急遽、お持ち帰り料理
今朝、買い出しに行っていると、「夕方上がりのお持ち帰り料理のご注文を頂いたんだけど・・・。」という電話を、女将兼愛妻(!?)の真由美さんからもらったので、その場で、お客様に電話をし、ご注文を伺い、追加で買い物をし、『佳肴 季凛』に戻りました。
幸か不幸か、ランチのご予約もなく、夕方上がりの急なご注文ゆえ、仕込みの都合もあり、
急遽、ランチの営業をお休みさせて頂き、一気にバタバタモードに突入。
ご注文は、鶏肉の照焼と天ぷらの盛り合わせで、まず、余分な皮や残っている毛を、
真由美さんに取り除いてもらったら、
出来た分だけ、バーナーで炙り始めたのですが、鶏肉の照焼の作り方については、こちらをお読み下さい。
炙ってから、
霜降りし、
氷水に落とし、
水気を切ったら、
鶏肉、日本酒と薄口醤油を合わせたもの、ガーリックパウダーを専用の袋に入れ、
真空パックしたら、スチームコンベクションオーブンに入れ、70度で70分、加熱し、
時間になったら、取り出し、
照りをつけるため、焼台へ。
スチームコンベクションオーブンで加熱している70分の間に、
天ぷらの薬味用の大根、
生姜を卸したら、
大根卸しの上に生姜を乗せた後、銀カップに入れておき、山というより富士山に見立て、富士卸しと呼ばれています。
一方の自分は、天種の準備をし終えたら、
真由美さんに打粉(うちこ)をしてもらい、そうこうしている間に、
照焼が仕上がりました。
打粉と言えば、大葉を天種として使ったのですが、大葉は、
薄いので、外に出しておくと、しんなりしてしまうので、氷を敷いたバットに置いた状態で、
打粉をしなくてはなりません。
その後、天ぷらを揚げ、
海老、パプリカ、蓮根、鯵(写真左から)
玉葱、ズッキーニ、南瓜、大葉(同)の8種類です。
これらを、
3つの4人前と、
1つの2人前に盛り付け、
蓋をしておきました。
そして、照焼は、包丁してから、
串を打っておき、
器に、茹でた白菜、もやし、人参、絹さやを盛り付け、グリンリーフを乗せたら、
照焼を盛り付け、ミニトマトをあしらい、蓋を乗せたら、仕上がり、天ぷらとセットでのご注文ですので、
天ぷらの上に、ボール紙を置き、その上に照焼を乗せ、袋に入れ、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。
お持ち帰り料理は、前日までのご注文をお願いしておりますが、今日のように、当日でも、可能な場合もございます。
ただ、容器の都合もあるので、ご希望に添えかねる場合もあり、ご希望と言えば、今日の料理も、お客様のご希望によるものでした。
また、これまでに何度かお話ししているように、当店では、お持ち帰り料理のお品書きがご用意しておらず、ブログの【お持ち帰り(テイクアウト)】がお品書きのようなものですので、そちらをご覧頂いた上で、ご希望、ご注文をお申しつけ下されば、可能な限り、対応させて頂きますので、くれぐれも宜しくお願いします。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。
当店謹製の『胡麻だれ』を使ったオリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
2020.7.24|お持ち帰り(テイクアウト) |permalink|コメントはまだありません
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