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もっとおいしいお話し

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6月1日のランチ

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明日から、全国的に6月1日の土曜日です。そんな明日、二人の娘が通う富士市立丘小学校の運動会が行われる予定で、娘達から、
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先日、運動会のプログラムが渡されました。
上の娘は6年生で、
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こんなプロフラムでした。2年生の娘のそれは、
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こんな感じのもので、
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メッセージ付きです。
メッセージの宛先は、両親であるところの自分と【佳肴 季凛】の女将兼愛妻(!?)だけでなく、健在の我々の両親、つまり娘にとっての祖父母、そして、昭和3年生まれの御年84歳ながらの曾(ひい)ばあさんの合計7人の一族郎党向けのものでした。
前置きが、長くなってしまいましたが、今日の天気の様子ですと、運動会は行われ予定ですので、明日(6月1日)のランチは、お休みさせて頂く予定です。
予定通り、行われることを想定して、
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玄関のメニュースタンドには、こんな貼紙を置かせて頂きました、
また、去年同様、真由美さんがPTAの役員ですので、今年も、お弁当作りの大役は、自分が仰せつかり、
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無事に仕込みを済ますことが出来ました。ちなみに、去年のお弁当は、こんな感じのものでした。作る以上は、少しでも変化をつけ、美味しいものを作りたいのは、料理人の性です。
そんなことはともかく、6月1日のランチは、お休みさせて頂きますので、宜しくお願いします。
★★★ 夏期限定 鱧(はも)料理 ★★★
只今、夏期限定コースとして、鱧料理をご堪能いただけるコースをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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『鱧づくし』 (ランチ) 、 『鱧彩々』 (夕席)と銘打ちました。
この時期美味しい鱧の味を、是非ご賞味下さいませ。
詳細は、【鱧料理】のページをご覧下さい。
最後までお読みいただきまして誠に有り難うございました。
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3種類の天然もののふぐは、しょうさいふぐ、しまふぐ、とらふぐ

リアルタイムの【佳肴 季凛】と自分の様子は、twitterか、facebookを、ご覧下さい。
昨日、沼津の魚市場に行くと、
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沼津港周辺の金目鯛が沢山入荷しており、その中から自分が選り抜いたのが、
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西伊豆・仁科産の2キロのものでした。
そのまま、活魚の生簀に行き、
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活きた鱧(台湾)を、2本仕入れました。
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“② 1,15”と書かれているように、2本で1,15キロの鱧ですので、1本あたり0,5~0,6キロの鱧ということになります。
また、落ち鱧と呼ばれる死んでしまった鱧も、6本あったので、
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仕入れることにしました。58というのは、自分の仲買人の番号です。
これらの金目鯛と鱧以外にも、帆立(北海道)、銀鱈(アラスカ)なども仕入れ、【佳肴 季凛】に戻り、仕込みを始め、ひと段落した頃、富士市の魚屋さんから、由比産のふぐが、まとまって入荷があったということなので、ふぐを仕入れることにしました。
ランチの営業が始まって、しばらくすると、
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活きたまま、ふぐが届けられました。言うまでもありませんが、全て天然ものです。
届けられたふぐは、
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“しょうさいふぐ”と、
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“しまふぐ”と“とらふぐ”でした。
「夏前に、なぜふぐが、入荷するのか?」と、疑問に思われるかもしれませんが、“しょうさいふぐ”は、産卵のため、浅場にいて、定置網にかかるからです。それに混じって、“しまふぐ”と“とらふぐ”も、網にかかり、入荷してくるのです。
しばらくして、ランチの営業が終わり、これらのふぐを卸したのですが、数が数だけに、時間もかかり、案の定、休憩無しとなってしまいましたが、自称“富士市で一番ふぐが好きな料理人”ですから、それはそれです。
結果的に、“しょうさいふぐ”が、31本で、
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ひれが黄色いのが、特徴の“しまふぐ”が、3本で、“とらふぐ”は、
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6本でした。
予想外の仕入れだっただけでなく、鮮度が良いうちに、使い切ることはできませんので、
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真空パックしてから、マイナス40度で、急速冷凍しました。魚の入荷が少ない時や、急なご予約にも対応出来るようにするためです。
こうすることで、鮮度も変わることなく、お出しすることが出来ます。また、ふぐは、ちゃんとした冷凍保存をすれば、生のものと殆ど遜色なく、食べることが出来るのです。それついては、こちらの記事をお読み下さい。
例年、6月ぐらいまで、“しょうさいふぐ”の入荷があります。ただ、先日障泥烏賊(あおりいか)の入荷状況についてお話ししましたが、魚の入荷は、自然あってのことです。今年は、どうなることでしょう?
★★★ 佳肴季凛謹製 贈答用 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【贈答用 西京漬】をご用意いたしております。
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   銀鱈、サーモン各3切入  税込3,600円     ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
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試食後に、仕込む銀鱈の西京漬

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『贈答用西京漬』に仕込む銀鱈(アラスカ産)は、
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このように、冷凍になっており、その中から、
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1本ずつ吟味してから、仕入れて来ます。仕込む時は、そのまま出しておき、
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解凍します。冷凍になっているので、卸してみないと、身の状態は、全く分からず、
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こんな風に、なっていることもあり、そんな時は、モチベーションが一気に下がります。これ以上にひどいこともあり、その様子については、以前の記事を、ご覧下さい。
このように、見た目で分かるものもあるのですが、見た目は全く普通でも、焼くと、身が崩れるだけでなく、美味しくないものもあるので、銀鱈を仕込む時は、必ず試食をするようしています。
卸してから、
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尾の部分に包丁を入れ、
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試食する部分を、切身にします。この日は、4本仕込んだので、切身も4切れです。これらに、
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串を打ち、そのまま塩などもしないで、焼きます。この状態でないと、銀鱈そのものの味が分からないからです。
焼き上がったら、
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試食します。この4本は、全く問題なかったので、そのまま切身にし、
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脱水シートに、半日ほど挟んでから、
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お手製の有機西京味噌と共に、
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一枚ずつ真空パックして、漬け込みます。このまま、冷蔵庫で3日ほどおくと、味も染み込み、食べることが出来ますし、普段お客様にお出ししている時は、
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こんな感じです。
解凍するのに、1日かかり、漬け込んでから、3日かかります。つまり、食べられるまでに、最低でも4日かかります。食べるのは、あっと言う間ですが、仕込むのに、時間がかかるのが、西京漬に限らず、料理というものです。
その刹那さが料理の本質で、その料理を作る技術を体得するにも、時間がかかります。料理の道に入り、約20年経ちましたが、自分の未熟さを痛感する毎日で、いつになったら、満足のいく技術が身に付き、満足のいく料理が出来るのでしょう。あな険し、料理なり。
★★★ 夏期限定 鱧(はも)料理 ★★★
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お中元には早い【贈答用西京漬】の仕込み

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先週の木曜日(16日)からの四日間で、
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【贈答用西京漬】に仕込んだ銀鱈(アラスカ産)とサーモン(ノルウェー産)です。
16日(木)は、銀鱈を仕込み、
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2本で、35切仕込みました。
あくる日の17日(金)に仕込んだのは、2本のサーモンで、
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61切仕込みました。サーモンは、1本が、5キロ以上ですので、銀鱈と同じ2本でも、倍ぐらいの量となります。ちなみに、銀鱈は1本あたり、2,5キロ前後のものです。
昨日(18日)の土曜日に仕込んだのは、銀鱈で、
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大きめのものでしたので、2本で42切になりました。
そして、今日も、2本の銀鱈を、仕込みましたが、
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昨日よりも、小さい銀鱈でしたので、31切でした。
というわけで、この四日間で、【贈答用西京漬】に仕込んだのは、銀鱈が、108切で、サーモンが、61切でした。
明日は、定休日ですが、明後日が沼津の魚市場が休みですので、仕入れに行き、銀鱈とサーモンを仕入れ、タイトルにもあるように、【贈答用西京漬】の仕込みは、まだ2,3日続き。サーモンは生ゆえ、明日仕込み、銀鱈は冷凍なので、明後日の予定です。
お中元の時季には、少し早いのですが、お返しに、【佳肴 季凛】の【贈答用西京漬】を使いたいというお客様のご注文を頂いたので、ここ何日か仕込んでいるのですが、ご覧いただいた写真のように、
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一枚ずつ真空パックしたものを、マイナス40度で、急速冷凍してあるので、味、鮮度共に、落ちることはありませんが、市場で吟味し、自分が納得した銀鱈、サーモンだけを使い、仕込み置きしないので、沢山仕込むことが出来ないのが、当店の【贈答用西京漬】です。
それ以上に、自分自らが焼いて、お客様にお出しすることが出来ないものゆえ、細心の注意を払い、仕込んでいるので、お時間を頂くこともありますので、【贈答用西京漬】をご注文の際には、お手数ですが、お問合せだけでなく、ご理解頂ければ、幸いです。
★★★ 夏期限定 鱧(はも)料理 ★★★
只今、夏期限定コースとして、鱧料理をご堪能いただけるコースをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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『鱧づくし』 (ランチ) 、 『鱧彩々』 (夕席)と銘打ちました。
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例年よりやや遅めの入荷の障泥烏賊(あおりいか)

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今朝、沼津の魚市場に行くと、
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これから夏にかけて、旬を迎える沼津をはじめとする地元産の障泥烏賊(あおりいか)が、入荷していました。水揚げされたばかりなので、まだ透き通っていて、触ると、動きます。例年だと、早ければ3月、遅くても4月には入荷が増えてくるのですが、今年は、海水温が低めなのが、原因のようです。
実際、聞いたところでは、冬が旬の鰤(ぶり)や梶木(かじき)などが、よそではいつも以上に、水揚げがあり、春のそれである蛍烏賊も、しばらく入荷しそうな様子です。
これだけ入荷があると、それほど高値になりそうなかったので、仕入れることにし、
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希望の値段と大きさを、仲買人に伝え、程なくすると、セリが始まりました。
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セリ値が決まると、仲買人が札をつけていき、
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自分の仲買人の買い番の“47”の札も置かれ、希望の値段でセリ落とすことが出来ました。“2,7”とあるように、2はいで2,7キロのものです。
その後、一通りの仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻り、仕込みをしました。
障泥烏賊は、“烏賊の王様”とも呼ばれており、刺身や天ぷらなど、色んな料理に仕立てることが出来、自分は刺身用に仕入れたのですが、これだけ大きいと、会席料理をはじめとするコース料理がメインの当店では、鮮度が良いうちに、使い切ることは出来ないので、
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身、みみ、下足(げそ)の部位ごとに、日付を書き、真空して、マイナス40度で、急速冷凍しました。こうすることで、味も殆ど変わらないだけでなく、天候不順で入荷が無い時や、急なご予約にも、対応することが出来ます。
最初にお話ししたように、今年は入荷が、遅れているようなので、これからしばらく入荷しそうな感じです。こんな状況を知ることが出来るのも、市場へ通っているからこそのことです。
また、「料理の内容って、どれくらいの頻度で、変わるのですか?」と、訊かれることもあるのですが、魚に限らず、こんな素材を使いたいと思っても、自然相手ゆえ、「その時次第です。」としか、答えようがありません。
とは言っても、料理の質を落としたり、値段を変えることも出来ないので、沢山入荷があった時は、こんな風に仕入れて、仕込むようにしていますし、一人仕事ゆえの良い部分と悪い部分が、こんなところなのかもしれません。

定休日の仕込み

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【佳肴 季凛】の定休日は、毎週月曜日です。定休日だからと言って、仕込みが100%のゼロの完全無欠の定休日というのは、“親方無しの子分無し”の一人仕事をする自分にとっては、なかなか難しいものがあり、何らかの仕込みをするようになってしまいます。
今日も、そんな定休日でした。
先付でお出しする“うすい豆腐”(グリンピースで作った豆腐)を、
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仕込んだり、
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デザートの“苺のムース”を仕込みました。
また、ここ最近お出ししている御飯の“小女子御飯”の小女子に、
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味を含めました。これだけでは、御飯は炊けないので、
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米を研いだのは、言うまでもありません。
その後、昆布と干し椎茸を水につけ、
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明日取る出汁の用意をし、
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糠をかき混ぜました。明日用に、糠漬けも漬けなくてはならないのですが、朝のうちに、漬けるわけにはいかないので、漬けるのは夕方です。
そして、最後に、
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洗い物をして、仕込みが終わりました。
今日やった仕込みの中で、“うすい豆腐”や“苺のムース”のように、昨日のうちに出来るものもあるのですが、出来るだけ新しいものをお客様に、召し上がった頂きたいので、定休日とは言えども、仕込みをするようなってしまいます。
また、それだけでなく、こらからの時季、食材の管理については、注意が必要なことも、そうする理由なのです。
最初にお話ししたように、一人仕事ゆえ、休みを取ることは、難しいものですが、一人でやっている気楽さもあると思えば、それはそれで、良しということにしています。

The 初日 of 鱧料理 in 2013

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今朝の仕入れです。
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ご覧のように、活きた鱧が2本、野締めの鱧が3本の合計5本、仕入れて来ました。5本全て、今週の火曜日同様、台湾産の鱧でした。
ちなみに、この他の仕入れは、岩牡蠣(宮崎)、小肌(佐賀)、鯵(高知)などでした。
活きた2本の鱧は、
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そのまま、水槽に入れ、野締めの3本は、
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朝のうちに卸しておき、ランチの営業が終わった後に、骨切りをしました。その後、休憩して、先ずしたのが、
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水槽から鱧を取り出し、
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暴れないように、首の部分、(ただ、鱧という魚ですので、首があるかどうかは分かりませんが・・・)をつかみ、そこに包丁を入れ、
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噛み付かれないように、口の先端を切り落とします。この顔見ると、先ほどの鱧の精悍な顔付とは程遠い、間抜けな顔です。
その後、脊髄に、
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細い針金を刺し、神経を抜きます。こうすることで、死後硬直を遅らすことが出来、身の鮮度をより長く出来るのです。
その後、腹わたを取り除いてから、水洗いをして、卸し終え、
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そのまま、
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鱧の下拵えに欠かせない骨切りをし、夜の営業の準備完了です。ただ、仕入れに始まり、仕込み、調理の全てを自分が切り盛りする個人店ですので、
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単品ものの料理をお品書きに認(したた)めて、ようやく夜の準備が出来上がりました。
もちろん、4本の鱧を仕込んだので、鱧料理の単品ものも、
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同じく認(したた)めました。
ご覧のように、一通りの鱧料理をご用意出来るので、
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今夜から、鱧料理のお品書きも、置きました。つまり、今日が鱧料理の元旦です。そんな鱧料理のお品書きの詳細については、【佳肴 季凛】のホームページの【はも料理】を、ご覧下さい。
ということもあり、コースとしてのご用意も可能となりましたが、鱧という特殊な魚ですので、その日の鱧の入荷状況によっては、ご用意、ご要望に添えかねるケースもございますので、ご予約というより、お問い合わせをお願い致します。

生の本鮪(ほんまぐろ)の南蛮漬

最新情報は、facebookか、twitterを、ご覧下さい。
【佳肴 季凛】では、
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ご予約にて、お持ち帰り用のお弁当をご用意しているのですが、焼物などを盛り付けてある“口取り”に入っている南蛮漬は、
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このように、玉葱、レモン、鷹の爪をあしらい、カップに入れてあります。南蛮漬と言えば、それまでですが、この南蛮漬に使っているのが、生の本鮪のある部分です。
本鮪と言えば、GWの間、【佳肴 季凛】でお出しした鮪は、
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宮崎県油津産の本鮪でした。もちろん、生の天然ものです。
ご存じのように、鮪には、
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筋っぽい部分があり、食べにくいので、そのまま刺身でお出しするには、不都合ですので、当店では、こんな風にお出ししたりもしています。
この筋っぽい部分を使っているのが、お弁当用の南蛮漬です。その作り方ですが、
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この部分を、塊から柵取りします。
柵取りしたら、
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さらに包丁を入れます。
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その後、
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南蛮漬の大きさに包丁します。この時で、11個でしたが、大きめのものを仕入れた時でも、15個位しかとれません。軽く塩と胡椒をしてから、
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片栗粉をつけ、
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170度くらいの油で揚げます。中まで火が入ったら、油から取り出し、油抜きをするため、
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沸騰したお湯をかけます。
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そのまま、バットに入れ、
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塩をして、しんなりした玉葱を乗せ、
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“土佐酢”と呼ばれる合わせ酢を注ぎ、戻した鷹の爪、レモンのスライスを入れ、
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ラップをかぶせ、そのまま冷蔵庫にしまいます。仕込んだ次の日から、食べることも出来ますが、味が良くなるのは、2,3日してからで、一週間くらいは、日持ちします。
この南蛮漬の味ですが、脂の乗った部分ですので、パサつくこともありません。また、火が入ることで、筋のゼラチン質が、旨味に変わり、南蛮漬のイメージとは程遠い味わいがします。
生の本鮪という最高の素材で作ったものですので、美味しいの一言に尽きます。ただ、稀少部位しかも、お弁当の時にしか仕込まないだけでなく、先程お話ししたように、串焼などでも使ってしまうので、当店で召し上がれる機会は、ごくまれです。
また、お弁当の中に、必ずしも入るとは限りません。ともかく、偶然が重ならないと、召し上がれないのが、【佳肴 季凛】の生の本鮪の南蛮漬なのです。

徳島県産の次は、台湾産の鱧(はも)

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ゴールデンウィーク明けの今日、沼津の魚市場に入荷していた鱧(はも)は、
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台湾産のものでした。昨日、既に注文していたので、自分の買い番の札と一緒に、”1,15 ②”と書かれた札も置かれています。
2本で1,15キロという意味ですので、1本あたり、0,5キロぐらいということになります。この2本の鱧が、
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こちらです。
本当は、先日の徳島県産の鱧のように、国産の鱧が、理想的なのですが、今日は、台湾産しかなかったので、台湾産にしました。以前お話ししたこともあるように、その時の入荷状況によって、鱧の産地は、様々です。
また、自然相手のことですので、入荷しないこともありますし、気に入ったものがなければ、仕入れて来ないこともありますが、大型連休も終わり、これから鱧の入荷も増え、安定してきそうです。夏が、少しずつ近づいて来ています。

日本料理店【佳肴 季凛】のパンフレット(夏バージョン)

【佳肴 季凛】の日常と自分の様子は、facebookか、twitterを、ご覧下さい。
当店のレジのところには、
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パンフレットが置いてあります。このパンフレットは、三つ折りになっており、
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中を開くと、
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お品書きが、挿んであります。お品書きの下は、
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このような感じになっていて、真ん中の写真は、
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ふぐ料理の華でもあるふぐ刺の写真になっています。ふぐ料理というと、秋から冬のイメージのものですので、これからの時季は、
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夏が旬の鱧(はも)料理の代表とも言える“落とし”の写真に、替えてあり、言うなれば、パンフレットの夏バージョンです。
暦の上では、
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昨日から夏になりました。夏の訪れと共に、鱧の季節も、いよいよやって来ます。

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