グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ ≫ わにごち

わにごち

沼津魚市場の活魚のセリ場には、こんな札がついていることがあります。
s-画像 347.jpg
“ワニ”!?
“アリゲーター”とか、“クロコダイル”ではありません。
s-画像 348.jpg
“ワニ”とはこんな魚です。正式には、“わにごち”と呼ばれています。“こち”と名前がつくだけあって、先日お話しした“鯒(こち)”の仲間です。
“こち”に比べ、入荷量は少ないのですが、何となく魚に変化を持たせたい時や、お客様のちょっとしたご要望に応えるために、仕入れてきます。
“こち”と”わにごち”を並べてみました。
s-画像 349.jpg
手前が“こち”で、向こうが“わにごち”です。さらに近くで見てみます。
“こち”はこちらです。オヤジギャグみたいですみません。
s-画像 350.jpg
一方、“わにごち”はこちらです。
s-画像 351.jpg
“わにごち”の方が、長い顔をしています。
皮を引くと、こんな感じの身です。
s-画像 352.jpg
上が“こち”で、下が“わにごち”です。やはり、形は良く似ています。“こち”の方は皮目の側線の部分が、黒い模様が入っていて、背の辺りには黒い糸のような筋が入っているのが、お分かり頂けると思います。
どちらも白身ですが、“わにごち”は”こち”に比べて、味は劣りますが、その日に卸したものでしたら、薄作りにしても十分美味しく召し上がることが出来ます。
s-画像.jpg
似ているからと言って、“わにごち”を“こち”として、お出しすることはございませんから、ご心配なく。また、“わにごち”のようなちょっと変わった魚を召し上がってみたいと思われたら、予めご注文頂ければ、可能な限り仕入れてきますので、どうぞ仰ってみて下さい。
最後までお読みいただきまして誠に有り難うございました。
もっと面白い記事へのモチベーションUPの為、ランキングに参加しております。
「面白かった」と感じていただけましたら、是非クリックして応援お願いいたします。
  店主 志村     にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ    にほんブログ村 料理ブログ 和食・日本料理(レシピ)へ

“わにごち” への3件のフィードバック

  1. おばさん より:

    薄つくりにしたら、美味しいと思いますが
    ちょい、、グロテスクな気がします。
    修行先に関心がありました。
    このように、細部にわたり説明が出来る方は
    一体どのような勉強したのだろう・・・・・と。
    HP 拝見させて頂きます。
    私のブログですが、リンク貼ってもよろしいでしょうか。

  2. カリン より:

    わにごち
    生の姿を見ると食べられない気がする。
    きれいに料理されていると美味しいと食べられるのに。。。。
    白身魚が好きです。

  3. 志村 より:

    おばさん様
    特別大した勉強してきたわけではありません。
    ただ、どんな些細なことでも知らないと気が済まない性分なので、こんな風になってしまったのでは・・・。
    あと、リンクはお気軽にお貼り下さい。
    カリン様
    白身の魚には、変わった姿をしているのが多く、どれも深い味わいがあります。
    例えば、オコゼ、オニカサゴ、ホウボウ、・・・。
    話し出すと、キリがないので、やめときます。

おばさん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このページの上へ戻る