風味の中に、ふぐちりの淡白な味がほのかに感じられ、単なる冷やし中華とは違う味わいは、夏の時季のふぐ料理にふさわしいものです。
単なる冷やし中華と言えば、以前、ふぐ皮をあしらった冷やし中華についてお話ししたことがありますが、
それとは全く違う味わいです。
天然のとらふぐは、淡白でもありながらも、その味わいは深いものがあり、工夫次第では、如何様にも、アレンジが出来、食材としては、他の魚にはない特異性があり、ここにこそ、自分が魅せられるのは、紛れもありません。
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