ふぐ皮の棘(とげ)取りの後に、串焼
定休日の今日は、先週仕入れた天然のとらふぐの皮の棘取りをするため、
休日出勤をしたのですが、ふぐの仕込みの中でも、棘取りが最も厄介な仕事で、それについては、こちらをお読み下さい。
全部で34本分あり、黒い部分である背、白い部分である腹も、各34枚ですので、その倍の64枚の皮があることになります。
1枚あたり、2分で終わらせても、130分はかかりますし、あくまでも数字の上のことですので、
2時間半を覚悟の上で、
棘取りというより、
それこそ千里の道も一歩からを地で行くような長旅が始まりました。
これまでに、一度に沢山の棘取りを経験しているとは言え、先を考えないつもりではいても、つい考えてしまい、
心が折れるというより、萌え燃え・・・❤ならぬ萎え萎え・・・↓になってしまいます。
それでも、
ようやく終わりが見え、
最後の1枚が終わり、
出刃包丁を砥ぎ終えたら、明日は、三重県熊野産のとらふぐ(天然)が入荷するので、
まな板周りを養生し、ボウルやざるなども用意しておきました。
片付けをしながら、
夕飯用の焼鳥などを焼いておき、休日出勤が終わったのでした。
ちなみに、今日の串焼は、
焼鳥のたれと、
塩をはじめ、
豚タン、
エリンギ巻としそ巻でした。
一人仕事である以上、休日出勤は宿世ゆえ、それほど苦にならないのは確かですで、実働2時間くらいまでなら、許容範囲の自分です。
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