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もっとおいしいお話し

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佳肴季凛謹製『ぽん酢』用の酢橘(すだち)狩り


2026年8月31日 

Vol.4951



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG8924.jpg


いらっしゃいませ

マクロビオティック 

(玄米菜食)を 

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます




「ねぇ、親方

手袋があるけど

何するの?」



と、ふぐゑびすさんが

訊いてきました



「●※△さんちに

酢橘(すだち)狩りに

行って来るんだよ

今日みたいな

休みの日じゃないと

行けないからね」


と、自分


「すだち狩りが

どんなものか分かんないから

連れて行ってよ」


「じゃあ、これから

出掛けるよ」



「わぁ~い!」



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sIMGP0445.jpg


ということで

常連さんの家に着くと


酢橘が鈴なり状態でした 


「ヤバいくらいに

なっているじゃん」

「そうだよ

だから、この間

持って来てくれてた時に


取りに来るように言われて

来たんだよ」


「一般の家に

こんだけあっても

困るんじゃね?」


「そりゃ、困るさ

だけど、うちは

ふぐ料理が看板だけじゃなく

ネットでも売っているから

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』


『ぽん酢』が必要だし

酢橘みたいな柑橘類は

あればあるだけ

って感じなんだよ」


「そっかぁ

もう少ししたら

ふぐのシーズンだから

尚更だよね」

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sIMGP0439.jpg


こんなやり取りをしている間に

女将兼愛妻(!?)の真由美さんは

黙々と


酢橘狩りをしてくれ



獲れた酢橘が

こちらです👆




「おぉ大漁じゃなかった

大量、大量!


酢橘って

スーパーとかにもあるけど

いい値段しているよね?」

「最低80円

店によっては

200円弱なんてのも

あったよ」



「じゃあ、100円として

こんなにあると

3とか4渋沢じゃん」


「そこまではいかなくても

かなりの金額だよ」

「そうなんだぁ」


先日の酢橘は

まだ絞っていませんが

どんな食材でも

鮮度の良いものには

敵いません


明日か明後日にでも

搾ることにします


最後になってしまいましたが

●※△さん

改めて、有難うございました

初秋感モリモリの贅沢ランチ 



2026年8月29日

Vol.4949


いらっしゃいませ

マクロビオティック 

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基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sIMGP0330.jpg


「予定通り

今日の贅沢ランチの

鱧松(はもまつ)の土瓶蒸しじゃん」



と、ふぐゑびすさん

「そうだよ


鱧と松茸オンリーだよ」

と、言うと

「秋を感じるねぇ

で、今日のランチの献立は?」


と、訊いてきました 


「タイトル通り

8月の終わりっぽく

初秋感ありありだよ」


「わぁ~、楽しみ♬」 



ということで

贅沢ランチの献立が

今日のお話しです 



◆先付

 鱧(はも)の子の煮凝り



◆お椀替り

 鱧と松茸の土瓶蒸し


最後に日本酒を一滴たらし

三つ葉をあしらい




酢橘(すだち)を添えて

お出ししました


◆刺身

 二種盛り


二種は、鰍(いなだ)

水魳(みずかます)で

鰍は文字通り

魚へんに秋と書くように

秋の魚で


水魳は大和魳(やまとかます)が

正式な名前で

立秋の前後から

水揚げ量が増えてきます

鰍は、熱海市網代(あじろ)産で

水魳は、沼津市西浦産です




◆焼物

 秋刀魚の難波焼



御覧のように

長葱を芯にして

秋刀魚(さんま)の身で巻いてから

たれ焼にしてあります


詳しい説明については

こちらを👇



◆揚物

 汐子(しょっこ)のフライ




汐子とは

勘八(かんぱち)の幼魚で



沼津魚市場で仕入れた

200グラムサイズのもので


春頃に生まれ

ようやくこのサイズになったものです



フライに添えるのは

大根おろしを入れた天つゆで


天つゆにくぐらせることで

余分な油が落ち

食べやすくなります 



◆デザート

 シャインマスカットのアイス


今更ですが

手作りです 




「今日の献立は

THE秋じゃん


定番の西京焼が無いだけでも

ガラリとイメージが

変わるね」



「まぁね

常連さんの中でも

よく来てくれる方達だから

こういうアレンジにしたんだけど

焼物と土瓶蒸しは

この時季だけだからね」

「予約なしでも

今日のコースは

食べられるの?」



「無理!

普通のランチメニューなら

予約なしでも

大丈夫だけど


今日の献立は

ランチメニューじゃないからね」 


「そうなんだぁ」


「こういう献立を用意出来るのも

常連さんだからだよ

うちの売りは

西京焼と

沼津の市場で仕入れる

地元産の魚だから

そこを味わってもらってからの

お任せだからね

何でもかんでも

出来ます

なんて感じだと

何でも屋になっちゃうからね」


「何でも出来るから

何でもやるんじゃないんだね」



「そうだよ

その時、その時で

美味しい魚は変わるし

年がら年中

市場に行っていると

一日で魚がガラッと

変わることは

当たり前だからね」

「そうなんだぁ」




「だから、旬とか

季節の食材なんて

いい加減なものなんだよ」


「そんなこと言っちゃって

魚のプロがそんなこと言っても

いいの!?」

「いいに決まってんじゃん

市場でより良いものを選ぶのが

本当の旬だからね」



「そっかぁ~」



魚菜食文化である

日本料理においては

魚が献立の中心に

なくてはなりません


もちろん、肉も使いますが

魚の魅力は

その種類の多さで

それを支えてくれるのは 

大勢の漁師達です


彼らの代弁者として

魚の美味しさの魅力を伝えることが

自分の使命に

他なりません

明日の贅沢ランチ用の鱧松(はもまつ)


8月も終わりつつあり

食材も

秋の気配が感じられるように

なってきました

2026年8月28日

Vol.4948


いらっしゃいませ

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静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます





「おぉ~、松茸じゃん

まだ8月だけど・・・」


と、ふぐゑびすさん



「確かに8月だけど

毎年、7月の終わりには

中国産はコンスタントに

入り始めているよ」


と、言うと


「そんなに早いんだぁ

国産もあるんでしょ?」


と、訊いてきました 



「そりゃ、あるにはあるけど

とんでもない値段だし

土瓶蒸しとか

松茸御飯にするなら

中国産を多めに使えば

十分だよ

味も香りも

国産には敵わないのは

否定出来ないけどね」


「中国産でも

それなりの値段でしょ?」



「まぁね

エリンギ、椎茸が

束になれば

勝てるぐらいだよ」


「そっかぁ


ハモもあるけど

このコンビを

鱧松って言うんでしょ?」


「そうだよ

よく知ってるね



明日のお昼の会席料理の

土瓶蒸しに使うんだけど


さっき水槽から出して


活〆にしたんだよ」


ちなみに

鱧松とは

日本料理において

王道の組み合わせとされる

鱧と松茸のことです




鱧松の説明は

こちらをお読み下さい



「6本のうち

2本はそのままで

4本はスライスしてあるけど


どんな料理になるの?」

「2本は土瓶蒸しで


包丁した4本は


松茸御飯用だよ

いろんな料理に出来るけど

松茸は、土瓶蒸しと

御飯が王道だね」


「王道かぁ」

「個人的には

土瓶蒸しをグレードアップして

鱧松鍋がいいかな

そうすれば

思いっきり

松茸と鱧を味わえるっていうか

堪能出来るからね」

「そっかぁ

その出汁で

雑炊とかもいいんじゃね」

「出汁だけじゃなく

そこに追い松茸と

鱧っていうか

ジャンボ鱧の天ぷらも

トッピングすれば

悶絶級だね」



「悶絶の前に

絶句・・・🤤

それって

作ったことあるの?」



「無い!

理想と願望を

言ってみただけだよ」


「そこまで言うくらいの

美味さなんて

ヤバ過ぎ」


「鱧に限った話じゃなく

(沼津の)魚市場に行って

魚を見た瞬間に

最高の美味しさを浮かべることから

料理って

生まれるんだよ」


「へぇ~」



「とりあえず、明日は

贅沢ランチってことで

土瓶蒸しと松茸御飯を

味わってもらうよ」


「いいなぁ~🤤」


暑い日もありますが

8月も終わり

来週からは

9月です 


季節の移ろいと共に

食材も秋の気配が感じられ

“季を尊(たっと)び

凛とす”


の矜恃を忘れることなく

日々の仕事に臨むのが

自分の本分なのです

貰い物のシャインマスカットは、手造りアイス用


毎年のことながら

アイス用のシャインマスカットを

頂いており

有難いことに

今年も頂きました 




2026年8月27日

Vol.4947





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静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます


「ねぇ、親方🐡

このシャインマスカット

房から取れているけど・・・」


と、熱血君 


「そうそう


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sIMGP0280.jpg


常連さん経由で

貰ったんだよ



皮に傷があって

売り物にはならないけど

味には全く問題ないから

アイスにするんだよ」


と、言うと


「そう言えば、毎年

貰っているよね?」


「そうだね

貰うようになって

かなり経つよ

毎年のことで

これからの時季定番の

アイスだよ

シャインマスカットを仕入れて

仕込むのは

重荷になるけど

こういう形で

手に入るのは

有難いね」

「シャインマスカットは

人気あるもんね」



「高級フルーツの中で

一番人気だけど

綜合1位は

苺なんだよ」

「へぇ~

でも、高級フルーツが

アイスで出て来たら

嬉しいよね」


「一時、ランチタイムで

デザートのアイスを

選んでもらうようにしたら

シャインマスカットの

独り勝ちだったことがあるよ」


「独り勝ちなんて

ヤバくね?」



「3種類、しかも

マスクメロンがある時でも

独り勝ちだし

4、5人のグループでも

全勝なんて

ごく当たり前だったくらい

ヤバいんだよ」

「それじゃあ

ヤバ過ぎだね」 



「さっきも言ったけど

そういうフルーツを

アイスに出来るのは

有難いよ」 


「そうだね」


皮ごと食べられるのが

シャインマスカットの

一番の特徴ですが

アイスにするには

皮を剥かなくてはなりません 


とりあえず

皮剥きは

明日か明後日で

その後、アイスに

仕込みます 

頂き物の酢橘(すだち)は、完全無農薬 


有難いことに

常連さんから

酢橘(すだち)を貰いました 


2026年8月26日


Vol.4946




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店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます





「ねぇ、親方

てんこ盛りのすだちだけど

どうしたの?」



と、ふぐゑびすさんが

訊いてきました




「常連さんが

自分の家の庭で獲れたものを

持って来てくれたんだよ」

と、返すと



「畑じゃなく

庭ってことは

趣味で作ってるの?」



「趣味っていうか

秋になったら

七輪で焼いた秋刀魚に

酢橘を絞って

食べたいから

植えたんだって」


「で、食べているの?」

「数えるぐらいしか

やっていないんだって」


「ぎゃはは・・・ 🤣」

「しかも、今年は

表年(おもてどし)で

爆獲れ状態なんだよ

この間、この常連さんちに

行ったら

凄かったもん」



「ヤバっ

表年って言ったけど・・・?」


「豊作の年を

表とか表年って呼んで

不作の年を

裏とか裏年(うらどし)って

言うんだよ」



「へぇ~

豊作ってことは

まだあるの?」


「この倍どころじゃないらしいよ」

「そもそも

こんだけあると

使い切れないんじゃね?」


「いや、『ぽん酢』を

仕込むから

いくらあっても

困んないよ」


「そっかぁ」



「あと、一か月ちょいもすれば

天然とらふぐ漁が

解禁になるし

うちの場合

ネットでも売っているから

いくら仕込んでも

困らないんだよ」


「そうだよねぇ」



そんな謹製『ぽん酢』が

こちらです👇

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』




『ぽん酢』用には

肌がきれいじゃないものを使い


揚物だけでなく

特に、この時季の美食とも言える

松茸の土瓶蒸しには




見た目がきれいなものを

使います 



素人である常連さんが

放し飼いにしている酢橘ですので

完全無農薬なのは

言うまでもありません 


まだまだ、木になっていて

使い道に

手をこまねいているとのこと

近々、酢橘狩りに

行かせてもらう予定です 

鱧(はも)と松茸メインの贅沢ランチ


今日は

昨日の贅沢ランチの献立について

お話しします

タイトルにもあるように

鱧と松茸が

主役です



2026年8月16日


Vol.4943



いらっしゃいませ

マクロビオティック 

(玄米菜食)を 

基本に据えた 

“身体に優しい

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魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます



「ねぇ、親方🐡

もう松茸なの?」


と、ふぐのぼり君が

訊いてきました 



「もうなんだけど

その年にもよるけど

7月の終わりくらいには

中国産が入ってくるんだよ」


と、自分



「ってことは

中国産なの?」



「そうだよ

国産もあるにはあるけど

とんでもない値段だし

御飯と土瓶蒸しにするなら

中国産を多めに使えば

十分だね」


「そうなんだぁ」 


「で、これが土瓶蒸し用の松茸と


鱧で


最初に鱧


次に松茸を入れて


お客さんが来たら

出汁をはって

蒸せば、出来上がり」


「少ないと思ったけど


結構、しっかり

ハモと松茸が入っているじゃん

で、今日の他の料理は?」



「これから話すから

お待ちくださいませ(笑)」


「わぁ~い♬」


ということで

ここからが

本題にして


鱧(はも)と松茸メインの

贅沢ランチ

の献立についてです



◆先付

 鱧の子の煮凝り




◆揚物

 鱧の天ぷら


例の特大サイズの鱧なので

身の厚みのフワフワ感は

たまりません 



◆御椀替り(おわんがわり)

 鱧と松茸の土瓶蒸し


日本料理においては

鱧松(はもまつ)という言葉が

あるように

王道的な組合せで

相性の良さからも

出会いものと呼ばれています


ジャンボ鱧の出汁と

松茸の芳醇な香りが

引き立て合い

日本料理の真髄と言っても

過言ではありません 



◆刺身

 三種盛り


黄目近(きめじ)、鱧

尾赤鰘(おあかむろ)の三種で

尾赤鰘は

酢で締めてあります


鱧は梅肉醤油


他の刺身は土佐醤油で


供しました 


土佐醤油とは

濃口醤油をメインに

味を調えたものです 




◆食事

 松茸御飯


炊き上がった状態を

お出しし

下げて来てから


取り分け


お新香と共に

お出ししました 

通常、会席料理の場合

食事(ご飯もの)は

コースの最後で

お出しするのですが

昼ごはんですので

途中で、お出ししています



◆焼物

 銀鱈の西京焼



◆蒸物

 鱧しんじょう蒸し




◆デザート

 マンゴーのアイス


鱧と松茸をメインにした

時季ならではの献立に

当店の看板の西京焼を

組み込んである献立ゆえ

今回の献立は

ザ・佳肴季凛

と言っても

過言ではありません


屋号の季凛とは

季節の食材に

凛として向き合うという

意味合いの造語だからです


ちなみに、佳肴は

辞書にも載っており

読んで字の如く

美味しい料理を意味しています 


今回の献立は

お客様のご要望というより

お任せに近い献立でした


ランチ、夕席であれ

ご予算、ご要望に応じて

可能な限り

対応させて頂きますので

お気軽にお問い合わせ下さい

最終便の橙(だいだい)



完全に時季外れですが

常連さんから

橙を頂きました


この場を借りて

改めて

有難うございます!




2026年4月27日 

Vol.4880



いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます 




「ねぇ、親方

これは、夏みかん?」


と、熱血君が訊いてきました

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG9503.jpg


「いや、橙(だいだい)なんだけど

この間、常連さんが

持って来てくれたんだよ」

と、自分


「前にもらって来て

【ぽん酢】を

仕込んでいたよね?」




「そうそう

よく覚えているじゃん

これね👆」 

「見た感じ

ん~って感じだけど・・・」



「かんきつ類は

冬場のものだから

しょうがないよ

とりあえず

搾ってから

考えるけど

どんな食材でも

粗末にするのは嫌だし

量も少ないから

店の料理なら

味を取り直せば

(=調整すれば)

どうにかなるかもね

ただ、ボトル売りのには

使わないよ

原材料表示の問題も

あるからね」


「使い分けをするにしても

そういう注意も

必要なんだぁ」




ちなみに


佳肴季凛 自家製『ぽん酢』


こちらが

ボトル売りの【ぽん酢】です

素材を手にした以上

最後まで

手を尽くし

然るべき料理に仕立てるのが

料理人の使命にして

醍醐味なのです 




「花っていうよりも🥀

華満開の花壇だね🌻

そんじゃ、また明日🌷」


by ふぐゑびすさん

謹製・ぽん酢用に搾った完熟橙(だいだい)


数が多く

単純な仕込みをしてくれるのは

女将兼愛妻(!?)の

真由美さん達です


そんな今日の仕込みは・・・


2026年3月22日

Vol.4860





いらっしゃいませ

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の

志村弘信が認めます



「ねぇ、親方

これって、この間

常連さんにもらった

ダイダイじゃね?」

と、熱血君が

訊いてきました 





「そうだよ

絞っている時間が無くて

やっと搾れるんだよ」


と、自分



「っていうか

こういう単純で

数が多い仕込みを

親方はやらないんじゃね?」



「・・・・・

左様でございます(笑)」


「やっぱりね」



今更ですが

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』

橙(だいだい)は

当店謹製・【ぽん酢】

仕込みます




道具を用意し


橙を半分に包丁したら


真由美さんと

バイトの▲¥☆さんが

搾り始めてくれました




「こういう仕事は

真由美さんの出番だね」


「・・・・・」



「 ▲¥☆さん

残業バイト

お連れ様~♬」




「・・・・・」


/ /

真由美さんも

▲¥☆さんも

聞こえてるの?

\ \




「あっ、ごめんごめん

搾るのに夢中で

聞こえなかったんだよ

ねぇ、 ▲¥☆さん ?」



「ごめんね

熱血君

私も夢中だったから~」



「っていうか

おしゃべりに

夢中だったんじゃね?」


「・・・・・」


「・・・・・」


「ほ~らね

女子二人が一緒だと

どうしても

こうなるんだよね、親方?」



「いや、そんなこともなく

十八番(おはこ)の

おしゃべりしながらでも

意外と

二人は仕事が早いんだよ」




「本当だ!


おしゃべりしてても

やること

やってんじゃん!」



「 しかも、二人は

中学の同級生で

部活も同じだったから

いいコンビなんだよ」



「ってことは

40年来のお友達

ってことじゃん」



「そうだよ

▲¥☆さん は

料理も上手だし

手抜きもしないで

確実に熟(こな)してくれるから

マジで助かるんだよ」



「それなら

同級生コンビは

夫婦コンビとは

別の意味で

強力じゃね?」


「そうなんだよ」




/ /

アラフィフ同級生コンビを

侮っちゃダメだよ

熱血君♬

\ \




「はぁ~い

恐れ入りました」



そんなやり取りをしながら

搾り終えた

完熟橙の果汁です 



「強烈な酸っぱさを

感じる香りが

しない感じじゃね?」




「完熟っていうか

木の上で熟したから

酸味のカドが

取れているんだよ」


「へぇ~

今更だけど

親方と真由美さん達って

いくつ違いなの?」


「自分が1つ上だよ」


「ってことは

アラフィフトリオだけに

仕事も完熟の域に

入っているんじゃね?」


「いやいや

まだまだ、みんな揃って

青いよ

そう思わない?」


「女子二人にビビッて

そういうこと

言ってない!?(笑)」



「本心だよ

性別の違いはあっても

みんな若いもん👏」


/ /

あざ~っす!

\ \



と、アラフィフトリオ

揃って、返しました


「こういうコンビネーションなら

安心出来るね」


「だから、二人には

感謝だよ」



「👏👏👏」




その後、果汁は

冷蔵庫へしまっておき

ぽん酢を仕込むのは

休み明けの火曜日の予定です




「休み前でも

しっかり、市場へ

行ったんだね

そんじゃ、また明日🐡」


by ふぐとらちゃん

お弁当用の2色の人参


旬が無いと思われがちな

人参ですが

それこそ

今が旬です


そんなことで

季節限定的な人参を

お弁当の煮物にしてみました



2026年1月25日

Vol.4817





いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

認(したた)めます 




今日の娘ランチを見た

ふぐゑびすさん曰く



「んまそぉ~🤤

この内容だと

今日はお弁当の注文が

あったんだね」



「BINGO!

法事のお客さんが

お寺に行くのに

注文してくれて


こんな感じの

お弁当だったよ」


「人参が🥕

2色じゃね?」



「よく気付いたじゃん


赤いのが

京人参(きょうにんじん)で

黄色いのが

金美人参(きんびにんじん)だよ」


「京人参って

金時人参と同じでしょ?」




「よく知っているじゃん」


「えへへ・・・♬

でも、なんで

色違いにしたの?」



「気分」


「気分って・・・

訳わかんないよ」


「人参って

そもそも冬が旬の野菜で

秋から春にかけて

いろんな色の人参が

取れるんだよ


色違いにすれば

見た目にも

面白味が出るから

こんな風にしたんだよ」


「カラフルだと

見た目も

楽しめるもんね」



「お弁当用の折が

黒だからね

まぁ、料理って

赤、青(緑)、黄

白、黒の5色が揃うと

綺麗に見えるんだよ」



「何となく

分かる感じがする」


「そもそも

5って

東洋人には

馴染みがある数字なんだよ

陰陽五行説って

聞いたことある?」


「あるような

ないような・・・」




「長くなるから

これ以上

話さないけど

東洋人には

しっくりくる数字なんだよ」


「へぇ~」 





お弁当は

このように出来上がり

お客様が取りに見えるのを

待つばかりとなりました 


人参に限らず

新しい品種の野菜や

見たことのない魚を使うのは

料理人としての

新境地を開くための

第一歩にして

その好奇心の火こそ

熱血料理人たる自分が

消すことの出来ない

スタート地点なのです





「今日の法事の

お客さんには

ふぐ刺を出したんだね🐡

そんじゃ、また明日」



by ふぐのぼり君

超久々!アイス用の林檎(りんご)の仕込み


これまでに

色んなアイスを仕込みましたが

その中でも

もっとも手が掛かるだけでなく

自分史上最高のアイスの

りんごのアイス用の

りんごの下拵えをしました 




2026年1月4日

Vol.4796





いらっしゃいませ 

マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます



「おはよう、親方🐡

このりんごって

暮れに貰ったのだよね?」



と、熱血君



「そうそう

12月の半ば頃に

もらったんだけど

仕込んでいる時間が

無かったから

年が明けるまで

冷蔵庫にしまって

おいたんだよ」


と、返しました



「出してきた

ってことは

仕込みをするんだろうけど

何にするの?」



「オーブンで焼いてから

アイスにするんだよ」



「ア、ア、アイス!?

オ、オ、オーブンで焼く!?

りんごのアイスなんて

初耳学!」


「これまでに

何度もやっているんだけど

分からない振りくらいに

久々なんだよ」



「分からない振りって

どれくらいなの?」


「 りんごのアイス関連の投稿を

過去のブログの記事から

探ってみたら

5年振りだと思うよ」


「超久々じゃん

でも、どうして

やらなかったの?」



「りんごを貰うのが

毎年12月なんだけど

店の仕込みだけじゃなく

お歳暮の仕込みやら

発送に追われているから

そのまま、お客さんに

差し上げることが

殆どだったからだよ」


「そっかぁ」


「だけど、今回は

タイミングが

合いそうだったし

そういう時もあったから

アイスじゃなくても

りんごをコンポートにして

出したりもしたんだよ」



「そうなんだぁ

何でもかんでも

手作りするっていうのは

色々とたいへんなんだね」


「まぁね

だからと言って

既製品を使うようなことは

悪魔に魂を売るような

もんだから

間違っても

するわけにはいかないし


一から十まで

全部手作りのオンリーワンは

ワンオペの料理人としては

最高の幸せなんだよ

だから、やるしかないんだよね」




「恐れ入ったよ👏」

「そんなことより

ランチの営業前までに

ある程度まで

終わらせたいから

始めるよ」


「親方、FIGHT!」 




りんごを洗ったら


芯をくりぬき


オーブンで焼きます



これまで

このやり方をしていたのですが

終わりが見えた時


半分に包丁をしてから

芯を取るという

ごくごく当たり前の

下処理をすることにしました



「どうして

急に、これを

思い付いたの?」



「焼いて

ピューレにするんだから

形なんて

どうでもいいし

半分なら

火を入れるのにも

時間を短縮出来る

ってことに

気付かなかったんだよ」




「確かに

そうだよね

親方でも

うっかりなんてこと

あるんだね」



「そんなの年がら年中だよ

でも、何年振りかの仕事で

思い付いただけ良かったよ」



「そうだね」




200度のオーブンで

焼き始めました


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しばらくすると

蒸気が上がってくると


「マジ甘い

美味しそうな香りが

するんだけど

料理屋さんって言うより

ケーキ屋さんみたいだよ」



「この香りが

たまんないんだよ」



「うんうん🤤」 




案の定

半分に包丁したものから

焼き上がりました





「さっきから

気になっているんだけど

そのまま擦り卸すだけじゃ

だめなの?」


「りんごみたいに

褐変する果物は

火入れしないと

冷凍しても

褐変しちゃうからだよ


それに焼くことで

水分が蒸発して

旨味だけが残って

味が凝縮されるから

焼かないわけには

いかないんだよ」


「へぇ~」




全て焼き上がり

粗熱が取れたら



皮と芯の一部などを

取り除き


果肉だけにします



これをフードプロセッサーに

掛けたら


りんごのピューレの完成にして

下拵えコンプリート




「ここまで

手が掛かるんだったら

りんごを仕込むのに

二の足を踏むのが

よく分かったよ」


「でしょ

ただ、ここまで

手を掛けただけの

美味しさを

百発百中で

保証するよ


まぁ、自分史上

一番自信のあるアイスは

間違いないね」



「マジ、ヤバっ

絶対に食べるしか

ないじゃん!」





仕上がったピューレを

4つに分け



3つを真空パックし

冷凍庫へ




残りは近々

アイスに仕込みます




「こんだけあると

何個ぐらいのアイスが

出来るの?」


「一回の仕込みで

40~50は出来るから

150とか200かな

どっちにしても

ここまでの仕込みをしておけば

りんごのアイスの仕込みの半分は

終わったようなもんだよ」


「それよりも

親方史上最高の味が

気になるよ」



「まぁまぁ

細工は流々(りゅうりゅう)

仕上げを御覧じろ

ってことで・・・」



連続で4回仕込まず

合間合間に

他のアイスを

仕込むつもりです


久々のりんごのアイスを

仕込んでいる様子は

SNSに投稿するので

そこを目安にして下さい


「明日から

沼津の魚市場も

開くんだね

そんじゃ、また🐡」


by ミニふぐちゃん

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