グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

魚の仕込み中心の休日出勤

定休日の今日は、

仕入れ先の沼津魚市場の定休日が、

明日(26日)ということもあり、

仕入れに行って来ました。

 

売場の隅に、予め注文しておいた2本で、1,9キロの鱧(山口)が、

置かれていたのですが、

これとは別に、

注文済みの鱧同様、落ち鱧と呼ばれ、途中で死んでしまった鱧も、いくつか並んでおり、その中から、

4本(1,9キロ)のものも仕入れることにし、お腹の中のエサの臭いが回ってしまい、使い物にならないようにするため、

その場で、はらわたを抜いておきました。

 

御中元のご注文を頂き始めていることもあり、『鰯の丸煮』用の真鰯を仕入れるため、別の売場に行くと、

千葉県銚子産の真鰯が入荷しており、

自分好みのサイズでしたので、

2ケース仕入れることにしました。

 

また、この売場の隅に目をやると、

北海道・根室産の真鰯が入荷しており、

12尾(2キロ入)と、

単純計算で、1本あたり170グラム弱で、銚子産の1,5倍くらいの大きさです。

 

これぐらいのサイズになると、脂の乗りもかなりのもので、炭火で焼いたら、炎上しそうですが、真鰯とは思えない美味しさであるのは、言うまでもありませ。

 

また、『鰯の丸煮』同様、当店のギフトの逸品の『西京漬』のご注文も頂いているので、別の売場に行き、

『西京漬』用に、

5,3キロのノルウェー産のサーモンを仕入れることにし、他の仕入れも終わったので、魚市場から帰ることにしました。

 

『佳肴 季凛』に戻ったら、最初に、

先付のもろこし豆腐を仕込んだら、

佐賀産の小肌の仕込みをすることにし、ここからは、魚の仕込みとなり、もろこし豆腐は、今日唯一の魚以外の仕込みでした。

 

そうこうしてると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが厨房に来てくれ、

真空調理で仕込むための帆立の下拵えをし終えたら、

鱧のぬめりを取ってくれたのですが、今日の休日出勤は、自分独りでやるつもりでしたので、救いの女神が現れたとしか思えず、この場で、感謝の想いを伝えさせて頂きます。

 

その頃、自分は、

真鰯の下拵えに取り掛かかっていると、真由美さんが、

水洗いを始めてくれました。

 

真鰯の次に、

先程の鱧を卸したのですが、

今日は、骨切りはせず、このまま冷蔵庫にしまっておくことにしました。

 

そして、サーモンの鱗を取ることにしたのですが、サーモンは、

鱗が細かいので、包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取り除くのですが、それこそ皮一枚を残さなくてはなりません。

 

少しでも角度がずれると、

このようになってしまい、勿論これは、×です。

 

そして、サーモンは、西京味噌と共に、

真空パックしておき、明日、『西京漬』に仕込むアラスカ産の銀鱈を、

冷凍庫から出しておきました。

 

真鰯の水洗いを終えた真由美さんは、

焼いてから出汁を取るため、真鰯の頭を掃除してくれたら、

真鰯の身を鍋に入れてくれたら、

超々弱火にして、ガス台へ。

 

真鰯同様、

鱧のあらの掃除をし、それまでに、

小肌も仕上がりました。

 

最後に、自分は包丁を砥ぎ、

真由美さんが、

洗い物をしてくれ、休日出勤は終了しました。

 

来週の定休日(7月2日)ですが、明くる日(3日)のお昼に、バスツアーのお客様がお見えになるので、休日出勤は決定済みで、御中元の包装、発送をすることになり、そんな時こそ、真由美さんの出番となり、この場を借りて、お願いしておきます。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、7月5日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

バスツアー&『西京漬』の日曜日

今日は、バスツアーのお客様と御祝いの御席の御予約を頂いていたので、朝から、料理の盛り付けに追われていました。

 

デザートのブルーベリーのムースに始まり、

刺身などを、

全ての料理の準備が出来たら、それぞれのお客様の御来店を、待つばかりとなりました。

どちらも、大人数ではなかったものの、御予約時間が殆ど同じだったので、

このようなお詫びを掲げさせて頂いたのですが、得てして、こういう時に限って、当日の御予約やフリーで見えるお客様もいらっしゃり、今日も然りで、この場を借りて、お詫びさせて頂きます。

 

バスのお客様は、

テーブル席に、

一方、御祝いのお客様は、個室に御席をセットしておいたのですが、お子様も見えるので、

お子様料理も、

をお出ししました。

 

道路状況の都合もあり、バスのお客様がお見えになったのは、御祝いのお席のお客様の料理を出し終えた後で、それほどバタバタすることなく、

料理をお出しすることが出来たものの、次の御予定もあったので、御食事を済ませると、バスに乗り込んだら、

いつものように、皆でお見送りをしました。

 

そして、夜は夜で、営業時間が終わったら、

『西京漬』の包装を、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんとしました。

 

今日の『西京漬』は、お返しのお品でしたが、時節柄、しばらくの間、御中元のご注文も頂いているので、その仕込みや包装などが、日々の仕事になる予定です。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

今週も、休市日の鱧(はも)

自分が通う沼津魚市場は、土曜日が休みですので、

このように、構内はガラ~ンとしています。

 

そんな構内ですが、休日出勤をしてくれる職員の方もいるので、急な注文は勿論のこと、予め伝えておけば、可能な限りの対応をしてくれます。

 

昨今、仕事とか労働時間などについて、議論と思しきことを目にしますが、このような対応があるからこそ、自分も料理を作ることが出来るのであって、世の中、一斉に休みを取るようになったら、料理はもちろんのこと、森羅万象、想像もつかないことになるのは必至で、かの議論らしきものとは、無意味以外の何ものでしか思えません。

 

そんなことはさておき、休市日の構内を歩き、向かったのは、

活魚売場で、先週の休市日の土曜日も来たので、二週連続ということになります。

 

昨日の時点で、活かしの鱧を注文しておいたので、生簀を確認すると、

このようなメッセージ付きで、

【47-9】という自分の買い番が書かれた札があり、2本で0,75キロとあるように、

淡路島産の小さめの鱧が入っており、そのまま、ブクブク付きの発泡スチロールに移し、

持ち帰ることにしたのですが、入口付近には、

自分同様、休市日出勤の魚屋さんの荷物が、置いてありました。

 

『佳肴 季凛』に戻ったら、

そのまま水槽に入れておきました。

 

水槽があるので、

前日に仕入れておくことも可能なのですが、死んでしまい、鱧料理のマストアイテムの落としに仕立てることが出来ないだけでなく、活きてはいても、傷がつくこともあり、結果として、美味しさを損ねることになるので、たいへんではあっても、休市日でも、仕入れに行くようにしているのです。

 

そして、夕方になり、

水槽から取り出し、締めてから、

卸し、骨切りをしてから、

落とし用に包丁しておきました。

 

それまでに、刺身は、

生の南鮪(ニュージーランド産)だけを盛り付け、冷蔵庫にしまっておいたのですが、落とし仕立てた鱧を冷蔵庫にしまってしまうと、ゼラチン質が多いこともあり、皮目の部分がかたくなってしまい、鱧の美味しさを味わえないので、このようにしておくのです。

 

お客様がお見えになり、頃合いを見計らい、落としに仕立て、

小肌(佐賀産)、湯葉と共に盛り付け、お出ししました。

 

満足のいく食材で料理を仕立てられることほど、料理人冥利に尽きることはありません。

 

人間ですので、楽をしたいのは、紛れもない事実ですが、楽=手抜きは、料理人をはじめとする職人には、存在しないと思っており、そこにこそ、自らの立ち位置があります。

 

妥協すればいくらでも出来るのも、百も承知ですが、自分のスタイル、気持ちだけは、失うわけにはいきませんし、その姿勢を貫くための努力も、怠るわけにはいきません。

 

★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★

当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。

s-s-P2240075
5パック(10本)入 2,250円     ※クール便にて発送可

“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

魚てんこ盛りの金曜日

昨日に引き続き、今朝も沼津魚市場に仕入れに来たのですが、活魚売場に向かうと、

到着したばかりの鱧(大分)の仕分けに追われていました。

 

自分の注文分の仕分けも、まだだったので、

他の売場に行くと、

昨日と同じく北海道・根室産が入荷しており、

御中元用の【鰯の丸煮】を仕込むため、2ケース仕入れることにしました。

 

御中元と言えば、【西京漬】のご注文も頂き始めているので、

この売場で、

サーモン(ノルウェー)を、1本(5,5キロ)仕入れ、冷凍ものを扱う売場で、

銀鱈(アラスカ)を、1ケース(12本入)を仕入れました。

 

その後、

岩牡蠣(徳島)など、色々と仕入れ、活魚売場に戻り、

3本の落ち鱧(大分)と、

活かしの鱧(山口)を1本仕入れ、魚市場から帰ることにしました。

 

『佳肴 季凛』に戻り、

仕入れて来た魚を降ろしたのですが、ちょっとした魚屋さん状態で、

小休止することもなく、

 

仕込みを始め、

追われに追われ、

仕込んで、仕込みまくった金曜日の朝でした。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

【鰯の丸煮】用の真鰯は、北海道・根室産

御中元の時季が近付き、【西京漬】と、

zoutousaikyou.jpg

【鰯の丸煮】のご注文を頂き始めており、

s-s-P2240075

これらの仕込みが増えてきました。

 

【西京漬】用の銀鱈、サーモン、鯖の入荷状況は、大きな変化がないのですが、【鰯の丸煮】用の真鰯は、時季により、産地、目回り、身質、単価などに大きな変化があります。

 

それゆえ、ギフトのシーズンでなくても、【鰯の丸煮】のご注文が重なると、真鰯が並ぶ売場に向かう頻度は、否が応でも高くなります。

 

そんなこともあり、真鰯の売場に向かうと、

北海道・根室産の真鰯が、

並んでいました。

 

ただ並んでいるだけでなく、目方は同じでも、大きさにより、入数が異なるのが、生鮮食品の特徴で、今朝の真鰯の場合、2キロ入のものは、

13尾、

15尾、

16尾があり、これらとは別に、

4キロ入のものがありました。

 

4キロ入のものは、

先程の3つのものよりは、幾らか小さめで、大きさにも若干の大小もありますが、こちらの方が好みでしたので、

2ケース仕入れることにしました。

 

ちなみに、13尾入の真鰯は、

2キロ入で13尾ですので、約150グラムということになります。

 

今朝の真鰯が、【鰯の丸煮】として仕上がるのは、明日になるのですが、今日は、

昨日仕上がったものを、

御中元用に、

箱詰めしてから、

包装し、

冷凍庫に、

しまっておきましたが、今日包装したものは、千葉県産の真鰯で仕込んだものです。

 

【鰯の丸煮】同様、【西京漬】も、自分が自ら魚市場で仕入れた魚で仕込んだものですので、仕上がりまでに、お時間を頂くこともございます。

 

冷凍庫には、真空パックしたものがあるので、余程のことがない限り、すぐに御用意することも出来ますが、全てお手製ゆえ、御入用の際には、数に限らず、直接お問い合せ頂けると、幸いです。

 

お手数ですが、くれぐれも宜しくお願いします。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

チキンカツ入りのお弁当

昨日、最後にお話ししたように、魚市場に仕入れに行った昨日は、『佳肴 季凛』に戻ると、お弁当の仕上げに取り掛かりました。

 

最初に、

煮物を仕上げたのですが、蒟蒻だけ別なのは、

濃い目の味付けにしてあるからです。

 

煮物の次に、

焼物のサーモンの西京焼を仕上げたら、揚物を揚げたのですが、今日のお弁当は、2件のお客様からのご注文だっただけでなく、そのうちの1件のお客様のお弁当は、ボリューム重視ということもあり、

チキンカツを揚物にしました。

 

ちなみに、別のお客様の揚物は、

鶏の唐揚と鯵の新挽き揚で、普段御用意しているものです。

 

そして、盛り付けは、いつものように、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが孤軍奮闘してくれ、それぞれのお弁当は、

このように、

仕上がりました。

 

チキンカツ入りのお弁当は、

一口大のものが2つ入っており、御飯も、

白御飯です。

 

盛り付け終えたら、

重ねてから、蓋をし、

箱ぬ詰め、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。

 

昨日のチキンカツ入りのお弁当のように、ご要望に応じて、可能な限り、料理内容も変更させて頂きます。お手数ですが、詳細については、直接お問い合せ下さい。

 

★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★

当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。

s-s-P2240075
5パック(10本)入 2,250円     ※クール便にて発送可

“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

休み明けの仕入れ

定休日明けの今日は、

沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、知らぬ間に温帯低気圧に変わってしまった台風6号の影響で、各地で時化模様となったので、少ない入荷量でした。

 

こんな状況の中、

活魚売場に行くと、

生簀も、

ガラ~ン・・・。それでも、地物の魚や、愛知産の蛸などが、入荷していました。

 

生簀は生簀でも、

淡路島産の鱧は、

うじゃうじゃしており、この中から、

1本選り、

自分の買い番の札を置いておきました。

 

また、売場の隅には、既に注文しておいた大分産の鱧があり、

こちらは、落ち鱧と呼ばれ、生簀などで死んでしまったものです。

 

6月も半ばを過ぎたこともあり、御中元用のご注文やお問い合せを頂き始めたこともあり、『鰯の丸煮』の仕込みをしなくてはならないので、

別の売場に行くと、真鰯が並んでおり、

どちらも、

千葉県産でした。

 

荷主が違うだけで、漁場(ぎょば)も殆ど同じとのことだったのですが、

こちらの方が、自分好みの大きさだったので、2ケース仕入れ、仕入れるべきものも仕入れたので、ひと安心しました。

 

ひと安心したとはいえ、魚の仕入れは自然相手ゆえ、意外なものも入荷していることもあり、良さげなものを物色するため、小物を専門に扱う問屋の店先を覗くと、

今が旬の岩牡蠣の発泡スチロールが目に入り、

先日お話しした特大岩牡蠣と同じ徳島産のもので、この5つを、

選り抜き、全ての仕入れも終わったので、魚市場から帰ることにしました。

 

『佳肴 季凛』に戻ると、

仕入れてきたものを車から降ろし、活かしの鱧を、

水槽に入れ、その他の荷物を店内にしまったのですが、今朝は、お弁当を仕上げなくてはならなかったので、

その仕上げに取り掛かり、休み明けの一日は、さらに忙しないスタートとなったのでした。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

2種類のお弁当の仕込み

明日のお弁当の仕込みをしなくてはならなかったので、定休日の今日は、休日出勤をしたのですが、昨日の時点で、焼物の串を打つなど、半分くらいの仕込みをしておいたので、今日の仕込みは、煮物などでした。

 

先ず、一番出汁(鰹節、宗田節、椎茸の足、昆布)を引いたら、

準備が整いました。

 

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

煮物用の人参の皮剥きをしている間に、自分は、

先付用のもろこし豆腐を、仕込みました。

 

人参の皮剥きを終えた真由美さんは、

牛蒡の皮を、剥いてくれており、人参を包丁し終えたら、

鍋に入れ、

下茹でをすることにしたのですが、ザルは、牛蒡を下茹でするためのものです。

 

その頃、隣のガス台では、同じく煮物用の蒟蒻を煮含めており、

蒟蒻は、昨日の時点で、包丁しておきました。

 

包丁し終えた牛蒡を、

ザルに入れ、下茹でをし、茹で上がった牛蒡をザルごと取り出し、

一緒に、さつま揚げを入れておき、

人参に火が通ったら、茹でこぼすことで、さつま揚げの油抜きも同時に出来ます。

 

明日、煮上げるので、煮汁を残したまま、

バットに移し、冷めたら、冷蔵庫にしまっておきました。

 

その頃、真由美さんは、

お新香や生の本鮪の南蛮漬をいれるためのカップを用意してくれ、自分は、

チキンカツ用の鶏肉を包丁しておき、この鶏肉に塩、胡椒をしたら、真由美さんが、

打粉をしてから、生のパン粉をつけてくれました。

 

その後、自分は、米を研いでおき、

揚物の仕込みを終えた真由美さんは、

煮物用の絹さやの下拵え、

先程のカップに、南蛮漬とお新香を盛り付けてくれたのですが、明日のお弁当は、2種類というか、別々のお客様からのご注文ですので、

在庫の都合で、お新香も別々のものにしました。

 

殆どの仕込みが終わったので、真由美さんは、

折を並べ始め、

先程お話ししたように、

2種類のお弁当を仕上げるので、

それぞれの数が分かるように、

並べておき、きれいな袋をかけておきした。

 

あとは、片付けのみで、真由美さんが洗い物をしてくれている頃、

自分は、

包丁を砥いで、

玉子焼の鍋など、お弁当用の道具類を用意しておき、昼前までに、休日出勤を終えることが出来ました。

 

明日は、鱧の仕入れもあり、魚市場へ行かなくてはならないので、普段よりも、忙しない休み明けとなりますが、一週間の始めを無事に乗り切りたいものです。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な『西京漬』をご用意いたしております。

zoutousaikyou.jpg
銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

徳島県産の特大岩牡蠣

この時季、沼津魚市場の貝専門の売場には、

岩牡蠣が並んでおり、岩牡蠣の産地は、その日によって様々で、この日は、

宮崎産と、

紀州産とありますが、

紀州は紀州でも、三重県熊野灘産でした。

 

貝類専門の売場以外にも、

 

岩牡蠣が、

並ぶこともあり、

大分県産、

富山県新湊産が、入荷していました。

 

これら以外の売場でも扱う問屋もあり、

この問屋に並んでいたのは、

徳島県産で、

かなりの大きさで、その中から、

この4つを選り抜きました。

 

自分が岩牡蠣を仕入れる時に、最も重視するのが、大きさで、その次が形で、どちらの条件も揃わないと、仕入れることはしません。

 

その条件が揃ったとしても、殻を開けるまでは、身の状態は分からず、半ば博打のようなものですので、開ける時は、いつも気が気でならないものの、

この時の岩牡蠣は、殻いっぱいの身にして、

肉厚の身をしており、色も乳白色をしており、この乳白色こそが、美味しさの証でもあります。

 

これを、

4つに包丁してから、

殻に盛り付け、

レモンをあしらい、

紅葉卸しと葱を入れたポン酢を添えて、お出ししました。

 

この時は、生のままお出ししましたが、お客様のお好みによって、焼いてお出しすることもあります。

 

どちらも食べることが出来る自分ですが、焼いた方が好きですし、焼くことで、余分な水分がなくなり、旨味も凝縮されるので、岩牡蠣の美味しさを、生以上に堪能することが出来ます。

 

岩牡蠣は、コース料理とは別途でのご注文となるだけでなく、自分好みのものがない時は、仕入れることはしません。

 

岩牡蠣をお召し上がりたい時は、予めお問い合せ頂けると、幸いです。お手数ですが、宜しくお願いします。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な『西京漬』をご用意いたしております。

zoutousaikyou.jpg
銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

2週間振りの休市日の鱧

昨日お話ししたように、活かしの鱧を仕入れるため、今朝は、休市日ですが、沼津魚市場に仕入れに来たのですが、休市日に来るのは、2週間振りのことで、その時の様子については、こちらをお読み下さい。

 

休市日ですので、駐車場は、

ガラ~ン。

 

活魚売場に行くと、

生簀の前に、

輸送中に死んでしまった落ち鱧があり、【47-9】というのは、魚市場での買い番です。

 

落ち鱧は、活かしの鱧が入荷していても、必ずしもあるものではなく、その時次第で、魚市場に向かう途中に、連絡があったので、仕入れることにし、山口県産のもの、5本ありました。

 

生簀を確認すると、

活かしの鱧(中国産)があり、

そのまま発泡スチロールに移し、

帰ることにしました。

 

『佳肴 季凛』に戻ると、

夕方まで、水槽に入れておき、一昨日仕入れた2本もあるので、合計3本になりました。

 

夕方になり、

3本全て、

締めてから、卸し、

落とし用に包丁しておきました。

 

お客様がお見えになってから、落としに仕立て、刺身に盛り付けるので、

刺身は、鮪だけ盛り付け、冷蔵庫にしまっておきましたが、今日の鮪は、

ニュージーランド産の生の南鮪で、今朝、築地から入荷したもので、その中とろの部分で、常温だったら、

溶け出しそうなほどの脂の乗り具合で、南鮪は、その名の通り、南半球に棲んでおり、これから冬を迎え、海水温も下がっていくので、脂がさらに乗り、いわゆる旬の魚ということになります。

 

ちなみに、今日のお昼は、南鮪と昨日のわらさで、

丼にし、先程お話ししたように、かなりの脂ですので、わらさの味がしないくらいでしたが、天然ものゆえ、嫌味は一切ないのが、本物の味わい以外の何ものでもありません。

 

お客様がお見えになり、頃合いを見計らい、

落としに仕立て、

小肌(佐賀)、湯葉と共に盛り付け、そのままお出ししました。

 

鱧を直前に落としに仕立てるのは、落としにしたものを冷蔵庫にしまっておくと、ゼラチン質が固まってしまい、食感を大きく損ねるからです。

 

他のお客様のお料理と重なってしまうと、忙しないのですが、美味しくないものをお出しするわけにはいかないので、手抜きは出来ません。

 

また、今朝のように、結果として、5本の落ち鱧も加えたので、6本の鱧を仕入れたのですが、予定では1本で、たとえ1本でも、仕入れに行くのも、全く同じことです。

 

前日に仕入れて水槽に入れておくこともしたことがあるのですが、市場の落ち鱧のように、死んでしまうのは、商売上有難くありませんし、朝仕入れたものが、夕方までに死んでしまうのは、前日よりもリスクが低いので、仕入れに行くことにしています。

 

本物をお出しする以上、手を抜くことは出来ませんし、そこにこそ、自分の立ち位置があるので、如何せん譲ることは出来ないのです。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

このページの上へ戻る