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もっとおいしいお話し

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酢橘(すだち)のみで仕込んだ【ぽん酢】

Vol.4164

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。

今日(10月3日)は

酢橘(すだち)のみで

仕込んだ【ぽん酢】について

お話しします。




常連さんの自宅で取れたすだちを

【ぽん酢】に仕込むため

半分に包丁していると


「 おはよう、親方🐡

【ぽん酢】用のすだちだね。

酸っぱそぉ~。」

と、熱血君。

「おはよう🐡

酢っぱそうだけど

香りが違うでしょ?」

と、訊くと

「うん♬

かんきつ類の香りって

いいよね~。」

「そうだね。」



包丁したすだちを絞ってくれるのは

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。


「真由美さん、おはよう♬

たいへんでしょ?」

「おはよう、熱血君。

この間のかぼすよりも小さいから

少しは楽かな。」
 


「頑張ってね、真由美さん。」

「ありがとうね~♬」



この間のかぼすとは

今日と同じく【ぽん酢】用に

仕込んだもので


その時の様子は

こちらを👇




絞り終えると


「あんだけあったのに

思ったより

少ないような感じなんだけど・・・。」

「まぁ、こんなもんじゃないの。」

「そっか~。」

「これから量るんだけど

どれくらいだと思う?」

「ぜ~んぜん、見当がつかないよ。」

「当たったら

賞品があるかもよ。」

「マジで!?

じゃあ、3リットル。」

「じゃあ、量るよ。

先ずは1リットル。

で、

0,6リットル。

ということは・・・?」




「1,6リットルかぁ・・・。

予想の半分じゃ

かすりもしないじゃん。」

「そうだねぇ。

でも、こんだけあれば

【ぽん酢】に仕上がれば

それこそ3リットルくらいにはなるよ。」

「そうなんだぁ。」

ちなみに、こちらが

当店オリジナルの【ぽん酢】です。

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』



「で、皮はどうするの?」

「やりきれないから

ごみ箱行きだよ。」

「何でも取っておいて

再利用するのに?」

「残念だけどね・・・。」


朝一番で

天然のとらふぐのひれを

炙っておいただけでなく


【ぽん酢】の素と呼んでいる

醤油などを合わせた調味料に


すだちの果汁を

合わせておきました。




「あとは濾すだけ?」

「そうだよ。」

「今更だけど

何でも手作りするけど

たいへんじゃないの?」


「たいへんっていうか

これが当たり前でいるから

何とも思わないし

手作りしたものじゃないと

お客さんからお金をもらえないじゃん。

っていうか

自分だったら

払いたくないもん。」


「確かに、そうだよね。」

「自分が作ったものなら

いくらでも改良出来るし

その方が

楽しいじゃん。」

「そうやってれば

どんどんバージョンアップ出来るしね。」

「そうなんだけど

口で言うほど

簡単にはバージョンアップは出来ないけど

新しい料理のヒントとかにはなるよ。」

「手作りの相乗効果ってことじゃん。」

「上手くまとめてくれたねぇ。」

「えへへ・・・♬」 


今日仕込んだ【ぽん酢】は

すだちのみなので

先日仕込んだものと合わせながら

使っていきます。


すだちの風味と酸味が

いつもより強く感じられる【ぽん酢】を

味わって下さい。 



「今日のお昼のぶりの西京焼

んまそうだったねぇ~。

明日のお昼は、なんだろう?」 by ふぐとらちゃん


☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せや

通販の商品などを召し上がった方々が

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています。

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください。

【ぽん酢】の用の酢橘(すだち)の下準備

Vol.4162

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

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“身体に優しい美味しい日本料理”

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天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。

今日(10月1日)は

【ぽん酢】に仕込むための

すだちの下準備について

お話しします。 


「親方

シャインマスカットも

すだちも頂きものでしょ?」

と、熱血君。 

「そうだよ。

シャインマスカットはアイス用で

すだちは【ぽん酢】用。

どっちも

ありがたや、ありがたや♬」 


ちなみに、こちらが

当店謹製の【ぽん酢】です。

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』



また、昨日の時点で

アイス用に仕込んだ

シャインマスカットについては

こちらを👇


「そう言えば

【ぽん酢】って

この前、仕込んだよね?」

「そうだよ。

すだちは常連さんからの頂きものだから

嬉しい誤算だね。」

「どうして、誤算なの?」

「そもそも、すだちって

安いもんじゃないから

大いに助かるし

ふぐ料理を本格的に始めるから

少ないよりは

多い方がありがたいしね。」


「いくらあっても構わないってこと?」

「そうだよ。

これからの時季は

ふぐ料理が美味しくなるからねぇ。」

「そっかぁ

もう10月だしね・・・。」

「遠州灘の天然とらふぐ漁も

今日から解禁なんだけど

天気の関係で

初操業は水か木曜日みたい。」

「ちょっと残念そうな顔をしているけど・・・。」

「ちょっとね・・・。」

先日の【ぽん酢】の仕込みについては

👆こちら(前編)



こちら(後編)を👆



すだちをボウルに入れ


水洗いしたら


ざるに上げ

乾いたタオルで拭いていると

「完全に水分をふき取るんだぁ~。」

と、熱血君が声を掛けてきました。

「そうだよ。

水分が残っていると

傷(いた)むからね。」

「ここまで

丁寧にやるんだぁ~。」

「当たり前じゃん。

今日のは常連さんのだけど

作った人のことを思えば

粗末には出来ないしね。」

「そうだよねぇ。」

「自分の料理の一部だし

それを粗末にするなんて

もっての他だよ。」

「命あるものだしね。」

「そうさぁ。

期限が過ぎたら

廃棄なんて

真っ当な考えの持ち主なら

出来るわけないじゃん。」

「そうだよね。

あんなの目安程度じゃね。」

「もう少しどころか

大いに食べるものを

大事にしないとね。」

「うんうん♬

で、このすだちは

いつ仕込むの?」

「明日、やりたいけど

どうかなぁ~。」

「明日は休みじゃん。」

「そうだけど

明後日は市場が休みだから

その仕入れもあるし

魚の仕込み次第かな。」

「そっかぁ」



「その分、明後日なら

時間にも少しは余裕があるし

丁寧な仕込みが

味の決め手だからね。


もっと言うと

うちのオンラインショップで売っているものは

自分の目が届かないところで

食べるわけだから

神経を使い過ぎても

使い過ぎないいくらだしね。」


「気が休まらないじゃん。」

「そこまでするのが

料理だから

いいんだよ、これで。」

「そうなんだぁ~。」 

手抜きはいくらでも出来ます。

ただ、手抜きをすれば

美味しいものを作ることは出来ません。

本物に勝るものはありませんし

それを作り

それを召し上がって頂くのが

我が道ゆえ

そこを歩き続けます。


「明日の休日出勤は

早く終われるといいね。

そんじゃ、また🐡」 by ふぐとらちゃん 


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昨日に引き続き、【ぽん酢】の仕込み

Vol.4150

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今日(9月19日)も

【ぽん酢】の仕込みについて

お話しします。 


昨日の続きになりますので

先ずは、こちらをお読み下さい。 



朝一で仕込んだ【ぽん酢】の素です。

【ぽん酢】の素とは

自分が勝手に名付けた

醤油などを合わせた調味料です。


十分に冷めたら

昨日絞ったかぼすの果汁

橙(だいだい)の果汁

柚香(ゆこう)の果汁を

加えます。

写真を撮り忘れてしまいましたが

👆の3つの他に

酢橘(すだち)、レモンの果汁も

加えました。


「こんなに沢山の柑橘類が

入っているから

香りもいいんだね。」

と、熱血君。

「そうだよ。

鍋に入っている蜜柑(みかん)も入れると

全6種類。」

「ここまで沢山のかんきつ類が

入っているポン酢ってあるの?」

「無いと思うよ。

だから、【ぽん酢】って書いて

固有名詞的にしてあるんだよ。」

「そこまするんなら

商標登録しちゃえば!?」


「あはは・・・。


うちの【ぽん酢】には

天然のとらふぐのひれも入っているのは

知っているでしょ?」


「うん!」


ちなみに、こちらが

当店謹製の【ぽん酢】の原材料です。

※クリック、またはタップしても

注文は出来ませんが

カートのページに移動します。

「しかも

親方の写真入りだしね。」

「まぁね。

天然のとらふぐの美味しさを

引き出すために作ったのが

【ぽん酢】だからね。」

「いいじゃん🐡いいじゃん🐡」 


味見をしたら

濾してから

瓶詰め


「どうして

ラップを巻いてあるの?」

「殺菌、消毒のため

アルコールで拭いたからだよ。

保存料や防カビ剤とかの

添加物フリーだから

こういう手当が必要なんだよ。」

「そうなんだぁ。

だから、お客さんに売る時の期限が

45日なんだね。」

「そうだよ。

こっちで冷蔵保存している分には

問題ないんだけど

販売ってなると

簡単にはいかないんだよ。」

「へぇ~。

賞味期限とか

消費期限って

変な面もあるみたいだし・・・。」

「表示のための表示みたいなところもあるし

まぁ、典型的なお役所仕事で

実際のところ

消費者が理解しているかも

問題だよ。」

「そうなんだぁ~。」


食品を販売するにあたっては

表示は大事なことですが

それ以上に

添加物を使わずに済ませることです。 


これまでにもお話ししているように

食文化とは言えない

昨今の食環境が

これ以上堕落しないための

防波堤となることを使命とし

日々の仕事に臨み続けます。 


「今日のお弁当、んまそう♬

明日もあるんだって。

そんじゃ、また🐡」

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二週連続の休日出勤は、【ぽん酢】&お弁当の煮物の仕込み

Vol.4149

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今日(9月18日)は


についてお話しします。 


今日は


沼津魚市場に行って来たのですが


定休日ですので


どこそこの売場へ行くも


スルーし
鮮魚の仕入れはありませんでした。 


別棟の売場で


冷凍の海老を仕入れ

魚市場から撤収。

魚市場の次に向かったのが

車で15分程のところにある

食遊市場でした。

野菜をはじめ

調味料を仕入れたら

今朝の仕入れが終了。

『佳肴 季凛』に戻り

荷物を下ろすと

熱血君がやって来ました。 


「おはよう、親方🐡

魚市場よりも食遊市場の仕入れの方が

多いじゃん!」

「おはよう🐡

そういう時もあるさ。

先週も休日出勤だったから

どんどん始めるよ。」

「頑張ってね♬」


ちなみに

先週の休日出勤の様子については

こちらを👇


今日の仕込みは2本立てで

先ずは

【ぽん酢】用のかぼすを搾ることです。 

一昨日届いた時点で

水洗いし

水分をふき取り

ざるに上げておきました。


「ただ洗うだけじゃないんだね。」

「水があると

【ぽん酢】が傷むから

そこは大事だよ。」

「ふぅ~ん。」 


半分に包丁したかぼすを搾ってくれるのは

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG8175.jpg

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。 



そのまま使うので

手袋は必須アイテム。 

搾ったら

ボウルに移し替えます。

「真由美さん、頑張って~!

かなり力を入れているけど

親方への不満爆発の代わりとか・・・!?(笑)」


「そんなことあるわけないじゃん。

美味しいふぐ料理の脇役だから

ついつい気合が入っちゃうんだよねぇ。」

「そうだよね。

季凛の看板だしね。」


搾り終え


量ったところ

1,4リットルで


熱血君も


「これしかないんだぁ~。

何だか、寂しい気分。」

「まぁ、こんなもんだよ。」

「っていうか

頑張った真由美さんが

何か可哀想な感じ・・・。」

「君は優しいねぇ~。」

「熱血料理人の分身だからじゃね!?」

「あはは・・・。」



「それにしても

この皮、すごいね。

何かに使うの?」

「使えないことはないけど

ごみ箱行だよ。」

「何でもかんでも

使い切るのに

珍しいね。」

「そこまで手が回らないから

しょうがないよぉ。」

「親方のアレンジっていうか

再生は面白いから

少し残念だね。」

かぼすの果汁を絞り終えたら

明日、明後日のお弁当の煮物の

仕込みをしました。


「煮物は

このまま使うんじゃないんでしょ?」

「もちろんだよ。

火入れを兼ねて

煮上げないとね。

海老は

煮汁から上げて

使うけど。

仕込みの時点で

しっかり煮汁を煮詰めてあるから

余程のことが無い限り

問題ないよ。」


「どういうこと?」

「ものが傷(いた)む時は

煮汁からだから

それをちゃんとしておけば

大丈夫なんだよ。」

「へぇ~、そうなんだぁ。」

これらを冷蔵庫にしまったら

包丁を砥ぎ

二週連続の休日出勤が終わったのでした。 

「明日も【ぽん酢】の仕込みをするんだね。


そんじゃ、また🐡」


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『ぽん酢』用の柚香(ゆこう)、橙(だいだい)、香母酢(かぼす)

Vol.4147

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今日(9月16日)は

『ぽん酢』用の柑橘について

お話しします。


今朝のことです。

食器洗浄機の機嫌が思わしくなかったので

女将兼愛妻(!?)の真由美さんと

朝から奮闘するも

機嫌も直り、ひと安心しました。



「おはよう🐡

問題なくて

良かったよね~。」

と、ふぐとらちゃん。

「そうだよ。

こんな三連休の時に

どうにもこうにもならなくると

色々と厄介だからね。」

「どこが悪かったの?」

「機嫌!」

「すぐに、そういう言い方をするよね

親方は・・・。」

「そう!?

水位センサーが汚れていたから

その掃除をしたんだよ。」

「時々、出るエラー表示でしょ?」

「水が抜けたりする時も

出るんだけど

何度もそうなったから

焦ったんだよ。」

「そうなんだぁ~。」

「そうだよ。

じゃ、始めるよ。」 


前置きはさておき

ここから本題です。


今日、宅配便で届いたのが

瓶詰のゆこう酢と


生のかぼすです。


「ゆこうって

初めて聞くけど・・・。」

「普通の人には珍しいかもしれないね。

徳島名産の柑橘(かんきつ)で

柚子(ゆず)と橙(だいだい)の

いいとこ取りみたいなものだよ。」

「へぇ~。」

「柚子みたいに香りが強いんだよ。」

「徳島ってスダチも有名だよね。」

「そうだよ。

詳しいじゃん。」

「えへへ・・・。」

「じゃ、かぼすとの違いは分かる?」

「・・・・・。」

「かぼすは、大分が名産で

実が大きいのが特徴だよ。」

「ふぅ~ん。

味の違いは?」

「すだちは酢橘って書くように

酸っぱいんだけど

元々、酢を断つくらいに酢っぱいが

語源なんだよ。」

「単純っていうか

分かりやすいっていうか・・・。(笑)」 

「かぼすは

当て字で香母酢って書くんだけど

香りが強いのが特徴だね。

臭橙とも書くけど

臭いって字は

どうも好きになれないんだよね。」

「何となく、分かるなぁ。」

「どっちも『ぽん酢』を仕込むのに

使うんだけど


かぼすは

『いいちこ』っていう麦焼酎のメーカーが

酒屋を通じて

毎年、送ってくれるんだよ。」

「いいじゃん!」

「普段の行いが良い人には

ご褒美があるんだよねぇ。」

「自分で言うかなぁ。」

「何か言った?」

「いや、気のせいじゃね。」 


かぼすは絞らなくてはならないのですが

きれいに洗ってから

拭き


ざるに上げ

乾かしておきました。

乾かしておくのは

水分があると

カビが生えたり

腐敗する場合があるからです。 


また、橙(だいだい)も

柚香を同じ徳島県の業者から仕入れるのですが

欠品中ということで

橙の果汁で有名なメーカーの

『岸田ポン酢』を使うことにしました。 


「これと

今までのとは違うの?」


「これまでのは

生搾り果汁だから

味がいいんだよ。

でも、欠品中だから

しょうがないよ。

これも、味がいいし

これまでにも使ったことがあるから

心配ないよ。」


「それなら、いいけどね。」

ちなみに、当店の『ぽん酢』は

このようなものです。


👆をクリック、タップしても

ご購入は出来ませんので

あしからず。 

柚香(ゆこう)と橙(だいだい)は

元々、注文しておき

来週あたりに仕込む予定でしたが

香母酢(かぼす)が届いたことで

予定が早まったので


天然のとらふぐのひれも

炙っておきました。

天然のとらふぐ漁も

もうじき解禁となり

秋の訪れも

すぐそこです。 


「明日は法事の御席があるんだね。

そんじゃ、また🐡」 by ふぐとらちゃん


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リニューアルしたランチメニュー&“おうちで佳肴季凛”

Vol.4059

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(6月20日)は

リニューアルした

ランチメニューとお取り寄せ商品について

お話しします。

今日の午後


新しいランチメニューが

届きました。


昨日お話ししたように

【西京漬】のラインナップに

鰤(ぶり)が加わったので

西京焼の種類が4つになり


4種類とは

鯖(さば)、鰤(ぶり)

サーモン、銀鱈(ぎんだら)です。


3種類あるコースの

基本の西京焼は鯖なので

お値段に変更はありません。

鰤だと

プラス660円 

サーモンだと

プラス880円 

銀鱈だと

1210円になります。 

なので、組合せにより

合計12種類です。


また、右上には

夕席のコース料理のページのQRコードがあり


これを読み込んで頂くと

こちらに移動します。


ご自身のスマホで

御覧頂いた方が

スムーズに説明しやすいケースが

増えてきたので

このようにしただけでなく

コース料理を基本としているため

ご予約なしで

ご来店されても

御席のご用意が

出来ないこともあるので

お品書きを廃止しました。 


そういう点では

DX化したのではと

自画自賛!?


裏面は

これまで同様

お取り寄せ商品というか

オンラインショップの商品の

ご案内となっています。 

それこそ

“おうちで 佳肴季凛”です。

「ねぇ、親方🐡

僕に似ていない」?

と、熱血君。

「似ているよ🐡」

と、返すと

「熱血料理人の親方だから

僕が熱血君ってことは

もしかして

親方のコピーなの?」

「どうなんだろうねぇ~。(笑)」 



【西京漬】にはじまり


【鰯の丸煮】


【お手製調味料】


【オリジナルグッズ(器)】


【お食事券】


そして、今回のリニューアルにより

ラインナップに加わったのが

【炙りひれ】です。


【炙りひれ】とは

ひれ酒用のひれで

文字取り炙ってあります。

詳しいことは、こちらを👇


ランチメニュー、“おうちで佳肴季凛”共に

詳細については

お気軽にお問い合わせ下さい。



「今日は、お中元の包装をしたんだね。

お疲れ様でした🐡」  by ミニふぐ 

定休日に、とらふぐ(天然)のひれ干し

Vol.3925

料理が好きで、料理人になって

3分の1世紀。

誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を

熱血料理人の店主・志村弘信が

今日(2月6日)も

認(したた)めます。

月曜日ということで

今日は定休日です。

仕込みはないものの

天気が良かったので

とらふぐ(天然)のひれを

板に貼り付け

干すことにしました。

ひれは、こんがり炙ってから

ひれ酒だけなく

当店お手製の【ぽん酢】にも

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』

使っています。

干し終えると

熱血君がやって来て

「おはよう、親方♬」

「おはよう!」

「今日は、仕込みはないの?」

「無いよ。」

「いいじゃん、いいじゃん。」

「でも、これから

確定申告の仕事が待っているよ。

仕込みの方が、ずっといいね。」

「そう言えば

先週もやっていたよね?

「合間が見つからないから

なかなか進まなくて・・・。

夏休みの宿題みたいなもんだよ。」

「進まないってことは

ヤバくね?」

「まだ平気だけど

のんびりは出来ないから

これから始めるよ。」

「ふぅ~ん。

おっ、 水仙の花がきれいだね。

お花は癒されるね~。」

「そうだね。

寒くても咲く白い水仙には

神秘っていう意味の花言葉が

あるんだって。」

「よく知っているね。」

「Google先生の受け売りだよ。」

「魚のことは

よく知っているけど

花まではね~。(笑)」

「そうだよ。

寒い冬に咲く生命力の強さが

由来なんだって。」

「へぇ、いい意味の花言葉だね。」

「そうだね。中に入るよ。」

「はぁ~い。」

会計用のパソコンと

普段使いのパソコンの

2台使い。

「こうしないと

仕事がはかどらないんじゃない

すぐにSNSをいじるから・・・。(笑)」

と、熱血君。

「確かに・・・。それだけじゃなく

オンラインショップからの注文も

確認しなくちゃならないからね。」

「ふぅ~ん。」

今日のご注文の中には

バレンタイン用の

佳肴 季凛 謹製 西京漬け

【西京漬】のご注文もありました。

昼前から夕方近くまで

サボりつつ(!?)

“宿題”をしたら、撤収。

まだまだ“宿題”は終わりませんが

地道に進めていきます。

「ってことで

また明日🐡」 by ミニふぐ

仕込み完了のとらふぐ(天然)のひれ&皮

Vol.3801

“身体に優しい、美味しい日本料理”を、

信条とする『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信です。

天気予報では雨でしたが、

朝の時点で、

降っていなかったので、

ひれを外に出すと、

ふぐネット達がやって来て、

「おはようございます、親方♬」

「おはよう。」

「乾いているのに、

まだ干すの?」

「これらをはがしてから、

また干すんだよ。」

「ふぅ~ん。」

すると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

はがししてくれ、

その後、

水に晒(さら)しておいたひれを、

ざるに上げたら、

貼り付け、

干しておきました。

はがしたひれは、

福島県と三重県産で、

干したひれは、

福島県と静岡県産で、

全て天然のとらふぐです。

また、ひれは、

ひれ酒だけでなく、

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』

オリジナルの『ぽん酢に、

使っています。

その後、

湯引きしたふぐ皮を包丁し、

自分がしたのは、

棘(とげ)がある真皮(まかわ)です。

さめ皮とも呼ばれる

ゼラチン質の真皮には、

コラーゲンが豊富に含まれ、

まさに、“食べるコスメ”。

高価な食材でありながらも、

身体に良いのが、

天然のとらふぐの良いところです。

包丁し終え、

水を注ぎ、

よく混ざったら、

ざるに上げ、水気を切ります。

水を注いだのは、

ゼラチン質のため、

くっついていて、

ばらけやすくするためです。

真空パックすると、

ふぐネット達が、

「QRコードみたいじゃん!

読み込むと、

ふぐ料理のページに飛ぶの?」

「やってごらん。」

「うん。

・・・・・。」

「どうだった?」

「どうもこうも、エラーだよ。」

「やっぱり~。(笑)」

とりあえず、

今日のひれとふぐ皮で、するべき

とらふぐの仕込みが

終わりました。

明日のとらふぐは

予定は未定にして、

魚市場次第ですので、

今日はこの辺りで・・・。

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通販の商品などを

召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、

投稿して下さっています。

ご興味、ご関心がある方は、

御覧下さい。

『ぽん酢』用の香母酢(かぼす)の仕込み

Vol.3791
『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信が、

生涯、一料理人を貫くためが想いを、

今日も認めます。

今日は、

先日頂いた香りかぼすを、

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』

『ぽん酢』用に搾ることにしました。

昨日の時点で、洗ったら、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG4318-1.jpg

ざるに上げ、乾かしておき、

包丁する前に、

完全に水気を拭き取っておきました。

半分に包丁したら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さん達に、

絞ってもらいました。

搾り終えると、

皮と果汁の色が合わさり、

このような色に。

ふぐネット達がやって来て、

「おぉ~、酸っぱそう。

見ているだけで、唾液が・・・。

親方は平気なの?」

「平気なわけないじゃん。

香母酢と書くだけあって、

香りがいいでしょ?」

「日本語って、賢いね~。」

「そうだね。」

「あれだけあって、搾れたのは、

これだけなの?」

「量ったら、

1,5リットルだったよ。」

「何だか、寂しいよね。」

「確かにね。」

「この後は、どうするの?」

「近いうちに、他の果汁を仕入れ、

『ぽん酢』に仕込む予定だよ。」

「他の果汁って?」

「ほら、

ここに書いてあるでしょ?」

「あっ、ほんとだ。

6種類も入っているんだね。」

「それだけに、

風味と酸味のバランスがいいよ。」

「へぇ~。

仕上がったら、味見させてね。」

「熱烈歓迎!」

例年、かぼすを頂くのは、

複数回あるのですが、

今年は、どうなることでしょう。

熱海・網代(あじろ)産の鯵(あじ)と謹製【ぽん酢】用の香母酢(かぼす)

Vol.3786

“身体に優しい、美味しい日本料理”を、

信条とする『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信です。

今朝の沼津魚市場は、

台風14号の影響で、

案の定、ガラ~ン。

しかも、

風も強いので、

よその浜(産地)は

分からないものの、

沼津近郊、伊豆方面の

明日の水揚げは、

かなりの期待薄・・・。

そんな状況でしたが、

静岡県熱海市網代(あじろ)産の

鯵(あじ)が入荷しており、

いくらか小さかったものの、

揚物用に

仕入れることにしました。

先程の状況ですので、

鮮魚の仕入れは、

鯵のみ。

仕入れを終え、

帰ろうとすると、突然の土砂降り。

【佳肴 季凛】に戻ると、

ふぐネット達がやって来て、

「おはようございます、親方♬」

「おはよう。」

「網代(あじろ)の鯵(あじ)だ!」

「・・・・・。」

「だめ?(笑)」

「だめも何も、

山田く~ん、座布団、

全部持ってって~!」

「ありゃりゃ・・・。」

約50尾入でしたので、

適当に振り分け、

真空パックし、冷凍庫へ。

このようにしておくのは、

悪天候や急なご予約に

備えてのことです。

揚物用とは言え、

鮮度は良いので、

クオリティチェックを兼ねて、

目鉢鮪(めばちまぐろ)との

ハーフ&ハーフ丼♬ 

魚は、それぞれに美味しさが

あるのが、何よりの魅力です。

昼ごはんを食べ終わる頃、

むぎ焼酎の『いいちこ』の

ソース画像を表示

メーカー【三和酒類】から、

香母酢(かぼす)が

届くと、

ふぐネットがやって来て、

「こんなに沢山、どうするの?」

お手製の【ぽん酢】に、

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』

仕込むんだよ。」

「ふぐ料理には、欠かせないよね。」

「勿の論!ぽん酢は、

ふぐ料理の味の決め手だから、

力が入るよ。」

「さすが~。

ふぐに萌え燃え・・・ 💖

だけのことはあるね。」

「かぼす以外の柑橘類だけじゃなく、

天然のとらふぐのひれも、

使うよ。」

「へぇ~。

いつ仕込むの?」

「まずは、かぼすを絞らないと・・・。

手伝ってくれる?」

「う~ん、考えておく。」

「はいはい。」

ところで、かぼすには、

臭橙 とか、香母酢の字が

充(あ)てられているように、

香りや風味が高いのが

特徴です。

香の母の方が、

より香(かぐわ)しいので、

香母酢の方が好きですし、

馨しいや、芳しいという漢字もあり、

これまた、趣があります。

和食の献立では、

漢字を使うことが多く、

こういうのを見ると、

日本料理と日本語の関係に、

心惹かれる自分です。

こういう点も、

日本料理文化の魅力の

一つである以上、

後世に伝える努力を

怠るわけにはいきません。

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