ランチタイムに、ハーレーダビッドソン
今日のお昼は、
ハーレーダビッドソンの東京のツーリンググループが、
『佳肴 季凛』に、御来店されました。
ご存じの方も多いかもしれませんが、ハーレーダビッドソンは、いわゆる高級なオートバイで、自分のような門外漢が語るにはおこがましいので、詳しいことについては、こちらをお読みください。
とは言え、その凄さというかゴージャスなのは、百も承知で、
次々に到着するのを見ているだけでも、
圧巻そのもので、全部で11台のハーレーは様々で、ハーレーダビッドソンの屋外展示会としか言い様がありません。
今日いらしたツーリンググループは、ハーレーダビッドソン契約正規販売店『ハーレーダビッドソン亀戸』のオーナーが主宰するグループで、こちらのオーナーとは、Facebookを通じて知り合ったのですが、知り合ったきっかけは、共通のFacebook友達が、鮪の仕入れ先の東京・豊洲の鮪屋の社長でした。
今日は都合により来れなかったのですが、鮪屋の社長も、このグループのメンバーで、人の縁というか、繋がりは分からないものです。
ツーリンググループの方達が御来店した時は、既にランチの営業時間中ということもあり、他の御客様もいらしていたので、自分は店内に戻り、料理をお出しするための準備をし始めました。
本音を言えば、ハーレーはおろか、バイクについては殆ど知らない自分ですが、1台ずつ眺めていたい気分になるくらいで、本物というものは、素人でも、魅了させられることを感じぜにはいられませんでした。
他のお客様だけでなく、ハーレーのお客様の料理もお出し終えると、オーナーをはじめ、グループの方達にご挨拶をすると、お帰りの時間となり、
参加者11名の方達と一緒に、記念撮影をしました。
その後、エンジンをかけると、エンジン音に魅了されていると、
先ずは1台、
そして、次の1台と、
出発するハーレーダビッドソンとの別れを惜しみながら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、
お見送りをしました。
最後の1台を見送ると、二人して、「格好いいよね~♬大人ならでは、趣味でいいよね~♬」と話し、久し振りに感動した次第です。
SNSが一つのツールとなったことで、今日のような体験が出来ましたが、どんな形にせよ、繋がった縁を大事にし、今後の仕事や人生に活かしていくよう、些細なことでも、日常の出来事を大切にしていきたいと思います。
続・丸18年
昨日、女将兼愛妻(!?)真由美さんとの結婚記念日についてお話ししましたが、今日は、その続編というか、おまけのようなお話しです。
一昨日(月曜日)の夜、業者さんの社長から連絡があり、
結婚記念日ということで、お花を頂いたのですが、こちらの社長が、自分達の結婚記念日をご存じなのは、偶然にも、同じ11月11日だからです。
そんなこともあり、これまでにも、何度か頂いたことがあるだけでなく、こちらの会社は、社長をはじめ、従業員の方達も、非常に親切で、お付き合いをさせて頂いていることが、有難い限りでなりません。
明くる日の今日、
カウンターの端に、飾らせて頂き、この画像をFacebookに投稿したところ、多くの方から、コメントを頂きました。
ところで、今朝は、
沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、住まい兼『佳肴 季凛』に戻ると、
二人の娘達のお手製のメッセージボードが、
テーブルの上に、
置かれていました。
実を言うと、昨日の時点で、真由美さんは受け取っていたのですが、その頃、既に寝落ちしていた自分は、今朝になって、このことを知ったのです。
真由美さんによれば、昨日の夜、長女と買物に出掛け、家に戻ると、二人が妙によそよそしい仕草をしており、しばらくすると、これらを渡してくれたとのことでした。
メッセージボードの左側には、
下の娘からのメッセージが、
書かれており、
小学5年生の頃の運動会の時の写真と、
2,3歳の頃の写真も、貼られおり、現在、次女は中学1年生です。
一方の右側には、
上の娘のメッセージが、
書かれており、先程同様、
小さい頃の写真の切り抜きが貼られていましたが、恐らく小学1年生か、2年生の頃と思しきもので、ちなみに、現在、高校2年生ですので、10年くらい前の写真ということになります。
18年という年月もあっという間ですが、娘達の成長もあっという間で、娘達が、自分と真由美さんの姿を見ていてくれているだけでなく、応援してくれていることに、嬉しさを感じながら、一日が始まったのでした。
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
丸18年
今日は、
11月12日ですが、
昨日の11日は、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんとの結婚記念日ということもあり、
彼女に感謝しつつ、
“お疲れちゃん♪”
毎年、この日に思うのは、天上天下唯我独尊の塊の自分を、真由美さんが支えてくれていることに、感謝の念が尽きませんし、特に、今年は、春先に真由美さんが7泊8日の“旅行”に行ったこともあり、2個1であることの有り難さを強く感じた次第です。
また、偶然にも、Facebook友達の今日のブログには、「縁あって一緒になった二人なのだから、苦難を経て、感謝の気持ちを高めると繁栄します。」という言葉があり、頷かずにはいられませんでした。
これからも夫婦二人、力を合わせ、多くのお客様に喜んで頂けるよう、精進していきますので、どうぞ宜しくお願いします。
★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★
当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
法事とバスツアーの日に、『西京漬』用のサーモンと銀鱈の仕入れ
日曜日に沼津魚市場に仕入れに行くことは少ないのですが、行かないのは、週末は法事や御祝いの御席の御予約を頂くことが多いだけでなく、定休日前ゆえ、仕入れを控えるのが、その理由です。
ただ、11月になると、『西京漬』などの御歳暮のご注文を頂き始めるので、多少ハードでも、時間的に余裕がある限り、仕込むようにしており、日曜日でも仕入れに行くこともあります。
ただ、今日は、法事の御席だけでなく、バスツアーの団体の御予約もあったので、仕入れに行かないのが普段のことですが、どちらも御予約の時間が遅かったこともあり、魚市場に行き、
『西京漬』用に、
この売場で、サーモン(ノルウェー)を2本仕入れたのですが、
どちらも、5,5キロでした。
どちらも良さげだったのが、一番の理由ですが、今日が11月11日にして、その語呂から、いい月にいい日ということもあり、さらにゴーゴーとなるよう、5,5キロにしたのは、偶然のようなそうでないような・・・。
ただ、日本人ゆえ、語呂とか、験を担ぎたくなるのは、否定出来ません。
サーモン以外の仕入れは、同じく『西京漬』用の銀鱈だけでしたが、こちらは既に、予め注文しておいたので、
既に、車に積んでありました。
そして、【佳肴 季凛】に戻ったら、
銀鱈を冷凍庫にしまっておき、仕込みを始め、出汁を引くなどの普段の段取りを終えたら、サーモンの下処理に取り掛かったのですが、サーモンは鱗が細かいので、
すき引きと言って、包丁を使って、鱗を取り、頭を落とし、水洗いしたら、
3枚に卸し、
切身にしたら、西京味噌と共に、専用の袋に入れ、冷蔵庫にしまい、
法事とバスツアーのお客様の料理の盛り付けを、始めました。
料理内容、人数も異なるので、盛り付け終えたら、
時間などが分かるように、番重の蓋にメモを貼り、
全ての料理を盛り付け、冷蔵庫にしまいましたが、刺身をお出しするのは、法事のお客様だけで、今日の刺身は、生の目鉢鮪(銚子)、帆立(北海道)、小肌(佐賀)、湯葉の四種盛りでした。
このような状況ゆえ、玄関先には、
お詫びを掲げさせて頂き、
バス用の駐車スペースを確保し、お客様の御来店をお待ちしすることにし、予定通り、
最初に法事のお客様が御来店し、御食事を始められました。
程なくすると、バスのお客様も御来店され、バタバタモードは、二倍というより二乗となりましたが、全ての料理をお出しし終えることが出来ました。
後に御来店されたものの、最初にバスのお客様がお帰りになったので、
お見送りをし、しばらくすると、法事のお客様もお帰りになったら、先程の二乗とまではいかなくとも、二倍のバタバタモードとなり、
お片付け~ お片付け~ さぁさ皆でお片付け~♬
片付けも終わったので、
サーモンを真空パックし、休憩を取ることにし、というよりも、休憩を取ることが出来たのが、何よりの幸いでした。
来週も、今週ほどではありませんが、バスの御予約もあり、お昼の御席の御用意が出来ない日もございますので、お手数ですが、御来店の際には、予めお問い合せをお願い致します。
白子入りの三重県安乗(あのり)産の天然とらふぐ
土曜日の今日は、沼津魚市場の公休日ですが、
三重県安乗産のとらふぐ(天然)が届くことになっていたので、
仕入れに行って来ました。
公休日ゆえ、魚市場に着いたのは、
6時前で、普段仕入れに来る時よりは、1時間ほど遅いので、かなり気楽なのは確かです。
自分宛の発泡スチロールを見つけ、中を確認すると、
6本全て、長旅の疲れもありながらもスイスイとしており、
ひと安心すると共に、萌え燃え・・・❤
蓋には、5入とありましたが、恐らく間違いのはずで、大きさからいって、総目方の5,7キロであるので、特に気にしませんでした。
公休日ですので、これ以外の仕入れはなく、【佳肴 季凛】に戻ると、いの一番に、
締めてから、
血抜きのため、海水へ。
その後、ひととおりの段取りを終えたら、卸すことにしたのですが、
立冬を過ぎたこともあり、1本目のとらふぐがから、ようやく成長した白子が、現れました。
オスの生殖腺である白子は、無毒ゆえ可食部位で、その美味しさから、白いダイヤとも呼ばれ、美食中の美食でもありますが、それに対し、メスの生殖腺の真子は、猛毒ゆえ、食べると痺れてしまうので、不可食部位です。
結果として、
6打数3安打の猛打賞となり、卸し終えたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、水洗いしてくれ、
自分が手直しをしました。
ランチの営業時間も近づいていたので、真由美さんはユニフォームに着替え、
洗い上げたとらふぐを拭き上げくれ、
白子も鎮座し、
とらふぐの仕込みが終わりました。
季節の移ろいと共に愛でる味わいこそ、日本料理の真髄で、これから寒くなるにつれ、白子も成長し、天然のとらふぐの美味しさも本番を迎えることを思うと、萌え燃え・・・❤
二日連続のバスツアーは、Wバス
今日は、Wバスつまり、2組のバスツアーの団体のお客様の御予約を頂いていたので、
7時前から、仕事を始めましたが、昨日の3時起きの始動に比べれば、4時間も遅いので、朝寝坊したような気がしてしまいました。
仕込みという仕込みは、昨日の時点で、全て終わっていたので、出汁を引くなどのルーチンの段取りを終えたら、
盛り付けを始めました。
御来店時間、人数、料理内容などが異なるので、
間違いのないように、
番重の蓋に、御席と人数を書いた紙を貼っておきました。
テーブル席だけでなく、
御座敷と全ての準備が整い、程なくすると、
Wバスの第一弾のご到着です。
第一弾のお客様が御食事を始め、しばらくすると、第二弾のお客様のご到着となったのですが、バタバタモードが二倍というより、二乗となりましたが、どうにかこうにか、全ての料理をお出し、外を確認すると、
文字通りWバス状態でした。
その後、最初に見えた御客様がお帰りになり、
しばらくすると、
後に見えたお客様がお帰りになったので、お見送りをしましたが、あいにくの雨だったので、玄関先でのお見送りとなりました。
お客様がお帰りになったら、
洗い場は、洗浄だけに戦場と化したものの、無事にWバスの御席をこなすことが出来ました。
明日は、バスの団体の御客様はお見えになりませんが、明後日は、バスのお客様だけでなく、法事の御席もあり、今日のように、御来店時間が近いこともあり、15分でもずれてくれることを祈るばかりです。
3時起き
今朝は、
沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、最初にこの売場に行くと、
三重県産のとらふぐが届いていました。
中を開けると、
多少海水は濁っていたものの、全てスイスイとなれば、ご察しの通り、萌え燃え・・・❤
普段の場合、一番最初の売場に向かう時間は、5時過ぎなのですが、今朝は、お弁当のご注文だけでなく、バスツアーの御客様がお見えになるので、
3時過ぎに起きて、魚市場に来たので、4時前には、魚市場に着いたのです。
もっと言うと、御予約が重なっている時は、極力仕入れに行かないことにしています。というのも、自分が注文した魚が延着などの事由で、届かなかったり、不測の事態によって、戻るのが遅れたり、それどころか戻れなかったりすると、どうにもこうにもならないからです。
そんな時間ですので、構内の売場は、各地から送られてきた魚の準備に追われており、
構内の床も乾いており、不思議な光景でもありました。
そんな様子を尻目に魚市場を後にし、【佳肴 季凛】に戻ったのは、
5時半前で、
普段の段取りもせず、
締めてから、血抜きのため、海水へ。
その頃、厨房のガス台には、
お弁当の煮物の仕上げに取りかかっており、これらに注意しながら、
とらふぐを卸すことにし、程なくすると、
煮物が仕上がりました。
そうこうしていると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
とらふぐの水洗いをしてくれました。
水洗いを終え、片付けをしてくれている頃までに、
自分は玉子焼を最後に、お弁当用の料理を仕上げました。
その後、
バスのお客様の料理を盛り付け終えたら、
真由美さんは、
お弁当の盛り付け始めたのですが、
今日は、
2種類のお弁当を御用意したのですが、こちらのお弁当は、バスの乗務員の方用のお弁当だったので、2個しか御用意しませんでした。
お弁当を仕上げたら、
テーブルとカウンターに御席の準備をしたのですが、既に御座敷のセットも終わっており、お客様のご到着を待つばかりとなりました。
程なくすると、予定通りに、
バスが到着し、一気に戦闘モードに突入し、嵐が吹き荒れ、あっという間に、お帰りの時間となり、
皆でお見送りをしました。
この後は、再び嵐が吹き荒れ、
お片付け~、
お片付け~、
さぁさ、皆でお片付け・・・♬
ただ、明日もバスの団体しかも、Wバスゆえ、
器もしまわずにおき、自分は、
南京豆腐(南瓜で作った豆腐)を仕込み、
真由美さんが水洗いしてくれたとらふぐを手直しをし、
拭き上げ、
とらふぐの仕込みが終わりました。
身やあらの部分の下拵えを終えたら、
昨日まで卸した29本のとらふぐんの皮の掃除をしておき、
皮とひれを、
分けておきました。
今日の皮を掃除しなかったのは、
卸した当日の活けのとらふぐの場合、手間がかかるからで、掃除は、明日以降にするのがいつものことです。
そして、最後に、
器出しをしたのですが、夜の営業時間に食い込むことが予想されたので、夜の営業をお休みさせて頂きました。
さすがに、3時起きで、ノンストップとなると、かなりハードでしたが、明日は魚市場に行くことがないので、少しは体力を温存出来そうで、そのため、この辺りで、失礼させて頂きます。
二日連続で、ふぐRUSH
昨日、沼津魚市場は休市日でしたが、
三重県産のとらふぐ(天然)が届くことになっていたので、
仕入れに行って来ました。
全部で10本仕入れたのですが、一度に10本以上のとらふぐ(天然)を仕入れることを、自分は、“ふぐRUSH”と呼んでいます。
10本全て無事となれば、否が応でも萌え燃え・・・❤しかも、おまけとして、
自分が大好きな鰹もGET!そんな自分の鰹好きについては、こちらをお読み下さい。
鴨が葱を背負ってやって来たことを、鴨葱(かもねぎ)と呼びますが、昨日の場合、とらふぐつまり、萌え燃え・・・❤が鰹と一緒にやって来た以上、それこそ、萌えかつとでも言えるかもしれません。
これらを積んだら、
【佳肴 季凛】に戻り、
締めてから、
血抜きのため、
海水へ。
しばらくしたら、卸し、
卸し終えたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんに水洗いしてもらうのですが、今日は、バスツアーの団体のお客様がお見えになるので、とりあえず冷蔵庫にしまい、
御予約の料理を盛り付けることにし、
真由美さんにまな板周りを掃除してもらったら、
料理の盛り付けをすることにしました。
全ての料理を盛り付け終えたら、
ご到着予定まで時間があったので、真由美さんに水洗いしてもらい、
自分が手直しをしました。
水洗いまでは終えたかったのですが、バスのお客様のご到着時間の連絡が入ったので、水洗いは中断し、程なくすると、
バスが到着し、その料理をお出しすることにし、
お帰りになり、片付けが終わったら、水洗いを再開し、
真由美さんと拭き上げ、
とらふぐの仕込みが、
終わり、お昼にしたのですが、
もちろん、鰹丼にし、ハードな半日の労をねぎらい、夜の営業に備えたのでした。
そして、明くる日の今日は、
朝一番に、宅配便の営業所に行き、
愛知県一色産のとらふぐ(天然)を、受取りに行って来ました。
【佳肴 季凛】に戻り、中を確認すると、
小さいふぐと共に、こんなメモが入っていましたが、このふぐは、交雑ふぐとかハイブリッドふぐと呼ばれるもので、合いの子のふぐで、親のふぐの種類が異なるものです。
皮、ひれ、体色などでふぐの種類の判別が不可能ゆえ、食用にすることが出来ません。
これまでに、自分は何度も見たことがあり、ブログに書いたことがあるだけでなく、テレビのニュースの取材を受けたこともあります。
袋詰めされた氷の下には、
神経を抜き、活締めされたとらふぐ(天然)が、
17本入っており、二日連続で、“ふぐRUSH”となりましたが、ご覧のように、小さめのサイズゆえ、このサイズのものを、自分は、“チビとら”と呼んでいます。
“チビとら”という呼び名は、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込め、独断と偏見に基づき、名付けたもので、500グラム以下のサイズが、その基準です。
“チビとら”は、
全部で17本あり、
卸し終えたら、いつものように、
真由美さんが水洗いしてくれました。
ただ、ランチの営業時間も近づいていただけでなく、諸々の仕込みもあったので、冷蔵庫にしまっておき、水洗いの手直しを自分がしたのは、夕方になってからでした。
それでも、
真由美さんが拭き上げてくれ、
“チビとら”の“ふぐRUSH”は、
終わりました。
ただ、実を言うと、明日のバスツアーのお客様の準備をしなくてはならならなかったこともあり、夜の営業は出来ず、今日頂いた今夜の御予約をお断りしてしまい、この場を借りて、お詫びさせて頂きます。
そんな状況ゆえ、お昼御飯を食べることもままならず、
今日最初の食事は、“お疲れちゃん♪”を兼ねて、鰹丼にしました。
明日は、バスツアーの団体のお客様が見えるだけでなく、
この6本のとらふぐ(天然)が三重県から届くだけでなく、バスツアーの団体のお客様の御席の料理だけでなく、お弁当のご注文を頂いているので、これまでに無いハードスケジュールとなるので、この辺りで、失礼させて頂きます。
K-mix RADIO KIDSの本番当日
昨日は、静岡県内を放送エリアとするFM放送局【K-mix】の番組『RADIO KIDS』に、ゲスト主演させて頂くため、静岡まで行って来ました。
約束の時間に遅れるわけにはいかないので、
電車で行くことにし、
静岡駅からスタジオのある【新静岡セノバ】に、
予定通り、
到着しました。
予定通りとは言っても、せっかちの性分ゆえ、約束の時間まで30分以上あったので、館内というより、地下の食品売場を歩くことにし、ひととおり眺めたら、
デパ地下には欠かせないアイテムの生ジュースを飲み、小休止。
ちなみに、ジュースはパイナップルのジュースで、自分はデパ地下で生ジュースを飲む時は、シロップ無しが基本です。
約束の時間も近づいてきたので、
スタジオのある5階で降り、
スタジオでは、
本番中ということもあり、
出演させて頂く番組のパーソナリティーのDJ Roniさんの軽快なトークが、
フロア内に流れており、自分が出演させて頂くコーナー『静岡人』のPOPも掲げられていました。
程なくすると、このコーナーの担当社の石川雅章さんと共に、
スタジオの中へ。
石川さんは、静岡市清水区にある【エスクリエイト】という会社の社長で、【佳肴 季凛】の色んな印刷物をお願いしており、かれこれ10年来のお付き合いをさせてもらっています。
放送前の打ち合わせをするため、
席に着くと、
番組の流れが書かれており、説明を受けました。
ここに書かれているように、
今日のテーマは、「みるい」という静岡県の方言についてで、「みるい」とは、未熟とか、若いなどという意味の言葉です。
そして、スタジオに入り、いよいよ本番となり、
打ち合わせの流れ通りに、番組は進み、「みるい」にまつわることとして、落花生の未成熟したものである「しなす」についてお話ししたりし、そこから料理に関することも、DJRoniさんに色々と訊ねられ、自分の料理のスタイルが、マクロビオティック(玄米菜食)を基本に据えてていることもあり、食にまつわることにも、話題が及びました。
この番組を時々聞いていることもあり、ゲスト出演というよりは、リスナー気分で、生放送を楽しんだような時間は、あっという間に過ぎ、番組のコーナーが終了し、
DJRoniさんと、最後に記念撮影。
その後、【新静岡セノバ】を後にし、
静岡駅から電車に乗り、
一路富士へ。
そして、車内では、
仕込みをした半日と、ゲスト出演をした半日の労をねぎらい、車内で“お疲れちゃん♪”
そんなこんなで、とらふぐの仕込みとラジオのゲスト出演で、定休日は終わったのですが、こういう定休日は、意外と自分好みなのは否定出来ません。
ジャンボちゃんには、0,1キロ足らずのBIGちゃんこと、特大天然とらふぐ
今日は、定休日でしたが、三重県から天然のとらふぐが届くことになっていたので、沼津魚市場に、仕入れに行って来ました。
とらふぐが届くのは、
この売場で、
無事に届いており、まずはひと安心しましたが、中を開けるまでは、気が気でありません。
中を開けると、
2本共、スイスイとなれば、再びひと安心すると共に、萌え燃え・・・❤
定休日というだけでなく、今日は、静岡でラジオの生放送にゲスト出演させて頂くことになっていたので、仕入れは、冷凍ものだけにし、魚市場から帰ることにしました。
定休日ということもあり、出汁を引くなどの普段の仕込みは不要でしたので、
最初に先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)を仕込みましたが、明日は、バスツアーの団体のお客様がお見えになるので、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
テーブルに御席の準備をしてくれていました。
その後、2本のとらふぐを卸すことにしたのですが、
2本のうち1本は、
“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、その想いを込めて、
“BIGちゃん”と呼んでいる特大サイズのもので、
卸す前に、
“BIGちゃん”とツーショット・・・♬
“BIGちゃん”のサイズは、2,5キロ以上4,0キロ未満のもので、それより大きいものを、同様の理由で、“ジャンボちゃん”と呼んでいます。
今日の“BIGちゃん”は、3,9キロでしたので、
“ジャンボちゃん”には、0,1キロ及ばずの目方でした。
ちなみに、0,5キロ未満のものが“チビとら”で、0,6キロ以上2,5キロ未満のものは、普通サイズということもあり、“並とら”と呼んでおり、この基準、呼び名も、自分が勝手につけたものです。
卸したものは、
最初に、真由美さんが水洗いしてくれ、
自分が手直しをし、
洗い上げたら、
真由美さんが拭き上げてくれ、
とらふぐの仕込みが終わり、最後に、
米を研ぎ、仕込みが終わりました。
そして、最後に、
真由美さんと一緒に、
仕入れ用に軽トラの掃除をし、
休日出勤が終わりました。
そんな休日出勤の日のお昼は、
最近はまりつつある〆鯵丼にし、先日からお話ししたように、ラジオの生放送のゲスト出演のため、静岡へ行くことにしたのでした。
次回のお話しは、静岡でのラジオ出演についてのお話しです。
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。