グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

ふぐの無免許調理

今朝、

【朝日新聞】の朝刊の静岡版のページを見ると、

素人の調理によるふぐ中毒、つまり、ふぐの無免許調理の記事が、

載っており、最悪の事態は避けられたようで、それこそ、不幸中の幸いでした。

また、今日は、自分も所属している【静岡県ふぐ協会】の総会が行われ、

その席でも、

早速取り上げられ、 新聞各紙の記事のコピーが配布されたようで、この2枚の写真は、出席したから拝借したものです。

今更ですが、自分も、

ふぐ免許を持っており、静岡県の呼称では、ふぐ処理師で、ふぐ処理師免許証として、交付されています。

また、【佳肴 季凛】でふぐ料理をご提供するため、

ふぐ営業所としての登録をしてあり、下部には、

自分の氏名と免許証番号も記載されています。

ふぐ免許を持っている自分でも、知らないこともあり、そのようなことに気付いた時は、必ず専門家の指示を仰いだり、質問することもありますし、最近では、このようなこともありました。

いずれにせよ、ふぐ類の無免許調理だけは、絶対にしないようにして欲しい限りでなりません。

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な『西京漬』をご用意いたしております。

zoutousaikyou.jpg


銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

日本料理文化を体験したオーストラリア人留学生

昨日お話ししたように、定休日の今日は、オーストラリアから長女の高校に来ている留学生(以後 彼女)が、【佳肴 季凛】に来ることになっていたので、

放課後、娘と彼女を高校へ迎えに行って来たのですが、昨日会っていたこともあり、すぐに分かり、仮に会っていなくても、欧米人らしい容姿ゆえ、すぐに分かったかもしれません。

2人を車に乗せたら、道中は、彼女との“英会話教室”の時間となったのですが、楽しい時間が過ぎるのは早く、あっという間に、【佳肴 季凛】に着いてしまいました。

着いたら、制服から私服に着替えるよう促すと、偶然にも、実母と祖母と遭遇し、「My grandma is over 90 years ! (うちのおばあさんは、90歳以上だよ。)」と伝えると、

「Wow great,big grandma looks young!(凄い、大お祖母ちゃん、若い!)」と、彼女は予期せぬ出会いを喜んでいました。

今日は、日本料理文化つまり、異文化体験をしてもらうので、すぐにその準備をし始めることにしたのですが、今日の課題は、見るものと作るものの二本立ての企画の豪華版です。

見るものは、厚焼玉子と桂剥きですが、焼くことは出来なくても、

卵と出汁(一番出汁、てん菜糖、薄口醤油、日本酒、味醂、赤酒)を菜箸で、よく混ぜ合わせてもらうことにしました。

玉子焼を焼き終えたら、出来立てを試食させてあげたら、「ヤワラカァ~イ、オイシイ!」と、大絶賛。

その次に桂剥きをし、刺身用の妻を作ったら、

その薄さと細さに、「ワー、 ウスイ、ホソーイ!」と、これまた大絶賛。

そして、この妻を使い、手巻き寿司用の寿司種というか、刺身を盛り付けると、

「オイシソー、タベタァーイ♬」と、ニコニコの表情。

そして、今度は、作るというか、体験するもので、今日のメインともいうべき期企画で、彼女が楽しみにしていたものでした。

作るものは、巻物と天ぷらで、巻物とは、巻き簀で、巻寿司を作ることです。

巻寿司と言うと、海苔巻と思われているのですが、海苔巻というのは、本来、干瓢(かんぴょう)巻を指し、寿司屋卒というか、中退の自分としては、この呼び方は、今でも違和感極まりなく、どこまで言っても巻物でしかありません。

また、寿司というと、握り寿司というのが一般的で、寿司体験にはもっともらしいのですが、握り寿司というのは、実を言うと、一週間も練習すれば、素人でも、それなりの形になるもので、自分としては、面白味が欠けるので、巻物を選んだのです。

というのも、握り寿司に対して、巻物は、一年以上、毎日練習しても、なかなか上達しないからで、その難しさを具体的に言うと、真ん中に寿司ねたを乗せ、ちゃんと巻いて、6切に包丁することで、かつては、寿司屋の仕事の基本でもありました。

先程お話ししたように、寿司屋のキャリアがあるので、やはり寿司は巻物で、その難しさが、体験としての面白味があり、後述しますが、そこに自国と他国の違いを見ることになったのです。

先ず、自分が見本を巻くことにし、

巻き簀に海苔をおき、

真ん中に鮪があり、ちゃんとした形であるだけでなく、6つに包丁し、とりあえず見本が出来ました。

ちなみに、酢飯は、

黒米を混ぜてあるので、鮮やかな紫色をしているのですが、このような色になるのは、黒米のアントシアニン色素と酢が反応するからで、そんなこともあり、あえて黒米を入れて酢飯を作ることにしています。

見本が出来たら、彼女に「You try?(やってみる)」と訊くと、即座に、「ヤリタァーイ、ヤリタァーイ♬」

ということで、見様見真似でやり始めたのですが、酢飯を手に取ると、分量も和からなかっただけでなく、手に酢飯がついてしまい、

どうにもこうにもならなくなってしまい、泣きそうな表情をしたのには、可笑しくてなりませんでした。

素手で御飯を触ると、手についてしまうのは、日本人なら、子供でも分かっているのですが、そこはオーストラリア人ゆえ、想像だに出来なかったことで、文化の違いというものは、ほんの些細なことに現れるのを実感せざるを得ませんでした。

さて、巻き始めると、

案の定、悪銭苦闘し、

どうにかこうにか巻いたのですが、それに対し、拙い英語力ゆえ、説明するのに、悪戦苦闘するも、

辞書と事典を駆使し、そこはどうにかこうにかクリアし、彼女も、予定の3本をクリアし、

奥が最初に巻いたもので、真ん中が2番目、手前が最後の3本目で、3本巻いただけで、それなりの進歩というか上達したような感じがしました。

怪我をすると困るので、包丁をすると、

こんな仕上がりでしたが、見比べると、

違いは一目瞭然ですが、初めてにしては上出来で、彼女も大満足のようでした。

そして、作る体験のもう一つが天ぷらで、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが見本を見せた後、

手取り足取りというか、手を添え、

天種の海老を油の中に入れてくれたのですが、通訳は欠かせないゆえ、自分がその説明をしていると、

同窓である長女が写メ。

ちなみに、長女は日本料理店の娘ではあるものの、調理に関しては、未体験のことが殆どですが、食レポに関しては、一家言もあり、頭を悩まされるということも過去に何度もあり、誰に似たのかというか、恐るべしDNA。

天ぷらを揚げ終えたら、

彼女が盛りつけてくれ、

体験企画のメインイベントである晩餐会の準備が整い、

先ずは、

皆で乾杯♬

ところで、自分には2人の娘がいるのですが、次女は林間学校に行っているので、今日は、次女抜きでの夕食です。

手巻き寿司と天ぷらだけでは、日本料理の一部でしかなく、色んなものを味わって欲しいこともあり、会席料理などの先付でお出ししているうすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)や、

蒸物の鰯つみれ錦糸蒸しも、

食べさせてあげました。

もちろん、どちらの料理も作り方などについて、説明したところ、非常に興味深く聞いてくれ、それが、さらなる美味しさに繋がったようでした。

また、手巻き寿司の作り方も教えてあげたのですが、先程の巻物同様、酢飯の分量の加減が分からず、一番最初のものは、手巻き寿司では、寿司サンドになってしまい、「Like a sushi sandwich!(寿司サンドみたいだよ)」と言うと、「ムズカシイネェ~。」と苦笑い。

食事中は、色んなことについて、訊いたり、訊かれたりだけでなく、真由美さんたちの通訳もしたりと、普段とは違う食事を、皆で楽しむことが出来ました。

楽しい時間はあっという間で、彼女をホストファミリー宅まで送らなくてはならないので、自分と真由美さんは片付けをし、その間、長女と彼女は、デザートのマスカットのアイスを食べながら、

今時の女子高生らしく、

ポーズを決めては、2人で自撮り。

それでも、アイスのことが気になった彼女は、「Oh,good taste.Did you make this ice?(美味しいですけど、アイスは、手作りなの。)」と訊いてくれ、「Yeah,of course handmade !(もちろん、自家製だよ。)」と答えると、驚くとともに、ニッコリ。

そうこうしていると、後片付けも終わり、彼女をホストファミリー宅まで送り、自分にとっても、久々に貴重な体験をすることが出来ましたが、久々というよぷうに、3年前、2人のドイツ人のカメラマンに、ふぐの卸し方を見せてやって以来のことです。

日本料理文化がユネスコの世界文化遺産に登録されて時間が経ちましたが、日本料理を生業とする以上、国内外の人達に、日本料理の素晴らしさを伝えられるよう努力し、その担い手でありたいことを、改めて感じたのでした。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、6月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ
s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

皐月最後の日曜日

定休日前ということもあり、日曜日は、仕込みが少ないことも多く、今日もそんな日でした。

ただ、明日はちょっとした企画を立てたので、その仕込みをしたのですが、その企画とは、長女が通っている高校に、オーストラリアから女子留学生が来ており、日本料理を作り、試食するという和食体験企画のようなものです。

そんなことが持ち上がったのは、ゴールデンウィーク中のことで、自分が長女と留学生に、天丼弁当を作った時、そのようなことを手紙で伝えたことが始まりで、それについては、こちらをお読み下さい。

さて、明日のメインは、

手巻き寿司で、

真鯛と海老を仕込み、姿作りにするため、

頭と中骨もきれいに下処理をしておきました。

また、魚だけではなく、

胡瓜、貝割、茗荷も用意しておき、これら以外のものは、手持ちのものから失敬させて頂くことにし、手巻き寿司の仕込みが終わりました。

また、玉子焼も実際に見せてあげるので、

玉子焼用の出汁も仕込み、

蒸物(鰯つみれ錦糸蒸し)の器も用意し、酢飯用の米も、

研いでおき、黒いのは黒米で、黒米を入れるのは、酢飯にすると、アントシアニン色素が酢と反応して、淡い紫色になるからです。

ちなみに、アントシアニン色素とは、 活性酸素を除去するアンチエイジング効果や眼精疲労を回復する効果があり、ブルーベリー、茄子などの紫色の食物に多く含まれています。

また、マクロビオティック(玄米菜食)を自らの料理スタイルの一つに据えていることもあり、黒米は不可欠な食材の一つでもあり、常備している雑穀御飯にも入っているので、

s-P3150142

もっとも身近な食材の一つでもあります。

ちなみに、雑穀御飯に入っているのは、玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きび、はと麦、もち麦の9種類です。

明日の仕込みも終わり、ランチの営業時間となったのですが、訳ありでランチの営業を早仕舞させて頂き、

長女と留学生が所属する吹奏楽部のサロンコンサートなる演奏会が行われるので、【富士市交流プラザ】に向かいました。

開演時間となったのですが、屋外で行われる演奏会ですので、

かなりラフというかカジュアルな雰囲気で、クラッシックの楽曲は一切なく、生演奏のカラオケのような感じで、ずぶの素人の自分でも、楽しむことが出来ました。

そして、全ての演奏が終わった後、留学生と初対面をしたのですが、既にSNSで繋がっていて、色々とやり取りをしていたこともあり、すぐに打ち解け、会場を後にしました。

仕事柄、なかなか二人の娘の行事に出向くことは出来ないのですが、今日は、娘が二人になった気分で、普段行けないのを挽回してくれた気になっただけでなく、明日のことも考えると、それこそ演奏会だけに、 🎼 🎹 🥁 🎷 🎺🎸 🎻 ・・・♬

★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★

当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。

s-s-P2240075


5パック(10本)入 2,250円     ※クール便にて発送可

“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。


POPのスタンドの交換

先日、 新バージョンのPOPが届いたことをお話ししましたが、

今夜は、お客様がお帰りになった後、これまでのものと入れ替えをすることにしました。

一昨日届いたアクリル製のフレームを、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんとホールスタッフが、

中から取り出すと、クッションが入っていたのですが、

子供の頃、つぶすのが楽しかったのは、自分だけではないはずです。

そして、

POPを、

フレームに挟むことにしたのですが、仮止めの両面シールがついているので、

フレームに両面シールを貼ったら、

POPを貼り付け、

アクリル版で挟み、スタンドで固定し、

下側のスタンドに滑り止めをつけたら、

新しいPOPが整列!

と思いきや、うっかり触れると、

ドミノ倒しの如く、ありゃりゃ・・・。

初日に破損する憂き目に遭うことなく、気を取り直し、

『西京漬』

『鰯の丸煮』

『ぽん酢』

『胡麻だれ』

『御食事券』がきれいに収まり、

これらに代わり、

鎮座。

とりあえず、このバージョンでしばらくというか、新しい商品が出来るまでは、このままで行きます。

ご興味、ご関心がある方は、直接お問い合せ下さい。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、6月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ
s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

久々のしょうさいふぐは、静岡県由比産

今朝は、沼津 魚市場に仕入れに行って来たのですが、

魚市場に着く5時過ぎでも、かなり明るいだけでなく、暑くも涼しくもないので、寒い冬に比べ、早起きも苦になりません。

そんな今朝、

構内を物色していると、

由比産のしょうさいふぐが入荷しており、

唐揚用に仕入れることにしたのですが、単品やお弁当に使うためのもので、当店の【ふぐ料理】でお出ししているふぐは、天然のとらふぐのみで、それ用ではありません。

ですので、“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとってのふぐは、天然のとらふぐですので、常套句である萌え燃え・・・💖がないのは、あしからず。

また、しょうさいふぐを仕入れるのは、久し振りのことで、ここ一年くらいの間、天然のとらふぐ以外のふぐで仕入れていたのは、さばふぐでした。

その後、ひととおりの仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻り、出汁を引くなどの普段の段取りを終えたら、

小肌(佐賀産)や鯵(大分産)などの下拵えを終えたら、

しょうさいふぐの仕込みをすることにしました。

背びれと尻びれを切り落し、頭の付根に包丁を入れたら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、ぐる剥きと呼ばれ、頭ごと身と皮をはがしたら、水洗いしてくれたものを、

自分が手直しをし、

拭き上げ、

身同様、白子も、

拭き上げておきました。

ちなみに、しょうさいふぐの可食部位は、身と白子で、それ以外の内臓と皮は、有毒ゆえ、不可食部位となっています。

また、白子は、そのまま焼いたり、湯がいてから、ぽん酢ともみじ卸しを添えたりするのが、一般的な召し上がり方ですが、自分は、

s-P6090990.jpg

白子豆腐に仕立ててお出ししており、白子豆腐の仕込み方については、こちらをお読み下さい。

その後、真由美さんが、

まな板周りだけでなく、

カウンター内の床などを掃除してくれ、ランチの営業時間を迎えたのでした。

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(涼しげ)』 ★★★
6月18日(火)から、8月中旬まで、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

判別不能のジャンボちゃんこと、超特大の天然とらふぐの生殖腺

5月の初めに、

三重県熊野灘産のジャンボちゃんこと、超特大の天然とらふぐが入荷し、その時、生殖腺が判別不能だったことをお話しし、その時に冷凍しておいた生殖腺を、山口県下関市にある『水産大学校』の専門家に送ることになっており、今日は、

送るための準備をしました。

発泡スチロールに、

入れたら、

クッション用の新聞紙を詰め、

蓋をし、

明日発送出来るように、冷凍庫へ。

どんな結果が出るのか楽しみで、結果が分かったら、またお話しさせて頂きます。

銀鱈の切り落しの粕漬

お弁当の御注文は、午前中のことが多いのですが、時には、夕方のこともあり、今日のお弁当は、夕方上がりだったので、

ラストオーダーの時間を30分早めさせて頂き、

お弁当の準備に取り掛かり、仕上がった料理を盛り付けるのは、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんでした。

仕上がったお弁当は、

二段に重ね、蓋をし、

紐を掛けたら、

箱詰めをし、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。

お弁当の料理は、全て加熱したものが基本で、日本料理のお弁当で欠かせないものの一つが焼物で、『佳肴 季凛』では、

サーモンの西京焼を使うことがもっと多く、当店の看板の一つでもある『西京漬』を焼いたものですが、時には、銀鱈を使うこともあり、銀鱈を使う時の様子については、こちらをお読みください。


ところで、当店の『西京漬』をはじめ、下味を漬けた魚のことを、一般的に漬魚(つけうお)と呼んでおり、根強いファンがいて、自分もその一人で、先日も正規である『西京漬』の仕込みとは別に、いくつか仕込みました。

その時に、脱水シートに挟んでおいた銀鱈の切り落しを、

酒粕、西京味噌、

日本酒、味醂、赤酒で伸ばしたものと共に、

漬け込み、

専用の袋に入れ、

真空パックしておきました。

3日ほどで、

仕上がり、焼く時は、必ず水洗いしてから、

焼きます。

というのも、漬魚は、水洗いしてはならないと思っている方も多いのですが、味噌などがついたまま焼くと、焦げやすいだけでなく、仕上がった時の見た目も、非常に悪いからで、今日のお弁当のサーモンの西京焼も、

然りでした。

ただ、洗う時は、味が染みこんでいても、必要以上に水に触れるのは、御法度ゆえ、手早く洗わなくてはなりません。

洗い上げたら、

タオルやキッチンペーパーで水分を拭き取り、

串を打ち、

このように、

焼き上がり、

お昼の賄いに・・・。

酒粕の風味が何とも言えず、魚料理の中でも、焼物が一番好きな自分にとっては、一番の御馳走でもあります。

焼物は、 焼くことで旨味が凝縮されるので、 刺身よりも食べやすく、おかずだけでなく、つまみにもなるからです。

賄い用に仕込んだ漬魚のお話しは、機会を見て、またお話しさせて頂きます。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、5月2日(木)の予定です。

s-ラジオエフ
s-うまいラジオ


放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

鯵(あじ)フライ

先日、賄いの鯵フライについてお話ししましたが今日のお話しは鯵フライの作り方についてです。

鯵フライと言うと、惣菜やおかずのようなイメージがありますが、ちゃんとした素材で仕込み、仕立てると、そのイメージが変わりますし、時には、会席料理の揚物でお出しすることもあります。

鯵フライのイメージというか、先入観があるので、お出しするのは、常連のお客様だけにしています。

日本料理店の看板を掲げている以上、躊躇せざるを得ないのが、一番の理由です。

鯵は沼津魚市場で仕入れたものですが、

この時の産地は島根県浜田で、その時によって、産地は様々です。

また、これからの時季、浜田産のものは脂が乗り、規定以上の脂肪の10%以上になると、どんちっちとして流通しており、どんちっちについては、こちらをお読みください。

鯵の下拵えですが、

包丁で鱗を取ったら、

ぜいごと呼ばれる硬い部分を取り除いたら、

頭を落とし、はらわたを除いたら、水洗いするのですが、『佳肴 季凛』では、その役目は、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。

水洗いする時は、ボウルに水と塩を入れ、その中で洗うのですが、

これからの時季は、水温が高いので、氷を入れて、鮮度が落ちないようにします。

水洗いを終えたら、

三枚に卸すのですが、150グラムくらいの大きさになると、骨も大きく、食べた時に、食感を著しく損ねるので、

血合い骨を抜かなくてはなりません。

抜いたら、

皮目と身の部分に塩、胡椒をし、

打粉をしたら、

生のパン粉をつけるのですが、パン粉は粗目のものを使います。

あとは、

170度くらいの油で揚げるのですが、

揚物は、中に火が入ると、読んで字の如く、

揚がってくるので、これぐらいになったら、油の切れを良くするため、180度くらいまで、温度を上げます。

その後、

油から上げ、余分な油が落ちたら、

器に盛り付けます。

鯵フライに添えるのは、

ソースと、

粗目に卸した本山葵とマヨネーズで、この山葵マヨネーズが、フライの油を軽い味わいさせてくれます。

油で揚げるからと言って、鯵の身の脂の有無は関係ないように思われるかもしれませんが、脂のある鯵だと、フワフワというか、ホクホクした食感が何とも言えず、鯵フライのイメージが変わるのは間違いなく、それこそ、たかが鯵フライ、されど鯵フライの言葉で表現するのが、一番かもしれません。

どこまで言っても、料理は素材ありきで、素材に勝る味付けはなく、”Simple is Best”なのが、本当に美味しい料理で、そのための努力を怠るわけにはいかないのです。

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

明治大学日和

毎週日曜日、夜8時からNHKで放映されている大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』を観ている方も多いかもしれませんが、

自分もその一人です。

そんな昨日の放送で、正月の風物詩ともなっている箱根駅伝の第1回大会の様子があり、

自分の母校である明治大学も参加しており、

残念なことに、ゴール目前で、

トップを走っていた最終ランナーが転んでしまい、2位になってしまうシーンがありました。

もし、転倒せずにゴールしていたら、箱根駅伝の初代王者になれたわけで、残念でなりませんが、このようなことがあったとは、つゆ知らず。

ちなみに、第1回大会の出場校は、東京高等師範(現在の筑波大学)、明治、早稲田、慶應の4校だけで、この順番が、第1回大会の順位でもありました。

ところで、明治大学の体育会で有名なのが、野球部とラグビー部であることは、広く知られていますが、昨日は、

東京六大学野球の春のリーグ戦で、

慶應を破り、来週の法政戦で勝ち点をあげなくても、1勝すれば、5シーズン振り40度目の優勝が決まるとのことで、所謂マジック1となり、

【明大スポーツ新聞部】の速報で、デカデカと記事が・・・。

先程の記事は紙面ではないものの、5月15日発行の最新版では、

準硬式野球部が24年振りに優勝したことが、一面に掲載されており、準硬式野球とは、聞き慣れないかといらっしゃるかもしれませんが、簡単に言えば、硬式と軟式の中間のようなもので、なんちゃんってとは言っても、準硬式から、プロ入りした選手もいるのです。

野球同様、明治と言えば、ラグビーで、

長きに渡る低迷ののち、

年明けの全日本選手権で、22シーズン振り13度目の優勝を達成し、この時のことを書かずにはいられませんでした。

また、昨日は、ラグビー部が静岡の草薙球技場で行われた県ラグビーフェスティバルで、

東海大学と対戦し、

大学王者として、

貫禄勝ちをしてくれ、大河ドラマ、野球、ラグビーと、それこそ明治大学日和の一日となったのです。

これまでにもお話ししたことがありますが、1浪して合格したにもかかわらず、恋い焦がれていた第一志望の大学に行きたいがため、あえて2浪し、結果として、大本命、本命、対抗全てに振られ、明治に入学した自分にとっての大学は身分証明証発行機関に過ぎず、在校時代は、鮨屋でのアルバイトに明け暮れていました。

それでも、卒業したとは言え、長い間、母校のことを誇りと思うことはなかったのですが、校友会と呼ばれる集まりに、何度か出席していると、顔見知りの大先輩達に可愛がられるにつれ、母校愛が目覚めるようになり、今では、校歌も唄えるようになったのです。

校友会に出席すると、「板前をやっているけど、学部は何だったの?」と訊かれることも多く、冗談交じりで、「家政学部日本料理学科でした。」と答えると、「そんなものあるわけないだろう!全く・・・。(笑)」と言われる始末。

ちなみに、政治経済学部政治学科卒で、当時は“パラダイス政経”と呼ばれ、それこそ、出席さえしていれば、ゼミにも入る必要もなく、卒業論文も書かずして、卒業出来たくらいで、結果として、鮨屋のアルバイトを邪魔されることもなく、料理のイロハを覚えることが出来たとすると、そういう意味では、良かったのかもしれません。

仕事柄、毎年行われる校友会に出席する機会は少なく、4年前に出席したのが最後で、その時の様子については、こちらをお読みください。

いずれにせよ、母校の名を汚(けが)すことなく、自ら選んだ道を歩み、これからも誇りをもって、努力と精進を重ね、一生懸命生きることで、後輩の手本となれるよう、日々の仕事に打ち込み続けます。

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

一週間の〆は、法事とバスツアー

今日は、法事とバスツアーの御席があったので、

7時前から、仕事を始めました。

出汁を引くなどのひととおりの段取りを終えたら、

蒸物の盛り付けから始めたのですが、バスツアーのお客様の蒸物は、鰯つみれ錦糸蒸し(写真 左)で、法事のお客様の方は、

昨日仕込んだ鱧しんじょう蒸しでした。

どちらも、熱々をお出しするため、あんをはり、蓋をしたら、

温蔵庫にしまっておくのですが、御来店時間の2時間半前を目安に、電源を入れます。

蒸物の後、

デザートの苺のムースを盛り付けたのですが、こちらの器の方は、バスツアーのお客様のもので、法事のお客様とは違う器で、違うのは、

法事のお客様の酢の物(ずわい蟹の辛子酢掛け)で、青の高台の器を使うからでした。

その後、刺身を盛り付けることにしたのですが、刺身を御用意するのは、法事のお客様だけで、今日は、

宮崎県油津産の生の本鮪の中とろの部分を、

御用意し、

帆立(北海道)、小肌(佐賀)、湯葉と共に盛り付け、冷蔵庫へしまっておいたのですが、山葵がついていないのは、お出しする時に、卸したての本山葵を添えるからです。

バスのお客様には、刺身ではなく、刺身替りとして、

山掛けを御用意したのですが、こちらの鮪は、

既製品のねぎとろで、すでに山葵が盛り付けてあるのは、本山葵と練り山葵を混ぜたもので、本山葵のように風味や辛味がなくならないからです。

このような違いがあるのは、ご予算によるもので、デザートのように、料理が重なる部分もありますが、

法事のお客様の献立と、

バスツアーのお客様の献立とは、このような違いがありました。

献立にもあるように、法事の御席を座敷、

バスツアーの御席をテーブルに、

御用意したのですが、全ての準備が整ったら、

バス用の駐車スペースを確保し、

打ち水をし、お客様の御来店を待つばかりとなったのですが、御来店時間も若干ずれていたことも幸いし、重なることなく、料理をお出しすることが出来ました。

そして、御食事を終えたバスツアーのお客様が出発することになったので、

お見送りをし、程なくすると、法事のお客様もお帰りになったら、

片付けを始めたのですが、定休日前ということもあり、仕込みが無い自分は、

長靴に履き替え、

ゴム前掛けをし、洗い物を始めました。

ようやく全ての片付けが終わり、

お昼御飯は、こういう時の定番のカレーで、火曜日もバスツアーのお客様がお見えになったので、

カレーで、

明くる日の水曜日も、

カレーで、

実は、今週は3回カレーを食べたことになったのです。

今お話ししたように、バスツアーで始まった一週間で、〆もバスツアーで、こうして一週間が終わり、〆の〆は、

熱燗で、“お疲れちゃん♬”と相成り、明日は、仕込みも無い完全オフです。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、6月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ
s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

このページの上へ戻る