一日の始まりも終わりも、『西京漬』
7月に入り、御中元用の『西京漬』の仕込みがルーチンワークとなっており、今日は、2本のサーモン(ノルウェー産)と、3本の銀鱈(アラスカ産)を、
『西京漬』に仕込むことから、一日が始まりましたが、仕込む前に、冷凍庫から、明日仕込む銀鱈を、
3本出しておきました。
最初に、銀鱈を切身にし、
脱水シートに挟んでおき、冷蔵庫にしまいましたが、このようにしておくのは、銀鱈は解凍すると、水分が出るからです。
銀鱈の後は、サーモンの下拵えに取り掛かったのですが、鱗が細かいサーモンは、
包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取っていきます。
水洗いを終えたら、
3枚に卸してから、
切身にしてから、キッチンペーパーで、
挟んでおきました。
そして、ランチの営業時間までに、
真空パックするための袋を用意しておいただけでなく、業者さんが、
箱詰めするための折箱を、
納品してくれ、営業時間の合間を見ながら、
御中元の熨斗と、『西京漬』のシールを貼り、箱詰めの準備をしておきました。
ランチの営業時間が終わり、休憩を取るまでに、銀鱈とサーモンを、
西京味噌と共に、
真空パックしておき、今日の『西京漬』の仕込みは終わりました。
『西京漬』の仕込みは終わったものの、先程お話ししたように、箱詰めと包装をしなくてはならなかったので、夜の営業が終わったら、
洗い場の盛り台の上に、折箱と、
箱詰めしやすくするため、
冷凍庫から冷蔵庫に移しておいた銀鱈と、
サーモンの『西京漬』を並べ、
それぞれに、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
シールを貼ってくれ、形のバランスが取れるよう、自分が形を確認しながら、
箱詰めをしていきました。
それなりの数でしたので、
夫婦水入らずはおろか、仲良し子吉どころではなく、黙々と作業に取り掛かり、
箱詰めが、終わりました。
箱詰めが終わったら、
真由美さんが蓋をし、
包装することにしましたが、写真こそないものの、その頃の自分は、在庫とご注文の数を確認しており、間違っても、油を売っていたわけではありませんので・・・。(笑)
包装し終えた『西京漬』は、
このまま、
番重(ばんじゅう)に入れ、明日発送するため、冷凍庫にしまっておきました。
そして、『西京漬』の仕込みから始まった一日の締めは、
銀鱈の『西京漬』の切り落としで、“お疲れちゃん♪”と相成り、『西京漬』で始まって、終わった一日の労をねぎらったのでした。
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