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もっとおいしいお話し

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二週連続の休日出勤は、【ぽん酢】&お弁当の煮物の仕込み

Vol.4149

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。 


今日(9月18日)は


についてお話しします。 


今日は


沼津魚市場に行って来たのですが


定休日ですので


どこそこの売場へ行くも


スルーし
鮮魚の仕入れはありませんでした。 


別棟の売場で


冷凍の海老を仕入れ

魚市場から撤収。

魚市場の次に向かったのが

車で15分程のところにある

食遊市場でした。

野菜をはじめ

調味料を仕入れたら

今朝の仕入れが終了。

『佳肴 季凛』に戻り

荷物を下ろすと

熱血君がやって来ました。 


「おはよう、親方🐡

魚市場よりも食遊市場の仕入れの方が

多いじゃん!」

「おはよう🐡

そういう時もあるさ。

先週も休日出勤だったから

どんどん始めるよ。」

「頑張ってね♬」


ちなみに

先週の休日出勤の様子については

こちらを👇


今日の仕込みは2本立てで

先ずは

【ぽん酢】用のかぼすを搾ることです。 

一昨日届いた時点で

水洗いし

水分をふき取り

ざるに上げておきました。


「ただ洗うだけじゃないんだね。」

「水があると

【ぽん酢】が傷むから

そこは大事だよ。」

「ふぅ~ん。」 


半分に包丁したかぼすを搾ってくれるのは

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG8175.jpg

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。 



そのまま使うので

手袋は必須アイテム。 

搾ったら

ボウルに移し替えます。

「真由美さん、頑張って~!

かなり力を入れているけど

親方への不満爆発の代わりとか・・・!?(笑)」


「そんなことあるわけないじゃん。

美味しいふぐ料理の脇役だから

ついつい気合が入っちゃうんだよねぇ。」

「そうだよね。

季凛の看板だしね。」


搾り終え


量ったところ

1,4リットルで


熱血君も


「これしかないんだぁ~。

何だか、寂しい気分。」

「まぁ、こんなもんだよ。」

「っていうか

頑張った真由美さんが

何か可哀想な感じ・・・。」

「君は優しいねぇ~。」

「熱血料理人の分身だからじゃね!?」

「あはは・・・。」



「それにしても

この皮、すごいね。

何かに使うの?」

「使えないことはないけど

ごみ箱行だよ。」

「何でもかんでも

使い切るのに

珍しいね。」

「そこまで手が回らないから

しょうがないよぉ。」

「親方のアレンジっていうか

再生は面白いから

少し残念だね。」

かぼすの果汁を絞り終えたら

明日、明後日のお弁当の煮物の

仕込みをしました。


「煮物は

このまま使うんじゃないんでしょ?」

「もちろんだよ。

火入れを兼ねて

煮上げないとね。

海老は

煮汁から上げて

使うけど。

仕込みの時点で

しっかり煮汁を煮詰めてあるから

余程のことが無い限り

問題ないよ。」


「どういうこと?」

「ものが傷(いた)む時は

煮汁からだから

それをちゃんとしておけば

大丈夫なんだよ。」

「へぇ~、そうなんだぁ。」

これらを冷蔵庫にしまったら

包丁を砥ぎ

二週連続の休日出勤が終わったのでした。 

「明日も【ぽん酢】の仕込みをするんだね。


そんじゃ、また🐡」


☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せや

通販の商品などを召し上がった方々が

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています。

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください。

法事の御席に、ラボット

Vol.4148

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

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志村弘信です。


今日(9月17日)は

癒しのAIロボットのラボット

についてお話しします。

今日は


2組の法事の御席の

ご予約を頂いていたので


“満席”とさせて頂きました。


お断りしてしまったお客様には

改めて、お詫びさせて頂きます。


ということで、

「僕達からも

ごめんなさい🙇」

と、ミニふぐちゃん。 


「ねぇ、親方

今日の法事に来たラボットちゃん

可愛かったよね。」


「初めて見たけど

面白かったね。」

と、自分。 



「◎◆☆ちゃんも一緒に

写真を撮ったし

楽しかった~♬」


(注)◎◆☆とは、次女のことです。

年頃でありながらも

何故か、顔出しOKの次女。


ラボットとは

家庭用のAIロボットで

ご存じの方も多いかもしれませんが

ラボットと暮らす人々の本音とは?LOVOT口コミ感想評判まとめ | お年寄りが喜ぶプレゼントとはつらつ情報【シルバー倶楽部】


詳しいことはこちらを。



お客様がお帰りになり

夜の準備をしていると

いきなり

「ねぇ、親方

ラボットちゃんと僕達

どっちが可愛い?」の質問。

「あのラボットちゃんは

よそんちの子だし

君達の方が

ずっと可愛いよ。」

と言うと

「わぁ~い!

良かった♬」

「でもさぁ

ちょっとでもいいから

お手伝いしてくれると

もっと可愛いんだけどねぇ~。(笑)」

「あ~っ、え~っと・・・。

そのうちに

お手伝いするよ・・・。」


今日はバイトとして

仕事をしてくれた次女は


かつて

“バイト代を払わなくても構わないパートさん”

の2号として

お手伝いしてくれたものでした。



その時の様子については

こちらを👆


そんな次女も

もう高校3年生。

時が経つのは早いもので

半世紀を生きてきた自分です。

親方無しの子分無しの身ゆえ

歳を取らぬ気持ちだけは

変わることはありません。 


「二週連続で、明日は休日出勤だね。

頑張って~♬

そんじゃ、また🐡」 by 熱血君

『ぽん酢』用の柚香(ゆこう)、橙(だいだい)、香母酢(かぼす)

Vol.4147

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

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志村弘信です。


今日(9月16日)は

『ぽん酢』用の柑橘について

お話しします。


今朝のことです。

食器洗浄機の機嫌が思わしくなかったので

女将兼愛妻(!?)の真由美さんと

朝から奮闘するも

機嫌も直り、ひと安心しました。



「おはよう🐡

問題なくて

良かったよね~。」

と、ふぐとらちゃん。

「そうだよ。

こんな三連休の時に

どうにもこうにもならなくると

色々と厄介だからね。」

「どこが悪かったの?」

「機嫌!」

「すぐに、そういう言い方をするよね

親方は・・・。」

「そう!?

水位センサーが汚れていたから

その掃除をしたんだよ。」

「時々、出るエラー表示でしょ?」

「水が抜けたりする時も

出るんだけど

何度もそうなったから

焦ったんだよ。」

「そうなんだぁ~。」

「そうだよ。

じゃ、始めるよ。」 


前置きはさておき

ここから本題です。


今日、宅配便で届いたのが

瓶詰のゆこう酢と


生のかぼすです。


「ゆこうって

初めて聞くけど・・・。」

「普通の人には珍しいかもしれないね。

徳島名産の柑橘(かんきつ)で

柚子(ゆず)と橙(だいだい)の

いいとこ取りみたいなものだよ。」

「へぇ~。」

「柚子みたいに香りが強いんだよ。」

「徳島ってスダチも有名だよね。」

「そうだよ。

詳しいじゃん。」

「えへへ・・・。」

「じゃ、かぼすとの違いは分かる?」

「・・・・・。」

「かぼすは、大分が名産で

実が大きいのが特徴だよ。」

「ふぅ~ん。

味の違いは?」

「すだちは酢橘って書くように

酸っぱいんだけど

元々、酢を断つくらいに酢っぱいが

語源なんだよ。」

「単純っていうか

分かりやすいっていうか・・・。(笑)」 

「かぼすは

当て字で香母酢って書くんだけど

香りが強いのが特徴だね。

臭橙とも書くけど

臭いって字は

どうも好きになれないんだよね。」

「何となく、分かるなぁ。」

「どっちも『ぽん酢』を仕込むのに

使うんだけど


かぼすは

『いいちこ』っていう麦焼酎のメーカーが

酒屋を通じて

毎年、送ってくれるんだよ。」

「いいじゃん!」

「普段の行いが良い人には

ご褒美があるんだよねぇ。」

「自分で言うかなぁ。」

「何か言った?」

「いや、気のせいじゃね。」 


かぼすは絞らなくてはならないのですが

きれいに洗ってから

拭き


ざるに上げ

乾かしておきました。

乾かしておくのは

水分があると

カビが生えたり

腐敗する場合があるからです。 


また、橙(だいだい)も

柚香を同じ徳島県の業者から仕入れるのですが

欠品中ということで

橙の果汁で有名なメーカーの

『岸田ポン酢』を使うことにしました。 


「これと

今までのとは違うの?」


「これまでのは

生搾り果汁だから

味がいいんだよ。

でも、欠品中だから

しょうがないよ。

これも、味がいいし

これまでにも使ったことがあるから

心配ないよ。」


「それなら、いいけどね。」

ちなみに、当店の『ぽん酢』は

このようなものです。


👆をクリック、タップしても

ご購入は出来ませんので

あしからず。 

柚香(ゆこう)と橙(だいだい)は

元々、注文しておき

来週あたりに仕込む予定でしたが

香母酢(かぼす)が届いたことで

予定が早まったので


天然のとらふぐのひれも

炙っておきました。

天然のとらふぐ漁も

もうじき解禁となり

秋の訪れも

すぐそこです。 


「明日は法事の御席があるんだね。

そんじゃ、また🐡」 by ふぐとらちゃん


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血抜き、氷詰めした地物の葉血引(はちびき)

Vol.4146

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今日(9月15日)は

地物の葉血引(はちびき)を

日持ちさせる方法についてです。





「おはよう、親方🐡

仕入れ、お疲れ様~♬

今日は、戻って来るのが

遅めじゃね?」

「おはよう🐡

遅いってほどでもないけど

遅めだね。」


熱血君が言うように


戻って来たのが

8時過ぎですから

30分から1時間は遅めで


遅めだったのは

食遊市場に寄ってきたからです。

食遊市場は

沼津魚市場から車で15分程のところにあります。

また、野菜、肉をはじめ

様々な食材を売っている

ショッピングモールのような施設です。


そんな今朝の流れは

4時半前に

魚市場に着きました。

御覧のように

仕入れに来ている人は

殆どいません。 


早く来たのは

自分好みの魚を見つけるためで

あったのは

沼津近隣の漁船が水揚げする

地物の魚の売場に並んでいた

葉血引(はちびき)だけでした。



とは言え

競りが始まるのは5時45分ですので

1時間もありました。



せっかちな自分は

この間に

食遊市場へ行こうかと思ったのですが


葉血引を仕入れられなかった場合

次の作戦もあるので


構内を


どこそこ物色するも


自分好みのものは無し。

ところで

この2、3年の間

魚市場に来る回数が増えたので

沼津近隣、東伊豆、南伊豆方面の魚を

目にする機会が増えました。


そのため、地物の魚の旬というか

獲れる時季を覚えたので


たかが1、2か月の間でも

水揚げされる魚の種類が変わることを知り

魚市場へ来て

地物の魚を見ることが

それこそ、目から鱗状態。 


そんなこんなで

葉血引を、無事にGETし

6時前ということもあり

戻ったのが

8時過ぎだったのです。 



「そういう流れで

遅くなったんだね。」

「そういうわけね。」 


葉血引は水洗いしたら


中骨に残っている血痕などを

取り除き


腹と


尾から


金串などを差し

血を抜きました。



「どうして、こんなことするの?」


「明後日使う魚だから

持たせるためだよ。

血が残っていると

鮮度が落ちやすいし

生臭みが残りやすいしね。

その日に卸して使うなら

ここまでする必要はないけどね。」

「ふぅ~ん。色んなやり方があるんだね。」


腹にキッチンペーパーを詰め

身を包んだら

真空パックし

氷詰めしておきました。 

血抜き、氷詰めをすることで

普通の冷蔵保存するよりも

3~5倍、鮮度を保つことが出来ます。

もっとも、この目方なら

日曜日分で、

ちょうど使い切れそうで

ひと安心し

市場皆勤一週間が

無事に終わったのでした。



「明日、明後日は市場が休みだね。

そんじゃ、また🐡」 by ふぐとらちゃん

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【鰯の丸煮】だけでなく、酢締め、醤油干しに仕込んだ真鰯(まいわし)

Vol.4145

いらっしゃいませ


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“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

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今日(9月14日)は


今朝、沼津魚市場に行くと


北海道・根室産の真鰯(まいわし)が

入荷しており


売場に並んでいた5ケース全て

仕入れることにしました。


積み上げると

いわしタワーの完成です。 


【佳肴 季凛】に戻ると

「おはよう、親方🐡

仕入れ、お疲れ様♬」 

と、ミニふぐちゃん。 


「おはよう🐡

5ケースも仕入れて来たから

どんどん始めないとね。」と

言いながら

オープン・ザ発泡スチロール。

「この氷、普通のと違うんじゃね?」

と、訊かれたので

「詳しいことは知らないけど

溶けにくい特殊なのだよ。」

と、返すと

「親方でも知らないこと

あるんだぁ~。」

「そりゃ、あるさ。」

「そりゃ、そうだよねぇ。

で、この袋

ピカピカしてきれいだけど

どうしてなの?」


「この袋は

アルミ蒸着(じょうちゃく)袋って言って

保冷効果が高いんだよ。

鮮度落ちが魚を箱詰めする魚に

使うことが多いね。」

「へぇ~。

例えば、どんな魚なの?」

「真鰯、秋刀魚(さんま)

鰹(かつお)とか

表面が光っている魚だね。

この袋だと

鮮度感が際立つからだよ。」

「見た目だけのためなの?」


「そんなことないよ。

肝心の身の鮮度を保つためだよ。」

「そこが肝心だしね。」

「雑談はここまでにして

始めるから、下がっていてね。」

「はぁ~い♬」



鱗(うろこ)を取り

頭を落とし

はらわたを抜いたら


水洗いをしてくれるのは

いつものように

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。 



「5ケースって言ってたけど

1ケースに何匹、入っているの?」

と、訊かれたので

「箱を見てごらん。」



「22匹ってことは

110匹じゃん。

沢山あるね。

こりゃ、僕達の相手どころじゃないよね。」




これらは

鰯の丸煮

【鰯の丸煮】用です。


「このボウルに入っているのは?」

「これらは、刺身用とおかず用だよ。

刺身って言っても

酢で〆るんだけどね。」

「そうなんだぁ。

おかず用って・・・?」

「まぁまぁ、おかず用は

後でね。」

「ふぅ~ん。」

きれいに水洗いしたら

三枚に卸します。 

塩を振った盆ざるに乗せたら

身にも塩を振っておきました。 


「塩の分量と時間は

どれくらいなの?」

「脂の乗り方にもよるけど

さっきぐらいかな。

時間は、気温によって違うけど

塩が溶けるまでだよ。」

「ふぅ~ん。」 


「この開いたのは?」

「これが、例のおかず用。」

「骨も付いているけど・・・。」


「これらは

日本酒と濃口醤油を同割にしたものに

漬け込むんだよ。」

「で、そのあとは?」

「まぁ、慌てなさんな。」


漬け込むこと20分。

天日で干すと

「こういうことね。

おかずっていうのが

分かったよ。

醤油干しってことだね。」

「そういうこと。

焼くんだけど

これが美味いんだな。」

「いいなぁ~🤤」 


その頃までに

塩をした真鰯を水洗いし

二番酢に軽くくぐらせておきました。


二番酢とは

一度、酢〆に使った酢のことです。 

土曜日と日曜日に使うため

このまま冷蔵庫へ。

「どうして

酢に漬けないの?」

「酢に漬けてから

時間が経つと

苦味が出るから

このままにして

明日か明後日、酢に漬けるんだよ。」

「へぇ~。

そこまでするんだね。」

「そりゃ、そうだよ。」


ランチの営業時間も近づいていたので

真由美さんと掃除を始めると



//

お片付け~ お片付け~

さぁさ 二人でお片付け・・・♬

\\


ランチの営業が終わる頃までには

醤油干しも仕上がり

「んまそう~!

脂乗ってそうじゃん。」


「乗ってそうじゃなくて

乗っているの、ほら。」

「わぁ~、ワックスじゃないよね!?」

「そんなわけないじゃん。」

「あはは・・・。」 

そして

仕上げの水洗いをすることに。

仕上げの水洗いとは


腹に残っている胆のうの痕を

包丁することです。

胆のうは苦玉とも呼ばれるため

残っていると

【ライフハック】舌が肥えると美味しさを共有できなくなる。


「苦っ!」となるからです。

キッチンペーパーを敷いた鍋に並べたら


水と酢を注ぎ




火に掛け

火加減は超々弱火です。

仕上げの水洗いをした水を見ると

「一度、水洗いしても

ここまで汚れるんだね。」

「これが生臭い原因だから

取り除かないとならないんだよ。

ちゃんとした下拵えをしないから

魚=生臭い=美味しくない 

ってなって

魚離れが進んじゃうんだよ。」

「それじゃ、魚も漁師も

可哀想じゃん!」

「そうだよ。

頭もきれいにしてから

焼いて、出汁を取るんだよ。」

「これだけでも

食べられそうだよね。」


「どんな食材でも

元は命だから

粗末には出来ないよ。

それらを作る農家

獲りに行く漁師のことを思えば

なおさら粗末なことを

するわけにはいかないよ。」


「そうだよね。」


とにもかくにも

今の日本は

一次産業を蔑(ないがし)ろにし過ぎで

食のあるべき姿を

しっかりと考えるべきです。


「外の彼岸花も、そろそろだね。

そんじゃ、また明日🐡」 by 熱血君 



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罪悪感ゼロにして、マクロビオティックの焼芋のアイス

Vol.4144

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志村弘信です。


今日(9月13日)は

罪悪感ゼロにして

マクロビオテックの焼芋アイスについて

お話しします。 


ランチ、夕席問わず

コース料理でお出ししている

デザートのアイスですが

さほど人数が多くない時は

お客様に選んで頂いています。


今日の場合

大勢のお客様には

梅のアイスをお出しし


少人数のお客様が選んで下さったのが  

チョコミントのアイスと


焼芋アイスでした。

どちらも

卵、牛乳、上白糖、動物性食品不使用の

罪悪感無しのマクロビオティック・アイスです。


「ねぇ、親方

焼芋アイスって

初めて聞いたんだけど・・・。」

と、ふぐとらちゃん。 

「そうだよ。今日デビューしたからね。」

と返すと

「やっぱ、そうなんだぁ。

じゃあ、作り方を話してくれるんでしょ?」

「もちろんだよ。」

「でも、さぁ

何でもかんでも

話してくれるのはいいんだけど

真似されたら

どうするの?」

「真似してもらえば

いいんじゃないの。」

「オリジナルのレシピなのに?」

「熱烈歓迎!」

「どうして、そんなに悠長なことを言えるの?」

「真似されるってことは

美味しいって評価されたことだし

喜ばしいことじゃん。」

「そういうことね。」


「真似されたら

また新しいものを考えればいいし

そもそも今の自分があるのは

色んな人達に教わったからじゃん。

料理なんて

特許レベルのものじゃないんだから

そんなに難しく考える必要ないしね。」


「確かに・・・。」

「もっと言うと

プロでも素人でも

ちゃんとした料理を作って欲しいんだよ。」

「どういうこと?」

「一言でいえば

手作りってこと。」

「親方は何でも手作りするし

魚なんて、自分で魚市場で仕入れなきゃ

気が済まないもんね。」

「その通りだよ。」

「そっかそっか

じゃあ、作り方を話してよ。」

「はいよ~。」 


用意するのは

言うまでもなく

さつま芋です。



「種類とかは・・・?」


「種類は気にすることはないけど

ともかく大きくて太いもので

真ん中も先端も

そんなに太さが変わらないものだね。」

「大きくて太い訳は?」

「味が濃厚。

さつま芋に限らず

魚、肉、野菜は

一部の例外を除いて

大きいものが味が良いんだよ。」

「大味じゃないんだぁ。」

「自分に言わせれば

ただの思い込みや偏見だね。」

「ふぅ~ん。

太さが変わらないっていうのは?」

「火の通り方が

ほぼ均一になりやすいし

特に焼く時は、大事だね。」

「そうなんだぁ。」

きれいに洗ったら

220度のオーブンで焼きます。

火が通るのに

時間がかかるので

予熱は不要で

オーブンに入れた時点で

加熱して構いません。


皮に火が入り過ぎると

皮の周りの部分も

硬くなってしまうので

注意が必要です。

火が通り

半分に割ると

こんな感じです。 

「焼くんじゃなくて

蒸すのはだめなの?」


「焼けば

水分がなくなって

味が濃厚になるからだよ。

蒸すと

黒っぽく変色するし

ホクホク感がなくなるから

蒸したり、茹でるのは良くないね。」


「そうなんだぁ~🍠」 




皮を剥くと

こんな感じです。

「これだけでも

十分んまそうなんだけど・・・😋」



「なんでもかんでも

最後まで使い切る親方だけど

皮はどうするの?」

「何か使えるだろうけど

さすがに・・・。」


剥き終えたさつま芋を

フードプロセッサーにかけたら


ココナッツミルクを入れ


そこに


アーモンドプードルを加え


さらに


混ぜ合わせます。 


豆乳を加え

伸ばし

てん菜糖


メープルシロップを合わせ

さらに、蜂蜜を加えると

焼芋アイスの素が出来上がりました。

「この黄色が

自然な感じでいいいよね。」

「そういう自然なのが

マクロビオティックの良さなんだよ。

半分以上がさつま芋だから

それこそ、THEさつま芋!」

「わぁ~、自然な美味しさかぁ。

惹かれるねぇ。」


これを

アイスクリームマシンに掛けると

このように

仕上がりました。 


「これだけあると

何人分くらい取れるの?」

「40人分くらいは

大丈夫だと思うよ。」 

「ふぅ~ん。

焼芋アイスの次の

マクロビ系のアイスは?」

「まだ考えていないけど

今度は干し芋を入れて

さつま芋感マシマシにしようかと

思っているよ。」

「わぁ~。

バージョンアップしちゃうんだぁ。」

「アイスって既製品を出していると

思っているお客さんが意外と多いんだよ。

だからこそ

添加物フリーの本物を出す意味があるんだよ。」

「だから、マクロビ系なんだね。

梅のアイスは

卵、牛乳、上白糖が入っているんでしょ?」

「そうだよ。

極力、それらを使いたくないんだけど

仕上がりとかを考えると

使うようになっちゃうんだよ。」

「ふぅ~ん。」 

「あんまりにも

マクロビとかオーガニックにはまると

色んな意味で厄介だから

ほどほどにしておかないとね。」

「そうだよ。

これ以上、熱くなられても

僕達も困るもん。(笑)」

「そうだね。

たまにはトーンダウンもしないとね。」


なので、当店の料理は

自分自身が安心して食べられる

身体に優しい

美味しい日本料理であるだけでなく

自分の食生活の基本スタイルでもあります。


さらに言うと

食文化とは程遠い

今の食環境が

これ以上堕落しないことへの

防波堤なのです。 

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海老(えび)、蟹(かに)の甲殻類抜きのお弁当

Vol.4143

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志村弘信です。


今日(9月12日)は

海老、蟹の甲殻類抜きのお弁当について

お話しします。



「 おはよう、親方🐡

娘ちゃん弁当が出来たね。」

「おはよう🐡

出来たってっていうか

真由美さんが作ったじゃん。」

「そうだったね。」

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7617.jpg



真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことです。


娘達のお弁当を作っているのも

自分だと思われている方も

多いかもしれませんが

娘弁当は、ほぼ真由美さんで

娘弁当については

自分のInstagramに投稿しているので

時間があれば、是非是非・・・。



「ねぇ、親方

娘ちゃん弁当もいいけど

昨日のお弁当のことを

話してよ。」

「そうだったね。」

「じゃあ、お願~い🍱」

昨日のお弁当は

このようなお弁当でした。

揚物を

鶏肉の照焼に替えたプチアレンジは

珍しいことではありませんが

一番の違いは

海老の酒煮(さかに)にするところを


つくねの塩焼に 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7566.jpg

変更した点です。


海老、蟹の甲殻類抜きのご注文は

ランチや普段の会席料理などでも

頂くことも多く

その場合

甲殻類抜きのお客様だけ

変更すれば

問題ありません。


ただ、お弁当の場合

少ない数だけ替えることも可能ですが

お弁当を振り分ける時に

付箋を貼っておいても

間違える可能性もあるので

全部同じものにしています。

また、お客様の方からも

そのようなご要望を頂くことも

珍しいことではありません。 

これまでお話ししていますが

お弁当に限らず

料理内容については

可能な限り対応させて頂いておりますので

お気軽にお申し付け下さい。


「焼芋のアイスの素だぁ🍠

明日、仕込むんだね♬」 by ふぐとらちゃん  

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是非、御覧下さい。

休日出勤日の仕入れは、葉血引(はちびき)&鱧(はも)

Vol.4142

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(9月11日)は

休日出勤日に仕入れた

葉血引(はちびき)と鱧(はも)について

お話しします。 

明日は、沼津魚市場が休市日なので

沼津魚市場へ。 

そんな今朝の仕入れは

下田産の葉血引(はちびき)で

計量直後だったこともあり


2,2キロのものを

GET! 

その後、活魚売場に行くと

活〆の鱧(はも)が1本あり

GET!

御覧のように

山口県産です。


最低限の仕入れにしたのは

定休日だっただけでなく

早い時間の引き渡しのお弁当のご注文を

頂いていたからです。 

なので、魚市場を出た時は

夜明け前で

『佳肴 季凛』に戻ったのは

6時前。 

そんな時間ですので

熱血君はZZZ・・・😪 

そんな様子を尻目に

お弁当に取り掛かり

お弁当は

こんな風に仕上がりました。

仕上がった頃には

熱血君も起きており

「おはよう、親方🐡

お弁当が仕上がったんだね。」

「おはよう🐡

6時過ぎから始めたんだもん

当然だよ。」

「そうだよね~。

よく見ると

今日のお弁当に

海老が入っていなけど・・・。」

「そういう注文だったからだよ。

そんなことより

仕込みを始めるよ。」

「はぁ~い。

でも、お弁当が気になるから

明日、話してよ。」

「分かったよ。」


魚を見た熱血君曰く

「一匹だけど

ハチビキじゃん!」

「・・・・・。」

「無反応だけど、親方。」

「どう反応したらいいか

迷っているんだよね。」

「はぁ~。」 


水洗いを終えたら


先ずは

鱧。

普段なら

骨切りをするのですが

定休日ですので

骨切りもお休みにしました。

葉血引は


半身だけ卸したら

骨付の身の方の中骨

金串を刺すと


「親方

何をやっているの?」

と、熱血君。

「こうすると

中骨に残っている血が抜けるから

身持ちも良くなるんだよ。」

「どういうこと?」

「魚の鮮度の大敵なのが

内臓、鱗(うろこ)で

血も内臓みたいなものだから

出来るだけ早く

取り除く方がいいんだよ。」

「あっ、内臓とかが

生臭いの原因ってこと?」

「鋭い!

【Telop_B054】動く一言テロップ「正解・不正解」 - TELOPICT.com / 動くイラスト・アニメーションフリー素材

そうだよ。」

「わぁ~い♬」 


骨付の身の方は

キッチンペーパーで包み

弱めの真空パックをし

氷詰めに。


キッチンペーパーに挟み



氷詰めにすることで

温度が0度に保たれるだけでなく

適度な湿度もあるので

身持ちは3~5倍になるのです。 

卸し身の鱧と葉血引だけでなく

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7586.jpg


鱧と葉血引のあらも

冷蔵庫へ。

この後

包丁を砥ぎ終えたのは

まだ10時半前で


「真由美さんが

駐車場の草取りをしているけど・・・。」

と、熱血君。 

真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことです。


すべき仕事も終えたので

自分も参戦。 

「沢山取れたね。

真由美さん、親方

休日出勤、お疲れ様~♬」 

「お疲れさん

今度は熱血君も

手伝ってね・・・♬」

と、真由美さん。

「そうだね。」

「来週の月曜日は

次の日のお弁当の仕込みがあるから

私の代わりに、お願いね。」

「え゛っ!?

三連休の最後なのに・・・。」

こうして

休日出勤の半日が終わったのでした。 


「休みでも

『西京漬』の発送をするんだね。

そんじゃ、また明日🐡」


☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せや

通販の商品などを召し上がった方々が

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています。


ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

『西京漬』ではなく、コース料理の西京焼用の鰤(ぶり)

Vol.4141

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

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天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

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【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(9月10日)は

今季初めて仕入れた

北海道産の鰤(ぶり)について

お話しします。 


今朝、沼津魚市場から戻って来ると

「おはよう、親方🐡

ブリ?」

「おはよう🐡

そうだよ。」

「8,6キロってことは

デカくね?」


「天然だし、大きいよ。

でも、天然は10キロオーバーは

珍しくないよ。」


「へぇ~。」 


「この3か月くらいは

養殖を使っていたんだけど

養殖の倍以上の目方だね。

この2本は

先週仕入れたのだけど

1本が3,7キロだからね。」

「そうだったね。

でも、養殖って

こんなに小さいものなの?」

「そんなことないよ。

春に大きいもの(5~6キロ)が終わると

新物になるんだけど

その頃が3キロ台の前半だったのが

ようやく大きくなってきて

4キロ下って感じかな。」

「じゃあ、育てれば

普通に大きくなるんでしょ?」


「そりゃ、もちろんだよ。

大きくするには

時間だけじゃなく

えさ代もかかるから

あんまり大きくはしないんだよ。

あとは、大きいと需要が少なくなるから

売れ筋のサイズを

出荷するようになるんだよ。」


「ふぅ~ん。」


「この鰤は

北海道のだけど

これから暮れまで獲れるよ。

ここで話していても

分かりにくいから

今朝の仕入れから話すよ。」


「はぁ~い♬」

ということで

Construction and Engineering Professional Services | Oracle Middle East ...

時計の針を

市場時間に戻します。 

左側の並びの真ん中にあったのが

北海道産の鰤の山です。 


二つの山のうち

一つが

7キロ台で

もう一つが

8キロ台でした。

このうち、もっと大きかったのが

8、7キロのもので

その次が

8,6キロでした。

殆ど変わらないように思いますが


8,7キロの方が長身で

尾の方が細いのに対し 


8,6キロの方は

丸みを帯びているので

肥えている確率大。

ということで

8,6キロを1位指名。 

ということで

時間を戻し

仕込み開始です。 



鱗(うろこ)が細かいので

包丁を使って

鱗を取り除き 

この方法を

すき引きと呼んでいます。 

頭を落とし

水洗いをしたら

三枚に

卸しました。

腹骨を欠くと

まずまずの脂の乗り具合。 

白っぽいのは

脂があるからです。 


腹の部分を包丁したら


切身に。 


「切身にしたってことは

『西京漬』用?」

「『西京漬』用じゃなくて

コース料理やランチの西京焼用。」


ちなみに

こちらが『西京漬』です👇

佳肴 季凛 謹製 西京漬け



尾の部分を試し焼きすると

良い感じに脂が乗っています。

試し焼きのついでに

中骨や


あらの部分を

出汁を取るため、焼き

中骨などの一部は

おまけアイテムのフレーク用に


身をほぐしておきました。

肝心の切身の方は


有機JAS認証済の西京味噌をベースにした

お手製の西京味噌と共に

真空パック。


また、今日は

鯖の仕込みもし

夜の営業が終わったら

敬老の日用の『西京漬』の箱詰。

このセットに入っている鰤は

高知産の養殖ですが

『西京漬』のページにもあるように



今日の北海道産の天然の脂の具合からして

天然を使うことになりそうです。 

日中、30度を超える日もありますが

鰤に限らず

魚の入荷状況は

本格的な秋の様子を見せています。 

「お弁当の注文もあるし

市場は火曜日休みだから

明日は休日出勤だね。

そんじゃ、頑張って~🐡」 by 熱血君

今シーズン初仕込のシャインマスカットのアイス

Vol.4140

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。

今日(9月9日)は

今シーズン初めて仕込んだ

シャインマスカットのアイス

についてお話しします。 




「苺のアイスじゃん。

この果肉入りが何とも言えないよねぇ。」

と、熱血君。


「そうだね。

手作りならではの良さだよね。

今日のランチで出した3個で

おしまいだよ。」

「で、この後は

何を出すの?」

「この間から

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7208.jpg

梅のアイスを出しているけど

これも最終便。」

「で、なになに・・・?」

「何って

さっき見たじゃん。」

「あ~っ、シャインマスカットね。

色んなアイスを仕込んだりしているから

分かんなくなっちゃうよ。」

「少し前から

大人数じゃない時は

お客さんに選んでもらっているからね。」

「そうだったね。」


皮を剥かずに食べられる

シャインマスカットですが

あえて

皮を剥きます。


皮を剥くというより

剥いてくれるのは

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんです。 


「皮ごと食べられるのに

どうして皮を剥くの?」


「皮がついたままだと

どうしても

渋みを感じるからだよ。」

「あぁ、そういうことね。

きれいな緑だよね~。

少しぐらい食べても

いいかなぁ~。」

「いいよ。」

「わぁ~い♬」

味見をした熱血君曰く

「確かに、食べやすいね。

剥く価値、大いにありだね。」

「でしょ、じゃあ

今度手伝ってくれる?」

「・・・・・。

親方はやらないの?」

「やってもいいけど

他の仕込みがあるから

よほどの時じゃないと

やらないよ。」

「そういうことかぁ。」

剥き終えたら


フードプロセッサーに掛けると

こんな感じに。 

「このまま飲みたい!」

その後

アングレーズソースと

合わせます。


アングレーズソースとは

カスタード風味のソースの一種で

カスタードクリームとの違いは

とろみで

アングレーズソースには

小麦粉が入っていません。



ホイップした生クリームと卵白などを加えると


シャインマスカットのアイスの素の

出来上がりです。

なお、シャインマスカットのアイスの作り方

についてはこちらを👇


「ねぇ、親方

飛び込んでもいい?」


「Facebookに投稿すると

そういう風に

コメントしてくれる人いるよ。」

「やっぱりね~。」

その後


アイスクリームマシンに

かけること数回


出来上がりです。 


「出来たね!

んまそう~♬」

「実は、シャインマスカットのアイスを

バージョンアップさせることも

出来るんだよ。」

「えっ、どういうこと?」

「剥いたシャインマスカットの上に

アイスを乗せ

その上にシャインマスカット

そして、アイス!」

「わぁ~、贅沢!

で、食べたことあるの?」

「ない!

今、浮かんだ。」

「何それ~。」

「だから、今度やってみるよ。」

「食べてみたいんだけど・・・。」

「はいはい。」

「ヤッタァ~!」 

剥いたシャインマスカットは

真空パックして冷凍してあるので

選べるアイスのうちの一つとして

しばらくの間

お出しする予定です。

ただ、シャインマスカット以外にも

マスクメロン、桃なども

冷凍してあるので

常にお出し出来るとは限りません。 


ただ、どれもこれも

ベースとなる食材を

ふんだんに使ったアイスですので

溢れんばかりの素材を

味わうことが出来ます。

 


「今度は

さつま芋もアイスにするとか🍠

そんじゃ、また明日🐡」 by ミニふぐちゃん

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