三重県安乗(あのり)産のとらふぐのオマケは、ひらそうだ
定休日明けの今日(11月10日)は、
沼津魚市場に行って来たのですが、何故かガラ~ン。
というのも、元々の暦では、
今日は、
開市日だったのですが、少し前に休市日になったからです。
とは言え、豊洲をはじめとする中央市場が開市日ですので、完全に荷動きは止まることなく、三重県安乗から届くことになっていたとらふぐ(天然)も、無事に届いており、
荷受けの問屋の担当者が、自分が着くや否や、発泡スチロールを積んでくれ、
中を確認すると、8本(6,6キロ)全てスイスイとなれば、萌え燃え・・・❤
すると、
「親方、これもあるんですけど・・・。」と言われ、中を確認すると、
宗田鰹(そうだがつお)が5本入っており、宗田鰹には、“ひらそうだ”と“まるそうだ”があり、これらは“ひらそうだ”でした。
しかも、これまでの付き合いから、オマケであることが分かり、御礼の電話を入れ、帰ることにしたのですが、先程お話ししたように、休市日とは言え、荷動きはあるので、半開きの売場に行くと、
荷物の仕分けをしており、
佐賀産の小肌(こはだ)を仕入れ、休市日の仕入れが終了。
『佳肴 季凛』に戻り、荷物を下ろしたら、
軽トラの掃除は女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せ、
発泡スチロールから取り出した8本のとらふぐを取り出し、その姿に、再び萌え燃え・・・❤
締めたら、
血抜きのため、
発泡スチロールへ。
その後、ルーチンの段取りを終え、
小肌を仕込んだら、ひらそうだの下処理をすることにし、
仕事の手間が減るので、こういう時は、
まな板も、そのまま使います。
この場合、下処理つまり、頭と鱗を取り除き、はらわたを抜いたら、水洗いをしたのですが、
当初の5本が4本になったのは、仕出し屋の友達にあげたからで、ラップをしたら、冷蔵庫へ。
そして、真打ちのとらふぐも、
先程同様、まな板を掃除することなく、卸し始めたのですが、この逆の順番で仕事をすると、否が応でも、仕事が増えてしまうのは、お分かり頂けると思います。
自分が卸している頃、
真由美さんは、
焼いてから出汁を取るため、ひらそうだの頭の掃除の後に、
とらふぐの水洗いをしてくれたのですが、ランチの営業時間も近づいていたので、手直しは出来ず、
とりあえず撤収し、
♬お片付け~ お片付け~
さぁさ 二人でお片付け♬
ランチの営業時間の合間を見ながら、
手直しをしたら、
真由美さんが拭き上げてくれ、とらふぐの仕込みを終えたら、
ひらそうだを卸し、たたきにしたら、
近所の常連さんに差し上げたり、
夕飯用に、刺身にし、その頃までに、
頭などを焼いておき、夜の営業時間となり、営業時間が終わったら、明日の器出しをし、
休み明けの一日が終わったのでした。
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