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障泥烏賊(あおりいか)のセリ

Twitterをお読み下さい。その日の仕入れの様子などが、ご覧になれます。
ここ最近、沼津の魚市場にようやく入荷して来たのが、
seriaori.jpg
“障泥烏賊(あおりいか)”です。地元で水揚げされたばかりのものなので、身も透き通っています。鮮度抜群です。また、泳いでこそいませんが、活きています。
“あおりいか”は、早い年ですと、3月の終わりから、沢山入荷してくるのですが、例年に比べ、今年は、海水温が低いので、“鱧(はも)”、“鯒(こち)”、“鱸(すずき)”をはじめ、夏の魚の入荷が少なく、“蛍烏賊(ほたるいか)”のような春のものの入荷もあるのです。
入荷が多くなってくると、需要と供給のバランスの関係で、相場も比較的落ち着くものです。そういう時は、買い時です。
そんな“あおりいか”のセリの様子です。
既にセリが始まり、札が幾つか貼られています。
ohkimemo.jpg
札が貼られると、赤い服を着た市場の職員(通称 売り子)が、札の番号をノートに控えていきます。
まだ、札が貼られていないものもあるので、再びセリが行われます。
ohki.jpg
この日のように、入荷が多いと、仲買人たちもお互いをけん制して、相手の出方、を待つこともしばしばです。
ただ、あまりにけん制していると、ある程度の値段で、全部を競り落とす仲買人もいるので、注意が必要です。“あおりいか”に限らず、買いそびれたことは何度もあります。
ですので、そこそこの値段がついた時点で、自分の仲買人に、札を貼ってもらうのです。そうして、競り落としたのが、
aori.jpg
この“あおりいか”で、2はいで3、0キロのものです。つまり、1ぱいが1,5キロのものです。
これくらいのものですと、身も厚く、いかの王様と呼ばれる“あおりいか”らしい味を堪能出来ます。
aorisasimi.jpg
この日のように、その日にお出しする時は、身はやや薄めに包丁し、次の日は、それよりも、やや厚めに包丁します。手前には、軽く火を通した下足(げそ)も、盛り付けてあります。
そんな旬の“あおりいか”です。是非、この時期味わっていただきたい食材の一つです。
ところで、“あおりいか”と言えば、以前こんなことがありました。自分にとっては、忘れられない一件でもあります。今日のお話しの締めに・・・。
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