富士山と電線
バスツアーの団体のお客様がお見えになり、今日は、バス三連荘の千秋楽ということで、
朝から、
その準備に追われていました。
デザート(ココナッツミルクのムース)、酢の物(ふぐ皮の辛子酢掛け)と、最後にお出しするものから盛り付けたら、冷蔵庫にしまっていくのが、バスの時に限らず、団体の御席の時の盛り付け方です。
ただ、刺身は、盛り付けに一番手間が掛かるので、一番最初にお出しする先付(南京豆腐)を盛り付けてから、
盛り付けるようにしており、
今日の刺身は、
生の目鉢鮪(銚子)、小肌(佐賀)、湯葉の三種盛りで、山葵がついていないのは、お出しする直前に、卸したての本山葵を添えるからです。
そして、全ての準備を整えると、バスが到着したのですが、
その直前に、フリーのお客様がご来店され、事情を説明したところ、20分くらい御席でお待ちして下さいました。
当店では、このようなことが多いこともあり、ランチ、夕席に限らず、御予約をお勧めしておりますので、ご理解頂けると幸いです。
ところで、当店の駐車場から、
北に見えるのが、
富士山で、この風景は、自分達をはじめ、富士市や富士宮市在住の人にとっては、ごくごく当たり前にして、ルーチンの風景です。
バスのお客様は、静岡県内でも、中部、西部地方の方をはじめ、山梨、長野、関東地方など他県の方で、この風景を見ると、皆が皆、「あの電線、どうにかしてよ~。」とか、「折角、富士山が見えるのに、電線が邪魔なんだけど・・・。」と、口にします。
確かに、その通りなのですが、こればかりは、如何せん・・・。
今日のお客様は、県内の牧ノ原からお見えになったのですが、案の定、このやり取りがありました。
そして、お帰りの時間となり、
皆でお見送りをし、バス三連荘の千秋楽が終わったのでした。
高砂の蔵開きに来ています。酔っ払いですがコスパ選びには自信があります!