オクシズこと、静岡市の中山間地へ、紅葉狩りに
今日は少しばかり
遠出をして
紅葉狩りに
行って来ました
2024年11月25日
Vol.4536
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
SNSの投稿を見た
熱血君が
「定休日だったから
真由美さんと
お出掛けしたんだね
どこへ行ったの?」
と、訊いてきました
「オクシズに、紅葉を見に
行って来たんだよ」
と、自分
「オクシズって
外国?」
「どうして?」
「カタカナだからだよ」
「あはは・・・
「なるほどね
静岡の山奥だから
オクシズなんだぁ
かなり広いけど
どの辺に行ったの?」
「梅ヶ島
(うめがしま)だよ
さっきの地図の
賎機(しずはた)中
ってところに
新東名の新静岡ICが
あるんだけど
そこで降りて
北に上るんだよ」
「けっこう距離が
あるんじゃね?」
「そうだね
【佳肴 季凛】がある
富士市から
70キロくらいだよ」
「静岡県って
広いんだね」
「東西は
かなり長いし
静岡市から西が
かなり長いんだよ
まぁ、今日みたいに
往復で150キロ位が
日帰りのお出掛けには
ちょうどいい感じだね」
「まぁ、どっちにしても
相変わらず
仲がいいね
こっちが
紅葉しちゃうよ 🍁 」
「知っての通り
店と住まいが一緒だから
出来る限り
外の空気に触れないと
色々と目に付いて
気疲れしちゃうから
休みの日は
出掛けるように
しているんだよ」
「そうだよね~
で、どうだったの?」
「それこそ
ザ・紅葉&秋で
こんな感じ👇」
「空も青いから
紅い色が
鮮やかだね 🍁 」
「紅葉を見るのは
久々だったから
いい気分転換に
なったよ」
「良かったじゃん
でもさぁ
親方のことだから
面白いものを
見つけたりしたでしょ?」
「鋭い!
それこそ
珍百景レベルのものが
いろいろあったよ」
「やっぱりね」
「まぁ、慣れない道を
運転して
疲れたし
明日は市場に
行かなきゃならないから
続きは別の日に
話すよ」
「はぁ~い♬」
“移動距離に比例して
人は成長する”
という言葉があります
仕事柄
遠出や長い休みは
難しいのですが
自分自身の成長のためにも
仕事であれ
余暇であれ
強い想いの
エネルギーを持って
動き続けたいものです
「今日も
真由美さんは
美味しそうな娘ちゃん弁当を
作ったね~🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐとらちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
娘ランチの【佳肴 季凛】弁当のワンプレート・バージョンは、3種の揚物入り
土日にお弁当の
ご注文を頂くと
その余り物は
娘ランチ行となります
そんな今日の
娘ランチの内容って・・・
2024年11月24日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「娘ちゃんランチが
ワンプレート
ってことは
お弁当の注文があったの?」
と、ミニふぐちゃん
「そうだよ
法事の予約をくれた
お客さんが
お寺に持っていくのだよ
だから
5時半前から
始めたよ」
と、自分
「かなり早くね?」
「9時に取りに
見えるからね
そんな時間だから
君達は
しっかり
寝ていたよ😪」
「あちゃ~
こんな写真を
撮るなんて・・・
それはそれとして
1個でも
注文を受けるの?」
「普段、お弁当の注文は
最低5個から
お願いしているけど
法事の予約をしてくれた
お客さんの場合は
例外だよ」
「お客さんには
都合がいいけど
親方は
大変じゃないの?」
「お客さんの都合を
より良くするのが
商売の基本だし
料理みたいな
手が掛かる事を
承知の上で
生業(なりわい)にしているから
そんなには
気にならないよ
料理に
面倒臭いなんて
言葉はあり得ないよ」
「そうだよね
それにしても
親方らしいね~
で、今日の
ワンプレートランチは
揚物付じゃん!」
「法事の御席で
お子様料理も
用意しするから
それ用の鶏の唐揚げも
入れてあげたんだよ」
「優しいね~」
「作り始めると
つい楽しんじゃうんだよ
鶏の唐揚げ以外には
余分に準備しておいた
さばふぐの唐揚げと
鯵(あじ)のしんびき揚げも
盛付けてあるよ」
「ここまでくると
裏山C~🤤」
ちなみに
今日ご用意した
お子様料理です
遊び心のある料理は
新たな視点で
料理を作ることが
出来るだけでなく
息抜きにもなります
特に、賄いは
自分が食べたいものを
作ることもあり
その楽しみは
他には代えることが
出来ませんし
それこそが
自分にとっての
料理の醍醐味なのです
「ちょっと早いけど
12月9日は
ランチのみ
営業するんだって
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
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ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
奇跡的に戻って来た超特大のすっぽん
なっ、なっ、なんと!
脱走していたすっぽんが
保護されて
無事に戻って来ました
奇跡というものは
起こるものなんですね~
2024年11月22日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
日本料理の魅力を
伝えるため
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
昨日のことです
「親方、このすっぽんって
先週いなくなったスッポンに
似ているんじゃね?」
と、ふぐとらちゃん
訊いてきました
「そうだよ
似ているんじゃなくて
脱走したすっぽんだよ」
と、自分
「え゛~っ
マジ、奇跡が
起こったじゃん!」
「めちゃめちゃ嬉しくて
叫びたいくらいだよ」
先週いなくなった
「良かったじゃん
いなくなった時は
マジで泣きそうな顔を
していたからねぇ~
で、どこにいたの?」
「近所の家で
保護してくれていて
さっき連れ戻して
来たんだよ」
「近所って
どの辺なの?」
「店から上の方に
500メートルくらいの
所だよ」
「この川から
下の方に行ったと
思っていたのにね」
「そうだよ
あの後
雨が降ったから
完全に流されて
潤井川まで
行ったと思っていたからね
見つかって
戻って来たのは
それこそ奇跡だよ」
ちなみに
潤井川(うるいがわ)とは
富士山の大沢崩れを
源流とし
駿河湾の田子の浦港に
流れ込んでいます
「どうやって
連絡が来たの?」
「近所の交番の
お巡りさんが
昼過ぎに来て
教えてくれたんだよ」
「警察沙汰じゃん!
詳しく話してよ」
「はいよ~♬」
「♬付きなんて
本当に嬉しいんだねぇ~」
「何か言った?」
「いや別に~www」
ということで
ここから
一連の流れをお話しします
ランチの営業が終わり
仕込みをしていると
近所の交番の
お巡りさんが
やって来ました
「交番の者ですけど
最近、すっぽんが
いなくなったりしました?」
「はい
先週いなくなりました」
「さっき見て来たら
かなり大きかったけど・・・」
と言われるや否や
👇の写真を
見せました
「で、どこにいるんですか?」
「確かに
こんな大きさです
季凛さんの上の
○○さんの所にいますから
すぐに行きましょう」
「はい!」
“現場”に着くと
いました!
着くと
ご近所さんが
迎えてくれました
「うちの子です
下って潤井川まで
流されいると
思っていたのに
こんな近くにいたなんて
信じられませんよ
有難うございました」
「それは良かったです
すっぽんなんて
実物を見るのは
初めてだから
ビックリですよ」
「で、いつ
こちらにいたんですか?」
「昼前頃
植木の所にいたんです
最初はカメかと
思ったんだけど
違うから
市役所に
連絡したんです」
「で、お巡りさん?」
「最初、市役所の担当者に
『上から流れて来たもの
でしょうから
そのまま
川に放すように』
って言われたんですけど
流すって
言ってもねぇ・・・
で、交番に電話したら
お宅の近所に
料理屋さんがあるから
もしかしたら
ってことで
季凛さんに
訊いてくれたんですよ」
「そういう流れだったんですね
お巡りさん
有難うございます🙇」
「いえいえ
無事に持ち主さんに
戻って良かったです
今度は逃がさないで
下さいね」
「はい
気を付けます!」
お巡りさんが
現場から撤収した後
ご近所さんに
色々と訊いたところ
素手では
捕まえられないから
3人一緒に
スコップを使って
持ち上げたとのこと
絵としては
こんな感じです
再び
お礼を伝え
“現場”を後にしたのでした
「お巡りさんが来て
一緒に出掛けたから
何かと思って
見ていたけど
こういう流れだったんだね」
「ともかく
良かったよ
ってことで
やったね!」
「この際
マジでペットにするのが
いいんじゃね?」
「いやいや
それはないよ
ともかく
こういう大きいすっぽんを
卸したいからね」
「やっぱ
親方にしてみれば
すっぽんは
食材なんだね」
「だから
卸したいってことを
Facebook友達の
コメントにも
返信したよ」
「Facebookにアップしたんだ~
で、反応は?」
「大勢の人が
コメントしてくれているけど
それにしても
満面の笑みって
このことだよね
心底、嬉しいのが
よく分かるよ
声のトーンも
3オクターブくらい
普段よりも
高いしwww」
「当然だよ
奇跡が起こったからね
しかも
ジャンボすっぽん自体が
奇跡だから
奇跡が奇跡を
呼んだわけだから
それこそ凄いことだね!」
「確かに
そうかもね
で、これを食べたら
奇跡が起きちゃうとか?」
「どうだろう
ただ美食であるのは
確かだけどね」
「このスッポンが
いるってことは
季凛が
パワースポット化
していたりして・・・!?」
「悪いことじゃないから
いいと思うよ」
「亀は縁起ものだしね」
その後
一週間の疲れを
癒すだけでなく
世間の穢(けが)れを
取り除くため
甲羅も
お腹もきれいに
流してあげました
二度と逃げ出さないよう
頑丈の上に
頑丈を重ねて
頑丈なガードをして
甲羅干しを
しておきましたが
念には念を入れて
さらなるガードを
「これなら
どうやっても
逃げないよね」
「まぁね
もう勘弁して欲しいよ」
こんなやり取りをしていると
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんの
LINEの着信音が
夕方まで
鳴りまくっていました
というのも
二人の娘達と
ホールスタッフ
さらには
従姉とまで
やり取りを
していたからです
◆ホールスタッフ
◆長女
◆次女
◆従姉
このやり取りの前に
前置きはあったとは言え
従姉とまで
やり取りしたのは
真由美さん自身も
すっぽんが居なくなって
淋しかったはずに
違いありません!?
というのも
すっぽんを卸した後の
薄皮を剥くのは
彼女の役目だからです
このジャンボすっぽんは
ペットであるのも確かですが
先程お話ししたように
食材でしかありません
脱走したこともあり
予定が変更になりましたが
近々卸します
複雑な気分ではありますが
色んな意味で
楽しみで
楽しみで・・・♬
それにしても
奇跡というものは
起こるからこそ
奇跡ですが
半世紀、生きてきて
奇跡なるものを経験したのは
初めてかもしれません
「これからの時季は
薪ストーブが
いいね~
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
ランチメニューの西京焼の鯖(さば)と謹製『西京漬』の鯖の違い
ランチメニューの西京焼と
『西京漬』の鯖(さば)は
全ての条件が
同じですが
実は
大きな違いがあります
2024年11月17日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方🐡
『西京漬』用の
サバでしょ?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
『西京漬』用でもあるし
ランチメニューの西京焼
にも使うよ
全く同じものだけど
使い分けているんだよ」
と、自分
「同じなのに
使いわけって
どういうこと?」
「西京味噌に
漬ける時に分かるから
まぁ、慌てなさんな
とりあえず
順を追って、話すよ」
「はぁ~い♬」
御覧のように
鯖は卸し身になっており
この卸し身を
フィレーと
呼んでいます
30分もすれば
半解凍状態になるので
腹骨の一部を欠いたら
上(かみ)と下(しも)に
包丁します
欠いた部分は
苦玉(にがだま)とも
呼ばれる胆のうの痕が
残っているからで
残っていると
食べた時に
にがっとなるからです
普通に売られている
干物などで
経験されたことが
あるかもしれません
こういうものを
食べると
結果的に
魚は美味しくないと
思われるのは
ごく自然の流れです
様々な要因があるとは言え
こういう些細なことも
魚嫌いの人が
増えた原因であるのは
当たらずも
遠からずでしょう
包丁した鯖は
融(と)けるにつれ
水分が出るので
脱水シートに挟み
3時間程度
冷蔵庫へ
そして
3時間後
「卸し身になっているから
ただ、半分に切れば
お仕舞じゃないんだね」
「そうだよ
美味しく食べるための
下拵えをするのが
料理人の仕事だからね
いい加減な仕事は
味を落とすから
御法度なんだよ」
「ってことは
丁寧な仕事が
全てってこと?」
「その通りだよ
手抜きをしたり
面倒くさいって言うのは
悪魔に魂を
売るようなもんだよ」
「はぁ
恐れ入りました」
脱水シートに
挟んでおいた鯖を
身割れさせないように
有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
専用の袋に入れます
最初に包丁した時に
どんなに神経を使っても
身割れするものが
出て来るのは
仕方はがありません
👆も
👇も
問題無さそうですが
一般の方が焼く
『西京漬』の鯖は
西京味噌を洗い流す時に
身割れさせる
可能性大なので
身割れしそうなものは
『西京漬』にすることは
ありません
一方、身割れしているものは
ランチメニュー用に
自分が洗い
串を打つので
全く問題ありません
ということで
鯖の仕込みが
終わりました
👆こちらが
ランチ用の鯖で
複数枚
入っています
一方
👆こちらが
『西京漬』用の鯖です
「へぇ~
って感じなんだけど
全部が全部
身割れしないこと
ってあるの?」
「覚えていないけど
無いはずだよ
身割れの件じゃないけど
冷凍の鯖で
注意しなきゃならないのが
ジェリーミートだよ」
「ジェリーミート?」
「身が柔らかくて
溶けちゃったりする
身質のものだよ」
「そんなものもあるの!?」
「手で持って
何となく怪しい感じが
するんだよ
ただ、焼かないと
分からないから
そういうものも
一枚入り
要は『西京漬』には
使わないように
しているよ」
「そうだよね
そんなのが
お客さんのところに
行ったら
ヤバいもんね」
「そうだよ
4種類あるうち
鯖と銀鱈は
冷凍ものだから
ともかく注意が
必要なんだよ」
「そうなんだぁ
だから
量産出来ないんだね」
「そうだよ
『西京漬』に限ったこと
じゃないけど
納得のいく食材を
納得のいく方法で
仕立てるのが
自分流だから
限度があるのは
仕方がないよ」
「そこが
親方の売りだからね」
『西京漬』の仕込みが
終わったら
今日も
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんと
御歳暮用の『西京漬』の
発送の準備をしました
「真由美さんは
箱に詰めないの?」
「私はラベルを
貼るだけで
切身の形を見ながら
親方が詰めるんだよ
その後の包装とかは
私が殆どだよ」
「改めて思うけど
やっぱり
本物を作るには
手間がかかるんだね」
「『西京漬』だけじゃないけど
そこが
うちの売りだからね
折角だから
大事な人に
うちの『西京漬』を
御歳暮にどう?(笑)」
「そういう営業トークは
流石だね~♬」
御歳暮シーズン
ということもあり
仕込みや包装などに
追われることもあり
営業時間などに
変更がある場合も
ございますので
御来店を
お考えの際には
お手数ですが
予め、お問い合わせを
お願いします
「明日は休みなのに
この準備
ってことは・・・
そんじゃ、また🐡」
by ふぐとらちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
愛着とプライドを持って、仕込んで、箱詰めする謹製【西京漬】
どんな仕事でも
手抜きを出来ないのは
当然ですが
それ以上に大切なのが
愛情とプライドで
愛情とプライドと共に
熱き想いを漬け込んでいるのが
佳肴季凛謹製の【西京漬】です
2024年11月16日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「普段より
数が多いけど
これって
お歳暮の【西京漬】用の
化粧箱?」
と、熱血君が
訊いてきました
【西京漬】
「そうだよ
少しずつ注文が
増えて来たから
早めに詰めて
冷凍しておくんだよ」
と、答えると
「もう発送しちゃうの?」
「お客さんによっては
20日を過ぎたら
発送するように
言われているけど
殆どが12月に入ってから
発送するんだけどね」
「そうなんだぁ~」
隣では
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
【西京漬】にラベルを
貼り始めてくれました
「詰めるのも
真由美さんなの?」
「まさかぁ
親方が一つずつ
切身の形を見ながら
詰めるんだよ」
「そうなの!?」
「そうなんだけど
詳しいことは
親方に訊いてごらん」
「ねぇ、親方
切身の形を見るって
どういうことなの?」
「魚には
上身(うわみ)と
下身(したみ)が
あるんだけど
上身だけとか
下身だけとかに
ならないように
するんだよ」
上身とは
頭を左にした時に
上になる身で
下身とは
その時に
下になる身のことです
「そんなに
変わるものなの?」
「それぞれの形は
違っても
詰め終えた時に
バランスが取れていないと
良くないからね」
「そこまで
するんだぁ
でも、見ただけで
分かるの?」
「卸してから
切身にするまで
全て自分で
やっているから
日付を見れば
大体のことは
覚えているよ
愛着とプライドを持って
仕込んでいるからね」
「愛着とプライドかぁ~」
「当たり前じゃん
いつでも
一定の基準をクリアするのが
プロの仕事だからね
それには
愛着とプライドが
必要なんだよ
切身にして
西京味噌に漬け込んで
『はい、お仕舞』じゃ
仕事じゃないし
そんな考えで
仕込んでいるわけ
じゃないからね」
「そうだよね
『真に美味しい西京漬を
召し上がって
頂きたい』
って言っているもんね」
「そのためには
出来ることは
どんなことでも
やるんだよ
そんなことより
早く詰めないと
日を跨(また)いじゃうから
手伝ってくれる?」
「・・・・・」
ということで
今夜詰めた
【西京漬】です
①8枚入
(銀鱈・サーモン 各4枚)
通常のラインナップにはなく
別注品です
④6枚入
(銀鱈・ぶり・さば 各3枚)
①同様
通常のラインナップ
にはない別注品です
「ねぇ、真由美さん
詰め終えたのに
梱包しないの?」
「送り状の最終確認を
しているんだよ」
「そういうことね」
最終確認が終わり
梱包を始めると
「どうして
帯紙をしているの?」
「これは
発送分じゃなくて
お客さんが
直接、手持ちするものなんだよ」
「そうなんだぁ」
梱包が終わったら
養生し
冷凍庫へ
発送するのは
早いもので
20日過ぎですが
殆どが
12月1日着の予定なので
月末に発送します
お歳暮のご注文が
重なると
ランチ、夕席の
営業時間などに
変更が生じることも
ございますので
御来店の際には
前もっての御予約
お問い合わせを
お願いします
「おまけアイテムの
カレーが出来たね🍛
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
自ら認(したた)めた【西京漬】の魚のラベル
何でもかんでも
自分でしないと
気が済まない性分ですので
【西京漬】に貼る
ラベルの魚の種類の文字も
自ら認(したた)めています
2024年11月15日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「ねぇねぇ、親方
これって
【西京漬】の個々の
魚の名前じゃね?」
と、熱血君が
訊いてきました
こちらが当店謹製の
「おはよう🐡
そうだよ
ラベルをリニューアル
するからだよ」
と、自分
ラベルというのは
こちらです👆
「それで
書いたんだね」
「いやいや
書くんじゃなくて
認めたんだよ」
「認(みとめ)るって?」
「認めるって書いて
したためる
って
読むんだよ」
「日本語は
難しいね~
で、したためるって
どういう意味なの?」
「手抜かりなく
準備をする
っていう意味だよ」
「確かに
仕入れから始まって
仕込んで
焼いてから盛付けに
至るまでの流れを見れば
手抜かりなく
準備しているのは
間違いないからね
ってことは
魚を西京味噌に
熱血料理人の
熱き魂を
漬け込んでいるだけじゃなく
ラベルにも
熱き想いを
込めているんだよね」
「💯点満点のお答えを
有難うございました!」
「で、文字を
変えるだけなの?」
「いくら飽きっぽい
自分でも
そのためだけには
やらないよ」
「じゃあ
どういう風に?」
「こんな風に
焼き方のブログに飛ぶ
QRコードを
載せたんだよ」
ちなみに
「それって
いいアイデアじゃん
さすが、親方!」
「実は、元々は
自分のアイデア
じゃないんだよ」
「え゛っ
じゃ、誰の?」
「うちの【西京漬】を
毎年、お歳暮に
もらっているお客さんが
見えた時に
言ってくれたんだよ」
「どんな風に?」
「届いた直後は
毎年のことだから
季凛の【西京漬】って
分かるし
リーフレットもあるから
ちゃんと焼けるんだけど
時間が経つと
リーフレットが
なくなったりして
どこのだったかなぁ?
とか
どうやって
焼くんだったんだろう?
って、なるんだって」
「毎年、もらっているのに!?」
「そうなんだって
自分も熱血君と同じで
不思議なんだけど
情報ってものは
意外と
伝わっていないってことが
分かったから
良かったよ」
「大収穫だね
じゃなかった
魚だけに
大漁、大漁!」
「あはは
上手いこと言うね~」
「座布団はいらないから
【西京漬】を
1セットで・・・♬」
「この程度じゃ
鯖(さば)が
一枚ぐらいだね~」
「ありゃりゃ・・・
で、新しいのは
いつ来るの?」
「早ければ
来週末ぐらいまでには
納品してもらえるみたいだよ」
「お歳暮の時季だから
即デビューってこと?」
「たださぁ
旧タイプのが
まだあるから
どういう使い方をしようか
考えているんだよ」
「セットの入り数にも
よるだろうけど
2枚同じ魚があれば
1枚ずつ
旧タイプと新タイプを使うのも
ありなんじゃね?」
「ちぐはぐに
ならないように
詰めてみるよ」
「どうせなら
季凛オリジナルの袋を
作ってみるのも
いいんじゃね」
「一度、見積もりを
作ってもらったんだけど
単価を抑えるためには
ロットが大き過ぎるし
それ以上に
飽きっぽいから
新しいバージョンを
考えちゃうから
諦めたよ」
「飽きっぽいかぁ
親方らしいねwww」
今回のアイデアを
採用させて頂きますが
さらなるアイデアを
ご提案された方には
薄謝を進呈致しますので
良きアドバイス
熱烈歓迎で
お待ちしています
「明日の法事の
西京焼は
ぶりなんだね
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
超特大すっぽんが逃げたことで、ペットロスを初体験
ペットを飼ったことが
無い自分が
まさかのまさか
ペットロスを
体験するとは
夢にも
思いませんでした
2024年11月14日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方🐡
親方が一番好きな
天然のとらふぐじゃん!」
と、ミニふぐちゃんが
やって来ました
「おはよう🐡
そうだね
他の仕込みもあるから
どんどんやるよ」
と、自分
「親方、
元気がないみたいけど
どうかしたの?」
「別に・・・」
今日のとらふぐ(天然)の
産地は
静岡県遠州灘です
遠州灘産のとらふぐを
仕入れる時は
自分宛に直接
沼津魚市場に
届きます
水産業界では
市場便なる
運送形態があり
自分のような個人でも
産地から
直接、魚を仕入れることが
可能です
発泡スチロールを積んだら
魚市場のバックヤードで
締めてから
血抜きをし
持ち帰って来ます
卸したら
いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
水洗いをしてくれました
「おはよう、真由美さん♬
親方の様子が
声に力もないし
いつもと違うような
感じがするんだけど
何かあったの?」
「おはよう♬
そりゃそうだよ
この前、仕入れた
ジャンボサイズのすっぽんを
知っているでしょ?」
「もちろんだよ
めちゃめちゃ
はしゃいでいたからね~」
「そのすっぽんが逃げて
いなくなっちゃったんだよ」
「え゛~っ
マジで!?」
「だから、元気が
ないんだよ
「親方がシュンとしてるって
書いてあったよ」
「すっぽんがいなくなって
探し回って
帰って来たら
泣きそうどころか
倒れそうだったよ」
「そのことを
引きずっているんだぁ
だから
話していても
弱っちい声だったんだね」
「そうだよ
一緒になって
20年以上になるけど
あんな顔を見たのは
初めてかも・・・」
「そんなに
ショックだったんだぁ
それなら
声を掛けない方が
いいかのかなぁ」
「時間が経てば
忘れるだろうから
そのままに
しておきなよ」
「はぁ~い♬」
その後
とらふぐは
自分が手直しをし
拭き上げて
もらいました
実は、夕べは
あまり寝ることが
出来ませんでした
なので
仕入れを終えた後
魚市場で30分ほど
仮眠しただけでなく
『佳肴 季凛』に戻る途中でも
コンビニで買い物をして
そこの駐車場で
再び30分程度
仮眠したくらい
睡眠不足だったのです
そして
ランチの営業が
終わったら
駐車場と道路の間にある
鉄板をどけて
上流部も
下流部も
確認しても
すっぽんと思しきものは
ありません
ちなみに
すっぽんを置いといた場所と
このドブ川までの距離は
せいぜい10メートルなので
人の目を盗めば
あっという間に
すっぽんが歩ける距離です
地面から皮底までは
30センチぐらいですので
すっぽんにとっては
落ちても
全く問題ないはずです
「これじゃ
逃げて下さい
って言っているような
もんじゃね?」
「はぁ・・・(*´Д`)
そんなこと
言わないでくれる
あぁ~あ・・・」
「まだ元気が
出てこないの?」
「あったりまえだよ
はぁ~
・・・・・」
「こりゃ
かなりの重症だわ」
「とりあえず
下まで行って
探してくるよ」
「川にいても
むやみに入って
流されないでね」
「はいよ
・・・あぁ」
いません・・・
しばらく行くと
用水路があるのですが
水かさだけでなく
流れもあるので
ここに入ってしまえば
おそらく流されるはずです
それでも
所々に
段差があったり
岸もあるので
(👆が店の前のドブ川との
合流地点です)
もしやと思って
覗いても
姿はありませんでした
結局というか
奇跡は起きずに
捜索終了です
食材として
仕入れた超特大の
すっぽんでしたが
3週間近くもいたので
ほぼペット状態でした
なので
いなくなった時の気分
というより
今もですが
いわゆる
ペットロスに
陥(おちい)りました
半世紀ほど
生きてきましたが
ペットを飼った
経験がありません
なので
ペットを家族のように
可愛がることが
理解できませんでした
が、しかし
ジャンボすっぽんが
居なくなったことで
そういう心理状態を
経験出来たのは
良い経験でした
というか
そういうことに
しておきますし
そういう経験をさせてくれた
ジャンボすっぽんに
感謝します
まだまだ
未練たっぷりにして
欲は深いもので
願わくば
3,9キロ以上の
ジャンボすっぽんを
卸す経験も
させてくれたまえ
「今夜は、ふぐ料理の
極上バージョンの予約が
あったんだね
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
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ご興味、ご関心のある方は
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あな悲しや、超特大サイズのすっぽん(天然)の脱走
卸す予定でいながらも
ほぼほぼペット状態だった
ジャンボサイズのすっぽんが
逃げてしまいました・・・😢
2024年11月13日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「はぁ・・・・・
・・・・・
(*´Д`)・・・・・」
「親方、どうしたの?
ため息なんて・・・」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「この籠
分かるよね?」
「分かるよ
ここ最近
ジャンボすっぽんを
入れておいた籠でしょ?」
「そうだよ (*´Д`)
・・・・・
はぁ・・・」
「その感じだと
もしのもしかして
逃げたとか・・・」
「はぁ・・・
そうなんだよ」
「え゛~っ
マジで!?」
「マジだよ
立ち直れそうにないよ」
「そこまで
ショックなの?」
「はぁ・・・・・」
「で、いつ
いなくなったの?」
「今日の昼過ぎまで
外で甲羅干しを
していたんだけど
夕方、籠を見に行くと
・・・・・はぁ」
「探したの?」
「店の敷地だけじゃなく
周りの道とかも
探したけど
・・・・・」
「でも、どうして
すぐに卸さなかったの?」
「天然のすっぽんだから
泥抜きをしなきゃならないし
細かい仕込みが
色々とあったから
遅れに遅れて
卸すタイミングが
無かったんだよ」
「でも、約3週間も
えさをあげていないんでしょ?」
「そうだよ」
「何も食べないで
3週間も平気なくらい
生命力があるってこと?」
「だから
すっぽんが
滋養強壮にいい
って言われているんだよ」
「3週間もいたから
ほぼペット状態じゃね?」
「そうだね
昼になれば
外に出して
甲羅干しをしたり
午後になったら
中に入れて
シンクで泳がせたり
していたからね」
「やっぱ
ペットじゃん
それなら
いなくなれば
寂しいわけだよ」
「あ~
もう一度
これをやりたかったんだよ」
「それこそ
すっぽん愛じゃん」
「だ~から
悲しいんだよ(*´Д`)
はぁ・・・・・」
こんなやり取りを
している隣では
LINEの着信音が
何度も
鳴っていました
女将兼愛妻(!)の
真由美さんが
二人の娘と
ホールスタッフと
LINEで
やり取りをしていたからです
◆長女とのLINE
不法投棄でもないのに
罰金って・・・
こういうところが
長女の面白さです
実は
昨日の夕方も
ジャンボすっぽんは
脱走を試み
それに気付いた
長女に呼ばれ
外へ行った時の様子です
この時点で
籠に乗せる網に
おもりを増やしておけば
よかったと
悔やまれるばかりでなりません
◆次女とのLINE
すっぽんが逃げても
千客万来なら
願ったり叶ったりです
大きくならなくても
3,9キロ以上の
超特大のすっぽんを
仕入れることが出来れば
それはそれで
より嬉しいこと
この上ありません
◆ホールスタッフとのLINE
彼女は
真由美さんと
同級生なので
友達同士の会話です
彼女が言うように
戻って来ても
卸す気にならない
可能性も十分ありです
奇跡が起き
戻ることを期待して
籠を外に
出しておきました
先程お話ししたように
周りを探しても
車などに
轢かれた形跡は
無さそうでしたし
一番高い可能性は
店の前の川に入って
市内を流れる
潤井川(うるいがわ)で
棲み始めることです
実際、潤井川には
天然のすっぽんがいて
甲羅干しをしている様子を
SNSなどで
見たことがあります
元々、静岡県沼津市周辺を
流れる狩野川にいて
その後、隣の富士市の
『佳肴 季凛』に
3週間、滞在しました
そして、潤井川に
棲んだとしたら
3度目の人生ならぬ
すっぽん生と
言えるかもしれません
しかも、狩野川の主が
潤井川の主となれば
すっぽんのFA
(フリーエージェント)を
仲介したのも
すっぽん好きの自分としては
良しとしましょう
結果として
その子供が
成長して
巡り合えたら
それはそれで
嬉しいものです
とは言っても
逃がしたすっぽんは
色んな意味で
デカ過ぎたのでした
今日は
すっぽんだけじゃなく
バスも見送ったんだね
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
23回目の結婚記念日は、とらふぐ&【西京漬】で休日出勤
結婚記念日が
『佳肴 季凛』の定休日と
重なったことは
今日を含めて
3回ありますが
今年の結婚記念日は
休日出勤日でした
2024年11月11日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
西京漬(西京焼)と
天然とらふぐを
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方
今日は月曜日だけど
市場に行って来たの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
明日は市場が
休みだからね」
と、自分
「で、何を
仕入れて来たの?」
「生の魚は
とらふぐと
『西京漬』用のサーモンだよ 」
ちなみに
「これだけなら
昼前までには
終わるんじゃね?」
「いやいや
明日はバスツアーの
予約もあって
その仕込みもあるし
こんな状況だから
予約のみの
ランチ営業もするんだよ」
「ってことは
ほぼ一日だし
ほぼほぼ
普段と同じじゃね?」
「そうだよ
仕込みだけじゃなく
ランチ営業もあるから
休日出勤手当も
もらえちゃうから
有難いよ🙇
だから
どんどん始めるよ」
「FIGHT~!」
最初に
サーモン(ノルウェー産)に
取り掛かりました
サーモンは
鱗(うろこ)が細かいので
包丁を使って
鱗を取り
この方法は
すき引きと
呼ばれています
鱗を取り終えたら
頭を落とし
水洗いをしたのち
三枚に卸してから
腹骨を欠いたら
切身にし
1本のサーモンから
30枚ぐらいの切身が
取れます
「卸す前は
あんなに大きかったのに
30枚って言われると
少ないような
気がしちゃうよ」
「頭と骨がなくなれば
3キロぐらいになるし
全部が全部
ちゃんとした切身に
なるわけじゃないから
しょうがないよ」
「そっか~
それでも
1枚が90グラム程度だから
食べ応えは
十分あるよね」
「そうだよ」
サーモンの切身を
冷蔵庫にしまったら
真打登場
今日のとらふぐは
遠州灘産の天然です
「おぉ~
萌え燃え・・・💝の時間が
やって来たね!」
「そうだよ
これこれ・・・🐡」
「そんなに待ち遠しいなら
最初に卸せば
いいんじゃね?」
「って思うでしょ
とらふぐは
有毒部位を
取り除かないとならないから
最後なんだよ」
「そっかぁ
だから
まな板も洗う必要が
ないんだね」
「そうだよ」
卸したとらふぐの
水洗いをしてくれるのは
いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです
「おはよう、真由美さん♬
休日出勤だけど
頑張ってね!」
「はいよ~」
真由美さんが
水洗いした後
自分が手直しをし
洗い上げたら
拭き上げてくれました
「予定通り
予約のお客さんが
来る前に
終わりそうじゃん」
「そうだよ」
拭き上げたら
掃除の開始です
//
お片付~お片付~
さぁさ
二人でお片付~♬
\\
そうこうしていると
ご予約の
お客様が
お見えりなりました
「さばの西京焼が
んまそう~🤤」
ご予約のみの営業ですので
合間を見ながら
諸々の仕込みをし
サーモンは
有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
真空パックし
冷蔵庫へ
器出しをし
御席の準備をする頃には
陽も落ちていました
「これって
『西京漬』用の
銀ダラだよね」
「銀鱈だよ
バタバタしていて
出すのを忘れていたけど
気付いて
良かったよ」
「お歳暮用でしょ?」
「お歳暮がメインだけど
ランチの
バージョンアップした
西京焼用にも
仕込まなきゃならないからね
でも、これで
今日はお仕舞だよ」
「お疲れ様~♬」
その後
夕飯を食べ終えると
//
結婚記念日
おめでとう🎉
\ \
ふぐとらちゃんと
娘達からの
ケーキ!
「二人は
結婚して
何年になるの?」
「24年だよ」
「ってことは
2000年にしたんだね
これからも
二人で頑張ってね!」
「はいよ~!」
こうして
23回目の結婚記念日の
一日が終わったのでした
「明日もFIGHT!
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
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沼津魚市場に4時前着にして、佳肴季凛に5時半前着
お弁当あり
法事あり
仕込みあり
ということで
今日は超早番の一日でした
2024年11月10日
Vol.4527
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方🐡
二日連チャンで
お弁当じゃん
どうりで
今朝も早かったわけだ🍱」
と、熱血君
「おはよう🐡
そうだよ
市場から戻って来たら
まだ寝ていたからね」
と、言うと
「え゛っ
市場から戻って来たのは
5時半前ってこと?」
と、訊いてきました
市場とは
沼津魚市場のことです
「市場に着いたのは
4時前だよ」
「ヤバくね?」
「ヤバくはないけど
さばふぐを選(よ)りたいから
その時間に
行ったんだよ」
「気に入った魚しか
仕入れないのは
知っているけど
恐れ入ったよ」
魚市場に着いたのは
由比(ゆい)の
魚屋のご主人と
ほぼ同じでした
由比は
桜海老で有名な
静岡市の漁港です
発泡スチロールを開けると
仕分けを始めました
邪魔にならないように
好みのサイズを選び
秤にかけてもらうと
5,8キロでした
その後
こちらの売場で
【西京漬】用の鰤を仕入れ
御覧のように
4,1キロです
4時過ぎなので
売場には
殆ど魚が
並んでいません
というより
並べている最中です
また、並べ中というよりも
こちらの売場は
生の黄肌鮪(きはだまぐろ)を
並べる準備をしていました
長居は出来ないので
魚市場から撤収し
戻って来たのが
5時半だったのです
「お弁当用の西京焼が
銀だらとサーモンが
あるけど・・・」
「銀鱈は
大人のお弁当用で
サーモンは
お子様用だよ」
「どうして
チビッ子のは
サーモンなの?」
「サーモンは
尾っぽに近い部分だから
骨がないからだよ」
「これなら
チビッ子が食べても
心配ないもんね」
「そうだよ
違う料理なわけだから
出来る限り
別のものを使うのが
プロとしての
マナーだよ」
「そこまでやってこその
プロなんだね」
「お金をもらう以上
当然なんだけどね」
そして、お弁当は
このように
仕上がりました
◆大人用
◆お子様用
「こうやって見ると
同じのは
玉子焼だけだね
ねぇ、チビッ子用のお弁当も
真由美さんが盛付けたの?」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです
「お子様用のは
親方だよ
その時によって
内容が変わるからね」
「そうなんだぁ
それなら、親方は
キャラ弁も作れるのかなぁ?」
「いや、絶対に
出来ないし
やらないと思うよ」
「そうなの、親方?」
「加熱していない食材を
使うなんて
あり得ないし
一歩間違えば
アクシデントになるからね」
「それじゃ
ヤバいじゃん」
「可愛らしく作るのは
大事だけど
まずは、安全なものを
作らないとね」
「そうだよね~」
お弁当の後は
法事の御席の料理に
取り掛かりました
盛付けが終わったら
さばふぐと鰤の下処理を
することにしましたが
水洗いも出来ずに
このままで
タイムアップ
ランチの営業が終わったら
仕込み再開です
鰤を三枚に卸し
切身にしたら
勇気JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
とりあえず
冷蔵庫へ
今度はさばふぐです
水洗いの後
拭き上げたら
唐揚げ用に
包丁しました
唐揚げとは言っても
ふぐ料理のコースには
使うことはしません
天然のとらふぐのみで
仕立ているからです
「やっと仕込みの山が
見えてきたね」
「いやいや
まだ終わらないよ」
「えっ!?」
「中骨に残っている血を
押し出すんだよ
こうやると
血のかたまりが
出て来たでしょ」
「ドロッとしているね」
「フグ類の血は
有毒じゃないけど
残っていると
加熱しても
雑味が残るから
このひと手間を
欠かせないんだよ」
「恐れ入ったよ」
「お弁当と同じ様に
お金をもらう以上
手間を省くわけには
いかないんだよ
もっと言うと
自分が払いたくなるよう
仕事こそが
プロの仕事だからね」
「朝から
恐れ入ったの連発だよ
もう勘弁してよ~」
その後、ようやく
鰤と
さばふぐの仕込みが終わり
「とにもかくにも
お疲れ様~♬」
結局、この時点で
6時を過ぎていたので
夜の営業を
お休みさせて頂き
お断りしてしまったお客様には
改めて
お詫びさせて頂きます
「この準備って
もしかして・・・!?
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐとらちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
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