午後の天然とらふぐは、静岡県清水産
ランチタイムの営業が終わる頃、
富士市内の魚屋さんが、
静岡県清水産の天然のとらふぐを、3本届けてくれました。
後片付けも、
大体終わっていたので、
シンクでご対面にして、萌え燃え・・・❤
そのまま締めて、
血抜きのため、
海水へ。
そして、お客様がお帰りになったら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが
まな板周りを養生してくれ、卸すと、
立冬を過ぎたこともあり、オスの生殖腺である白子(精巣)も、成長し始めており、残りの2本のうちの1本にも、
同じような白子が、入っていました。
とらふぐの白子は、無毒であるだけでなく、白いダイヤとも言われ、美食中の美食でもあるのに対し、メスの生殖腺(卵巣)は、猛毒ゆえ、食べることは出来ません。
というよりも、食べると、痺れてしまいますので、言うまでもなく、真子は、食用不可の部位です。
卸し終えると、
真由美さんが水洗いしてくれ、
自分が手直しをし、
真由美さんが拭き上げてくれ、
ふぐの仕込みが終わったのですが、この前の月曜日に、一から十まで、自分だけで、ふぐの仕込みをしたこともあり、今日の真由美さんの手伝いの有り難さを、改めて感じました。
当の真由美さんは、「3本ぐらいだと、ふぐの仕込みをした感じがしないけど・・・。そう思わない?」と言う始末に、自称“ふぐに魅せられし料理人”の自分は、絶句状態。
もしかすると、自分以上に、ふぐに魅せられていたとすると、嬉しいと言えば嬉しいのですが、以前テレビ番組の取材を受けた時に、
「ふぐ命 ふぐを愛している」に始まり、
「ふぐになりたい❤」と言ったことは、今更ながら、紛れもない本心のような気がしてならず、心置きなくふぐを仕入れ、料理に仕立てられると思うと、何だか萌え燃え・・・❤
明日は、
この4本の天然のとらふぐが、三重から入荷するので、
まな板周りを養生しておきましたが、ふぐの仕込みの前に、お弁当を仕上げなてはならないので、真由美さんは、
明日のお弁当の折を並べてくれました。
ということで、日が替る前に、この辺りで・・・。
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