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無農薬・有機栽培の大浦牛蒡(おおうらごぼう)

定休日の今日は、普段幽閉されている『佳肴 季凛』を離れることに、成功しました。そんな今日、行って来たのは、富士宮市で無農薬・有機栽培の野菜を作っている提携農家の一人でもある吉本さんの畑です。
畑に着くと、吉本さんは、
horuhoru.jpg
ある野菜を掘っていました。その深さは、
hukai.jpg
大人の足の半分ほどです。声を掛けても、吉本さんは全く気付かず、
horu.jpg
まだ掘り続けていました。ようやく、自分の声に気付いた吉本さんが、指差したのが、
tuti.jpg
こちらです。もう少し、近くで見てみます。
ne.jpg
根は太く、分かれています。これとは別に、既に何本か掘り出してあったのが、こちらです。
oouragobou.jpg
ちなみに、これが、
ha.jpg
“大浦牛蒡”の葉っぱです。
この野菜が、お分かりになる方は、かなりの野菜通です。この野菜は、“大浦牛蒡(おおうらごぼう)”という名前で、その名の通り、“ごぼう”の仲間です。
普通に売られている“ごぼう”と言えば、
hutunogobou.jpg
細くて、長いものですが、この“大浦牛蒡”は、普通のものとは、太くて長いのが、外見上の特徴です。人参とその長さを比較してみました。
hikaku.jpg
それだけではありません。“大浦牛蒡”の一番の特徴は、
kuudou.jpg
成長すると、このように空洞が出来るのです。“す”が入っているわけではありありません。
“大浦牛蒡”は、ここ最近、いろんな場所で作られるようになったのですが、もともとの産地は、千葉県匝瑳(そうさ)市です。匝瑳市は、以前八日市場市と呼ばれていたところです。
“大浦牛蒡”にまつわる史実として有名なのが、平安時代、藤原秀郷が平将門征討を成田山新勝寺に祈願して、打ち破ったという故事から“勝ちごぼう”として奉納されるようになったことです。
また、成田山新勝寺の精進料理だけでなく、地元のお祝い料理にも、欠くことが出来ないと言われています。
さて、その味ですが、柔らかく、“ごぼう”特有の香りが、何と言えず、滋味深いのが特徴です。
今日は、仕入れてくるだけでしたが、“大浦牛蒡”の料理は、明日仕込むので、それまでお待ち下さい。
吉本さんに限らず、自分がお付き合いさせていただいている提携農家の方は、一般の方でも、お買い求めることが出来るので、興味のある方は、是非どうぞ。
今おすすめなのが、
juice.jpg
吉本さんが作った人参で作ったジュースです。人参だけでなく、低農薬のりんご、レモン、梅(共に無農薬)で作られていて、素材本来の味わいが特徴です。
★★★ 期間限定 会席料理 ★★★
2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)“春支度”を、御用意致しました。
harushitaku.jpg
先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。
春には、まだ早いですが、吟味した食材で奏でる“身体にやさしい、美味しい日本料理”を、召し上がって、楽しい一時をお過ごし下さいませ。
最後までお読みいただきまして誠に有り難うございました。
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“無農薬・有機栽培の大浦牛蒡(おおうらごぼう)” への2件のフィードバック

  1. おばさん より:

    牛蒡の葉って解りましたよ。
    だって我が家でも、昨年まで作っていました。
    抜く時が大変。香りが良いですね。
    実は今宵 モツ煮込みしまして、牛蒡をふんだんに
    使いました。

  2. 志村 より:

    おばさん様
    掘りたての牛蒡の香りは、最高ですよね。
    “大浦牛蒡”の香り、味の濃さは、抜群ですよ。是非、一度味わってみて下さい。

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