台風15号一過の沼津魚市場
今朝は、沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、
台風15号の影響もあり、
予想通り、
入荷も少なく、
魚を売るというより、
油を売ると言った方が正しいかもしれません。
ただ、これらの売場で仕入れる魚が少ない自分にとっては、特に困ることもなく、
活魚売場に向いました。
活魚売場は、どんな時でも、一番最初に行くのですが、
少ないながらも、
大分県産の鱧(はも)が入荷しており、
この中から、
この1本を選り、
秤にかけてもらったら、
そのまま、
活かしたまま、持ち帰ることが出来るようにしておきました。
また、 落ち鱧と呼ばれ、
輸送中に死んでしまった鱧もあり、
どちらも、
先ほどの活かしの鱧同様、大分県産で、同じ発泡スチロールの中に入ってきた所謂“連れ”で、今夜の鱧料理の御予約用に、6本全て仕入れることにしました。
その後、生簀を覗くと、
先程の他の売場同様、
ガラ~ン。
それでも、
地物の魚と、
陸送便で送られて来た蛸(たこ)が、
生簀に入っていましたが、売場に併設されている簡易的な生簀は、
入荷の予定もないので、
スッカラカン・・・。
こんな状況でしたが、自分の仕入れには支障は無く、魚市場から帰ることにし、『佳肴 季凛』に戻ったら、
活かしの鱧は、
夕方卸すので、ざるごと水槽に入れておき、
今夜の鱧料理の刺身として、お出しし、鱧以外は、生の目鉢鮪(銚子)、小肌(佐賀)、湯葉でした。
鱧の入荷も少なくなっているだけでなく、皮や骨が硬いものも増えており、鱧料理も終わりも近づき、夏から秋へと季節も移ろいつつあり、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
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