お弁当の盛り付け
こんにちは、真由美です。
今朝、調理場に行くと、煮物が出来上がっていました。
ちょうど煮上がったばかりなので、まだ湯気がたっていました。そうこうしていると、玉子焼きも焼き上がりました。
今日は、お弁当の注文を頂いたので、親方である志村さんは、一足先にお弁当の準備をしていました。
今度は焼物が、出来上がりました。今日の焼物は、“めかじきの西京焼”です。西京焼は、あの白味噌の風味が何とも言えません。一つぐらいつまみ食いをしたいのですが、余分には作っていないので、そういうわけにはいきません。
今朝の私の役目は、盛りつけです。ただ、勝手にやると志村さんに怒られるので、最初に見本を作ってもらいます。
玉子焼き、めかじきの西京焼、海老の酒煮、鱧の南蛮漬、蚕豆(てんまめ)の蜜煮が、この器には盛られています。蚕豆とは、空豆のことです。
盛り付け終えたら、今度は煮物です。
人参、こんにゃく、椎茸、ごぼう、蓮根、スナップエンドウが、今日の煮物です。煮物を盛りつけ始めた頃、ホールのバイトさんも手伝い始めてくれました。
二人でやるので、仕事もはかどり、出来上がったのがこちらです。
御飯は桜海老御飯です。その隣が揚物です。今日は、さばふぐの唐揚げといかの新挽(しんびき)揚げです。
ふたをして、お手元をつけて、完成です。最後に、袋に入れたら、お客さんが取りに見えるのを、待つだけです。
盛り付けていると、つい「これ食べてみたい。」とか、「この前とちょっと違う。」と、ホールのバイトさんとつい話してしまいます。
そんなことを話していたら、今日は志村さんの機嫌も良かったようで、余ったものを、お昼のおかずにもらうことが出来ました。今日の私のオススメは、鱧の南蛮漬とさばふぐの唐揚げです。鱧は時季だけあって、美味しいですね。
今度のお弁当には、何が入るのかなぁ?
真由美
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