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もっとおいしいお話し

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連休

先日お話ししましたが、

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5日(火曜日)と、

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6日(水曜日)は、連休とさせて頂きます。

 

なお、7日(木曜日)は、ランチタイムより、通常通り営業の予定です。宜しくお願いします。

平成27年4月に入荷した生の本鮪いろいろ

昨日お話ししたニュージーランド産の生の南鮪(天然)は、5月の最初に入荷した鮪でしたが、4月に入荷した鮪は、すべて生の本鮪で、甲乙つけがたいものでした。

 

先ず、最初に入荷したのが、

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和歌山県那智勝浦産のもので、その次が、

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宮崎県油津産で、その次が、

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最初と同じ那智勝浦のものでした。

 

その後、

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連続で入荷したのが、

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千葉県銚子産のものでした。

 

これらは、どれもが抜群であったのですが、特に良かったのが、油津産のもので、他の2つに比べ、マイナー感があるかもしれません。ただ、マグロ漁に関しては、老舗とも言うべき産地で、大正から戦前にかけては、豊漁でにぎわった漁港で、同じ宮崎県川南も、然りです。

 

5月は、昨日のニュージーランド産の生の南鮪で、始まりましたが、4月以上のものが入荷するのを、期待しています。

2か月振りに入荷したニュージーランド産の生の南鮪

今日、東京・築地から入荷した鮪は、

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ニュージーランド産の生の南鮪(天然)で、インド鮪とも、呼ばれています。前回入荷したのが、3月10日でしたので、約2か月振りの入荷ということになります。

 

今日の部分は、腹の真ん中より下、つまり尾に近い部分ですので、

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少しですが、大とろが、

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取れました。このように、

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切り付け、

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蛍烏賊(富山湾)、帆立(北海道)、小肌(佐賀)と共に盛り付け、会席料理の刺身で、お出ししました。

 

南鮪は、これから冬になる南半球に生息し、脂が乗り始め、旬を迎えることもあり、例年、【佳肴 季凛】でも、お出しする機会も増え、南鮪のシーズンが終わる夏頃には、青森県・大間、北海道・戸井などで、本鮪が水揚げされるようになり、秋が近づき、冬がやって来ます。

 

年々、季節の移り変わりというより、月日が経つのが、ますます早く感じられるようになったのは、歳を取った証拠のように言われたりもしますが、新しい素材を追い求めているがゆえ、先走っていることだと、四十路男の自分は、言い張ってはいますが、実際には、どうなんでしょう・・・?

 

嗚呼、鰹(かつお)

“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、刺身で一番好きな魚は、

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天然のとらふぐではなく、

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ブランド中のブランドの“大間の鮪(まぐろ)”と同じ生の本鮪でもなく、

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夏の美食の鱧(はも)でもありません。では、一体・・・?

 

何を隠そう、ありとあらゆる刺身の中でも、一番好きなのが、

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鰹(かつお)です。自分が通う沼津の魚市場に限らず、魚市場では、魚は、1本とか、1ケースとか、それなりの単位で、買わなくてはなりませんし、

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このように、山積みにされています。

 

ただ、市場内の売場には、小売り店に近いような問屋もあり、

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そういう問屋では、

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色んな魚が、所狭しと、並べられています。並べ終わった発泡スチロールの中を見ると、

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既に卸した状態の鰹の柵が、

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ありました。鰹は、色変わりが激しい魚ですので、1本で仕入れても、使いきれなので、割高を承知で、買う人達も多いのです。

 

割高とは言っても、鰹に限らず、魚の値段は相場次第ですので、かなりのお値打ちの値段の時もあります。そんな時は、迷わず仕入れ、自分のおかず行きです。この日は、そんな状況で、願ったり叶ったりの状況となりました。

 

卸してあるとは言っても、下拵えは必要で、

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バーナーで、皮の部分を、一気に炙ります。あとは、もう好き放題です。

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鰹丼にしたり、

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晩酌の肴にもし、それでも余った場合、

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次の日のお昼のおかずとなります。傍で見ている女将兼愛妻(!?)の真由美さんも、最初の丼は喜びますが、鰹が続くと、飽きてしまいますし、これが、普通の人です。

 

飽きるというより、飽きれてしまうのは、自分の様子を見れば、言わずもがなですが、真由美さんが、飽きれてくれたとなると、自分の食い分が増えるので、しめたものです。

 

これまでに、

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こんな食べ方をしたのは、

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何度もあり、

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鰹の味に酔いしれたことか・・・。

 

嗚呼、鰹・・・。

 

酸味すら感じる赤身の味わいが、堪りませんし、秋口になって、脂が乗る“戻り鰹”よりも、この時季の鰹の方が、自分は好きです。

 

嗚呼、鰹・・・。

 

GWということもあり、市場も休みになるので、鰹を味わうことは出来ませんが、それ以降、再三再四どころか、再百くらいまで、味わいたいものです。

 

嗚呼、鰹・・・。

今季2回目の岩牡蠣は、宮崎県産の特大サイズ

昨日、

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沼津の魚市場の貝類を扱う売場に行くと、

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宮崎県産の岩牡蠣が、入荷していました。先月から、入荷はあったものの、仕入れたのは、3月の最初に入荷した宮崎県産のもので、一回だけでした。というのも、それほど大きいものでもなかったからです。

 

ただ、昨日は、

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こんな大きさのものでしたので、迷わず仕入れることにしました。

 

また、昨日は、『特別会席』のお客様にお出ししたのですが、

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一番大きいものは、

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こんな感じですので、

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4つに包丁しました。

 

また、小さいものとの差は、

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明らかですので、お出しする時は、

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全体のバランスがとれるようにしています。

 

このように、生でお出しすることが、多いのですが、焼いたものも、捨てがたいものですし、個人的には、焼いた方が、好きです。もちろん、生でも、食べることは出来ますが・・・。

 

4月も終わりになり、夏の味覚の一つでもある岩牡蠣が、ようやく美味しくなってきました。少し前まで、冬の寒さが残っていましたが、季節は、夏間近です。

GWの営業日と休業日

先日お話ししましたように、

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GW中の5月4日は、月曜日ですが、ランチ、夕席とも、通常通り、営業致します。また、

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5日と6日は、連休とさせて頂きます。宜しくお願いします。

 

ところで、今回の記事が、『もっと美味しいお話し』の1200個目です。足掛6年半、かかりました。“熱血料理人”として、料理への想いを、これからも、認(したた)めていきますので、どうぞお付き合い下さいませ。

コピーは、『まだまだ ふぐに、萌え燃え・・・❤』

今日、発行されたフリーペーパー『Face to Face』です。

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発行しているのは、

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【星野新聞堂】という静岡県富士市にある新聞販売店です。

 

ページを、

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めくっていくと、

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このページに、

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【佳肴 季凛】というより、店主である自分と、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、載っています。しかも、ここ最近、天然のとらふぐをはじめとするふぐ類を仕入れた時に、口走ってしまう「ふぐに、萌え燃え・・・」のコピー付です。

 

しかも、ふぐ料理のシーズンを過ぎたこともあり、「まだまだ」の枕詞付です。とは言っても、“ふぐに見せられし料理人”の自分ですので、本心は、「いつも」とか、「未来永劫」の方が、しっくりするのですが・・・。

 

お客様あっての料理ですので、時季を過ぎたことは否定出来ませんが、昨日も、ふぐ料理のご予約を頂き、ランチの営業が終わると、

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ふぐちりを、盛り付けました。

 

ただ、ご予約の時間も、遅めでしたので、ふぐ刺をお出しした頃は、

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合間を見ながら、火曜日に入荷した三重県と富山県のとらふぐ(天然)の皮の棘を取っていました。

 

その後、

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唐揚をお出ししました。先程と同じく、火曜日に入荷した2,5キロ以上の大きめの天然のとらふぐこと、“大ちゃん”の頬と喉の部分ですので、その味を想像するだけで、堪りません。

 

この後、すぐに召し上がれるように、厨房で仕立てたふぐちりをお出ししました。コースの頃合を見て、

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〆のふぐ雑炊となりました。

 

例年、当店のふぐ料理は、春のお彼岸を過ぎると、ご予約優先もしくは、要予約での御用意でしたが、今年は、冬季同様、GW直前まで、フリーでのお席でのご用意も可能ですが、ご来店がお決まりの方は、ご予約をお勧めしております。

 

なお、詳細については、お問い合わせください。宜しくお願いします。

定休日明けは、ふぐRUSH

休み明けの今日は、

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宅配便の営業所に、荷物を取りに行きました。既に、

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荷物は届いており、富山県氷見と三重県熊野からでした。中身は、天然のとらふぐです。【佳肴 季凛】に戻り、

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中を開けると、このように、入っていました。奥が、

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富山県・氷見産のもので、手前が、

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三重県・熊野産のものです。その数、合計で、25本で、“ふぐRUSH”の決定です。もちろん、気分は、萌え燃え・・・

 

ここからは、萌えから、燃えて、卸し始めました。今日は、先週の土曜日とは違い、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、いつものように、水洗いをしてくれましたが、途中、ランチの営業時間が近づいてきたので、

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ユニフォームに着替えてからの仕事に、なりました。卸し終えたら、洗い上げたものを、自分が手直しをし、真由美さんが、

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拭き上げてくれ、ランチの営業までには、どうにか終わらせることが出来ました。拭き上げた身、

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かまの部分、

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その他のあらの部分は、

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このような感じで、三重の1本には、

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十分に成長した白子が、入っていました。

 

そうこうしていると、ランチの営業が始まり、合間を見ながら、

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真由美さんとホールのアルバイトが、皮の掃除をしてくれました。

 

お昼の仕込みは、ここまでにして、夜の営業時間中、自分が、手直しをし、

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ふぐ皮の仕込みの“第1ステージ”を終わらせることが、出来ました。明日以降、“第2ステージ”が、待っています。

 

それを考えると、“ふぐに魅せられし料理人”の自分と言えど、萎え萎え・・・(;´Д`)!?

4/27(月)と5/4(月)の営業

毎週月曜日が、定休日の当店ですが、来週の4/27(月)は、

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夜のみですが、営業させて頂きます。また、翌週の5/4(月)は、

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ランチ、夕席共に、通常通り営業致します。なお、ゴールデンウィークの最終日の6日(水)は、お休みさせて頂く予定ですので、宜しくお願いします。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

25本分のふぐの皮

今日は、ランチの営業が始まる頃から、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、一昨日と昨日卸した25本分の天然のとらふぐ(富山・氷見&三重・熊野産)の皮の掃除をしてもらいました。

 

営業が終わる頃には、自分が手直して、

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このようになりました。これで仕上がったわけではなく、棘を取らなくてはならないので、まだ途中です。

 

“ふぐに魅せられし料理人”の自分と言えども、明日の定休日にすることは避けたいので、夜の営業の合間を見ながら、棘を取るつもりでいました。

 

日曜日は、比較的、ご予約の時間が早いということもあり、ふぐ料理のお客様が、お食事を始める頃には、目途が着いたので、

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棘取りを始めることにしました。如何せん、数が多いだけでなく、ふぐ刺の次にお出しする唐揚の時でも、

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遅々として、進みません。それでも、

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背の黒い部分は、雑炊をお出しするまでには、仕上げることが出来ました。

 

その次は、お腹の白い部分です。最初に、昨日の“チビとら”の21本を仕上げ、“ジャンボちゃん”と“大ちゃん”の4本の棘取りをするために、

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出刃包丁を、大きいものに、取り替えました。ようやく、3コーナーから、4コーナーにさしかかったような感じです。

 

本数こそ、少ないものの、ご存じのように、ふぐはお腹を膨らませるので、白い部分は、棘を取るにつれ、段々と広がっていくので、背の黒い部分よりも、手間は倍くらいかかります。

 

後片付けをしている真由美さんを尻目に、

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黙々と、包丁を動かし続け、ようやく、

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最後の1本となりました。いよいよ、ホームストレッチで、ゴールラインに、突き進むのみです。あと、

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僅かです。そして、

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ついに、

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FINISH!その瞬間に、頭の中では、

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映画『ロッキー』のエンディングテーマが、流れていました・・・。

 

これで、明日の定休日は、仕込みもなく、休めることになりました。ところで、定休日と言えば、来週の27日(月)は、夜のみですが、営業致しますので、宜しくお願い致します。

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