御中元でも御歳暮でもなく・・・
昨日までに仕上がった【西京漬】と、
【鰯の丸煮】です。
すでに、仕上がって冷凍したものもありますが、【鰯の丸煮】は、
12日と、
13日で、これだけ仕上がりました。
そして、明日の火曜日に、お客様が取りに見える分をご用意するため、12日のものを、
10パック、
2箱分に、
詰めてから、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、
包装してもらい、
冷凍庫にしまっておきました。
一方、【西京漬】は、
11日のサーモン、
13日の銀鱈、
昨日の14日と仕上がり、ご注文がなかったので、11日のものは、この後、冷凍しておきましたが、【西京漬】は、仕込んでから、味がしみ込むよう、丸3日間冷蔵庫にしまっておいてから、冷凍します。
そんな【西京漬】ですが、金曜日は、
前日の木曜日に包装しておいたものと一緒に、
【鰯の丸煮】も、
包装し、
明くる日(金曜日)に、
土曜日(13日)の午前中着の時間指定で、発送しました。
この時点で、ご注文分の準備の必要もなく、御中元や御歳暮の時季でないこともあり、鷹揚としていたら、土曜日分のご注文を頂き、箱が足りなくなってしまったので、その夜に、
業者さんに、
今週末にご用意する【鰯の丸煮】用の折も、一緒に配達してもらいました。
その後、
箱詰をし、
冷凍庫にしまい、それと引き替えに、
明くる日の土曜日に仕込む銀鱈を、出しておきました。
そして、翌朝、
包装し、
夕方にお客様にお渡ししました。
GW中のお持たせ、手土産、お取り寄せにはじまり、昨日の『母の日』のギフト、来週末の引き出物と、ご注文が重なったこともあり、先週はその仕込み、箱詰、発送が、続いたものの、お待たせすることもなく、お渡しすることが出来ました。
【西京漬】も【鰯の丸煮】のどちらにも使う魚は、自分が沼津の魚市場で、納得した上で、仕入れてきたもので、必要以上に仕込むことはしません。
また、仕上がるまでに、【西京漬】で3日、【鰯の丸煮】で2日かかるだけでなく、折の発注もあるので、早めのご注文をいただけると幸いです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は6月1日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
徳島産の鱧の次は、淡路島産
定休日前ということもあり、日曜日に沼津の魚市場に行くことは、少ないのですが、ギフト用の『西京漬』や、『鰯の丸煮』のご注文が重なっているだけでなく、『鱧料理』のお問い合せを頂いたこともあり、今朝は、魚市場に仕入れに行って来ました。
最初に、
生簀のある活魚売場に行くと、
淡路島産の鱧が、7本(5,9キロ)が入荷していており、少し驚きました。
というのも、沼津の魚市場は、土曜日が休みということもあり、金曜日の時点で、余程のことがない限り、殆どの魚を売り切るようにしているからです。
また、金曜日に仕入れた徳島産の鱧も、その日で終わっていただけでなく、日曜日は、築地などの中央市場が休みということもあり、他所から送られてくる魚も少ないからです。
中を確認し、
良さげなものを選び、
秤にかけて、
生簀に入れておきました。
ご覧のように、0,8キロで、隣には、自分の買い番である“47-9”という札が書かれてあります。
その後、別の売場に行き、
『鰯の丸煮』に仕込むため、千葉県産の真鰯を、
2ケース、さらに、
別の売場で、
『西京漬』用のノルウェー産のサーモンを仕入れ、活魚売場に、戻りました。
戻ると、
発泡スチロールに海水を入れ、
ブクブクをセットしたら、
籠に入った鱧を、
発泡スチロールに入れました。
鱧は獰猛な性格ゆえ、興奮させると、暴れるだけでなく、噛み付いたりすることもあるので、注意が必要です。
これで、仕入れも終わったので、帰ることにし、
【佳肴 季凛】に戻ると、
夕方まで、
水槽に入れておくことにしました。
そして、夕方になり、
締めてから、
卸し、骨切りをしたら、落とし用と、
天ぷら用に、包丁しておきました。
その後、
鱧以外の刺身を盛り付け、冷蔵庫にしまい、お客様がご来店するのを、末ばかりとなりましたが、盛り付けてあるのは、生の本鮪(那智勝浦)、小肌(佐賀)、湯葉です。
お客様がご来店されたら、
落としに仕立てた鱧を盛り付けた刺身、
天ぷらを、お出ししました。
今日のお客様は、【鱧料理】をご希望でしたが、今朝の鱧の相場や状態の都合で、この2つの料理しか、ご用意出来ませんでした。
これについては、【鱧料理】のページにも書いてありますが、時には、ご提供するお値段も、変わることもあります。
また、今日のお客様のように、出来る範囲で、ご用意することもあり、いずれにせよ、【鱧料理】は、特殊な面もあるので、ご予約だけでなく、予めお問い合せを頂けると、幸いです。
お手数ですが、くれぐれも宜しくお願いします。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
落とし&天ぷらに仕立てた鱧(徳島産)
昨日、今シーズン初めて、鱧を仕入れてきたことをお話ししましたが、昨日の時点では卸さず、水槽に入れておきました。
そして、明くる日の今日、ご予約があったので、
水槽から取り出し、
締めて、
神経を抜き、
はらわたを抜き、水洗いして、
卸したら、
鱧の下拵えで欠かすことの出来ない骨切りをするため、専用の骨切り包丁の出番となりました。
今年は、鱧の入荷が例年に比べ、遅れていることもあり、骨切り包丁の出番は、半年振りぐらいのことでしたが、
初陣ながらも、無事に骨切りを終えることが出来ました。
鱧料理のマストアイテムでもある落としに仕立てる部分を、
包丁し、取り置きしたら、
別の部分を、天ぷら用に包丁しました。
一日とは言え、水槽に入れていると、その時の鱧の状態にもよりますが、尾に近い部分は、
血が回っていました。
この程度のことはよくあることですが、時には、死んでしまうこともあり、そうなると、落としに仕立てることが出来ないので、鱧料理のご予約を頂く時は、必ず、その旨を伝えることにしています。
お客様がお見えになり、
頃合いを見て、
塩をひとつまみ入れ、沸騰したお湯に、
くぐらせると、花が咲いたように開いたら、氷水に落とし、
粗熱が取れたら、引き上げます。
落としは、いわゆる刺身ですので、今日は、
生の本鮪(那智勝浦)、小肌(佐賀)と共に盛り付け、本鮪と小肌は、
土佐醤油で、鱧は、
梅肉醤油で召し上がって頂きました。
また、天ぷらは、
塩を添えて、お出ししました。
鱧の入荷があれば、この他にも、料理をお出しする予定でしたが、冒頭にもお話ししたように、如何せん、昨日が今季初入荷ゆえ、限られたものになってしまいました。
また、土曜日は、沼津の魚市場が休みですので、前日に仕入れておかなくてならず、今日のようなケースもあり得ることも、併せて伝えています。
ですので、市場の休みによっては、鱧料理そのものをご用意出来かねる場合もあり、ちゃんとしたものをお出しした上で、お金を頂くのが、自分のスタイルゆえ、ご理解頂けると幸いです。
今季初入荷の鱧は、徳島県産
今朝も、沼津の魚市場に仕入れに行って来ましたが、最初に向かったのが、生簀のある活魚売場で、余程のことがない限り、
一番最初に行く売場です。
昨日、売場の担当者から聞いていたように、徳島県産の鱧が入荷しており、この2つの籠の下には、鱧が入っていました。
活きた鱧が、沼津の魚市場に入荷するのは、今季初にして、例年に比べ、半月以上遅れてのことで、自然相手ゆえ、こういうことはよくあることですが、今年は、中国産が入荷して来ないことも、その原因の一つでもあります。
既に左側の生簀のものは、売れてしまったものでしたが、右側の方には、
2本残っていたので、
状態を見て、
この1本を秤にかけてもらい、
発泡スチロールに、海水を入れ、ブクブクをセットしたら、
鱧を入れ、持ち帰る準備をしておきました。
その後、ひととおりの仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻ったら、
明日のご予約用に、
水槽に入れておきました。
何はともあれ、遅らばせながら、鱧もようやく入荷し始め、季節は、夏に向かいつつあります。
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
『西京漬』&『鰯の丸煮』の仕込み&包装
今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行って来たのですが、来週末までに、『鰯の丸煮』のご注文を、沢山頂いているので、真鰯を仕入れるため、
この売場に、向いました。
売場には、
産地、荷主こそ違いますが、
千葉県産のものが、2口あり、さらに言うと、荷受と呼ばれる問屋も別でした。
これらとは別に、
地物の沼津産のものもあり、
それぞれを見たところ、
2番目のものが、良さげだったので、2ケース仕入れることにしました。
今度は、『西京漬』に仕込むサーモン(ノルウェー産)を仕入れるため、
別の売場で、
この5,7キロのものを仕入れました。
そして、ひととおりの仕入れを終えたので、【佳肴 季凛】に戻り、仕込みの目途がついたら、サーモンの下処理に取り掛かりました。
サーモンは、鱗が細かいので、
すき引きという方法で、包丁を使って、取り除いていきますが、平目や鰤なども、同様です。
頭を落とし、水洗いを終えたら、
三枚に卸してから、
切身にし、冷蔵庫にしまっておきました。
その後、鰯の下拵えをすることにし、
頭を落とし、
はらわたを取り除いたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
水洗いをしてくれました。
そうこうしているとランチの営業時間となり、合間を見ながら、
真由美さんが、クッキングシートを敷いた鍋に、真鰯を敷き詰めてくれたら、
落とし蓋をし、
酢と、
水を注ぎ、
超々弱火で火に掛け、明日の仕上がりまでの長丁場の始まりとなり、その長丁場の陣中見舞いとして、
クオリティ・チェックを兼ね、鰯フライをおかずにし、お昼御飯となりました。
休憩時間が終わり、夜の営業の準備をしながら、
サーモンを、西京味噌と共に真空パックし、
出汁を取るため、真鰯の頭も焼いておきましたが、確認していないものの、大体の大きさからして、70本分くらいあると思われます。
夜の営業が終わり、お客様がお帰りになったら、
昨日仕上がり、
箱詰めし、
冷凍庫に入れておいた『鰯の丸煮』と、
『西京漬』を、
真由美さんが、
包装してくれ、明日発送するため、冷凍庫へ。
冒頭にお話ししたご注文分の『鰯の丸煮』の仕込みも、そろそろ終わりが近づいてきましたが、まだまだとまではいかなくても、まだ仕込まなくてはならないので、入荷があれば、明日も仕入れて来る予定です。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は6月1日(木)の予定です。
富山県氷見&福井県敦賀産のとらふぐ(天然)
今朝は、仕込みをする前に、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、まな板周りを養生してもらいました。
そうこうしていると、
宅配便で、
富山県氷見から、荷物が届きました。
中を開け、
取り出したのは、
2本の天然のとらふぐで、どちらも、5キロを越えるジャンボちゃんでした。
ジャンボちゃんとは、自分の天然のとらふぐへの想いを込めて、勝手に名付けたもので、4キロ以上の超特大サイズの天然のとらふぐのことです。
ジャンボちゃんが、Wで入荷したとなれば、
萌え燃え・・・❤にして、両手に花ならぬ、両手にジャンボちゃん♪
その後、卸すことにしたのですが、
どちらも、
メスでしたので、中からは、猛毒ゆえ食べることの出来ない真子(卵巣)が出て来ましたが、ジャンボちゃんの殆どは、メスですので、想定内のことでした。
というのも、天然のとらふぐは、オスとメスで成長の速さに違いがあり、それにより、ジャンボちゃんは、メスが多いからです。
卸し終えたら、いつものように、
真由美さんが水洗いしてくれ、
自分が手直しをし、
洗い上げたら、
拭き上げ、
ふぐの仕込みが終わり、ランチの営業時間となりました。
ランチの営業時間が終わると、今朝と同様に、
宅配便で、天然のとらふぐ(4本)が、
福井県敦賀から届いたので、真由美さんが、
まな板周りを養生してくれました。
午前と午後のWヘッダーで、天然のとらふぐが入荷したとなれば、
再び萌え燃え・・・❤
ご覧のように、4本のうち1本は、ジャンボちゃんでしたが、お楽しみは最後ということで、普通サイズの並とらから卸すことにしたところ、幸先良く、
白子(精巣)を、GET!
続く2本目は、卸す前から、
精液が出ており、予定通りオスでしたが、3本目は、あいにくメスでした。
そして、4本目というより、今朝から含めた6本の大トリとなったジャンボちゃんは、
メスでした。
予想していたとはいえ、Wヘッダーの結末としては、一抹の淋しさは、無きにしも非ずとなりました。
卸し終えたものは、
今朝と全く同じ流れで、
水洗いを終え、
拭き上げ、
Wヘッダーとなったふぐの仕込みが終わり、萌え燃え・・・❤の想いが冷めやらぬまま、休憩を取り、夜の営業に備えたのでした。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
英語版のパンフレット
こちらが、
『佳肴 季凛』のパンフレットで、中を開くと、
お品書きが書かれたものが、挟んであります。
これまでに、何度かマイナーチェンジを重ねて、現在のものになっており、今後も、少しずつバージョンアップすることもあると思います。
ところで、パンフレットと言えば、
今日届いたものは、
英語版のものでした。
制作に至ったのは、外国人の方が、
来店される機会が増えたただけでなく、SNSなどを通じて、当店への問い合せを頂く機会も増えてきたからです。
それこそ、来店されるケースは様々で、お食事をされただけでなく、時には、お客様の依頼で、一度だけですが、ふぐを卸すこと様子を、見せてあげたこともあります。
英語版と言っても、完全に翻訳されたものではなく、外国人、とりわけ観光客向けに、当店のホームページやパンフレットなどを要約したようなものです。
ですので、
表紙には、当店の夏季限定のランチメニュー【涼し夏(すずしげ)】の写真を、載せてあります。
夏季限定ですので、写真を使うことに、いささか抵抗があったものの、
様々な形、色合いの器を使うことによって、見た目にも、変化が生まれるだけでなく、こういう器使いは、日本料理ならではのこともあり、あえてこの写真を使ってみることにしました。
中を開くと、パンフレットは、
3つ折りになっており、自分の食材についての考え方、
次に、自らの料理観の柱の一つでもあるマクロビオティック(玄米菜食)、
そして、
当店がある静岡県や富士市、そして当店へのアクセスについて、書かれており、筆文字の食材、健康、環境は、自分が認(したた)めたものです。
一方、表紙がある面ですが、
日本を訪れた外国人の方への挨拶として、
和食文化と富士山という2つの世界文化遺産に触れ、欲張りとも言える“美味しい”体験の出来るシチュエーションについて、書いてあります。
先ず、自分の写真と共に、
来店された方への想いというか、料理を召し上がることで、味わえる日本文化を体験して書いてあります。
そして、単なる体験として終らぬよう、料理のオーダーや、ご予約の仕方などについて、
書いてあります。
というのも、このブログをお読みになっていたり、ご来店されている方にとっては、ごく自然というか、当たり前に感じられていても、異国の地から見え、異文化を体験する方には、不可解な部分もあり得るからです。
見ず知らずの土地や料理店にいらっしゃるので、そのアクセスについて、
地図と共に書いてあるのですが、このパンフレットを、地元の方達に見せても、不備がないよう、当店の付近については、日本語の表記もしてあります。
もちろん、最大の問題でもある言葉が通じないと困るので、
英語での対応が、可能であることも記載してあります。
先程お話ししたふぐを卸した時のように、お客様と会話が出来るのは、自分だけで、いわゆる通訳はいません。
会話は重要とはいえ、人と人のふれあいこそが、最も尊いことで、それを支えるのは、どこまでいっても、女将兼愛妻(!?)の真由美さんで、彼女のフォローこそが、なくてはならないものです。
自分が調理したものを、説明しながら、お出しするので、基本的には、カウンターでお食事をして頂き、日本人の方でも知らないような背景についてお話しして、日本文化独特の趣を知ってもらえると何よりです。
仮に、『佳肴 季凛』に来店されなくても、日本にいらした外国人の方で、日本料理をはじめとする日本文化を体験する以上、本物に触れて頂くことを、強く願いたいものです。
最後になりましたが、英語版のパンフレットに併行して、当店のホームページに、近々、英語版のそれが加わりますが、パンフレット同様、簡易版のもので、公開したら、またお話しさせて頂きます。
★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
連休二日目
昨日に引き続き、今日まで連休させて頂いておりますが、明日からは、通常通り営業するので、
先付のうすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)を仕込んだり、
糠漬にする大根、胡瓜、人参を用意し、
『鰯の丸煮』に仕込む真鰯(青森)を冷凍庫から出してから、
野菜を糠床に、漬けることにしました。
そして、
白米と、
雑穀御飯に使う玄米、押麦、黒米、そして小豆を水に浸しておき、仕込みは、実働30分程度で終わったのでした。
その後、特に用事も無かったので、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、昨日と同じく、
庭いじりをすることにし、
2人で、
手入れを始めましたところ、足りないものがあったので、ホームセンターに、買い物に行くと、
開店前でしたので、しばらく待つことにしました。
買い物を終え、【佳肴 季凛】に戻り、
買ってきた砂利を敷き詰め、
スペースを作ったら、
リフォームした際に不要になった大きな石を置き、
さらに、同じくその時不要になった砂利を、
敷き、
水を撒いたら、
龍安寺の石庭に勝るとも劣らないものに、
仕上がりましたというか、仕上がったことにしましょう!?
ジャンルは違えど、やはり職人仕事は、その道の専門家には敵わないことを、真由美さんとつくづく感じながらも、大満足でした。
この後も続けるつもりでしたが、慣れない仕事ゆえ、思いの外疲れたので、
後片付けをして、
庭いじりは終わり、この後は、普段の定休日と同じ様に過ぎていったのでした。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。
当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
連休初日
GWも今日で終わりの方が、殆どかと思いますが、遅らばせながら、【佳肴 季凛】は、
今日(7日)と明日(8日)と、連休させて頂きました。
そんな今日ですが、庭の手入れをし、花を植えるため、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんと下の娘と共に、ホームセンターに、買い物に行きました。
娘は、
砂利をカートに入れてくれたり、
真由美さんと、
花を選んでくれました。
また、お手伝いしてくれるお駄賃として、買ってあげることにしたミニトマトの苗も、
忘れずに、選んでいました。
ひととおりの買い物を終え、【佳肴 季凛】に戻ると、娘は、
砂利を袋から取り出し、
敷き詰めてくれました。
その後、
庭の手入れを始め、
あれこれ、
作業してくれました。
自分もただの撮影係ではなく、
一緒に作業したのは言うまでもなく、
最後に、植えた場所や、
プランターに、
水をやり、片づけをし始めると、梅の枝が少し伸びていたので、
2人が、
良さげに切ってくれ、庭いじりが終わりました。
これで、めでたしめでたしというわけでなく、兼ねてから、下の娘から、‟どこかへ連れてけ光線”の攻撃というか、口撃を浴びせられていたので、部活を終えた上の娘も合流し、
電車に乗って、静岡へ行くことにしました。
電車となれば、近かろうと、遠かろうと、否が応でも旅行気分ですので、
神聖なる休日に、乾杯♬
当然、この時点で、志村家の女三羽烏からは、冷ややかな視線が・・・。
静岡に着いたら、
女三羽烏と別行動をし、
街中を行脚していると、
オアシスが、目の前に・・・♬
鬼のいぬ間に、何とかとなれば、
しばしの休息。
その後、女三羽烏と合流し、
【ホテルセンチュリー静岡】へ向い、
バイキングレストラン【オールデイダイニング ザ テーブル】で、
夕食と相成り、GW最終日にして、連休初日は、かくして過ぎて行ったのでした。
豚肉&牛肉のしゃぶしゃぶがメインの『特別会席』
『佳肴 季凛』のお品書きには、
【特別会席】(要予約)というコース料理があり、
献立については、色々とお話ししておりますが、先日ご用意した【特別会席】も、今までとは違ったものでしたので、その料理内容が、今回のお話しです。
この写真にもあるように、料理内容は、お客様のご用望、お好みを訊きながら、相談の上で、決めさせて頂いているので、それこそ十人十色、千差万別で、献立を立てる上での盲点に気付かされることもあり、勉強になる機会もあるので、自分としては、非常に有り難い献立でもあります。
先ず最初に、2品の先付けとして、
うすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)と、
フルーツトマトのお浸しを、お出ししました。
その次に、
山独活の天ぷらをお出ししましたが、お隣の富士宮産のものです。
そして、生ものがお好きなお客様ということで、刺身の三種盛りにはじまり、
岩牡蠣(宮崎)、
蛍烏賊を、
お出しし、先程の三種盛りは、生の本鮪(那智勝浦)、とらふぐ(氷見)、湯葉でした。
“生”の次に、メインとして、
牛肉と豚肉のしゃぶしゃぶをお出ししましたが、牛肉は、
国産牛のサーロインで、豚肉は、
バラ肉でした。
国産牛は、和牛とは異なる交雑牛ですが、それに近い品質のもので、ご予算によっては、和牛のご用意も可能です。
また、バラ肉は、普通の豚とは異なり、『萬幻豚』と呼ばれる銘柄のもので、富士宮市にある【さの萬】という肉屋さんが、ブランド化したもので、バラ肉でも、脂の質は軽く、豚肉本来の美味しさを味わえるもので、『萬幻豚』については、こちらをお読みください。
しゃぶしゃぶですので、添える野菜は、
白菜、もやし、長葱、水菜、えのき、豆腐を、ご用意しました。
また、この日のお客様は、皆様が全て、ソフトドリンクで、“豪華な夕飯”感覚で、お食事をしたいとのことでしたので、
この時点で、白御飯とお新香を、
お出ししただけでなく、ここまでは、間髪入れることなく、次々に料理をお出ししました。
さらに、間髪入れず、
焼物の鰆(さわら)の西京焼を、お出ししました。
程なくして、お食事も終わったので、デザートのマスクメロンを、
お出ししました。
今回の献立は、色んなものが、少しずつ味わえる会席料理本来の流れとは、幾分異なりますが、お客様のご要望の“豪華な夕飯”に近い感じとなり、喜んで頂くことが出来ました。
『特別会席』は、お客様のご希望次第で、如何様にも、アレンジすることが出来ます。お召し上がりになりたい方は、ご希望をお伝えしてくださるだけでなく、ご予約をお願い致しております。
詳細については、お電話にて、お問い合わせください。