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もっとおいしいお話し

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帰り間際に入荷した伊東市赤沢の鯵(あじ)



沼津魚市場に並ぶ魚は

地物の水揚げだけでなく

伊豆半島各地

さらには

県内、県外からの

入荷もあります 


そのため

仕入れを終えた後に

水揚げがあったり

入荷があることも

珍しくありません 


そういう時に

タイムマシンが

あれば・・・・・



4月17日(Vol. 4,355) 

いらっしゃいませ 

マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼

熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます



仕入れを終え

『佳肴 季凛』に戻ると

ミニふぐちゃんが

やって来ました



「おはよう、親方🐡

今日は色々と

仕入れて来たね」

と、ミニふぐちゃん 

「おはよう🐡

主なのが


地物の黒鯛(くろだい)に



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6374.jpg

鯵(あじ)と


サバフグだね


鯵もサバフグも

由比(ゆい)のだよ」 



由比とは

桜海老(さくらえび)で

有名な静岡市清水区の

漁港です


「実はさぁ、今朝は

ちょっと残念だったんだよ」 



「何が・・・?」 


「帰る間際になって



赤沢(あかざわ)の

定置(ていち)の

鯵が入荷して来たんだよ」


赤沢とは

静岡県伊東市

の地名です 



「遅い方が

鮮度がいいとか・・・」

「そうなんだけど

由比のは

昨日の水揚げなんだよ


だから、さばふぐが

入荷することが分かっていたから

夕べの時点で

道具を用意しておいたじゃん」



「そういうこと

だったんだぁ~」 



「で、赤沢のは

夜中の水揚げで



鮮度バリバリの

朝獲れだから


死後硬直もしていないでしょ 」


「クニャ~

ってしているね」 


「しかも

自分好みのサイズ

だったのも

残念な理由なんだよ」 


「ってことは

一日遅れってことなの?」 



「そういうことだね

こういう鯵を

一度でも使っちゃうと

つい比べちゃうんだよ」



「こういうアジを

仕入れられるのも

産地だからでしょ?」


「そうだよ

豊洲みたいに

世界一の魚の

取り扱い量があっても

朝獲れは無いからね」 


「確かに

そうなるよね」 


「さらに残念だったのが

超お値打ち

だったんだって」


「超って!?」

「キロ☆●✕※◇円!」



「え゛~っ

そんなことあるの?」 



「あるっていうか

あったじゃん

今朝は、小田原でも

水揚げがあったから

輪をかけたなんだよ」


「何か漁師が

可哀想・・・😢」 


「ただ、魚って

その逆もあるから

しょうがないんだよ

自然相手だけじゃなく

相場もあるからね」 

「そうなんだぁ~

それじゃ

残念なわけだよね」 


「でも、由比のも

普通には

鮮度も良いから

良しとするよ」


「そうだね

たださぁ、赤沢の

アジが来るのは

分からなかったの?」




「確認しなかったんだよ

仮に分かっていても

実際のアジが

どんなのかは

見なけゃ

分かんないじゃん


もし、由比を仕入れないで

赤沢のを待っていて

良いのが無かったら

困るわけだし・・・

こればかりは

仕方ないよ」 


「そうだよね

無いのが

一番困るもんね」


その後、鯵の仕込みに

取り掛かりました


①鱗(うろこ)を取る



②ぜいごを取る


ぜいごとは

尾の付根にある

硬い鱗状の部位です 


③反対側の鱗と

 ぜいごを取る



④水洗い


水洗いをしてくれるのは

いつものように

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんです 


⑤三枚に卸す


真空パックして

冷凍庫へ



赤沢の朝獲れ鯵を

仕入れられなかった

鬱憤を晴らすためには


昼ごはんは

野菜マシマシの

鯵のたたき

一択しかありません 




「んまそう・・・🤤

でもさぁ、こういう

うっぷん晴らしって

どうよ・・・」 



「どうもこうも

いいんじゃない

美味けりゃ」


「・・・・・」



美味けりゃの言葉通り

食べ過ぎちゃう

という理由で


真由美さんは

いつものように

別盛です 



鬱憤晴らしが済んだら

さばふぐも

真空パックし

冷凍庫へ


その日によって

水揚げ、入荷が変わるのは

自然次第です



魚の相場という

人為的なものも

自然次第なのは

どこまでいっても

自然には

敵わないということ

なのかもしれません 




「良い子のみんなは

これだけはやめてね

そんじゃ、また明日🐡」 


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6697.jpg

by ミニふぐちゃん


★☆★ 【コエタス】 ★☆★


当店のお取り寄せや

通販の商品などを召し上がった方々が 

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください

牛刀に限らず、包丁の寿命は、どれくらいなのか?


料理人にとって

無くてはならない道具が

包丁です

砥ぎ方次第で

寿命は変わるものとはいえ

思ったより早いと

損した気分になってしまいます・・・





4月16日(Vol. 4,354) 

いらっしゃいませ 

マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

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天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

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「これって

新しい包丁?」

と、とらふぐちゃんが

訊いてきました


「そうだよ」

と、自分 


「わぁ~

どんな包丁なの?

見せて見せて~♬」 



「これね」


「この包丁は

何て言うの?」 


「牛刀(ぎゅうとう)

って言うんだよ」

「へぇ~

新しいのを

買ったってことは

前のが

使えなくなったってこと?」 


「そうだよ

前っていうか

これが

今使っている牛刀」 


「まだ使えるんじゃね?」 



「そうなんだけど

砥いでもらおうと思って


昨日、包丁屋に行って

親父さんに見せたら

『親方、もう刃は

つけられないよ』

って言われちゃったんだよ」 


「どういうこと?」 




「刃が無いって

ことなんだけど

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7186-1.jpg


半分しかないじゃん!」




「本当だ

比べると

大違いだね」


「砥いでいくうちに

段々と刃が小さくなって

刃に厚みが出て

砥いでも

切れ味が戻らなく

なっちゃうんだよ」 



「半分くらいもあるのに

何だか損した気分になるね」 


「確かにね

切れないじゃ

仕事にならないから

新しくしたんだよ」 


「へぇ~

今の包丁も

前のと同じじゃん」 



「そうだよ」 


「ってことは

前のを買ったのは

いつなの?」 



「4年前で

そん時のブログがこれ👆



「4年って

早くね?」 


「まぁ、ほぼ毎日使って

砥いでいるから

しょうがないよね」 


「4年前のブログを

読んだけど

今回も

親父さんが選んでくれたの?」 


「選んだっていうか


包丁を持って来て


新聞を切ってみて

『親方の砥ぎ方と

好きそうな刃の具合だと

これだね🔪』

って言われて

新しいのを出されたんだよ」 



「親方が選んだじゃなくて

親父さんが

選んだようなものじゃん」 


「そうだね

お互いの性格を

知っているから

いいんだよ」 


「ジャンルは違っても

職人同士

繋がっているんだね」 


「そうだね

かかりつけ医

みたいなもんだよ」



「それはそれで

いいんだけど

それなのに

どうして

この間のふぐ引は

親父さんのところで

買わなかったの?」 




「去年の夏頃

『親父さんのところは

ふぐ引はやっているの?』

って訊いたら


『うちはやってないから

正本(まさもと)でも

有次(ありつぐ)でも

好きな店で選んでよ』


って言われたんだよ」



正本、有次の

どちらも

包丁の老舗で

「東の正本

西の有次」

とも言われています




「え゛っ

そんなこと言う人

いるの?」 


「いるから

別の所で

買ったんじゃん」


「そうだけど

親父さんも

なかなかの

へんぽらい(注)じゃね」



(注)へんぽらい

 静岡県富士市や

 富士宮市で使われ

 変わり者という意味





「そうだよ」



「だから、親方と

馬が合うんだね」 


「そうそう!

・・・・・

何だとぉ~(笑)」


「あはは・・・」



包丁屋のご主人によれば

牛刀を毎日使って

砥いだ場合

2、3年で

刃が無くなるとのことでした 


牛刀は洋包丁ですが

魚、野菜の両方に

使う万能選手で

和食の料理人の自分でも

使う頻度が

もっとも多い包丁です 


なので

4年で寿命が来たのは

驚くような

話ではありません 


自分の性分として

常に切れる状態でないと

気が済まないので

必要以上に

砥いでいるのは

確かですし


和食の場合

刺身のように

切れ味が

味の決め手となるものが

多くあるので

そうなってしまいます 



ただ、砥ぎ方を

変えることで

料理人としての

立ち位置を変えるのも

良いかもしれません



商売道具の包丁を

色々と教えてくれる

ご主人のような

昔気質(かたぎ)の

職人とお付き合いさせて

もらえるのは

同じ職人として

有難い限りです



これからも

お付き合いのほど

くれぐれも

宜しくお願いします 





「この準備は

明日はフグが来るのかな

そんじゃ、また🐡」 

by ミニふぐちゃん 





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常連さんへの筍ごはん 


商売抜きで作る料理は

色んな意味で

楽しいもので


それが

常連さんへのものとなると

尚更(なおさら)です




4月15日(Vol. 4,353) 

いらっしゃいませ 

マクロビオティック

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「おはよう、親方🐡

こんなに沢山

筍ご飯を炊いたんだぁ」

と、熱血君 


「おはよう🐡

1升5合炊いたよ」

と、返しました 



「昨日言ってたみたいに

お遣い物なんでしょ?」


「そうだよ

子供達の弁当にも

入れたけどね」



熱血君が

昨日と言っていますが

昨日のことは

こちらを👇



「お弁当って

どんな感じ?」



「これだよ」



「んまそう🤤

おかずは

真由美さんが作ったんでしょ?」 


「そうだよ」


真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことで

基本的に

お弁当を作るのは

彼女です 


「親が二人共

料理が出来るって

こういうメリットが

あるんだね」 



「言われてみれば

そうだよね

そんなこと

考えたこと無かったけど

まぁ、二人共

料理を作るのが

好きだからね」



「いいじゃん、いいじゃん!

でも、さぁ

この時間に

出来ているってことは

何時から

始めたの?」 



「5時前だよ


だから


誰かさんは

ZZZ・・・😪」


「あちゃぁ~

こんなとこ

撮っちゃったのぉ」 


「あはは・・・」 



ところで

筍ご飯に限らず

炊込御飯は

予め、具材を

煮含めておき

具材と煮汁を分け

その煮汁で炊き

炊き上がる前に

具材を入れるのが

基本的な炊き方です



「昨日

そう言ってたよね」 



釜に


米(白米、押麦、もち米)

と煮汁を入れて


炊き始めます



今日の筍ご飯の具は

筍、鶏肉 



油揚げです 



湯気が出始めてきたら


具材を

入れます 


こうするのは

具材にも

完全に火が通すためです





炊き上がったら

バットに移し


混ぜ合わせます 



このバットに

取り分けたのは

近所の常連さんの

お弁当用で

急いで

常連さんのお宅へ

届けました 




「こういう流れだったんだぁ

それにしても

普段の日の朝よりも

せわしないなんじゃね?」 




「市場無しの日よりは

バタバタだね

でもさぁ

商売抜きの料理って

気楽に作れるから

楽しいんだよね」 


「そこまで

料理を作るのって

楽しいなんて

よっぽど

料理を作るのが

好きなんだねぇ」



「そりゃ、そうだよ

料理を作るのが好きで

料理人になったんだもん

当然、食べることも

好きだよ」 


「真由美さんも?」 


「そうだね」




「娘ちゃん達も

いいよね~」



先程の常連さんの

お宅に届けた帰りに

別の常連さんに

会ったので


茶碗を借りてきて

ご飯をよそり

再び、なんちゃって

ウーバーイーツ 




「筍と筍ごはんを

パックしてあるけど

これは?」





「これは

東京の常連さん用

都会の人だし

筍をもらうことはないから

毎年、こうやって

送るんだよ」


「へぇ~」




ちなみに、こちらは

別の常連さんへの

バースデーカード

by 真由美さん




【佳肴 季凛】の場合

自分が料理を作り

料理を出してくれるのは

ほぼほぼ真由美さんです



その過程で

お客様と親しくなり

常連さんとなってくれる方も

いらっしゃいます


筍ご飯のように

おかずアイテムを差し上げる

繋がりを築けるのは

個人の飲食店しか

ありません


料理以上に

その魅力を

磨き続ける姿勢を

失うことなく

二人して

日々の仕事に

臨み続けます 



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6703.jpg


「もしかして

新しい包丁?

そんじゃ、また明日🔪」 

by ふぐとらちゃん 




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頂き物の筍で、筍ご飯


頂き物の筍は

筍ごはんにして

お遣い物に

させてもらっています 


そんな使い方が出来るのも

地方というか

田舎あるある




4月14日(Vol. 4,352) 

いらっしゃいませ 

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“身体に優しい

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西京漬(西京焼)を

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「たけのこじゃん!

親方が掘って来たの?」

と、熱血君



「まさか~

常連さんから

もらったんだよ

毎年、この時季は

誰かしら

くれるんだよ」

と、返しました 



「ふぅ~ん

地方あるあるだね

で、こんなにどうするの?」 


「筍ごはんにして

常連さんにあげるんだよ」 



「わぁ~

いいなぁ~」




その後、筍ごはんの素を

仕込むと



「このまま

お米と一緒にして

炊けばいいの?」 


「いやいや

具と汁を別にして

汁と米を一緒に

炊いてから

炊き上がる直前に

具を入れるんだよ」


「そんなに

手間が掛かるなんて

思わなかったよ」



「もしかして

白米を炊く要領で

水、具、調味料を

一緒にして

炊くものだと

思っていたとか・・・」 



「う、うぅ~ん」 


「やっぱりね

そう思っている人

意外と多いんだよ」 


「でしょでしょ

で、たけのこ以外の

具は何なの?」 




「見えないけど

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6117.jpg

筍と鶏肉


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6118.jpg


油揚げだよ」 



「油揚げを別にしてあるけど

どうしてなの?」 


「油揚げは

スポンジみたいに

水分を吸っちゃうから

出汁と分ける時に

目一杯、絞らなきゃ

ならないからだよ」


「水分がある状態で

混ぜたら

ご飯がべちゃべゃに

なっちゃうから

リゾットになっちゃうもんね」 


「そうだよ

だから、別々なんだよ

リゾットなんて

シャレたもの知っているじゃん」



「えへへ・・・」



「じゃ、正確には

リゾットじゃないけど

まっ、いいか~」 


「どういうこと?」



「リゾットに似ている

おかゆ、雑炊、おじや

の違いは、こんな感じだよ 



◆おかゆ 

 水の量を増やして

 米を柔らかく炊いたもの



◆雑炊 

 炊いたご飯を

 水洗いしてから

 煮込んだもの 


◆おじや  

 ご飯を洗わず

 煮込んだもの


◆リゾット

 生の米を炒めてから

 スープで炊いたもので

 イタリア料理


雑炊もおじやも

味付きだよ」 



「へぇ~

おじやと雑炊の違いって

こういうことなんだぁ

常連さんにあげるって

言ってたけど

明日は休みじゃね?」 



「そうだよ

子供達のお弁当にも

入れてあげるし

誕生日の常連さんに

届けてあげるんだよ」 


「届けるの?

そうだよ

近所の人もいるけど

離れた常連さんには

休みだし

遊びがてら

届けるんだよ」 



「誕生日の常連さんは

このことを

知っているの?」 



「知らないよ

だから、サプライズ」 




「びっくりして

美味しいなんて

いいじゃん

僕の誕生日も

この時季だったら

良かったなぁ~」

 


「あはは・・・

多めに炊くから

明日食べてもいいよ」


「わぁ~い

これで、75日

寿命が延びたよ

うれしい~!」  



筍に限らず

農作物を貰えるのは

田舎ならではの

ことであるだけなく 


それらを使って

お客さんに

差し上げることが出来るのは

オーナーシェフだからこそ

為せることです 



明日は、市場へ行く時よりは

遅起きですが

早起きなので、この辺で・・・




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ソフトボールサイズのジャンボたこ焼


普通のたこ焼のサイズは

ピンポン玉サイズですが

先日見つけたものは

ソフトボールサイズでした 


一体、どんなたこ焼!?





4月13日(Vol. 4,351) 

いらっしゃいませ 


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「親方、これは・・・?」

と、ミニふぐちゃん 


「何だと思う?」 

と、訊き返しました



「ドーナツ?

それとも

ん~・・・・」 



「たこ焼だよ」 



「ビッグたこ焼き!

そのまんまじゃん🐙」  



「1個

何グラムだと思う?」 



「たこ焼きの重さなんて

考えたことないよ」



「そうだよね

たこ焼って言えば

ピンポン玉くらいの

大きさだもんね

じゃ、これ」





「え゛~っ、200g」 



「200gって言うと

コンビニのおにぎり

2個分だよ」


「へぇ~

でも、このたこ焼きは

調理済みたいだけど

このままレンチンで

OKなの?」 



「いや、完全に解凍してから

揚げるみたいだよ」

「そうなんだぁ~」 



ということで

油の中へ

 


金串を刺し

中が熱々になったら

油から出します



「揚げパンみたいだね」


断面はこんな感じです



「タコみたいなのが

入っているけど・・・」


「そうだよ

たこはたこでも

飯蛸(いいだこ)って言って

小さいたこが

丸々1ぱい」 



「どんな風に

タコが入っているかと

思ったけど

こういう風に

入っていたんだ」


「そうだね」


食べてみた娘の感想👇



それこそ

大きいたこ焼という結論


油っぽくなかったとは言え

今度は

揚げる時間を短くして



170度のオーブンで

温めることにしました


取り出し

包丁すると


先程より

生地がカリッとした感じです





「今度は親方の

食レポだよ」 



「はいよ」 



ということで

感想は

丸いお好み焼

以上です 


味は至って普通でしたし

そもそもの目的は

ブログねたでした


興味あるものは

調理しないと

気が済まない性分ですので

面白いブログねたを

見つけた時には

また、お話しさせてもらいます 





「今夜のふぐ刺は

レギュラーサイズだったんだぁ

そんじゃ、また明日🐡」


by 熱血君 





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西京焼用と刺身用の鰆(さわら)は、静岡県焼津産


西京焼だけでなく

刺身にも使える魚の一つが

鰆(さわら)です


そういう意味では

二刀流なので

大谷を越える存在!?



4月12日(Vol. 4,350)

いらっしゃいませ 


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沼津魚市場から

戻って来ると


「おはよう、親方🐡

サワラを仕入れて来たのは

久々じゃね?」 

と、熱血君 



「おはよう🐡

一年振りくらいかも・・・」

と、答えました 


「一年!?

そんなに仕入れて

いなかったの?」



「4月の終わりには

良い鰆は入荷しなくなるし

寒くならないと

良いのが

出て来ないからね」


「ってことは

サワラが出回るのは

半年ってことなんだぁ」 


「そうだよ」 


「サワラが好きな

親方としては

つまらなかったんじゃね?」 



「確かにね~

ただ、入荷があれば

必ずチェックはしていたけど

良いのがあっても

値段が高過ぎたりしたから

仕入れなかったんだよ」 


「魚って自然相手だから

たいへんなんだねぇ」




「そうだよ

ここ最近は

入荷も増えて来たから

値段も落ち着いて来たし 

鰤の入荷も

少なくなってきたから

仕入れたんだよ」


「ふぅ~ん

そう言えばさぁ

2、3年前に比べて

ブリを仕入れることが

多くなったような

気がするんだけど・・・」



「去年、※【西京漬】

ラインナップに入れたし

バージョンアップした

ランチメニューの

西京焼でも

使うようになったからね」 



※【西京漬】



「もう一年にも

なるんだね~」

「そうだよ」


「で、今日のサワラは

どこ産なの」 


「今日のは

焼津(やいづ)ので


数も結構あったよ


しかも、今日のは

活〆にされていたし


えらを見たら

鮮度も良かったから


即決したんだよ」 


焼津とは

静岡市の隣に位置し

沼津同様

魚の町として

知られています 




「相変わらず

魚のチェックは

厳しいね~」



「当たり前じゃん

良い魚を仕入れるのが

使命だし

使命って

どういうことか

分かる?」 


「どうって

重大な務めとか

責任ある仕事じゃね?」 


チッチッチイラスト/無料イラスト/フリー素材なら「イラストAC」


「チッチッチ

命を使ってまで

やることだよ」 


「え゛~っ

そこまで重いの!?」 


「まぁ、少なくとも

自分にとっては

それくらいのもんだね」 



「ヤバっ  *̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)

恐れ入りました・・・」 




鰆をまな板に乗せたら

包丁で

ぬめりと鱗(うろこ)を

軽く取ります


鱗を取る作業が

少ないのも

好都合です 


下半身が

丸みを帯びているので

期待しつつ


頭を落とすと

乳白色の身が

現れました 



乳白色=脂有り

なので、ひと安心 



水洗いをし


先ずは片身を

卸すと

身割れ無し


魚の中でも、鰆は

最も身割れしやすい魚なので

卸す時は

細心の注意を払います 


片身が平気でも

卸すまでは

分かりませんが


残りの片身も

身割れ無し




腹骨を欠いたら

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5869.jpg



身を返し

切身にしていき

尾に近くなったら

ここでストップ



背と腹に分け

柵取り


このようにしたのは

刺身用に使うためです 



残りの半身も

腹骨を欠いたら



尾の先端を

お弁当の西京焼用に

包丁しました 



身を返したら



刺身用の柵に

しやすい部分を

包丁し


これらが

刺身用の柵です 



残りの部分も

先程の半身同様

切身にしました




「すげぇ~

形の良い部分だから

揃っているね」


焼いてから

出汁を取るための中骨も

ひと手間をかけなくては

なりません





というのも

活〆にされてはいても

中骨に

血が残っているからです



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5885.jpg


金串を刺すと

熱血君がやって来ました



「何をするの?」


「まぁまぁ

御覧(ごろう)じろ」



「わっ

出血大サービスじゃん」



こちらが

中骨のアフター



「美しい・・・」


「血が残っていると

雑味を感じるからだよ」 



「中骨みたいな

あらにも

手間をかけるなんて

凄過ぎ~!」 


「獲りに行ってくれた

漁師のことを思えば

ここまでしないとね

荒海の中で

漁をするっていうのは

命懸けだからね」


「それこそ

さっき言ってた

使命じゃん」 



「そうだよ

その使命に応えるのが

料理人の役目なんだよ

それだけじゃなく

漁師の代弁者に

ならなくちゃならいのも

料理人の役目なんだよ」 



「よく言っているもんね」 

コース料理の

西京焼にするため


切身は

有機JAS認証済の

西京味噌をベースにした

お手製の西京味噌

と共に、真空パックし



中骨だけでなく

頭なども

出汁用に焼いておきました 


また、真子(卵巣)は

薄味で煮含めるため

水で晒したのち

ざるに上げておきました 

「卵も捨てずに

取っておくんだね」


「もちろんだよ

胃袋とかは

賄いのカレー行きだし

使えるものは

取っておくんだよ


命ある食材だし

粗末には出来ないからね」 


「サワラも

親方に料理されて

良かったと思うよ」 




画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6116.jpg



最後に

真子を煮含めておき

鰆の仕込みが

終わったのでした 



いつまで

鰆が入荷するまでは

分かりませんが

SNSで繋がっている

全国の魚屋さん達の

様子からして

今月一杯までは

良さげな鰆を

期待出来そうです




「筍をもらったんだぁ

田舎あるあるだね

そんじゃ、また🐡」

by ミニふぐちゃん 




★☆★ 【コエタス】 ★☆★


当店のお取り寄せや

通販の商品などを召し上がった方々が 

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください

佳肴季凛園芸部の顧問

当店には

園芸部があり

部員だけでなく

実は、顧問もいるのです 


そんな顧問とは・・・



4月11日(Vol. 4,349)

いらっしゃいませ 


マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼

熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます



以前お話ししたように


女将兼愛妻(!?)の

真由美さんは

『佳肴季凛園芸部』の

部長兼部員です


なので、一人で

活動しています 




今朝は玄関の掃除を終えたら

坪庭の手入れを

始めました


様子を見にやって来た

ミニふぐちゃん曰く


「おはよう、真由美さん

草花の手入れが

好きなの?」 




「ミニふぐちゃん、おはよう♬

好きだよ

楽しいし、綺麗になるし

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5798.jpg

これから

芝桜を植えるんだよ」 



「結構あるんじゃん

一人でやるの?」 


「今日は違うよ」


「親方が手伝ってくれるの?」 


「仕込みが無い時に

手伝ってくれるけど

仕込みに追われているから

今日は無理だよ」



「じゃあ、誰?」

「園芸部の顧問が 

来てくれるんだよ」


「顧問って!?」


そうこうしていると

顧問がやって来て


真由美さんと

打ち合わせを始めました



「顧問って

$△★※さんのこと?」



「そうだよ♬」

「一番の適任者じゃん!」


「真由美ちゃん

この子達は

誰なの?

ご主人みたいに

わちゃわちゃしているけど・・・」




「うちの子達で

ミニふぐちゃん🐡」 


「 いつも有難うございます!

$△★※さん のお陰で

お花畑みたいになって

お客さんも

喜んでくれていますよ」 


「あらぁ、嬉しい♬

お花いじりが出来る

場所が増えて

私も楽しませてもらっているのよ」



「そうだったんですね~

真由美さんも

お花のことを

覚えられて

嬉しいみたいです

これからも

お願いします♬」 




$△★※さんは

同じ町内の

ご近所さんなので

色々と厄介になっています





$△★※さんのお陰で

あっという間に

終わることが出来

さらなるお陰で

自分は仕込みに没頭出来ました www 


すると、外から

ミニふぐちゃんの大きな声



//

親方~

あじさいが去年より

大きくなっているけど

\\

「去年、挿し木を

したからだよ」

「真由美さんが

やったの?」 



「っていうか

$△★※さんに

教えてもらいながら

やっていたよ」


「へぇ~」


「そしたら

こんな感じに

なったんだよ」



「わぁ~


これなら


あじさい狩りが

楽しめるじゃん!」



「そうだね

自分も楽しみだよ」


「この際

じゃんじゃん増やして

バスツアーの企画に

盛り込んでもらうとか


【紫陽花を見ながら

佳肴季凛 de 贅沢ランチ】

みたいな企画で」

 


「いい企画じゃん!

ミニふぐちゃん達も

挿し木をしたり

他の花の

手入れもするんだよ」



「え゛っ

そん時は

$△★※さんにも

お願いしようよ

顧問だし・・・」 

「やっぱ

そう来たか・・・。」  



紫陽花だけでなく

季節のお花で

花壇などを

一杯にするため

【佳肴季凛・お花畑計画】に

賛同して下さる方の

人的支援

熱烈歓迎で

お待ちしています www




「一番人気のアイスの

シャインマスカットじゃん!

そんじゃ、また明日」 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4927-1.jpg

by ふぐとらちゃん



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頂き物の紙バンドのふぐ

数々のハンドメイドの

ふぐッズを頂いていますが

先日、素敵なふぐッズを

頂いちゃいました


紙の町

静岡県富士市らしい

紙バンドで作られた

ふぐッズとは・・・



4月10日(Vol. 4,347)

いらっしゃいませ 


マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼

熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます




「おはよう、親方🐡

さばふぐを

仕入れて来たんだね」 

と、熱血君 


「おはよう🐡

いつものように

由比のだよ」 



由比(ゆい)とは

静岡市清水区の

漁港で


桜海老(さくらえび)で

広く知られています 



「そう言えばさぁ

この間

新しいふぐッズが

仲間入りしたんだよね」 


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5937.jpg




「そうそう

色んなハンドメイドの

ふぐッズを貰ったけど

今回のは

紙バンド製なんだよね」 




こちらが

男の子で



こちらが

女の子です




いわゆる番(つがい)で

自分と

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんを

モデルにしているとのこと



ちなみに、ふぐッズの多くは

“癒しのふぐギャラリー”として

“ふぐに魅せられし

料理人”の自分だけでなく

お客様を

癒してくれており


こちらが

“癒しのふぐギャラリー”です



紙バンドとは

紙の町の富士市では

古くから

梱包用など

産業用の紙バンドが

作られていました 


また、10年くらい前から

色鮮やかな

手芸用の紙バンドが

脚光を浴びており

富士市内では

専門店もあります 


また、専門店だけでなく

公民館などでも

教室が開かれています 


紙バンドのふぐを

作って下さったのは

常連さんの身内の方です




「 この子達って

どっかで見たことが

あるような気が

するんだけど・・・」 



「おっ、鋭い!

うちのスタンプの

ふぐをモチーフにした

んだって」



「どうりで

目と口だけじゃなく

ひれの雰囲気も

似ているんだね


ってことは

紙バンドバージョンの

3Dプリンターじゃね?」 



「あはは・・・

そんな感じかもね」




ちなみに

このふぐを描いたのは

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんです 


さらに凝っているのが


上半身と下半身が

別々になり

小物入れになっている点です 


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5720.jpg



中には

ストラップ

ピンバッジなどが

入っています




紙バンドのふぐ達は

“癒しのふぐギャラリー”

ではなく

玄関でお客様を

お迎えしてもらっています 


ご来店の際には

是非、お声掛けを・・・



なお、“癒しのふぐギャラリー”

への出展は

年中無休で

受け付けておりますので

「我こそは!」と

思う方は

是非、ご参加下さい






「あじの開きと

かつおの血合いを

お昼用に焼いたんだぁ~

んまそう🤤 

そんじゃ、また♬」 

by ミニふぐちゃん 




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ランチだけでなく、夕飯のおかずにも、地物の鰹(かつお)の刺身

昨日仕入れた鰹は

予想通り

良いものでした


となれば

鰹好きの自分としては

せざるを得ません




4月9日(Vol. 4,346)

いらっしゃいませ 


マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

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熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます 



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5632.jpg


昨日、氷詰めしておいた

鰹(かつお)です




「おはよう、親方🐡

血も抜いて

氷詰めにしたから

色も変わっていないね」 

「おはよう🐡

そうだよ

こんな感じだと

木曜日くらいまでは

色が持つと思うよ」



「丸4日ってことだね」



「鮮度が良いうちに

仕入れたからだよ

まぁ、産地ならではの

特権だね


世界一と言ってもいい

豊洲の魚市場には

世界中から

魚が集まるけど


活魚は別にして

どんな魚でも

獲れた明くる日の魚だし


こういう鰹みたいな

鮮度バリバリ部門があるなら

豊洲には負けないね」 



「そう聞くと

沼津\(^o^)/」 




「2024年問題って

言われているけど

陸送便の魚は

水揚げした翌々日に

届くなんて可能性もあるから

今まで以上に地方でも

美味しい魚を食べられる

可能性があるかもよ」 


「そっか~

良い物は東京みたいな

大都会に集まるなんてことが

なくなるかもしれないのかなぁ」



「何とも言えないけど・・・

そんなことより

地魚みたいに

産地ならではの良い魚を

仕入れるためにも

熱を上げ続けるよ」 



「そうだね」


三枚に卸したら


皮に包丁目を入れたら

氷の上に乗せ


FIRE🔥 


炙ったら


ひっくり返し

粗熱を取ります


「身のところが

黒くなっているけど・・・」



「身がぶつかって

こうなった打身(うちみ)だよ

こればかりは

卸すまでは

分かんないからね

しょうがないよ」 



「ありゃりゃ・・・」



そうこうしていると

ランチタイムとなり


鰹の刺身は

ランチメニューにも

登場


鰹好きの自分としては

見ているだけでも

うっとり


うっとりでは

収まらないのは

想定内


となれば・・・

夕飯のおかずに登場!



「これって

何人分?」


「一般レベル

それとも、自分レベル?」 


「えっ

どういう意味?」 



「どうもこうも

一般レベルなら

3とか4人前だけど

自分レベルなら

1人前だよ」



「マジで!?」


「マジだよ

今日のサイズなら

一度に全部食べられる量だよ」


「・・・・・

好きなのは分かるけど

まさか・・・」



今日のような

脂の薄い鰹は

鰹特有の血の香りが

何とも言えません



目に青葉

山ほととぎす

初鰹


そんな句を感じる

季節となり

今日のような鰹に

出会える機会が

増えると思うと 

楽しみでなりません


が、しかし

鰹好きの自分としては

一年365日

熱烈歓迎!




「娘ちゃん達の

新年度生活の

お祝なんだって🍰

そんじゃ、また♬」

by 熱血君

 

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休日出勤日の鰹(かつお)

好きな魚が

魚市場に並ぶと

心躍るものです


ましてや

天然のとらふぐに

優るとも劣らない鰹

となると・・・


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5514.jpg




4月8日(Vol. 4,345)

いらっしゃいませ 


マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼

熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます 




「おはよう、親方🐡

定休日なのに

魚市場へ行って来たの?」

と、ふぐとらちゃん


「そうだよ🐡

明日は

魚市場が休みだからね」 



「ふぅ~ん

で、何を仕入れて来たの?」



「蛍烏賊(ほたるいか)と

鰹(かつお)だよ」



「目に青葉

山ほととぎす

初鰹」



「おっ、気の利いた俳句を

知っているじゃん!」


「えへへ・・・

たしか、親方は

カツオが好きなんだよね?」 


「そうだよ

好きな食べ物御三家が

鰹っていうか

鰹の刺身だよ」 


「御三家って・・・

あと2つは?」 


「ふぐちりと海老フライだよ」 


「えびの天ぷらじゃ

ダメなの?」



「駄目っていうか

フライの方が

好きなんだよ」


「へぇ~

ふぐ刺とか唐揚じゃねくて

ふぐちりなんだぁ」


「ふぐは

ちりに限るよ

ふぐっていうか

天然のとらふぐの美味しさを

味わうなら

断然、ちり!」



「ふぐに魅せられし料理人の

親方だけに

説得力あるね」



「まぁ~ね」


「御三家じゃなくて

一つに絞るなら

どれ?」 


「鰹だね

最後っていうか

最期の晩餐にしたいくらい

好きだよ」


「そんなに~」


「だから

こんなブログも👆」 


「ヤバっ

ここまで好きなら

“鰹に魅せられし料理人”でも

いいんじゃね?」 



「あはは・・・」


「その割には

あんまり仕入れて

来ないような

気がするけど・・・」


「本当に良いのじゃないと

仕入れないんだよ」



「そっかぁ

ってことは

今日は良いってこと?」 


「多分ね」


「多分なんて

ちょっと弱気じゃね?」 



「鰹は卸すまで

色の出方とが

分かんないからだよ」


「そうなんだぁ~

でも、鮮度はいいんでしょ?」


「もちろんだよ

このところ

下田とか

近場の船の鰹が

増えて来ていて

今日のも、そうだよ」


「どんな感じだったの?」 


「市場の様子を

話せってことでしょ?」 

「ピンポ~ン♬」



430개 이상의 시간 멈추기 이미지 스톡 사진, 그림 및 Royalty-Free 이미지 - iStock


ということで

時計の針を戻します


この時季の5時前は

夜も明けており


この時は




下田のマグロ船が

黄肌鮪(きはだまぐろ)の

水揚げをしていました




また、この少し前には

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5471.jpg



和歌山のマグロ船も然り




なので

売場は

黄肌鮪がてんこ盛り



ただ、

鰹を持って来ていた漁師は

車で来ていました 


鮮度バリバリなので


青光りしています 


鰹好きの自分には

溜まらない光景です 


鰹に負けないくらいに

眼を光らせ

GET!



っていう流れでした



2,6キロと

やや小さめですが

大きいように見えるのは

気のせいなのか

それとも・・・




まな板の上の

鯉ならぬ鰹



この写真では

分かりませんが

鮮度が良い鰹は

この辺りに触れると

ザラザラとしています






「うろこを

剥がしているの?」


「鱗なんだけど

正確には

有鱗域(ゆうりんいき)って

言うんだよ」


「初耳学!

っていうか

カツオには

うろこが無いと

思っていたよ」 


「鰹だけじゃなく

マグロ類も

同じような感じだよ」


「へぇ~♬」 


頭を落とし

腹わたを抜き

水洗いをしたら

中骨に針金を刺し

血を抜きます 



尾の方から

抜いておきました 


血は内臓同様

生臭くなるだけでなく

鮮度が落ちる原因なので

血抜きは大切な

下処理です


血と水気をふき取ったら


キッチンペーパーを詰め



タオルで包み


袋を二重にして


氷詰めしておきました




「明日まで

おとなしくしていてね~👋」






画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5567.jpg


焼いてから

出汁を取るため

頭はえらを外して

水洗いしておきました




「かつお節じゃないけど

かつお出汁になるんだぁ~」

「確かに・・・www」 




今日の休日出勤は

これだけでしたので



使った包丁は

ステンレスの出刃包丁のみで

砥ぐ必要もなく

これにて

休日出勤が終わったのでした




「お疲れ様~

そんじゃ、また🐡」

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