佳肴季凛謹製『ぽん酢』用の酢橘(すだち)狩り
2026年8月31日
Vol.4951

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます

「ねぇ、親方
手袋があるけど
何するの?」
と、ふぐゑびすさんが
訊いてきました

「●※△さんちに
酢橘(すだち)狩りに
行って来るんだよ
今日みたいな
休みの日じゃないと
行けないからね」
と、自分
「すだち狩りが
どんなものか分かんないから
連れて行ってよ」
「じゃあ、これから
出掛けるよ」
「わぁ~い!」

ということで
常連さんの家に着くと

酢橘が鈴なり状態でした

「ヤバいくらいに
なっているじゃん」
「そうだよ
だから、この間

取りに来るように言われて
来たんだよ」
「一般の家に
こんだけあっても
困るんじゃね?」
「そりゃ、困るさ
だけど、うちは
ふぐ料理が看板だけじゃなく
ネットでも売っているから

『ぽん酢』が必要だし
酢橘みたいな柑橘類は
あればあるだけ
って感じなんだよ」
「そっかぁ
もう少ししたら
ふぐのシーズンだから
尚更だよね」

こんなやり取りをしている間に
女将兼愛妻(!?)の真由美さんは
黙々と


獲れた酢橘が

「おぉ大漁じゃなかった
「最低80円
店によっては
200円弱なんてのも
あったよ」
「じゃあ、100円として
こんなにあると
3とか4渋沢じゃん」
「そこまではいかなくても
かなりの金額だよ」
「そうなんだぁ」
先日の酢橘は
まだ絞っていませんが
どんな食材でも
鮮度の良いものには
敵いません
明日か明後日にでも
搾ることにします
最後になってしまいましたが
●※△さん
改めて、有難うございました
2026.8.31|ぽん酢 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
水槽の鮑(あわび)は、天ぷら用
調理方法に関わらず
食材、とりわけ魚介類の鮮度は
仕上がった料理の
美味しさの決め手です
天ぷらも例外ではなく
それ用の鮑を
直前まで活かしておく理由が
あります
2026年8月30日
Vol.4950

いらっしゃいませ
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美味しい日本料理”を信条とし
魚菜食文化でもある
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代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます

先日、沼津魚市場で
仕入れた韓国産の鮑(あわび)です
鮑に限らず
どんなものでも
自分好みのものでないと
納得というより
モチベーションが上がらない性分ですので

この中から
選びました
佳肴 季凛に戻ると
鮑を見たふぐゑびすさん曰く

「このサイズってことは
天ぷら用?」
「そうだよ
明日の『特別会席』の
揚物だよ」
と、自分
「明日ってことは
水槽に入れておくの?」
「明日は市場が休みだからね
水槽に入れておくのは
いいんだけど

水が変わると
落ちる(死ぬ)のが
心配なんだよ」
「へぇ~
でも、どうして
籠に入れておくの?」
「じゃ~ん

鱧(はも)が
いるからだよ」
「もしのもしかして

ハモがアワビを
食べちゃうから?」
「鋭い歯があっても
鮑の殻を砕くことは
出来ないはずだよ
放し飼いにして
取り出そうとした時に
手を噛まれると困るから
籠に入れたんだよ」
「そっかぁ
でも、このハモの数
ヤバくね?」
「急に鱧料理の予約とか
予約じゃなくても
問い合わせがあるから
活かしておく必要があるんだよ」
「ふぅ~ん」
先程お話ししたように
鮑は天ぷらにして
お出ししました

天ぷらと言えば
天つゆ、もしくは塩で
召し上がって頂くのが
一般的ですが

鮑の天ぷらは
その肝を蒸して
裏漉してから
味をを調えた
肝醤油で召し上がって頂きます
鮑に限らず
貝類は原則として
活きた状態ものでないと
食べることが出来ません
原則というのは
然るべき衛生管理のもとで
急速冷凍されたものは
問題ないからです
なので、加熱する天ぷらでも
鮮度が良くなくてはならず
そのため、直前まで
活かしておかなくてなりません
また、鮑の肝には
海藻の成分や
旨味の成分が濃縮されているので
一口食べるだけでも
濃厚なコクと
海の香りが広がります
天ぷらの衣で
鮑の旨味が閉じ込められ
それを肝醤油で食せば
得も言われぬ味わいゆえ
自分は
KING OF 天ぷら
と、呼んでいます
この鮑は
韓国産の養殖ものなので
国産の天然ものよりも
味は劣るのは
否定出来ませんが
養殖もののメリットは
小さいサイズのものが
あることです
どんな食材であっても
その特性を活かし切るのが
料理人の仕事であり
仕入れの面白さでもあります
天然であれ
養殖であれ
目の前にある命と向き合い
最高の状態でお出しするのが
料理人の使命で
それは、魚菜食文化の
日本料理を支えてくれる漁師の
代弁者たらんとする
自分の使命でもあるのです
初秋感モリモリの贅沢ランチ
2026年8月29日
Vol.4949

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「予定通り
今日の贅沢ランチの
鱧松(はもまつ)の土瓶蒸しじゃん」
と、ふぐゑびすさん
「そうだよ

鱧と松茸オンリーだよ」
と、言うと
「秋を感じるねぇ
で、今日のランチの献立は?」
と、訊いてきました
「タイトル通り
8月の終わりっぽく
初秋感ありありだよ」
「わぁ~、楽しみ♬」
ということで
贅沢ランチの献立が
今日のお話しです
◆先付
鱧(はも)の子の煮凝り

◆お椀替り
鱧と松茸の土瓶蒸し

最後に日本酒を一滴たらし
三つ葉をあしらい

酢橘(すだち)を添えて
お出ししました
◆刺身
二種盛り

二種は、鰍(いなだ)
水魳(みずかます)で
鰍は文字通り
魚へんに秋と書くように
秋の魚で
水魳は大和魳(やまとかます)が
正式な名前で
立秋の前後から
水揚げ量が増えてきます
鰍は、熱海市網代(あじろ)産で
水魳は、沼津市西浦産です
◆焼物
秋刀魚の難波焼

御覧のように
長葱を芯にして
秋刀魚(さんま)の身で巻いてから
たれ焼にしてあります

◆揚物
汐子(しょっこ)のフライ


汐子とは
勘八(かんぱち)の幼魚で

沼津魚市場で仕入れた
200グラムサイズのもので
春頃に生まれ
ようやくこのサイズになったものです
フライに添えるのは
大根おろしを入れた天つゆで

天つゆにくぐらせることで
余分な油が落ち
食べやすくなります
◆デザート
シャインマスカットのアイス

今更ですが
手作りです
「今日の献立は
THE秋じゃん

定番の西京焼が無いだけでも
ガラリとイメージが
変わるね」
「まぁね
常連さんの中でも
よく来てくれる方達だから
こういうアレンジにしたんだけど
焼物と土瓶蒸しは
この時季だけだからね」
「予約なしでも
今日のコースは
食べられるの?」
「無理!
普通のランチメニューなら
予約なしでも
大丈夫だけど
今日の献立は
ランチメニューじゃないからね」
「そうなんだぁ」
「こういう献立を用意出来るのも
常連さんだからだよ
うちの売りは
西京焼と
沼津の市場で仕入れる
地元産の魚だから
そこを味わってもらってからの
お任せだからね
何でもかんでも
出来ます
なんて感じだと
何でも屋になっちゃうからね」
「何でも出来るから
何でもやるんじゃないんだね」
「そうだよ
その時、その時で
美味しい魚は変わるし
年がら年中
市場に行っていると
一日で魚がガラッと
変わることは
当たり前だからね」
「そうなんだぁ」
「だから、旬とか
季節の食材なんて
いい加減なものなんだよ」
「そんなこと言っちゃって
魚のプロがそんなこと言っても
いいの!?」
「いいに決まってんじゃん
市場でより良いものを選ぶのが
本当の旬だからね」
「そっかぁ~」
魚菜食文化である
日本料理においては
魚が献立の中心に
なくてはなりません
もちろん、肉も使いますが
魚の魅力は
その種類の多さで
それを支えてくれるのは
大勢の漁師達です
彼らの代弁者として
魚の美味しさの魅力を伝えることが
自分の使命に
他なりません
2026.8.29|鱧(はも) 魚 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
明日の贅沢ランチ用の鱧松(はもまつ)
8月も終わりつつあり
食材も
秋の気配が感じられるように
なってきました
2026年8月28日
Vol.4948

いらっしゃいませ
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美味しい日本料理”を信条とし
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静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
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「おぉ~、松茸じゃん
まだ8月だけど・・・」
と、ふぐゑびすさん

「確かに8月だけど
毎年、7月の終わりには
中国産はコンスタントに
入り始めているよ」
と、言うと
「そんなに早いんだぁ
国産もあるんでしょ?」
と、訊いてきました
「そりゃ、あるにはあるけど
とんでもない値段だし
土瓶蒸しとか
松茸御飯にするなら
中国産を多めに使えば
十分だよ
味も香りも
国産には敵わないのは
否定出来ないけどね」
「中国産でも
それなりの値段でしょ?」
「まぁね
エリンギ、椎茸が
束になれば
勝てるぐらいだよ」
「そっかぁ

ハモもあるけど
このコンビを
鱧松って言うんでしょ?」
「そうだよ
よく知ってるね

明日のお昼の会席料理の
土瓶蒸しに使うんだけど

さっき水槽から出して

活〆にしたんだよ」
ちなみに
鱧松とは
日本料理において
王道の組み合わせとされる
鱧と松茸のことです

「6本のうち
2本はそのままで
4本はスライスしてあるけど

どんな料理になるの?」
「2本は土瓶蒸しで

包丁した4本は

松茸御飯用だよ
いろんな料理に出来るけど
松茸は、土瓶蒸しと
御飯が王道だね」
「王道かぁ」
「個人的には
土瓶蒸しをグレードアップして
鱧松鍋がいいかな
そうすれば
思いっきり
松茸と鱧を味わえるっていうか
堪能出来るからね」
「そっかぁ
その出汁で
雑炊とかもいいんじゃね」
「出汁だけじゃなく
そこに追い松茸と
鱧っていうか
ジャンボ鱧の天ぷらも
トッピングすれば
悶絶級だね」
「悶絶の前に
絶句・・・🤤
それって
作ったことあるの?」
「無い!
理想と願望を
言ってみただけだよ」
「そこまで言うくらいの
美味さなんて
ヤバ過ぎ」
「鱧に限った話じゃなく
(沼津の)魚市場に行って
魚を見た瞬間に
最高の美味しさを浮かべることから
料理って
生まれるんだよ」
「へぇ~」
「とりあえず、明日は
贅沢ランチってことで
土瓶蒸しと松茸御飯を
味わってもらうよ」
「いいなぁ~🤤」
暑い日もありますが
8月も終わり
来週からは
9月です
季節の移ろいと共に
食材も秋の気配が感じられ
“季を尊(たっと)び
凛とす”
の矜恃を忘れることなく
日々の仕事に臨むのが
自分の本分なのです
2026.8.28|鱧(はも) 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
貰い物のシャインマスカットは、手造りアイス用
毎年のことながら
アイス用のシャインマスカットを
頂いており
有難いことに
今年も頂きました
2026年8月27日
Vol.4947

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日本料理店【佳肴 季凛】の
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「ねぇ、親方🐡
このシャインマスカット
房から取れているけど・・・」
と、熱血君
「そうそう

常連さん経由で
貰ったんだよ

皮に傷があって
売り物にはならないけど
味には全く問題ないから
アイスにするんだよ」
と、言うと
「そう言えば、毎年
貰っているよね?」
「そうだね
貰うようになって
かなり経つよ
毎年のことで
これからの時季定番の
アイスだよ
シャインマスカットを仕入れて
仕込むのは
重荷になるけど
こういう形で
手に入るのは
有難いね」
「シャインマスカットは
人気あるもんね」
「高級フルーツの中で
一番人気だけど
綜合1位は
苺なんだよ」
「へぇ~
でも、高級フルーツが
アイスで出て来たら
嬉しいよね」
「一時、ランチタイムで
デザートのアイスを
選んでもらうようにしたら
シャインマスカットの
独り勝ちだったことがあるよ」
「独り勝ちなんて
ヤバくね?」
「3種類、しかも
マスクメロンがある時でも
独り勝ちだし
4、5人のグループでも
全勝なんて
ごく当たり前だったくらい
ヤバいんだよ」
「それじゃあ
ヤバ過ぎだね」
「さっきも言ったけど
そういうフルーツを
アイスに出来るのは
有難いよ」
「そうだね」
皮ごと食べられるのが
シャインマスカットの
一番の特徴ですが
アイスにするには
皮を剥かなくてはなりません
とりあえず
皮剥きは
明日か明後日で
その後、アイスに
仕込みます
2026.8.27|デザート 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
頂き物の酢橘(すだち)は、完全無農薬
有難いことに
常連さんから
酢橘(すだち)を貰いました
2026年8月26日
Vol.4946

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「ねぇ、親方
てんこ盛りのすだちだけど
どうしたの?」
と、ふぐゑびすさんが
訊いてきました

「常連さんが
自分の家の庭で獲れたものを
持って来てくれたんだよ」
と、返すと
「畑じゃなく
庭ってことは
趣味で作ってるの?」
「趣味っていうか
秋になったら
七輪で焼いた秋刀魚に
酢橘を絞って
食べたいから
植えたんだって」
「で、食べているの?」
「数えるぐらいしか
やっていないんだって」
「ぎゃはは・・・ 🤣」
「しかも、今年は
表年(おもてどし)で
爆獲れ状態なんだよ
この間、この常連さんちに
行ったら
凄かったもん」
「ヤバっ
表年って言ったけど・・・?」
「豊作の年を
表とか表年って呼んで
不作の年を
裏とか裏年(うらどし)って
言うんだよ」
「へぇ~
豊作ってことは
まだあるの?」
「この倍どころじゃないらしいよ」
「そもそも
こんだけあると
使い切れないんじゃね?」
「いや、『ぽん酢』を
仕込むから
いくらあっても
困んないよ」
「そっかぁ」
「あと、一か月ちょいもすれば
天然とらふぐ漁が
解禁になるし
うちの場合
ネットでも売っているから
いくら仕込んでも
困らないんだよ」
「そうだよねぇ」

『ぽん酢』用には
肌がきれいじゃないものを使い

揚物だけでなく
特に、この時季の美食とも言える
松茸の土瓶蒸しには

見た目がきれいなものを
使います
素人である常連さんが
放し飼いにしている酢橘ですので
完全無農薬なのは
言うまでもありません
まだまだ、木になっていて
使い道に
手をこまねいているとのこと
近々、酢橘狩りに
行かせてもらう予定です
2026.8.26|ぽん酢 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
属こそ違えど、3種類のアジ類(沼津産)
鯵(あじ)という魚は
アジ科に属し
世界中では
140~150種類おり
日本近海では
50~60種類と
言われています
そんな今日仕入れたアジ類は
3種類でした
2026年8月23日
Vol.4945

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今朝、沼津魚市場から戻ると
熱血君が
やってきました

「おはよう、親方🐡
色々と仕入れてきたね」
「おはよう🐡
そうだね

目鯛(メダイ)に

ごちゃ混ぜセット」
と、返すと
「ごちゃ混ぜの説明をしてよ
よく分かんないじゃん(笑)」
「そうだったね

地元の旋網船(まきあみせん)が
水揚げした魚のうち

ごちゃ混ぜセットの中から
選(よ)った魚で

鱪(しいら)

尾赤鰘(おあかむろ)

丸鯵(まるあじ)

眼鯵(めあじ)

さばふぐの5種類だね
沼津だと
オアカムロは
オアカアジ
マルアジは
アオアジ
って呼ばれているけどね」
「ってことは
アジが3種類なんだぁ」
「そうそう
たださぁ、正確っていうか
難しいことを言うと
尾赤鰘(オアカムロ)と
丸鯵(マルアジ)は
ムロアジ属で
眼鯵(メアジ)は
メアジ属
なんだよ」
「ただ一括りで
アジ属じゃないんだね」
「大元(おおもと)の
アジ科はあっても
アジ属は無くて
鯵(あじ)と言えば
真鯵(まあじ)なんだけど
真鯵は
マアジ属なんだよ」
「へぇ~
そもそも
アジの仲間って
結構いそうなんじゃね?」
「世界レベルで見ると
150種類ぐらいいて
日本近海だと
60種類だから
かなりの数だね」
「ヤバっ!」
「この中にはいないけど
アジっぽくないアジ科の魚もいて
その代表格が
ブリ属で
その中に
鰤(ぶり)、平政(ひらまさ)
勘八(かんぱち)の
鰤三兄弟がいるんだよ」
「ブリ科っていう
大きなグループがあるかと
思っていたけど
そうじゃないんだぁ」
そんなやり取りをしながら

ごちゃ混ぜセットの
下処理が終わり

眼鯵は揚物用に
卸したら

真空パックし

尾赤鰘と丸鯵は
おかず用に

叩きにしました

「おぉ~
朝獲れの地鯵の叩き
んまそぉ~🤤」
「真鯵には敵わないけど
鮮度抜群だから
間違いないよ」
「マアジと
味って違うの?」
「じゃが芋と里芋ほどは
違わないけど
並べて、食べ比べしないと
分かんないぐらいかな」
「ほぼ一緒じゃん
見た目も似ているだけあって
似ているんだぁ」
「さっきも言ったけど
鮮度が一番だよ」
「そっかぁ」
レアとまではいかなくても
量が少ない魚を仕入れることが
出来るのも
自ら魚市場に行っているからですが
それを支えてくれているのが
漁師の存在です
漁師がいてこそ
魚菜食文化の日本料理が
支えられている以上
彼らの代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命に
他なりません
沼津魚市場で貰った魚は、4種類
今日のブログは
昨日の続編です
2026年8月19日
Vol.4946

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昨日のブログの最後にあった
おまけは
第4弾まであります
① 丸鯵(マルアジ)

丸鯵は、沼津では
青鯵(アオアジ)と呼ばれており

丸鯵をくれたのは
沼津市志下(しげ)の
毘沙門丸の大親方夫婦です
②錘鰤(ツムブリ)
③黄肌鮪(キハダマグロ)
④黄肌鮪の頭

これらをくれたのは
宮崎県のマグロ漁船・幸福丸の
親方というより

親子鷹です
①~④のアフターですが
④の頭は部位ゆえ
三種類が正確かもしれません
丸鯵と錘鰤の一部は
フライにし

今日の夕飯にしました
鮮度が良いと
ふんわり感が別ものです
黄肌鮪は、錘鰤
目鯛と共に
刺身に仕立てて

常連さんに差し上げました
黄肌鮪の頭とかまは
目鯛の頭と共に

煮付にし

他のあらの部分は
出汁を取るため
焼いておき

目鯛は宮崎のマグロ漁師が
水揚げしたものです
なので、②~④は
目鯛のおまけ
ということになります

「ここまで
色んな使い方をしてくれたら
親方に魚をくれた漁師の人達も
マジ嬉しいんじゃね?」
と、熱血君
「そうだろうけど
漁師がいなければ
魚菜食文化の日本料理は
成り立たないし
命懸けで獲ってきてくれた魚を
粗末にするなんて
悪魔に魂を売った方が
マシだよ」
と、返しました
「だから、漁師の代弁者って
言い続けているんだぁ」
「そうだよ」
偶然、沼津魚市場で
声を掛けたことで
どちらの漁師とも
それ以来、親しくさせて
もらっているのですが
その関係は
料理人の自分にとっては
大きな財産でもあります
その財産が
たからの持ち腐れにさせることなく
魚菜食文化である
日本料理を支えてくれる漁師の
代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命に他なりません
五日振りの沼津魚市場
お盆休みも終わり
ちょっと夏休みを思ったものの
嬉しいかな
悲しいかな
暦の流れで
特に、その予定はありません
2026年8月18日
Vol.4945

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「おはよう、親方🐡
市場に行ったの
久々じゃね?」
と、熱血君
「おはよう🐡

14日(金曜日)から
一昨日の16日(日曜日)まで

市場そのものが
休みだったし
17日の昨日が
定休日だから
五日振りに
行ってきたんだよ」
と、言うと
「五日振りってことは
四日間も行かなかったんだぁ」
と、返されました
熱血君が言うように
四日も行かないのは
年末年始だけです
というのも
ホームグランドの沼津魚市場は
漁港が併設されていることもあり
お盆やゴールデンウィークなどの
大型連休でも
連休の合間や
初日、最終日は
開市日となることが
多いからです
今回の場合
14日から16日が休市日で
昨日の17日が
定休日だったので
五日ぶりに
行くことになりました
そんな今朝は
全国の産地は
昨日まで休みだったり
昨日が連休明けだったこともあり

送りと呼ばれる陸送便の
魚が並ぶ売場は
3割程度しかありませんでした

伊豆半島近隣の魚が並ぶ売場には
それなりに入荷があり

宮崎のマグロ漁師が
伊豆七島方面で獲ってきた
黄肌鮪(キハダマグロ)や

目鯛(メダイ)などが並び

自分は

4,8キロの目鯛を
仕入れました
「メダイを仕入れたのは
いいんだけど
他の魚は
仕入れたんじゃないの?」
「あぁ、これらは

漁師からのオマケ・・・♬」
「え゛~っ!?

お
ま
け
親方の十八番じゃん!」
「まぁね
五日振りの早起きで
ガス欠しそうだから
続きは明日ってことで・・・」
「はぁ~い♬」
真空パックした煮凝り用の鱧(はも)の子
2026年8月17日
Vol.4944

いらっしゃいませ
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基本に据えた
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美味しい日本料理”を信条とし
魚菜食文化でもある
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代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
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「ねぇ、親方
これって、ハモの卵じゃね?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「そうだよ

日本料理だと
卵って言わないで
子って言うのが
普通かな」
と、自分
「そうなんだぁ
で、かなりの量じゃね?」
「そうだね
この2、3日の間に
卸したジャンボ鱧のなんだけど
3本か4本で
この量だと
1キロくらいはあると思うよ」
「元は、どんな感じだったの?」
「こんな感じで

今日、下拵えをしたんだけど
仕込み中の写真はないから

「今、読んだけど
2009年7月14日
のブログってことは
15年も前じゃん!」
「そうだよ
どうかしたの?」
「どうもこうも
地道に書き続けたら
今日で4944回なんて
ヤバいよ」
「ヤバいかどうかは
分かんないけど
あと、2か月もすれば
5000だね
書いている間に
色々とあって
今の書き方になったけど
我ながら、自分の変態ぶりには
呆れるね
まぁ、書き続けたことで
自分の料理観というか
使命が分かったのは
確かだよ」
「使命って
漁師の代弁者なんちゃら
のこと?」
「そうそう
毎回のブログの最初に
書いてあるアレだよ」
「あぁ、アレね」
そんなやり取りをしながら

別の晒(さらし)で
鱧の子の水分を絞ったら
250グラムずつ
小分けして
真空パックしました

「5パックあるってことは
鱧の子の煮凝りは
いくつ出来るの?」
「一度の仕込みで

これが25個出来るから
125個だよ」
「たしか、冷凍庫にも
ストックしてあるんだよね?」
「はっきりした在庫を
確認してはいないけど
今日のとは別に
20パックはあるはずだよ」
「ってことは
600人分以上じゃん
ヤバっ!」
「鱧の仕入れ次第で
どうなるかは分かんないけど
しばらくの間
先付(さきづけ)は
鱧の子の煮凝りが
メインだよ」
「夏らしい一品で
いいよねぇ
んまそぉ・・・🤤」
鱧に限らず
魚の殆どは
身以外の部分でも
余すところなく
使うことが可能です
アラは焼いてから
出汁を取ったり
魚によっては
焼いた後のほぐし身を
フレークにもします
命ある食材を
最後まで使いきるのが
料理人の本分ですし
さらに、命ある食材を
提供してくれるのは
数多くの漁師達です
漁師の存在こそが
魚菜食文化の日本料理を
支えてくれており
漁師の代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命である以上
彼らが命懸けが
獲ってきてくれた魚を
粗末にすることは出来ません















