ぬたぼう
昨日の沼津魚市場の生簀に、こんな魚が入荷していました。
“鱧”ではありません。“穴子”にしては、少し色が黒いです。では、“鰻”?でもありません。
札にはこんな名前が書かれていました。
“ヌタボウ”と書かれています。
初めて聞く、しかも見る魚です。よく見てみると、“穴子”に似ています。以前、釣り好きの友人に聞いた“クロアナゴ”かもしれないと思い、市場のセリ人に聞いてみることにしました。
「もしかして、これが“クロアナゴ”?美味しいの?」
「そう、そう”クロアナゴ”。でも、これって、とんでもなくMaaazuiから・・・。」と、言って、
不味いを通り越えて、Maaazui。その味の程が分ります。値段も恐らく、かなり安いはずですが、そこまで言われると、いくら“食べたことがないものは食べないと気が済まない”自分ですら、昨日は素通りしました。
ちなみに、この“クロアナゴ”は、大きいもの3メートルにもなるとのことです。
そう言えば、3月の始めにも1,5メートルくらいのものが入荷していました。その写真は、こちらを。
たまたま、“ぬたぼう”や、“クロアナゴ”で色々調べていて、偶然見つけたものです。さらに、偶然なことに、沼津の魚市場で、自分が見たものと全く同じものです。
これだけ大きいと、かなりグロテスクでした。これをセリ落としたのは、先程の写真を撮った仲買人なのですが、「この人はこの“クロアナゴ”を一体どうしたのか?」と思うと、気が気ではないので、今度探しあてて、聞いてみます。特に、その味を。
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店主 志村
「ぬたぼう」一見深海魚のようですね。
体形、見た目どちらも間の抜けた魚のようですね。
食べてまずいものは口に入れない方がいいですよ。
味音痴にでもなると大変ですよ。
富士のマク様
これでも、怖いもの見たさで、つい食べてみたくなってしまう気持ちを抑えるのに、いつも苦労しているんです。