定休日前に、定休日明けのお弁当の仕込み
今年一番の冷え込みとなったこともあり、あまりの寒さに、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、頰っ被り(ほっかぶり)をして、仕込みをしていました。
その後、
お弁当用の煮物の人参や、
牛蒡の皮剥きをしてくれ、これらを、
自分が包丁していきました。
人参の皮は捨てずに、賄い用のカレーにするため、水洗いしてから、冷凍庫にしまっておくため、別にしておき、
牛蒡を包丁しました。
その後、
蒟蒻を包丁したのですが、味を浸みやすくするため、包丁目を入れてから、
下茹ですることにしたのですが、蒟蒻は濃いめの味付けにするので、人参などとは別に、仕込むことにしています。
人参と牛蒡は、
水から茹でるのですが、根菜類は、水から茹でるのが基本で、その理由は、火が入るのに時間がかかるからです。
ちなみに、葉物は、火が入りやすいだけでなく、長時間加熱すると、色が飛んでしまうので、沸騰したお湯で茹でるのが基本です。
人参と牛蒡をザルで分けてあるのは、火の入り方に違いがあるからで、
下茹でしている間に、さつま揚げを包丁しておき、程なくすると、
お湯から牛蒡を上げ、さつま揚げと一緒にしておき、この状態にしておけば、人参のお湯を茹でこぼす時に、油抜きをすることが出来ます。
そうこうしていると、蒟蒻の下茹でが終わり、
鶏皮と共に、鍋に入れ、味を含めることにし、鶏皮を入れることで、味にコクを加えることが出来ます。
人参に火が通ったら、茹でこぼし、
水が切れたら、
味を含めることにしました。
その頃、真由美さんは、
酒煮にする海老の背わたを抜いてくれており、最終的に、
このように仕上がり、
冷蔵庫にしまっておくことにし、一緒に、
玉子焼の出汁と、焼物の用の銀鱈の西京漬に串を打っておき、
同じく、冷蔵庫へ。
基本的に、お弁当の仕込みは前日か前々日に行い、今日仕込んだのは、定休日明けの明後日の火曜日のものです。
明日のように、魚市場へ行くと、休日出勤が長引いてしまい、今日の仕込みで、明日の仕込みというか、準備はかなり楽になり、「今日の苦労は、明日の楽」とは、よく言ったものですが、明日の休日出勤は、どうなることでしょう。
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