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裏の畑で夏みかん狩り


4月23日(Vol. 4,367) 



【佳肴季凛】の隣には

ご近所さんが

夏みかんを植えています 


折角なので

頂戴させてもらいました






いらっしゃいませ 

マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ

西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼

熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます






//

真由美さ~ん

よそんちの畑で

何しているの?

ヤバいよ、ヤバいよ!

\\


と、ふぐとらちゃんの大きな声


「平気だよ

※¥◆さんに

言ってあるから

平気だよ」 

と、女将兼愛妻(!?)の

真由美さん 





真由美さんが

『佳肴 季凛』の

裏の畑で

採っていたのは

夏みかんです


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7337.jpg



「黙って採っていた

のかと思って

焦ったよ

で、この夏みかん

どうするの?」


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7350.jpg



「今日来た常連さんが



『お店の裏に

夏みかんがなっているけど

あれって・・・

もしもらえるなら

ジャムを作りたいんだけど』


みたいなことを言うから

採っておいて

渡すんだよ」


「へぇ~

意外と

親方がアイスとか

作りそうじゃん」

「そんなわけないじゃん!」

「あっ、親方だ

どうして

作らないの?」 


「前に味見したら

美味しくなかったからね」 


「既に、味見済なの?」


「そうだよ

※¥●さんも

同じこと言ってたし


『人にあげられるような

代物じゃない』

とも言ってたよ」 



「え゛~っ

そんなに

美味しくないの!?」 



「今はどの程度か

分かんないけど

期待は出来ないでしょ」 


「そんなので

ジャムを作っても

美味しいのかねぇ?」 

「スカスカのパサパサ

じゃなきゃ

大丈夫みたいよ」


「へぇ~」


こんなやり取りの間に

真由美さんは

黙々と

夏みかん狩り





「ねぇ親方

甘いような香りが

するんだけど・・・」 


「夏みかんの

花の香りだよ」 


「爽やかだよ

僕達みたいに!」


「あ゛~っ!?

でも、あんまり

近付いちゃダメだよ」


「どうしてなの?」 


「夏みかんの枝には

棘(とげ)があるからだよ」



「ヤバっ」


「あとさぁ~」


「まだあるの?」


「もしかすると

揚羽蝶(あげはちょう)の

幼虫がいると

ちょっと

ヤバいんだよ」


「何それ?」


「近づくと

臭いにおいの角を

出すんだよ」



「マジで臭いの?」


「マジだよ」



「ってことは

嗅いだことあるの?」 



「子供の頃にね 

何だか不思議な

すっぱいような

臭いだったような・・・」


「カメムシに近い感じ?」



「そんな感じなんだけど

実はさぁ

カメムシの臭いって

意外と平気なんだよ」


「ヴェ~ッ

そんな人いるの?」



「いるじゃん

ここに」

「やっぱ、親方は

変わっているわ www」 

「今更、そんなこと

言われてもね」


「アゲハチョウって

言ってたけど

夜の蝶の方は・・・?」



「もうとっくに

卒業したよ」


「そうだよね

真由美さんがいるもんね(笑)」 






//

ねぇ~

何を話しているの

ちょっとは手伝ってよ

\\ 




井戸端会議ならぬ

夏みかん畑会議を

している間に

GETした夏みかんです



「もう一度

食べてみるのは

どう?」


「気乗りしないけど

折角だから・・・」



ということで

包丁してみると


果肉よりも

皮や白い部分が

多かったものの



意外と

瑞々しい感じでした


食べてみると

案の定の酸っぱさ

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG7444.jpg


「どうなの?」




「この前食べた時よりも

美味しいよ

酸っぱいけど」


「酸っぱいのが

好きなの?」



「半世紀も生きていると

ようやく

人生の甘いも酸いも

分かってきたから

これぐらいの酸っぱさが

ちょうどいいんだよ」



「そうなんだぁ

僕達には

まだまだかもね」



最近の果物や野菜は

必要以上に

甘さや食べやすさを

追及した結果


本来の味とは

かけ離れたものが多く

個人的には

好きにはなれません 


品種改良が進むことで

本来の栄養価が

失われているとしか

思えないからです


というより

色んなものを読む限り

ほぼほぼ、正解でしょう 


これが

魚だったら・・・


そうなんです

天然こそが

本物の美味しさなんです


本物の美味しさ

つまり

自然の美味しさこそが

自分が目指すところで


そのためのツールが

マクロビオティック

(玄米菜食)なのです


マクロビオティックは

万能ではありません


むしろ

窮屈な面もあります



窮屈になることなく

いいとこ取りしたのが

自分の料理観でもある

“身体に優しい

美味しい日本料理”


なのです



そのためには

ほぼほぼ全て

手作りし

自然由来の食材を

多く使うことで

昨今の食環境の悪しき部分が

少しでも良くなるのなら

幸いなこと

この上ありません 


「今朝は

佳肴季凛園芸部の

顧問さんも一緒に

お花の手入れを

してくれたんだね

そんじゃ、また」



by ミニふぐちゃん




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