休日出勤は、御中元用の『西京漬』の銀鱈の仕込み
御中元の『西京漬』用の仕込みが、日課と化している最近ですが、昨日の夜は、ひととおりの片付けが終わったら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、
御中元用の『西京漬』の箱詰めをしました。
箱詰めをしている最中に、
新たに、御中元の『西京漬』の注文を頂いたので、冷凍庫から、銀鱈(アラスカ産)を、6本出しておいたのですが、時間も遅いこともあり、冷蔵庫にはしまわず、このままにしておきました。
6本解凍=明くる日の仕込みとなったのですが、明くる日は今日ですので、この時点で、今日の休日出勤が決まった次第です。
言ってみれば、「一週間最終日の営業も終わったと思いきや、ホームストレッチに入り、休日出勤が、大外を強襲し、1馬身振り切り、フィニッシュ!」のような感じでした。
そして、明くる日の今日は、
6時半過ぎに、厨房に行くと、銀鱈は、解凍出来ておらず、このままにしておき、8時前から、仕込みを始めました。
鱗を取り、
水洗いしてから、
卸すのですが、銀鱈は、ジェリーミートと呼ばれ、加熱すると身が溶けてしまうこともあるので、
身の端の部分や、
中骨を焼き、身の状態を確認してから、仕込まなくてはなりません。
こればかりは、解凍して、焼かなくてはならないので、それまでの仕込みが徒労になり、そうなった時は半泣きで、最近では、今年の1月に経験しました。
その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
昨日箱詰めしておいた『西京漬』の包装をしてくれていました。
全ての包装は出来なかったものの、銀鱈の仕込みだけは、
終えることが出来たのですが、冷凍の銀鱈のストックも無くなり、今日もご注文を頂いたので、明日は魚市場に行かなくてはなりません。
銀鱈は、冷凍ですし、サーモン(ノルウェー産)は養殖ですので、入荷の不安がないものの、魚市場に行く身としては、魚そのものの入荷が少ないことだけは、勘弁願いたいものです。
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