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“さばふぐ”だらけ

今日、沼津の魚市場は、休みだったので、昨日、仕入れに行って来ました。そんな昨日の朝のことです。
市場に行く時は、朝四時半頃、出て行くのですが、ちょうどその時、携帯が鳴りました。
rireki.jpg
電話の主は、市場の問屋の従業員です。
「お早うございます。今日も“さばふぐ”が入荷してるんだけど、どうする?」と、聞いてきました。
「いくつある?」と、尋ねると、
「10ケース。全部やって(買って)くれる?」と、応えました。
「いいけど、いくらにしてくれる」
「○○円で・・・。」
「もう少し勉強してよ。△△円ぐらいでさ・・・。」
「じゃ、間をとって□□円にするよ。」
ということで、交渉成立です。
ところで、昨日“も”と、ありますが、実はその前の日(日曜日)にも、“さばふぐ”(和歌山産)を仕入れて来たのです。その日は、
seribanosabahugu.jpg
4キロ入りのものを、4ケースの合計16キロでした。
そして、昨日仕入れた“さばふぐ”(和歌山産)が、
10case.jpg
4キロ入りが、10ケースですから、40キロということになります。ちなみに、本数は
yoko.jpg
19+15+17+15+17+8+11+12+16+10=140です。
ここからは、写真を撮っている暇などなく、デジカメを出刃包丁に持ち替え、ひたすら“さばふぐ”との格闘です。包丁し終えたら、今度は『佳肴 季凛』の女将にして、愛妻(!?)の真由美さんの出番です。
真由美さんは、ゴム手袋をして、
gurumuki.jpg
“さばふぐ”の頭と身を、はずす仕事です。ここでは、真由美さんのブーイングは、聞こえませんが、この仕事をやってもらうために、口説き落とすことが、至難の業であるのは、言うまでもありません。
もっと言えば、今を遡ること、10年ほど前の“プロポーズ”よりも難しいのは、想像に難くありません。
その後、“さばふぐ”を水洗いするのは、自分の役目です。
mizuarai.jpg
 
水洗いし終えたら、今度は、唐揚げ用に、
houtyou.jpg
包丁します。包丁しながら、
butugiri.jpg
真空包装用の袋に入れ、一つの袋に15個前後入れたら、
sinkuhugu.jpg
真空パックします。その時、個数を把握するため、メモを取っていきます。その数は、
goukei.jpg
全部で、463個です。これは、昨日、一昨日の分ですが、真空パックしないので、使ったものを含めると、500個を越えています。真空パックしたものは、冷凍庫にしまいます。
今日も、
bentouhugu.jpg
弁当の揚物だけでなく、ランチの小会席の“凛”の揚物でもお出ししました。
ところで、昨日、一昨日と仕入れた“さばふぐ”ですが、実を言うと、先週の金曜日にも、3ケース(11キロ)仕入れていますから、この3日間で、57キロ仕入れたことになります。
このように仕入れることで、天候が悪くて入荷が無い時や、急な予約にも対応出来ます。
また、沢山仕入れることで、仕入れコストも低くすることが出来ます。その浮いたコストで、生の“本鮪”をはじめとする天然物の良質の魚を、強気で仕入れることが出来ます。
ということで、明日も市場に行くので、今日のお話しは、この辺で。
「さばふぐが、あったらどうします?」と、何だか聞こえたような、聞こえないような・・・。とりあえず、保留にしておきます。
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““さばふぐ”だらけ” への2件のフィードバック

  1. 金太郎 より:

    お疲れ様です。
    す、凄すぎる!!
    頭が下がります・・・

  2. 志村 より:

    金太郎様
    「さばふぐなんて、見たくもない!」と言いたいところですが、見るとつい・・・。
    或る意味、病です。

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