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もっと身近に・・・。

 先日、夕刊を見ていたら、こんな記事が載っていました。
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 この下に、まだ記事が続きます。
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 見出しにあるように、ふぐがここ最近、身近な食材となってきているということが、書かれています。確かに、東京のような大都市では、チェーン展開をするふぐ料理店があります。
 値段も、コースで一人前、5,000円でおつりがくるものもあります。もちろん、使用しているふぐは、養殖ものです。
 自分は入ったことがありませんが、そういうふぐ料理店の入り口には、水槽が置かれ、ふぐが溢れんばかりに入っています。それこそ、50匹とも、100匹とも、といった感じです。
 ”佳肴 季凛”のある富士市には、そのようなふぐ料理店は、ありません。でも、自分は少しでも沢山の人に、ふぐの美味しさを知って欲しいと、以前から思っていました。
 そういう思いがあるからこそ、毎朝、早起きして少しでも、良いふぐを仕入れに、沼津の魚市場に行くのです。
 そして、できる限り、リーズナブルな値段で、召し上がって欲しいのです。ですから、当店のふぐコースは、一人前、9,000円としています。
 一人前、10,000円を超える料理は、世の中にいくらでもありますし、自分自身、そういう料理を食べる機会もこれまで何度もありましたし、そういう料理には、それなりの価値があると思っています。
 ただ、そういう料理は、料理そのものよりも、お店のサービスを含めたもの(調度品、器など)への対価です。
 また、そういうお店のホールスタッフは、十分な教育を施されています。自分がかつて勤めていたお店のサービスには、感服する点がいくつもありました。
 また、そのお店は、一年に2回、座敷の畳を換えていました。ここまでするからこそ、何万円もするお金を払う意味というか、価値があるのです。
 残念ながら、”佳肴 季凛”ではそこまで出来ません。その代わり、ふぐに限らず、料理の値段を若干低く設定しているつもりです。
 だからと言って、サービス(給仕)やクリンリネス(衛生)を、おざなりにするつもりは、全くありません。
 これからも、心のこもったおもてなしに努め、ふぐのような高級食材が、少しでも身近になるよう、日々勤めていきます。
    志村
 
 
 

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