バスツアーの日に、ふぐRUSH
昨日お話ししたように、今日は、三重県熊野産の天然のとらふぐが届くことになっていたので、沼津魚市場に行って来ましたが、休市日ですので、魚市場に着いたのは、
普段より30分以上遅い5時半過ぎでした。
休市日ということもあり、荷物が着くのは、売場ではなく、冷蔵庫のあるところですが、
冷蔵庫とは言っても、ただの冷蔵庫ではなく、建物全体が冷蔵庫になっている、言わば冷蔵棟です。
この山の中を物色するまでもなく、荷姿から、
自分の荷物と思しきものを見つけると、
案の定で、無事に延着しなかったことに、ひと安心。
ひと安心したものの、御覧のように、空気穴から漏れた海水が汚れていたので、心配しつつ、中を確認すると、
思ったより、海水は濁っておらず、11本全てスイスイとなれば、萌え燃え・・・❤
ちなみに、今朝のように、一度に10本以上のとらふぐを仕入れ、卸すことを、“ふぐに魅せられし料理人”の自分は、“ふぐRUSH”と呼んでいます。
これらを積んだら、冷凍の海老と鯖フィレーの在庫が少なくなっていたので、
これまた、取引先の問屋の冷蔵庫ならぬ冷蔵棟に行き、
これらも受取り、帰ることにしたのですが、参考までに、休市日の市場の駐車場は、
勿論ガラ~ン・・・。
『佳肴 季凛』に戻り、
発泡スチロールから取り出したら、
締めたのですが、今日は、バスツアーのお客様が見えるので、このままにしておき、
その盛り付けをし、冷蔵庫にしまう料理を盛り付け終えたら、小鍋の盛り付けを女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せ、
自分は、
とらふぐを卸すことにし、
卸し終えたら、いつもの如く、
真由美さんが水洗いしてくれたのですが、ランチの営業時間も押し迫っていたこともあり、
自分が手直しをすることはせず、冷蔵庫にしまっておきました。
今日のように、とらふぐに限らず、
魚の下拵えをした後は、
必ず、まな板周りを掃除しておきます。
というのも、魚を普段から手にしている者にとっては、魚の生臭さに対して、かなり鈍感になっているので、魚の多い少ないにかかわらず、ぞんざいにすることは出来ません。
掃除が終わったら、カウンターに乗務員の御席をセットし、
ランチの営業時間、そして、バスのお客様のご到着を待つばかりとなり、
全ての準備が整い、
バスが到着し、息もつけぬ時間が、瞬く間に過ぎ、お食事を終えた後は、
皆でお見送りをしました。
片付も終えたら、
ようやく、手直しの水洗いにこぎ着け、洗い終えたら、
真由美さんが、
拭き上げてくれ、
バスツアーの日の“ふぐRUSH”が、終わりました。
明日の日曜日は、三連休のど真ん中で、魚市場は、送りの荷物も無いので、仕入れに関しては、完全オフですが、諸々の御予約があるので、今日以上にハードな一日になりそうです。
それでは、また明日・・・。
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