【敬老の日】に、手巻き寿司
9月17日の今日は、
全国的に【敬老の日】で、『佳肴 季凛』的には、月曜日ということで、定休日でした。
そんなこともあり、二人の娘達も、ルーチンの生活も半ドン状態でしたので、自分の実家で、敬老会という名のもと、食事会をすることにし、今日の献立は、手巻寿司でした。
そんなこともあり、魚市場には行かなかったものの、近所のスーパーに行き、魚を調達したら、
〆鯖をはじめ、
魚だけでけでなく、
野菜類も準備しました。
夕方近くになったら、
黒米入りの酢飯を仕込み、
冷めぬように、バットごと発泡スチロールに入れておきましたが、このようにするのは、酢飯は人肌ぐらいが一番美味しく感じることが出来るからです。
その後、
ペットボトルの氷を入れた発泡スチロールに、
寿司だねを入れたバットをしまい、
器などの道具も用意したら、
一路、富士宮市にある実家に向かいました。
実家に着いたら、
メインの寿司だねを盛り付けたのですが、今日のすし種は、
生の本鮪(大間)をはじめ、
〆鯖で、鯖は胡麻鯖(三重)でしたが、なかなかの脂の乗りでした。
他の寿司だねは、
鯵(長崎)、
赤烏賊(島根)で、生の本鮪以外は、今朝スーパーで仕入れたものですが、昨今では、それなりの質の魚を仕入れることが出来るので、侮ることは出来ません。
さらに言うと、スーパーによっては、和牛をはじめ、良質の交雑牛を品揃えしていることもあるだけでなく、個別の注文にも応じてくれ、色んな点で重宝しているので、料理を作るのが好きな方は、色んなスーパーを覗き、ご家族のために、美味しい料理を作ってあげて欲しい限りです。
メインの寿司だねとは別に、
鰻、
北寄(ほっき)貝サラダ、
山牛蒡(やまごぼう)も用意したら、
酢飯を盛り付けたら、敬老会の食事となりました。
敬老会ですので、娘達にとっては、自分の両親で、自分と女将兼愛妻(!?)の真由美さんにとっては、祖母ですが、それよりも、今日のイベントの主賓は、
先週の13日に、90歳つまり卆寿を迎えた祖母でしたので、敬老会という名の食事会は、あくまでも名目でした。
そんな祖母が言った言葉の中で、忘れられないのが、いくつかあり、その一つが、二人姉弟である自分の母親と母親の伯父に言った言葉で、今から15年くらい前のことだった思います。
ちなみに、自分の母親は、山梨県から嫁いで来たので、祖母は義母になります。
「50歳を過ぎて、両親が元気でいることは、有難いことで、これほど幸せなことはないから・・・。」という言葉でした。
その時も、頷いた自分でしたが、再来年には50歳となる自分にとって、その時以上に、頷かざるを得ません。
亀の甲より歳の功とは、よく言ったもので、長老の言葉には深いものがあり、若い頃には見て見ぬふりをしたものも、今となっては、自らのためになっているものも、多くあります。
ましてや、それが肉親の言葉となると、より深いものとなり、それを受け継ぐことが出来ることに感謝をし、家族の健康と長寿を祈った【敬老の日】でした。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
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