記録更新は、8,0キロの三重県産の“ジャンボちゃん”
昨日同様、今日も、
朝一番に、宅配便の営業所に向かいました。今日は、いつも以上に、ワクワクしていました。というのも、自分が仕入れた中で、過去最大の“ジャンボちゃん”こと、超特大の天然のとらふぐが、三重県から届くからでした。
既に、荷物は届いており、
受け取り、【佳肴 季凛】に戻りました。
中を開け、
確認すると、
恋焦がれていた“ジャンボちゃん”が、姿を現しました。もちろん、気分は、萌え燃え・・・❤
目方は、
先程お話ししたように、記録更新で、8,0キロです。ちなみに、これまでの最大記録は、去年の2月に仕入れた静岡県焼津産の7,5キロのものです。
取り出し、
まな板に乗せました。頭の部分に、傷があるのは、活きていたものを締めたからで、水揚げ直後の写真がこちらです。
この写真が、facebookのメッセージと一緒に、魚屋さんから、送られて来た時、「ついに出たね!」と、すぐに、電話をしました。急いで、セリ値を相談し、セリを待つことにし、数分後、
「志村さん、買えました!」と、電話あり、それを聞いた自分は、「やったね!有難う!!!」と、感極まり、涙が出てしまい、程無くすると“ジャンボちゃん”の写真が、再び送られてきました。
一年振りの記録更新ということで、
“ふぐに魅せられし料理人”の奇特ぶりを、常々見ている女将兼愛妻(!?)の真由美さんと一緒に、記念撮影をしてから、卸すことにしました。案の定、“ジャンボちゃん”は、
メスで、中からは、真子(卵巣)が出て来ました。真子は、有毒部位なので、食べると、痺れます。その後、水洗いをして、きれいに拭き上げたのが、
こちらで、昨日の下関産の“ジャンボちゃん”と、比べてみました。
手前が、下関産で、奥が、三重産で、それぞれの目方を量ってみると、
下関産が、1,65キロで、
三重産が、1,78キロでした。あれだけ大きくても、胴体だけだと、この程度しかなく、三枚に卸すと、その目方は、減ります。刺身にするには、身皮と呼ばれる薄皮を取り除くので、さらに減ってしまいます。つまり、刺身で使える部分は、1キロ程度です。
ちなみに、この“ジャンボちゃん”から取れるふぐ刺は、20人前前後で、当店の一人前は、
薄造りにしたものが、25枚弱盛り付けてあります。
とりあえず、今日の“ジャンボちゃん”で、記録更新は出来ましたが、自分としては、さらなる更新をして、10キロUP、そして、日本記録となる“ジャンボちゃんを、仕入れたいものです。もっとも、日本記録に関しては、不明ですが・・・。
そのためには、漁師さんや、買付をしてくれる魚屋さんがあってのことで、自分がお客であっても、感謝の気持ちを忘れてはならないと、常々思っています。
また、“買ってくれて、有難う。売ってくれて、有難う。”というお互いの思いやりがあってこその関係を、大事にしたいものです。
記録更新おめでとうございます。m(._.)m
喜んでいただけて嬉しいです。
更なる大物を目指してがんばります。
マキ船長様
有難う!
本文にもあるように、涙が出たくらい嬉しかったです。
今度は、10キロを期待しています。