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もっとおいしいお話し

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おうちで焼肉@厨房

以前、自宅で食べる焼肉=“おうちで焼肉”について、お話ししたことがありますが、

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先日も、“おうちで焼肉”を食べました。

 

肉は、仕入れ先の肉屋に行き、その時にある良さげなものを、選んでおり、この時は、

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合鴨、

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和牛のリブロース、

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和牛のタン、

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和牛の肩バラでした。

 

焼肉にする時は、ある程度の厚さに包丁するのが、一般的ですが、肩バラは、繊維質が強いので、

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このように、スライスしてあります。

 

肉だけでは、つまらないので、

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“とんび”と呼ばれる烏賊のくちばしの部分も、用意しました。

 

そして、この日は、【佳肴 季凛】の2階である住まいではなく、厨房で食べることにし、

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焼台の周りに、

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新聞を敷き、

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焼肉用のコンロを、置きました。

 

普通のテーブルのように、コンロを囲むことは出来ないので、

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このように、取り皿などを並べました。

 

椅子は、お客様用のものでは、油が飛んだり、臭いがついてしまうと、不都合ですので、

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一升瓶のケースに、

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新聞を敷いたものを、準備しました。

 

これで、準備が整い、

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“おうちで焼肉”の始まりです。

 

コンロの上に、

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色々と並べ、焼いていきます。

 

ダクトの下ですので、

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煙が立ち込めることが、ありません。

 

その隣で、自分は、

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‟赤星”から、“ギネス”にシフト。

 

網が汚れたので、

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交換と同時に、

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焼酎の水割りに、シフト。

 

先程の肩バラは、

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薄いので、網に乗せると、

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すぐに焼けます。まさに、“焼しゃぶ”です。

 

食感が良いので、つい厚めに包丁したくなるのですが、厚いと、ゴムを食べている感じになるので、このくらいの厚さでないと、駄目なのです。

 

お腹も一杯になったので、

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デザートのアイスを食べた後、

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お片付けTIME。

 

皆でやるだけでなく、

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食器洗浄機もあるので、

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あっと言う間に、

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片付け終わり、案の定、手早く片付けも出来たので、今度から、“おうちで焼肉”は、厨房でやることになりました。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月1日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

東京日帰り旅行 日本橋編

今日のお話しは、東京日帰り旅行の最終回の日本橋編です。

 

池袋から、地下鉄を乗り継ぎ、降りた駅は、

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銀座線の三越前でした。

 

向かった先は、

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夕食の予約をしておいた日本料理店【三冨魯久汁八(さぶろくじゅうはち)】でした。

 

こちらで、食事をすることにしたのは、Facebookで知り合った店主である石沢さんが、自分と同じように、所謂オーナーシェフとして、仕事をされていることが、一番の理由でした。

 

また、2人の娘達には、色んなものを食べさせており、大体のものを食べることが出来るものの、コース料理を、食べる機会が、無かったことも、その理由でした。

 

ホームページを御覧になれば、お分かり頂けると思いますが、こちらのお店は、石沢さんの出身地である青森県の食材や、郷土料理をお出ししているのも、特徴の一つで、食べる前から、色々とお話しもしたかったので、今回は、カウンターに席を用意してもらいました。

 

席には、

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青森県の地図と共に、

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料理や食材について書かれたものが、置かれており、青森県は、東西南北に長く、広がっていて、県の面積でも、全国8位と、自分が想像していた以上に、広いことを知りました。

 

店内に入ると、

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石沢さんは、独り黙々と、仕事をしていました。

 

自分達は、

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それぞれが、好みの飲みものを注文し、次女の書道展での成果、そして、一日中、歩いた労をねぎらい、乾杯。

 

自分が飲んだのは、

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お気に入りの銘柄の“赤星”と呼ばれている『サッポロラガービール』で、“女三羽烏”は、アセロラのジュースを、注文していました。

 

先ず、お出ししてくれたのが、

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前菜でした。

 

左奥のグラスに入っているのが、南瓜と玉蜀黍の冷製のすり流しで、真ん中の器には、焼松茸、新銀杏、食用ほうずき、青菜のお浸しが盛り付けれており、右手前の竹筒には、金糸瓜の土佐酢和えが、盛り付けられていました。

 

前菜は、山海のものを盛り合わせたものが、一般的ですが、このように、野菜だけでも、味の変化が十分楽しめることを、改めて感じました。

 

その次が、

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御椀で、

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青森県八戸地方の郷土料理の“いちご煮”で、細かく刻んだ大葉が、あしらわれていました。

 

“いちご煮”という名前は、御椀の中の乳白色のすまし汁に沈む雲丹(うに)が 朝もやに霞む野いちごのように見えることから、名づけられたと言われています。

 

その次が、

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刺身で、手前から左回りに、車海老、秋刀魚、鯨、北寄貝、伊佐木(いさき)が、盛り付けられた五種盛りでした。

 

刺身が運ばれてきたこともあり、

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ここからは、日本酒。自分は、一年365日、熱燗で、やはり、日本料理との相性は、語るまでもありません。

 

刺身の次が、

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焼物で、

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青森シャモロックの胸とももの部分を、串焼にしたものでした。

 

その次が、

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酢の物の“もずく酢”で、このもずくは、生の本鮪で有名な大間産のもので、シャキシャキとした歯応えをしており、これまでに食べたことのある様々な産地のものとは異なり、目から鱗とも言うべき感じでした。

 

この後、焼物の第二弾が、

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甘鯛の酒盗焼で、酒盗とは、鰹や鮪などの内臓で作った塩辛のことですが、今回は、鮪の塩辛で作ったものでした。

 

最近では、脂の有る無しが、焼魚の美味しさのように思われがちですが、魚本来というより、甘鯛のような上物と呼ばれる魚の持つ美味しさを、凝縮した味わいで、もう少し、食べたいくらいでした。

 

コースも、〆の食事となり、

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雲丹御飯が、供されました。

 

雲丹は、水揚げされた直後のものを、蛤の殻に入れて、蒸されたものですので、2番目に出された“いちご煮”の雲丹とは、全く違う味わいで、雲丹を、さほど好まない自分でも、箸が進むこと、この上ありませんでした。

 

一緒に出されたのが、

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留椀の青森県十三湖産の蜆の清まし仕立てで、十三湖産と言っても、蜆の数は、13個ではありませんでした。(笑)

 

そして、デザートが、

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苺のシャーベットで、苺そのものも味わいで、自分が作る苺のアイスとは、全くの別ものでした。こちらのお店らしく、青森県産の苺で、作られたものでした。

 

大満足のうちに、食事を終えたのですが、全ての料理について言えるのは、食べる前に、どんな味なのかは、想像出来ているにも関わらず、食した味わいは、期待に違(たが)わぬもので、種明かしが分かる手品や、落ちの分かる落語を観ても、面白さを感じるような感じでした。

 

また、自分の作る料理は、どこまでいっても、自分の味でしかありませんし、この日のように、別の料理人の方が作ったお料理は、ひと際の美味しさを感じました。

 

そして、この日のように、灼熱の中、歩き周り、水分の取り過ぎで、身体も疲れ果てつつ、食事をするのが、億劫な気分すら、あったにもかかわらず、箸をつけはじめると、思いの外、箸が進んだのは、こちらのお料理が、本物であったことの証し以外の何物でもありません。

 

丁寧な仕込みをすることが、美味しさにつながり、それが、全てだとも、再認識することが出来、日本料理を自分の道として、選んだことも、間違いでなかったことも、確信することが出来ました。

 

そんな気分のまま、

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同志である石沢さんと、記念撮影し、お店を後にし、東京駅へ向かったのですが、新幹線の発車には、まだ時間があったので、

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【大丸】に寄り、

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こんなものを手にし、

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改札口へ。

 

新富士までの道中の‟独り二次会”のために、

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先程の“こんなもの”の相棒を買い求めたのですが、この後、偶然にも、お客様に会ったので、‟独り二次会”は、お流れになってしました。

 

それでも、道中は、逆に楽しいもので、

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新富士に、無事到着しました。

 

同席したお客様とは、ここで別れ、この後、スーパー銭湯に寄り、風呂上りに、

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‟独り二次会”を決行し、かくして、東京日帰り旅行は、無事に終わりました。

 

家族それぞれの目的地は違ったものの、どれもこれも、楽しい時間だったのは確かで、久し振りに、休みを満喫出来ました。

 

★☆★ 夏期限定 鱧(はも)料理 ☆★☆

只今、夏期限定コースとして、鱧料理をご堪能いただけるコースをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

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『鱧彩々』 (おひとり 6,000円)と銘打ちました。この時季の美食の極みでもある鱧の味を、是非ご賞味下さいませ。

詳細は、【鱧料理】のページをご覧下さい。

東京日帰り旅行 池袋編

前々回のお話しの築地、前回の上野に引き続き、東京日帰り旅行のお話しで、今回は、池袋編です。

 

上野から、山手線に乗り、

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池袋に、着きました。

 

目指すは、

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東口で、

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さらに、気温は上昇し、まさに炎熱地獄とも言うべき中、昼食にすることにし、

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こんなチェーン店に、入りました。

 

4人共、

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全く同じものを、

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注文し、食べました。味云々よりも、ファストフード店のようなところへ来るのは、滅多にないので、これはこれで、興味深いものがあります。

 

昼食後、上の娘は、自分の行きたい場所があるということで、別行動となり、自分達が向かったのは、

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水族館、展望台、ナンジャタウン、プラネタリウム、ショッピングセンターがある大型商業施設の【サンシャインシティ】でした 。

 

これらの中で、行ったのが、

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【サンシャイン水族館】でした。

 

エレベーターに乗り、

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降りると、

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入場券を買い求め、

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館内へ。

 

水族館ですので、

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展示されているものは、魚が中心ですので、仕事柄、目が行ってしまうのは、

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観賞用の魚よりも、

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真鰯のような食用の魚です。

 

特に、真鰯は、【佳肴 季凛】では、『鰯の丸煮』として、御用意しているので、大きさなど、つい気になってしまいました。

 

また、大きな水槽には、

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えいが、

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こんな感じに、泳いでいました。見ているだけで、涼しげですし、エアコンも程良い感じに、効いているので、快適そのものです。

 

この他には、

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くらげや、

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亀など、定番の生き物が、展示されていました。

 

館内を歩くと、今度は、

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お土産物売場へ。

 

売場は、

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特に変わっているわけでもなく、

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水族館らしきお土産物が、所狭しと並んでいました。

 

こういうところに来ると、“ふぐに魅せられし料理人”の自分は、ついつい、ふぐ類のものを、見つけたくなり、

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この中から、

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はこふぐのストラップを見つけました。

 

また、別のコーナーでは、

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ふぐの栞(しおり)があったので、

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先程のストラップと共に、

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買うことにしました。

 

この後、

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屋外に出ると、

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アシカや、

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ペンギンが、

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展示されていました。

 

そして、最後に、

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アマゾン川などに生息している大型の淡水魚を見て、水族館を後にしました。

 

そして、上の娘と合流し、池袋から、

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丸の内線、

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銀座線と、地下鉄を乗り継いで、

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三越前に、辿り着きました。

 

ここが、今回の日帰り旅行の最終目的地で、予定通りの夕食となりました。夕食の様子は、次回お話しします。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月1日(木)の予定です。

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放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

東京日帰り旅行 上野編

昨日のお話しの続編です。   築地から、地下鉄日比谷線に乗り、

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上野駅で降りたら、

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地下道を歩き、

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屋外に出ると、交番があったので、次の目的地である【東京都美術館】の場所を、交番で訊ねました。   歩き始めると、

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提灯が沢山飾られていました。   先の『国立西洋美術館の世界文化遺産登録』を、

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祝したものでした。   上野公園内を、歩いたのですが、

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普段、歩くことの少ない生活をしているだけでなく、あまりの暑さに、参りつつも、

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ようやく、【東京都美術館】の建物が見えてきました。   ここに、下の娘の書道作品が展示されているので、

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記念撮影。   さらに、歩くと、

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巨大な玉が、置いてありました。

 

そして、エスカレーターに乗り、

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館内の入口に、

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辿り着きました。   館内に入り、

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展示場所を教えてもらい、

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2階にあるホールに向かうため、

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今度は、

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エレベーターに乗りました。下がって、上がってと、機能性などを無視した、美術館らしき奇妙な造りです。(笑)

 

エレベーターを降りると、

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受付があり、ホール内に入ると、

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書道展ですので、

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字、

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字と、字のオンパレード。

 

そんな字のオンパレードの中、 s-P8170170

娘の作品を、

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ようやく、

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見つけました。

 

一番下にあったので、

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並んで、記念撮影。

 

館内から出て、

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喉を潤し、今度は、

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【上野動物園】へ。

 

 

入場券を、

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買い求め、園内に入ったものの、思いの外、空いており、先ずは、

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【上野動物園】の代名詞とも言うべきパンダ舎へ。

 

やはり、ここも、

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空いており、

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ゆったりと、

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見ることが出来ました。

 

屋外には、

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パンダに関する薀蓄が、書かれており、その生態は、興味を引くものばかりでした。

 

その後、

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象を見たのですが、【上野動物園】の象と言えば、小学校の教科書にも載っていた『かわいそうなぞう』の話で、その最後に出てくる慰霊碑が、

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すぐそばに、

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ありました。

 

あとは、

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ゴリラや、

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虎などを見たのですが、自分は、動物の中でも、一番好きなのが、虎です。

 

その理由は、“ふぐに魅せられし料理人”の自分がこよなく愛す天然のとらふぐのとらが、ついているからではなく、オスであれ、メスであれ、単独行動をし、決して群れることのなく、孤高の存在に、つい惹かれてしまうだけでなく、独りよがりにして、天上天下唯我独尊のかたまりの自分と、似ているとしか思えないからです。

 

動物園を出て、

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炎天下の中を歩き、

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JRの上野駅に行き、

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山手線に乗り、

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今度の目的地である池袋に、着いたのでした。池袋での様子は、次回お話しします。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円) お陰様で、9月18日をもちまして、当店は8周年を迎えます。

 

そんな感謝の想いを込めた会席コースを御用意致しております。   なお、お召し上がり頂ける期間は、10月2日(日)までです。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。

東京日帰り旅行 築地編

先日お話ししたように、下の娘が

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書道で、賞を取ったので、夏休み3日目(17日)は、家族で、東京に行って来ました。

 

始発の新幹線に乗るため、

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新富士駅に、向かいました。その後、切符を買い求め、

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ホームに向かいました。予定通り、乗車し、

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品川で、山手線に乗り換え、

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新橋で、降りました。

 

改札口を出て、

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バスに乗り、

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最初というより、自分の目的地である築地市場に、着きました。築地に来るのは、去年の年明け以来のことです。

 

東京・新宿の鮨屋が、自分にとっての料理の道の始まりで、週に何度か、築地に、仕入れに来ていて、自分の原点の一つでもあるので、様々な思い出の地でもあります。

 

また、ご存じの方も多いかもしれませんが、築地は、今年の11月に、豊洲に移転することになっており、築地に来るのが、最後かもしれないので、あえて来ました。

 

このような光景も、

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もう見られなくなるかと思うと、

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一抹の淋しさを、

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感じずにはいられませんでした。

 

そんな様子を尻目に向かったのが、

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仕入れ先の鮪屋で、

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店先の冷蔵庫に、生の本鮪や南鮪が並んでおり、その中から、

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明くる日に、自分が発注するであろう本鮪(大間)を、取り出してくれました。

 

身の状態、質にもよりますが、生鮮食品とは言えども、生の鮪は、即座に使わなくてはならない食材とは限りませんし、上質なものなら、一週間以上、色も変わることなく、鮮度が落ちないのです。

 

そして、昨日入荷してきたのが、

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予定通り、先程の本鮪の“連れ”でした。

 

その後、‟女三羽烏”と別れた自分は、Facebookで知り合った“麻布の虎”こと京・麻布の日本料理店『あらき』のご主人の荒木さんと、朝食にしましたが、神聖なる休日ということもあり、

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朝酒は欠かせません。

 

荒木さんは、この日、仕事ですので、普通に食事をしただけですが、自分は、

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大瓶1本と、小瓶1本を、グビグビ・・・・・。

 

さすがに、朝一からは、これ以上飲めないので、お開きとなり、

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外に出て、記念撮影。ちなみに、真ん中の女の子は、娘さんです。

 

そして、“女三羽烏”と合流し、

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地下鉄に乗り、

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次の目的地である上野に、

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着いたのでした。上野での様子は、次回お話しします。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

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当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

夏休み明けの魚市場

4日間の夏休み明けの今日は、

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沼津の魚市場へ、仕入れに行って来ました。

 

この売場の入荷状況を見ていたら、

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ひと際大きな魚が、目に入って来ました。

 

近づいてみると、

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しろかわかじきという種類のかじきが、並んでいました。

 

このかじきは、沼津の魚市場から、そんなに離れていない石花海(せのうみ)というところで、水揚げされたものです。目方は、120キロとのことでした。

 

その後、

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活魚売場に行くと、

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南伊豆・妻良(めら)の定置網にかかっためいちだいが、

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沢山、入荷していました。

 

めいちだいは、この時季、この定置網にかかったものが、入荷してくるのですが、沢山あっても、安値になることはなく、高い時になると、1枚(1匹)が、目方にもよりますが、“1諭吉”を超えることもある高級魚なのです。

 

個人的には、色んな点で、好きになれない魚の一つで、これまでに仕入れたことは、指で数えられる程度しかありません。ですので、今日も、当然パスしました。

 

その後、

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佐賀産の新子や、

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鮑(あわび)や栄螺(さざえ)の生簀にいき、

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西伊豆産の鮑を、2はい仕入れました。

 

そして、最後に、

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鱧を扱う問屋に行き、

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活鱧2本と、

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落ち鱧1本を仕入れ、3本とも、

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和歌山県産のものでした。

 

ひと通りの仕入れを終えたので、市場から、帰ることにし、その帰り道に、

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宅配便の営業所に立ち寄り、

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東京・築地から届いた鮪の入った発泡スチロールを受け取り、『佳肴 季凛』に戻りました。

 

今日の鮪は、

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大間産の生の本鮪でした。

 

また、

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活鱧は、2本とも水槽に入れ、仕込みに取り掛かり、昨日、仕込みはしたものの、本格的な夏休み明けとなり、通常モードに、戻ったのでした。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は8周年を迎えます。そんな感謝の想いを込めた会席コースを御用意致しております。

 

なお、お召し上がり頂ける期間は、10月2日(日)までです。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。

野菜中心の総仕込み

楽しい時間が過ぎるのは、瞬く間で、今日で、『佳肴 季凛』の夏休みの最終日となってしまいました。

 

そんな今日は、明日からの営業に備えて、仕込みをしたのですが、市場に行かなかったので、仕込みの殆どは、野菜でした。

 

最初に、

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先付の“うすい豆腐”を仕込みました。“うすい豆腐”とは、グリンピースで作った豆腐のことで、グリンピースつまり、えんどう豆のことを、うすい豆と呼ぶことに、ちなんでいます。

 

その後、

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刺身の妻と、サラダ素麺の野菜を包丁しました。

 

その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

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小鍋の野菜に使う玉葱と榎(えのき)を、包丁してくれており、一方の自分は、酢の物に使う“蛇腹胡瓜”を、

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仕込みました。“蛇腹胡瓜”とは、このようなものです。

 

野菜が殆どではありましたが、明日の御予約のお客様にお出しする焼物の銀鱈と、

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秋刀魚と葱に、

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串を打っておきました。

 

銀鱈は、当店の定番ともいうべき“西京漬”にしてあり、秋刀魚は、“秋刀魚の難波焼”として、お出しします。

 

また、明日、ふぐ刺でお出しする天然のとらふぐ(沼津産)の柵をくるんである晒も、

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取り替えておきました。とらふぐは、水分が多いので、このようにしておかないと、ちゃんとしたふぐ刺に、仕立てられないのです。

 

仕込みも、目途がつき始め、

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お新香の浅漬けを仕込んだり、

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大根などを、糠床に漬けておきました。写真こそありませんが、これら以外にも、薬味用の葱を包丁したり、色々と仕込みました。

 

そして、米を研ぎ、

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明日の器を、

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準備し、最後に、

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包丁を砥ぎ、

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連休最終日の仕込みが、終了。

 

仕込みではありませんが、

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明日から、

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10月2日(日)まで、八周年記念の会席料理【秋ごよみ】を、御用意するので、そのお品書きも、用意しておきました。

 

ということで、おやつを兼ねて、

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昼下がりに、“お疲れちゃん♪”

 

こうして、『佳肴 季凛』の夏休みは、終わったのでした。

東京日帰り旅行

下の娘が、

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書道の審査会で、表彰されたので、その作品を見に、東京へ行って来ました。

 

もちろん、色んなところへ、立ち寄り、最後に、

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地元のスーパー銭湯で、癒されて来ました。

 

東京での様子は、近いうちにお話しさせて頂きますので、それまでお待ちください。明日まで、『佳肴 季凛』はお休みさせて頂きますが、仕込みをする予定です。

 

それでは、おやすみなさいませ・・・・・。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

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当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

万事休す、冷凍庫

夏休み2日目の朝は、アクシデントが、発生してしまいました。冷凍庫の異常が、確認されたのです。すぐに、専門の業者が来てくれたものの、どうにもこうにもならず、故障となってしまいました。

 

・・・・・、万事休す。

 

先週の時点で、不具合があったものの、部品交換しさえすれば、問題ないと言われていた矢先でしたので、奈落の底に突き落とされた気分でした。

 

そうは言っても、営業日でなかっただけでなく、昨日まで休みだった市場が、今日から開いていたのも、不幸中の幸いでもありました。

 

その時点で、市場の問屋に連絡を取り、冷凍庫の食材を保管してもらうことにし、その準備に追われ、急いで向かうことにしました。

 

着くと、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、

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荷物を下ろしました。

 

卸し終えると、

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崩れないように、大きなラップで、ぐるぐると、

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巻いてもらい、

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固定されました。ちなみに、

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荷物は、この2つの山で、市場用語で2パレットと呼んでいます。

 

そして、荷物は、

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リフトに積まれ、

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冷凍庫に、

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入っていきました。

 

中は、

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マイナス30度で、様々なものが、保管されていました。

 

とりあえず、これで一段落し、お腹も空いてきたので、食事を取るため、市場周辺に向かうと、

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駐車場は、どこそこ一杯でしたが、馴染みの問屋の駐車場に、

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停めさせてもらうことが、

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出来ました。

 

そんな状況ですので、市場近辺は、

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お祭り状態で、

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早朝の市場しか知らない自分にとっては、まさに別世界ゆえ、どこそこへ行っても、行列でしたので、いき付けの喫茶店で、

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コーラフロートで、喉を潤したものの、空腹感は満たされず、

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取り引き先の練り物屋さんの『やいづ屋商会』の出店に向かい、

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色々チョイスして、

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お昼もどきにしました。

 

朝からのバタバタで、飲まず食わずに近い自分は、

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これまた、ビールもどきで、喉を潤しましたが、やはり、もどきはもどきで・・・。

 

普段なら、本物の泡にするのですが、仕入れ用の車は、マニュアル車ですので、慣れない真由美さんには無理なので、冷凍庫の故障同様、泣く泣く・・・・。(涙)

 

一人仕事をしていると、全てが、自己責任です。事無く、日々の仕事が出来れば、良いのですが、天気同様、雨が降ったり、風が吹くこともあります。

 

そんな時、今日のように、泣きたくなることもありますが、最近では、自ら、人生三種の神器と呼ぶ努力、忍耐、工夫を、思い浮かべると、何故か、不敵に笑う自分を、感じます。

 

不惑を超えて、図太くなったのか、鈍感になったか、丸くなったのか、それとも・・・・・。でも、そんな自分にしてくれたのは、お客様だと思います。

 

そして、自分以上に、泰然自若としている真由美さんの仕草に、男たるもののあり方を、教えられつつある今日この頃です。

今日から、夏休み

今日(15日)から、18日(木)まで、

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お休みさせて頂くので、入口のメニュースタンドに、その旨を書いた紙を、貼っておきました。

 

最後の日は、仕込みをするので、完全なお休みは、3日間ですが、“休日出勤”が、日常茶飯事の自分としては、長いくらいです。   仕込みをしないと、お話ししたものの、今日は、

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買い出しに行って来ました。   賄い用のカレーのルーをはじめ、

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酢などの調味料や、

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片栗粉などを、

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買って来ました。

 

酒屋では、店用のウイスキーだけでなく、

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自分用の“馬力”も、調達して来ました。これが無いと、休みの意味がありませんから・・・。(笑)

 

仕込みをしないとは言ったものの、

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買ってきた調味料で、

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ポン酢を、仕込みました。

 

 

柑橘のゆこうと橙が、

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生のものですので、このまま冷蔵庫にしまっておかなければならず、休み中で、冷蔵庫が空いている時の仕込みとしては、好都合なので、今日仕込んだのです。

 

ゆこうと橙を、

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合わせたら

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冷蔵庫にしまっておきました。

 

仕込みとは言っても、包丁を使わないので、ポン酢ぐらいですと、仕込みとは言えません。ちなみに、ポン酢の作り方は、こちらをご覧下さい。

 

そして、夏休み初日の夕飯は、

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“おうちで焼肉”となりました。

 

こうして、夏休みは始まったのですが、あっという間に終わってしまうのは、間違いないでしょう。(笑)

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