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もっとおいしいお話し

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バスツアー三連荘(さんれんちゃん)の千秋楽

昨日お話ししたように、今日は、バスツアー三連荘の千秋楽で、

静岡市から、団体のお客様がお見えになりました。

 

御覧のように、大型バスですので、御来店と同時に、MAXでバタバタモードとなり、

お見送りの時間となった次第です。

 

そんな今朝は、

沼津魚市場に行き、

中国産の活かしの鱧と、

山口と淡路島産の鱧と、

合計で、

3本の鱧を仕入れて来ました。

 

活かしの鱧は、

今夜の『特別会席』のお客様にお出ししましたが、これとは別に、

明日は、『鱧料理』の御予約を頂いており、市場に行くので、バス三連荘の後の鱧三連荘です。

 

そんな状況ですので、今日のお話しは、端折ってしまいましたが、この辺りで・・・。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、6月7日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

バスツアー三連荘(さんれんちゃん)の中日

今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行ってきたのですが、

生簀の前には、予め注文しておいた2本の落ち鱧があり、

【47ー9】と書かれた自分の買い番と共に、淡路島(産)0,45キロ、山口(産)0,6キロと書かれた札がありました。

 

落ち鱧とは、生簀や輸送中に死んでしまったものでので、お腹の中にエサが残っていることもあり、その臭いが回らないようにするため、

その場で、はらわたを抜くようにしています。

 

また、昨日お話ししたように、バスツアー三連荘ということで、今日もバスツアーのお客様がお見えになるので、早めに帰ることにしました。

 

『佳肴 季凛』に戻り、出汁を引くなどのルーチンの段取りを終えたら、

バスのお客様にお出しする料理を盛り付けることにしたのですが、その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

2本の鱧のヌメリを取ってくれていました。

 

その後、真由美さんは、

デザートの苺のムースにはじまり、

先付のうすい豆腐(グリンピースの豆腐)や、

小鍋と、料理の盛り付けを手伝ってくれました。

 

残す料理の盛り付けは、お新香だけになったので、自分は、

鱧の水洗いをし、

卸してから、

骨切りをしておきましたが、身が赤っぽいのは、落ち鱧ゆえのことですが、加熱する分には、さほど問題はありません。

 

お客様の料理の準備も整い、大方の仕込みの目途も着き、御来店を待つばかりとなり、予定よりは少し遅れたものの、

無事に到着されたら、料理をお出しするのに追われ、いつも通りのバタバタモードとなり、御食事を終えたら、

出発時間となり、いつものように、皆でお見送りをしました。

 

店内に戻ると、

後片付けをし、洗い上げた器も、

仕舞うことはせずに、片付けと掃除が終わったら、

バスツアー三連荘の千秋楽の明日の準備に取り掛かったのですが、

明日はテーブルだけでなく、カウンター、

御座敷も使うので、そのセットをしておきました。

 

そんな様子を尻目に、自分は、

小鍋の野菜、

刺身用の妻、

サラダ素麺の野菜を包丁したり、

お新香に使う浅漬を、仕込んでおきました。

 

最後に、

バスツアー三連荘の千秋楽でもある明日使う器を、

番重(ばんじゅう)に、準備しておきました。

 

こんな状況でしたので、今日は、夜の営業をお休みさせて頂きましたが、明日が終われば、一段落です。

 

ただ、明日も今日と同じ様に、鱧を仕入れに行かなくてはならないので、この辺りで、お暇させて頂きます。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

バスツアー三連荘(さんれんちゃん)の初日

バス旅行の団体のお客様が御来店されることもあり、昨日、休日出勤をしたこともあり、殆どの仕込みは済んでいたのですが、今朝は、ひととおりの準備を終えたら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

みょうばん水につけておいた大和芋を、当たり鉢ですり降ろしてくれたのですが、何となく変な姿勢に見えるのは、

盛り台が高く、

踏み台に乗っているからです。

 

卸し終えた大和芋は、山掛けにするには固いので、

一番出汁で伸ばしましたが、日本料理には欠かせない一番出汁は、店によって、出汁を取るための食材は千差万別で、【佳肴 季凛】の一番出汁は、鰹節、宗田節、椎茸の足、昆布で取ったものです。

 

全ての準備が整ったので、盛り付けを始めたのですが、冷蔵庫にしまう都合で、最後にお出しするデザート(苺のムース)にはじまり、

山掛けと、

料理をお出しする順番と反対の仕事で、

最後にお新香を盛り付け、冷蔵庫にしまうものは、これで終わりました。

 

ただ、お新香の器が異なるのは、別々のお客様だからではなく、御客様が、御座敷とテーブルに別れ、器の数が不都合ゆえのことです。

 

その後、

小鍋を盛り付けたのですが、今日の小鍋は、

ひじきと野菜の小鍋仕立てでした。

 

マクロビオティックを基本に据えた“身体に優しい、美味しい日本料理”がスタイルの当店のマストアイテムとも言うべき料理で、7種類の雑穀(玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きび)をはじめ、20種類近い食材が入っています。

 

御座敷、テーブル席も満席でしたので、

玄関先には、このようなお詫びを掲げ、ひととおりの準備を終え、お客様がお見えになるのを待つばかりとなり、

揚物の器も用意しておいたのですが、お新香同様、

御座敷とテーブルで、別のものを用意しておき、

御来店時間まで余裕があったので、先付のうすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)を仕込み、お客様の御来店を待つばかりとなりました。

 

ただ、約40名の御客様ということもあり、揚物も一度に揚げることが出来ないので、

鶏の唐揚げは揚げておき、

温蔵庫へ。

 

出来立てには敵わないのが料理の美味しさゆえ、自分としては、複雑な気分ですが、冷めた揚物をお出しするわけにはいかないので、今日のような団体のお客様には、こうせざるを得ません。

 

ちなみに、揚物は鶏の唐揚げと、

鯵の新挽き揚げの二種盛りで、鯵の方は、お見えになってから揚げるため、揚げずに準備しておきました。

 

鯵も揚げおきしないのは、身が薄く、揚げてから温蔵庫に入れておくと、パサパサどころかカリカリになってしまうだけでなく、揚げる時間もさほどかからないからです。

 

ですので、半分でも揚げ立てをお出し出来るのが、自分としては、唯一の救いなのは、否定出来ません。

 

そして、当初の予定と幾分遅れたものの、

御来店されると、案の定のバタバタモードに。

 

御食事を終え、しばしすると、出発時間となり、

いつものように、皆でお見送りをしたら、店内は、

再び、

バタバタモードに、

突入し、

明日のランチタイムも、バスの団体のお客様がお見えになるので、

器を準備出来るようにしておき、洗い物をはじめ、片付けが終わったら、

明日の器を、用意しておきました。

 

明日は、今日ほどの大勢の御客様ではありませんが、到着時間によっては、御来店されても、御席の御用意が出来ない場合もございます。

 

また、バスのお客様に限らず、週末は御祝いや法事の御席の関係で、そのようなこともしばしばあるので、御来店の御予定がございましたら、お手数ですが、お問い合せ頂けると、幸いです。

 

くれぐれも、宜しくお願い致します。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

10週連続で、休日出勤

明日の29日(火)は、

普段通っている沼津魚市場が、

休みということもあり、定休日の月曜日でしたが、仕入れに行き、結果として、10週連続の休日出勤となった次第です。

 

いつものように、一番最初に活魚売場に行くと、

生簀の前に、

愛媛産と、

淡路島産の落ち鱧(はも)が並んでおり、愛媛産は7本で5,6キロで、淡路島産1本で0,5キロでした。

 

落ち鱧とは、輸送中や生簀の中で死んでしまった鱧のことですが、愛媛産は、荷主がはらわたを抜いておいてあり、

この中から、好みのサイズを2本選り、

秤にかけてもらうと、

1,2キロでしたので、

札には、引き算された数字が書かれ、再び並び、1本の淡路島産の方は、治自分好みのサイズでしたが、愛媛産とは異なり、はらわたが入っていたので、

お腹に残っているエサの臭いが回らないようにするため、その場で抜いておき、

この3本を仕入れ、他の売場に行き、色々と仕入れ、魚市場から帰ることにしました。

 

【佳肴 季凛】に戻り、荷物を卸すと、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、仕入れ用の軽トラの掃除をしてくれたのですが、

明日はというより、明日から3日連続で、団体のバス旅行のお客様がお見えになるので、今日は、真由美さんも休日出勤となったのです。

 

掃除を終えた真由美さんは、

テーブル席と、

御座敷のセットを始めてくれたのですが、明日は、人数も多いこともあり、テーブルと御座敷の併用となり、2組の団体のお客様が見えるわけではありません。

 

その後、真由美さんは、

鱧のヌメリ取りをしてくれたら、

沼津産の鯵(あじ)の水洗いをし、

焼いてから出汁を取るため、頭の掃除をしてくれたました。

 

一方の自分は、

鯵の次に、鱧を卸したのですが、

他の仕込みを優先したかったので、骨切りは明日することにし、冷蔵庫へ。

 

鱧の次に取り掛かったのが、

お弁当用の焼物に仕込むため、サーモン(ノルウェー産)を卸してから、

お弁当用の切身にしました。

 

その間に、真由美さんは、

小鍋の野菜に仕込みをし、その次に、

大和芋の皮を剥き、アク止めのため、みょうばん水につけておいてくれ、

サーモンの下拵えを終えた自分は、サラダ素麺の野菜を包丁し、中に入っているのは、長葱、茗荷、茗荷竹、レッドキャベツ、ピーマン(赤、青)、パプリカ(黄)、アーリーレッド、人参です。

 

その後、鯵を、

三枚に卸したのですが、

卸し終えた中骨は、頭同様、焼いてから出汁を取るため、

真由美さんが掃除してくれ、鱧のあらも、鯵と同じ様に使うので、

自分が掃除しておきました。

ほう

 

そうこうしているうちに、お昼の時間も近づいてきたので、

鯵の叩きを作り、

鯵の叩き丼を作ったのですが、今日は、下の娘が所謂“半ドン”だったこともあり、3人分用意しました。

 

お昼を食べ終えたら、

サーモンを西京味噌と共に、真空パックたり、

明日のバスのお客様に使う器を、準備したら、真由美さんが洗い物をしてくれていたので、

自分は、

米を研ぎ、最後に、

包丁を砥ぎ、10週連続の休日出勤が終わったのでした。

 

来週は、どうなるかは分かりませんが、とりあえずは、明日からの3日間に臨みます。

二週連続で、お弁当&法事

今日は、お弁当のご注文を頂いていたので、

7時過ぎに、厨房に行き、仕事を始めたのですが、先週の日曜日も然りで、さらに言うと、お昼に法事の御席を頂いており、これまた同様で、二週連続で、お弁当&法事の日曜日でした。

 

出汁を引くなどのルーチンの段取りを終えたら、

煮物、

玉子焼、サーモンの西京焼などを仕上げたら、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛り付けてくれたのですが、法事の御席の御予約を頂いていたこともあり、自分は、

刺身を引くなど、その準備に取り掛かりました。

 

そして、お弁当は、

このように、

仕上がり、箱詰めをして、

お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。

 

その後、刺身などを盛り付けたのですが、

今日の刺身は、生の本鮪(油津)、帆立(北海道)、小肌(佐賀)、湯葉の四種盛りでした。

 

また、今日の法事の御席には、お子様も見えたので、

お子様料理(要予約)をお出しし、お昼の営業も、滞りなく終えることが出来、お昼を食べることにしたのですが、お弁当のご注文を頂いた日のお決まりということで、

煮物などの余りものをはじめ、野菜中心のマクロビオティック(玄米菜食)御飯にし、夕方まで休憩することにしました。

 

そして、夜の営業が終わったら、火曜日のバスのお客様に使う器をしまっておく番重を用意し、

仕事を終えました。

 

明日は、定休日ですが、明後日の火曜日から、木曜日まで、バスの団体のお客様が三日連続でお見えになるので、仕込みをしなくてはならず、10週連続の休日出勤です。

 

しかも、魚市場に行くので、それなりの仕込みもありますが、夕方までには終えることが出来るように、気合いを入れてかからないと・・・。

 

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明日のお弁当&法事料理の準備

明日のお昼は、法事の御席の御予約を頂いているので、お客様がお帰りになった後、

御座敷に、御席の準備をしておきました。

 

お子様も見えるので、

壊敷ではなく、半月盆を用意しましたが、

お手元は、短めの丈のお子様用のものです。

 

そして、器を番重に入れ、

それぞれの料理用に、

付箋を貼っておきましたが、番重に入れる器は、冷蔵庫にしまっておくのものです。

 

また、明日はお弁当のご注文を頂いているので、

テーブル席に、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、折を並べてくれ、

自分は、

蒸物の器や、

お子様料理の器を、出しておきました。

 

そして、今夜は、昨日入荷した宮崎・油津産の生の本鮪で、

“お疲れちゃん♪”と相成ったのですが、明日に備えて、軽めにし、そろそろ失礼させて頂きます。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

お弁当&バスツアーの金曜日

昨日お話ししたように、今朝は、

数こそ少なかったものの、お弁当の仕上げからのスタートで、お弁当は、

こんな風に仕上がり、明後日の日曜日にも、お弁当のご注文を頂いているので、

お弁当用の海老の酒煮を仕込み、仕込みをしながら、

二日連続で見えるバス旅行のお客様の料理を、

盛り付けしました。

 

先程の写真で、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが小鍋を盛り付けていますが、左隅に写っているのは、

今朝、東京・築地から入荷した宮崎県油津産の生の本鮪でした。

 

 

その後、御席に、

小鍋など、諸々のセットをし終えたら、お客様の到着を待つばかりとなり、程なくすると、予定通り、

バスが到着し、店内へ。

 

となれば、一気にバタバタモードとなり、滞りなく、全ての料理をお出しし終えたら、

出発時間となり、お見送りをしましたが、来週の火曜日、水曜日、木曜日は、バスの団体のお客様がお見えになるので、御席を御用意出来ない日もございます。

 

御予約、御来店をお考えのお客様は、お手数ですが、予めお問い合せください。

 

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次回は、6月7日(木)の予定です。

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s-うまいラジオ

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今日も明日も、バス旅行

今日は、バス旅行の団体のお客様の御予約を頂いていたので、その準備に追われていましたが、その準備の一つが、駐車スペースの確保で、

店舗の南側に、パイロンを置いておきます。

 

肝心の料理ですが、最初に、

蒸物のいわしつみれ錦糸蒸しを盛り付け、あんをはったら、

蓋をして、

温蔵庫へ。

 

その後、デザートの苺のムースに始まり、

刺身替りの山掛け、

先付のうすい豆腐(グリンピースの豆腐)、

お新香と、

最後にお出しするものから盛り付け、冷蔵庫にしまっておきました。

 

ここまで盛り付けたら、大方終わったようなもので、

ひじきと野菜の小鍋仕立てを盛り付けたのですが、小鍋は、

マクロビオティックを基本に据えた“身体に優しい美味しい日本料理”をご提供する【佳肴 季凛】のマストアイテムの一つで、7種類の雑穀(玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きび)をはじめ、20種類近い食材が入っています。

 

盛り付け終えたら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、御席にセットしてくれました。

 

団体のバス旅行ということもあり、添乗員が道路状況などを連絡をしてくれるので、ご来店時間の目安もつき、予定通りに、

到着されたら、店内へ。

 

となれば、これまた予定通りに、バタバタモードが過ぎ、出発時間となり、いつものように、お見送りをするのですが、今日は、フリーのお客様のご来店と重なったこともあり、お見送りを出来なかったものの、

真由美さんが信号待ちをしているバスに近づき、

お見送りをしてくれました。

 

バスのお客様のお帰りと前後して、フリーのお客様がご来店され、料理をお出しし終えると、

明日もバス旅行のお客様が見えるので、洗い上げた器を棚にしまわず、明日使うため、用意しておきました。

 

明日は、バスのお客様の料理を準備する前に、

お弁当を仕上げるので、今日よりも、少しハードかもしれません。

 

ところで、来週のランチタイムは、火曜日、水曜日、木曜日と、バスの団体のお客様がお見えになるので、御席を御用意出来ない日もございますので、御予約、御来店をお考えのお客様は、お手数ですが、予めお問い合せください。

 

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活かしも落ちも、山口県産の鱧(はも)

 

今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行って来たのですが、いつものように一番最初に、

活魚売場に行くと、

既に注文しておいた0,5キロの鱧(山口産)が、市場の買い番である【47-9】という札が貼られ、

生簀から取り出し、

ブクブクをセットした発泡スチロールに移しておきました。

 

また、落ち鱧と呼ばれ、生簀の中で死んでしまった鱧もあったので、

仕入れることにしたのですが、活かしの鱧同様、山口県産でした。

 

また、落ち鱧は、お腹の中にエサが残ったままで死んでいることもあり、

その臭いが回ってしまい、使いものにならないようにするため、その場ではらわたを抜いておき、

持ち帰ることにしました。

 

仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻ったのですが、ひととおりの段取りを終えたら、昼鱧とランチの御予約を頂いていたので、仕入れて来た魚などの仕込みを後回しに、

昼鱧とランチの御予約を頂いていたので、その盛り付けをすることにしました。

 

そんな様子を尻目に、自分は、

昼鱧のお客様の刺身を盛り付けたのですが、鱧を盛り付けるスペースを空けておき、

冷蔵庫へ。

 

盛り付けを終えたら、

鱧と鯵(島根産)の下拵えをすることにし、それらが終わったら、

発泡スチロールから、

取り出し、

締めてから、卸し、

骨切りをし、包丁しておいたのですが、

それらは、

昼鱧の御予約用の落としにするための分の4切れだけでした。

 

そうこうしていると、

ランチの営業時間となり、

昼鱧のお客様がお見えになったら、

包丁しておいた鱧を、

落としに仕立て、

先程のスペースに盛り付け、

生の本鮪(那智勝浦)、小肌(佐賀)、湯葉と共に、四種盛りでお出ししました。

 

そして、クオリティ・チェックを兼ねて、

活かしの鱧を落としに仕立て、

熱燗と共に、“お疲れちゃん♪”と相成り、旬を堪能したのでした。

 

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2本の鱧(はも)の骨切り

昨日、沼津魚市場で仕入れ、そのまま水槽に入れておいた鱧(中国産)を卸さなくてはならなかったので、

2つのざるを持って、水槽のところへ行きましたが、鱧は長い魚なので、網で捕まえるには、手こずることも多く、自分はざるを使うことにしています。

 

獰猛な魚ゆえ、興奮させないように、頭と尾の両方から、徐々に追い詰め、

逃げないように、

静かに、水槽から取り出します。

 

そのままシンクに持っていき、

布巾で頭を隠した隙に、

間髪入れずに、えらの上辺りを掴むと、動きが弱くなります。

 

というのも、この辺りに、心臓があるからで、これより上だと、口があり、噛み付かれてしまいますし、下だと、蛇のように巻き付いて、同じく噛み付かれそうになってしまいます。

 

頭の付根に、包丁を入れたら、噛み付かれても大事(おおごと)にならないようにするため、

口の先端部を切り落し、

尾の部分に包丁を入れ、端を切り落としておきます。

 

そして、神経内の延髄を壊すことで、死後硬直を遅らせ、鮮度を保つため、

首の付根から、細い針金を脊髄に通すのですが、神経抜きとか、神経締めとも呼ばれており、神経がないため、卸す時も動かないことも、好都合でもあります。

 

ヌメリを取り終えたら、

包丁でお腹を裂くと、卵が出て来ましたが、鱧の子の煮凝りにするため、下拵えしてから、真空して、冷凍しておきます。

 

水洗いをしたら、

卸したら、

鱧の下処理で欠かすことの出来ない骨切りをしましたが、昨日卸した鱧(山口産)も、一緒に骨切りをし、

明日のお昼の鱧料理に使うため、揚物用に包丁し、

お茶漬け用の照焼にするため、

串を打っておきました。

 

明日は、御予約用に、活かしの鱧を仕入れて来るのですが、今のところ、産地は未定とはいえ、骨切りは確定です。

 

まだまだ走りの鱧ですが、これから旬を迎え、夏の美食の真打ちの出番に、季節の移ろいと、四季折々の美味しさを愛でる日本料理の趣を、感じずにはいられません。

 

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当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

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