今年初入荷の鱧(はも)は、三重県産
今朝は、沼津の魚市場へ、仕入れに行って来ました。着くと、東伊豆の定置網で、
水揚げされた石鯛(いしだい)を、
仕分けしているところで、
お祭り状態でしたが、素通りしました。
その隣に、
目を移すと、
同じ定置網で、水揚げされた鱧(はも)が、ありましたが、どれも大きいので、これまた素通りしました。
とはいうものの、仕入れるべきものは仕入れて、市場を後にし、帰り路、
宅配便の営業所に立ち寄り、
三重から届く荷物を、受け取りました。荷物と言っても、禁漁期に入っているので、活けの天然のとらふぐでは、ありません。
【佳肴 季凛】に着き、中を確認すると、
活〆にされた鱧で、鱧が入荷するのは、去年の9月以来のことです。
また、自分の要望で、
はらわたを抜いてもらってあります。こんな風にするのは、お腹の中に、食べたものが残ったままで、締めたり、死んでしまうと、その臭いが、身についてしまい、使い物にならなくなってしまうからです。
ところで、活きていた時は、
こんな様子で、
全部で、660本ほど入っていたとのことです。ちなみに、この2枚の写真は、送り主の魚屋さんが送ってくれたもので、前回のお話しの主人公でもあります。
今朝の鱧は、全部で、11本あったのですが、はらわたを完全に抜き取り、
水洗いして、骨切りしてから、
鱧料理の定番でもある“落とし”にしてみました。
ただ、自分がお出しする時は、その日に締めたものしかしません。また、落としだけでなく、
天ぷらにしてみました。どちらも、皮や骨が硬いということもなく、美味しく食べることが出来たので、早速、お客様にお出ししてみました。
鱧が、本格的に入荷するのは、ゴールデンウイーク前後で、当店の【鱧料理】のコースも、それ以降となる予定です。“暑さ寒さも、彼岸まで”という言葉のように、春も間近で、季節は確実に、移ろっています。
★★★ 期間限定 会席料理 ★★★
2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。
先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。
コメントを残す