【西京漬】用の鯖(さば)は、100%ノルウェー産
当店の【西京漬】の鯖(サバ)は
ノルウェー産で
仕込んでいます
それ以外の産地も
あるのですが
この数年
ノルウェー産は
かなり人気が
高くなっている魚の
一つです
2024年11月27日
Vol.4539
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、沼津魚市場から
戻って来ると
ミニふぐちゃんが
やって来ました
「おはよう、親方🐡
【西京漬】用のサーモンって
ノルウェー産なんでしょ?」
「おはよう🐡
よく知っているじゃん」
と、自分が
答えました
「えへへ・・・
っていうか
【西京漬】のページに
書いてあるじゃん」
「ちゃんと
読んでくれているんだね~」
「もちろんだよ
サバもノルウェー産って
書いてあるよ」
「そうだよ
スチロールにも
書いてあるよ
しかも
100%の表示が
付いているよ」
「100%なんて
書いてあると
果汁100%の
ジュースみたいだよね」
「そうだよね
でも、この100%って
シールは
ここ最近
貼ってあるんだよ」
「へぇ~
でもさぁ
こういう表示が
あるってことは
別の産地のものも
あるってことなんでしょ?」
「そうだよ」
「他の産地って
どこなの?」
「アイスランド
オランダ
アイルランドで
鯵(あじ)、赤魚(あかうお)が
獲れる海域なんだよ」
「へぇ~
そういう所のサバが
来ないのは
どうしてなの?」
「魚の扱いが
悪いから
鯖の場合
ノルウェー産以外には
手を出さないんだって」
「へぇ~
そういう情報って
どこで仕入れるの?」
「さっきのは
市場の担当からだけど
その彼は
原料課の担当者から
聞いたんだって
もっと深く知りたくなったら
Google先生に
訊いてもみるけどね」
「そこまでして
色々と調べるのは
どうしてなの?」
「ただの知りたがりだよ!?(笑)
「そんなわけないじゃん」
「そんなわけないんだよ
自分が使う食材は
色々と知っておかないと
気が済まないからね」
「それって
親方がよく言っている
『魚菜食文化の和食文化を
仕事にしている以上
漁師の代弁者で
なくちゃならない』
ってことでしょ?」
「そうだよ
だからこそ
色々と訊いて
覚えておくんだよ」
「恐れ入ったよ」
ノルウェー産の
鯖の魅力は
何と言っても
脂の乗りです
特に
加熱調理をする場合
国産の鯖よりも
美味しく食べることが
出来ます
本来なら
国産が望ましいのですが
かねてからの
水産資源の枯渇により
国産が少ないのが
実情です
ただ、日本産の鯖を
工夫しながら
食べていくことも
必要なの
間違いありません
「ジャンボすっぽんを
仕込むのは
いつなのかなぁ
そんじゃ、また」
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
ランチメニューの西京焼の鯖(さば)と謹製『西京漬』の鯖の違い
ランチメニューの西京焼と
『西京漬』の鯖(さば)は
全ての条件が
同じですが
実は
大きな違いがあります
2024年11月17日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方🐡
『西京漬』用の
サバでしょ?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
『西京漬』用でもあるし
ランチメニューの西京焼
にも使うよ
全く同じものだけど
使い分けているんだよ」
と、自分
「同じなのに
使いわけって
どういうこと?」
「西京味噌に
漬ける時に分かるから
まぁ、慌てなさんな
とりあえず
順を追って、話すよ」
「はぁ~い♬」
御覧のように
鯖は卸し身になっており
この卸し身を
フィレーと
呼んでいます
30分もすれば
半解凍状態になるので
腹骨の一部を欠いたら
上(かみ)と下(しも)に
包丁します
欠いた部分は
苦玉(にがだま)とも
呼ばれる胆のうの痕が
残っているからで
残っていると
食べた時に
にがっとなるからです
普通に売られている
干物などで
経験されたことが
あるかもしれません
こういうものを
食べると
結果的に
魚は美味しくないと
思われるのは
ごく自然の流れです
様々な要因があるとは言え
こういう些細なことも
魚嫌いの人が
増えた原因であるのは
当たらずも
遠からずでしょう
包丁した鯖は
融(と)けるにつれ
水分が出るので
脱水シートに挟み
3時間程度
冷蔵庫へ
そして
3時間後
「卸し身になっているから
ただ、半分に切れば
お仕舞じゃないんだね」
「そうだよ
美味しく食べるための
下拵えをするのが
料理人の仕事だからね
いい加減な仕事は
味を落とすから
御法度なんだよ」
「ってことは
丁寧な仕事が
全てってこと?」
「その通りだよ
手抜きをしたり
面倒くさいって言うのは
悪魔に魂を
売るようなもんだよ」
「はぁ
恐れ入りました」
脱水シートに
挟んでおいた鯖を
身割れさせないように
有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
専用の袋に入れます
最初に包丁した時に
どんなに神経を使っても
身割れするものが
出て来るのは
仕方はがありません
👆も
👇も
問題無さそうですが
一般の方が焼く
『西京漬』の鯖は
西京味噌を洗い流す時に
身割れさせる
可能性大なので
身割れしそうなものは
『西京漬』にすることは
ありません
一方、身割れしているものは
ランチメニュー用に
自分が洗い
串を打つので
全く問題ありません
ということで
鯖の仕込みが
終わりました
👆こちらが
ランチ用の鯖で
複数枚
入っています
一方
👆こちらが
『西京漬』用の鯖です
「へぇ~
って感じなんだけど
全部が全部
身割れしないこと
ってあるの?」
「覚えていないけど
無いはずだよ
身割れの件じゃないけど
冷凍の鯖で
注意しなきゃならないのが
ジェリーミートだよ」
「ジェリーミート?」
「身が柔らかくて
溶けちゃったりする
身質のものだよ」
「そんなものもあるの!?」
「手で持って
何となく怪しい感じが
するんだよ
ただ、焼かないと
分からないから
そういうものも
一枚入り
要は『西京漬』には
使わないように
しているよ」
「そうだよね
そんなのが
お客さんのところに
行ったら
ヤバいもんね」
「そうだよ
4種類あるうち
鯖と銀鱈は
冷凍ものだから
ともかく注意が
必要なんだよ」
「そうなんだぁ
だから
量産出来ないんだね」
「そうだよ
『西京漬』に限ったこと
じゃないけど
納得のいく食材を
納得のいく方法で
仕立てるのが
自分流だから
限度があるのは
仕方がないよ」
「そこが
親方の売りだからね」
『西京漬』の仕込みが
終わったら
今日も
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんと
御歳暮用の『西京漬』の
発送の準備をしました
「真由美さんは
箱に詰めないの?」
「私はラベルを
貼るだけで
切身の形を見ながら
親方が詰めるんだよ
その後の包装とかは
私が殆どだよ」
「改めて思うけど
やっぱり
本物を作るには
手間がかかるんだね」
「『西京漬』だけじゃないけど
そこが
うちの売りだからね
折角だから
大事な人に
うちの『西京漬』を
御歳暮にどう?(笑)」
「そういう営業トークは
流石だね~♬」
御歳暮シーズン
ということもあり
仕込みや包装などに
追われることもあり
営業時間などに
変更がある場合も
ございますので
御来店を
お考えの際には
お手数ですが
予め、お問い合わせを
お願いします
「明日は休みなのに
この準備
ってことは・・・
そんじゃ、また🐡」
by ふぐとらちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
愛着とプライドを持って、仕込んで、箱詰めする謹製【西京漬】
どんな仕事でも
手抜きを出来ないのは
当然ですが
それ以上に大切なのが
愛情とプライドで
愛情とプライドと共に
熱き想いを漬け込んでいるのが
佳肴季凛謹製の【西京漬】です
2024年11月16日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「普段より
数が多いけど
これって
お歳暮の【西京漬】用の
化粧箱?」
と、熱血君が
訊いてきました
【西京漬】
「そうだよ
少しずつ注文が
増えて来たから
早めに詰めて
冷凍しておくんだよ」
と、答えると
「もう発送しちゃうの?」
「お客さんによっては
20日を過ぎたら
発送するように
言われているけど
殆どが12月に入ってから
発送するんだけどね」
「そうなんだぁ~」
隣では
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
【西京漬】にラベルを
貼り始めてくれました
「詰めるのも
真由美さんなの?」
「まさかぁ
親方が一つずつ
切身の形を見ながら
詰めるんだよ」
「そうなの!?」
「そうなんだけど
詳しいことは
親方に訊いてごらん」
「ねぇ、親方
切身の形を見るって
どういうことなの?」
「魚には
上身(うわみ)と
下身(したみ)が
あるんだけど
上身だけとか
下身だけとかに
ならないように
するんだよ」
上身とは
頭を左にした時に
上になる身で
下身とは
その時に
下になる身のことです
「そんなに
変わるものなの?」
「それぞれの形は
違っても
詰め終えた時に
バランスが取れていないと
良くないからね」
「そこまで
するんだぁ
でも、見ただけで
分かるの?」
「卸してから
切身にするまで
全て自分で
やっているから
日付を見れば
大体のことは
覚えているよ
愛着とプライドを持って
仕込んでいるからね」
「愛着とプライドかぁ~」
「当たり前じゃん
いつでも
一定の基準をクリアするのが
プロの仕事だからね
それには
愛着とプライドが
必要なんだよ
切身にして
西京味噌に漬け込んで
『はい、お仕舞』じゃ
仕事じゃないし
そんな考えで
仕込んでいるわけ
じゃないからね」
「そうだよね
『真に美味しい西京漬を
召し上がって
頂きたい』
って言っているもんね」
「そのためには
出来ることは
どんなことでも
やるんだよ
そんなことより
早く詰めないと
日を跨(また)いじゃうから
手伝ってくれる?」
「・・・・・」
ということで
今夜詰めた
【西京漬】です
①8枚入
(銀鱈・サーモン 各4枚)
通常のラインナップにはなく
別注品です
④6枚入
(銀鱈・ぶり・さば 各3枚)
①同様
通常のラインナップ
にはない別注品です
「ねぇ、真由美さん
詰め終えたのに
梱包しないの?」
「送り状の最終確認を
しているんだよ」
「そういうことね」
最終確認が終わり
梱包を始めると
「どうして
帯紙をしているの?」
「これは
発送分じゃなくて
お客さんが
直接、手持ちするものなんだよ」
「そうなんだぁ」
梱包が終わったら
養生し
冷凍庫へ
発送するのは
早いもので
20日過ぎですが
殆どが
12月1日着の予定なので
月末に発送します
お歳暮のご注文が
重なると
ランチ、夕席の
営業時間などに
変更が生じることも
ございますので
御来店の際には
前もっての御予約
お問い合わせを
お願いします
「おまけアイテムの
カレーが出来たね🍛
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
自ら認(したた)めた【西京漬】の魚のラベル
何でもかんでも
自分でしないと
気が済まない性分ですので
【西京漬】に貼る
ラベルの魚の種類の文字も
自ら認(したた)めています
2024年11月15日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「ねぇねぇ、親方
これって
【西京漬】の個々の
魚の名前じゃね?」
と、熱血君が
訊いてきました
こちらが当店謹製の
「おはよう🐡
そうだよ
ラベルをリニューアル
するからだよ」
と、自分
ラベルというのは
こちらです👆
「それで
書いたんだね」
「いやいや
書くんじゃなくて
認めたんだよ」
「認(みとめ)るって?」
「認めるって書いて
したためる
って
読むんだよ」
「日本語は
難しいね~
で、したためるって
どういう意味なの?」
「手抜かりなく
準備をする
っていう意味だよ」
「確かに
仕入れから始まって
仕込んで
焼いてから盛付けに
至るまでの流れを見れば
手抜かりなく
準備しているのは
間違いないからね
ってことは
魚を西京味噌に
熱血料理人の
熱き魂を
漬け込んでいるだけじゃなく
ラベルにも
熱き想いを
込めているんだよね」
「💯点満点のお答えを
有難うございました!」
「で、文字を
変えるだけなの?」
「いくら飽きっぽい
自分でも
そのためだけには
やらないよ」
「じゃあ
どういう風に?」
「こんな風に
焼き方のブログに飛ぶ
QRコードを
載せたんだよ」
ちなみに
「それって
いいアイデアじゃん
さすが、親方!」
「実は、元々は
自分のアイデア
じゃないんだよ」
「え゛っ
じゃ、誰の?」
「うちの【西京漬】を
毎年、お歳暮に
もらっているお客さんが
見えた時に
言ってくれたんだよ」
「どんな風に?」
「届いた直後は
毎年のことだから
季凛の【西京漬】って
分かるし
リーフレットもあるから
ちゃんと焼けるんだけど
時間が経つと
リーフレットが
なくなったりして
どこのだったかなぁ?
とか
どうやって
焼くんだったんだろう?
って、なるんだって」
「毎年、もらっているのに!?」
「そうなんだって
自分も熱血君と同じで
不思議なんだけど
情報ってものは
意外と
伝わっていないってことが
分かったから
良かったよ」
「大収穫だね
じゃなかった
魚だけに
大漁、大漁!」
「あはは
上手いこと言うね~」
「座布団はいらないから
【西京漬】を
1セットで・・・♬」
「この程度じゃ
鯖(さば)が
一枚ぐらいだね~」
「ありゃりゃ・・・
で、新しいのは
いつ来るの?」
「早ければ
来週末ぐらいまでには
納品してもらえるみたいだよ」
「お歳暮の時季だから
即デビューってこと?」
「たださぁ
旧タイプのが
まだあるから
どういう使い方をしようか
考えているんだよ」
「セットの入り数にも
よるだろうけど
2枚同じ魚があれば
1枚ずつ
旧タイプと新タイプを使うのも
ありなんじゃね?」
「ちぐはぐに
ならないように
詰めてみるよ」
「どうせなら
季凛オリジナルの袋を
作ってみるのも
いいんじゃね」
「一度、見積もりを
作ってもらったんだけど
単価を抑えるためには
ロットが大き過ぎるし
それ以上に
飽きっぽいから
新しいバージョンを
考えちゃうから
諦めたよ」
「飽きっぽいかぁ
親方らしいねwww」
今回のアイデアを
採用させて頂きますが
さらなるアイデアを
ご提案された方には
薄謝を進呈致しますので
良きアドバイス
熱烈歓迎で
お待ちしています
「明日の法事の
西京焼は
ぶりなんだね
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
23回目の結婚記念日は、とらふぐ&【西京漬】で休日出勤
結婚記念日が
『佳肴 季凛』の定休日と
重なったことは
今日を含めて
3回ありますが
今年の結婚記念日は
休日出勤日でした
2024年11月11日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
西京漬(西京焼)と
天然とらふぐを
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方
今日は月曜日だけど
市場に行って来たの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
明日は市場が
休みだからね」
と、自分
「で、何を
仕入れて来たの?」
「生の魚は
とらふぐと
『西京漬』用のサーモンだよ 」
ちなみに
「これだけなら
昼前までには
終わるんじゃね?」
「いやいや
明日はバスツアーの
予約もあって
その仕込みもあるし
こんな状況だから
予約のみの
ランチ営業もするんだよ」
「ってことは
ほぼ一日だし
ほぼほぼ
普段と同じじゃね?」
「そうだよ
仕込みだけじゃなく
ランチ営業もあるから
休日出勤手当も
もらえちゃうから
有難いよ🙇
だから
どんどん始めるよ」
「FIGHT~!」
最初に
サーモン(ノルウェー産)に
取り掛かりました
サーモンは
鱗(うろこ)が細かいので
包丁を使って
鱗を取り
この方法は
すき引きと
呼ばれています
鱗を取り終えたら
頭を落とし
水洗いをしたのち
三枚に卸してから
腹骨を欠いたら
切身にし
1本のサーモンから
30枚ぐらいの切身が
取れます
「卸す前は
あんなに大きかったのに
30枚って言われると
少ないような
気がしちゃうよ」
「頭と骨がなくなれば
3キロぐらいになるし
全部が全部
ちゃんとした切身に
なるわけじゃないから
しょうがないよ」
「そっか~
それでも
1枚が90グラム程度だから
食べ応えは
十分あるよね」
「そうだよ」
サーモンの切身を
冷蔵庫にしまったら
真打登場
今日のとらふぐは
遠州灘産の天然です
「おぉ~
萌え燃え・・・💝の時間が
やって来たね!」
「そうだよ
これこれ・・・🐡」
「そんなに待ち遠しいなら
最初に卸せば
いいんじゃね?」
「って思うでしょ
とらふぐは
有毒部位を
取り除かないとならないから
最後なんだよ」
「そっかぁ
だから
まな板も洗う必要が
ないんだね」
「そうだよ」
卸したとらふぐの
水洗いをしてくれるのは
いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです
「おはよう、真由美さん♬
休日出勤だけど
頑張ってね!」
「はいよ~」
真由美さんが
水洗いした後
自分が手直しをし
洗い上げたら
拭き上げてくれました
「予定通り
予約のお客さんが
来る前に
終わりそうじゃん」
「そうだよ」
拭き上げたら
掃除の開始です
//
お片付~お片付~
さぁさ
二人でお片付~♬
\\
そうこうしていると
ご予約の
お客様が
お見えりなりました
「さばの西京焼が
んまそう~🤤」
ご予約のみの営業ですので
合間を見ながら
諸々の仕込みをし
サーモンは
有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
真空パックし
冷蔵庫へ
器出しをし
御席の準備をする頃には
陽も落ちていました
「これって
『西京漬』用の
銀ダラだよね」
「銀鱈だよ
バタバタしていて
出すのを忘れていたけど
気付いて
良かったよ」
「お歳暮用でしょ?」
「お歳暮がメインだけど
ランチの
バージョンアップした
西京焼用にも
仕込まなきゃならないからね
でも、これで
今日はお仕舞だよ」
「お疲れ様~♬」
その後
夕飯を食べ終えると
//
結婚記念日
おめでとう🎉
\ \
ふぐとらちゃんと
娘達からの
ケーキ!
「二人は
結婚して
何年になるの?」
「24年だよ」
「ってことは
2000年にしたんだね
これからも
二人で頑張ってね!」
「はいよ~!」
こうして
23回目の結婚記念日の
一日が終わったのでした
「明日もFIGHT!
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
沼津魚市場に4時前着にして、佳肴季凛に5時半前着
お弁当あり
法事あり
仕込みあり
ということで
今日は超早番の一日でした
2024年11月10日
Vol.4527
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方🐡
二日連チャンで
お弁当じゃん
どうりで
今朝も早かったわけだ🍱」
と、熱血君
「おはよう🐡
そうだよ
市場から戻って来たら
まだ寝ていたからね」
と、言うと
「え゛っ
市場から戻って来たのは
5時半前ってこと?」
と、訊いてきました
市場とは
沼津魚市場のことです
「市場に着いたのは
4時前だよ」
「ヤバくね?」
「ヤバくはないけど
さばふぐを選(よ)りたいから
その時間に
行ったんだよ」
「気に入った魚しか
仕入れないのは
知っているけど
恐れ入ったよ」
魚市場に着いたのは
由比(ゆい)の
魚屋のご主人と
ほぼ同じでした
由比は
桜海老で有名な
静岡市の漁港です
発泡スチロールを開けると
仕分けを始めました
邪魔にならないように
好みのサイズを選び
秤にかけてもらうと
5,8キロでした
その後
こちらの売場で
【西京漬】用の鰤を仕入れ
御覧のように
4,1キロです
4時過ぎなので
売場には
殆ど魚が
並んでいません
というより
並べている最中です
また、並べ中というよりも
こちらの売場は
生の黄肌鮪(きはだまぐろ)を
並べる準備をしていました
長居は出来ないので
魚市場から撤収し
戻って来たのが
5時半だったのです
「お弁当用の西京焼が
銀だらとサーモンが
あるけど・・・」
「銀鱈は
大人のお弁当用で
サーモンは
お子様用だよ」
「どうして
チビッ子のは
サーモンなの?」
「サーモンは
尾っぽに近い部分だから
骨がないからだよ」
「これなら
チビッ子が食べても
心配ないもんね」
「そうだよ
違う料理なわけだから
出来る限り
別のものを使うのが
プロとしての
マナーだよ」
「そこまでやってこその
プロなんだね」
「お金をもらう以上
当然なんだけどね」
そして、お弁当は
このように
仕上がりました
◆大人用
◆お子様用
「こうやって見ると
同じのは
玉子焼だけだね
ねぇ、チビッ子用のお弁当も
真由美さんが盛付けたの?」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです
「お子様用のは
親方だよ
その時によって
内容が変わるからね」
「そうなんだぁ
それなら、親方は
キャラ弁も作れるのかなぁ?」
「いや、絶対に
出来ないし
やらないと思うよ」
「そうなの、親方?」
「加熱していない食材を
使うなんて
あり得ないし
一歩間違えば
アクシデントになるからね」
「それじゃ
ヤバいじゃん」
「可愛らしく作るのは
大事だけど
まずは、安全なものを
作らないとね」
「そうだよね~」
お弁当の後は
法事の御席の料理に
取り掛かりました
盛付けが終わったら
さばふぐと鰤の下処理を
することにしましたが
水洗いも出来ずに
このままで
タイムアップ
ランチの営業が終わったら
仕込み再開です
鰤を三枚に卸し
切身にしたら
勇気JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
とりあえず
冷蔵庫へ
今度はさばふぐです
水洗いの後
拭き上げたら
唐揚げ用に
包丁しました
唐揚げとは言っても
ふぐ料理のコースには
使うことはしません
天然のとらふぐのみで
仕立ているからです
「やっと仕込みの山が
見えてきたね」
「いやいや
まだ終わらないよ」
「えっ!?」
「中骨に残っている血を
押し出すんだよ
こうやると
血のかたまりが
出て来たでしょ」
「ドロッとしているね」
「フグ類の血は
有毒じゃないけど
残っていると
加熱しても
雑味が残るから
このひと手間を
欠かせないんだよ」
「恐れ入ったよ」
「お弁当と同じ様に
お金をもらう以上
手間を省くわけには
いかないんだよ
もっと言うと
自分が払いたくなるよう
仕事こそが
プロの仕事だからね」
「朝から
恐れ入ったの連発だよ
もう勘弁してよ~」
その後、ようやく
鰤と
さばふぐの仕込みが終わり
「とにもかくにも
お疲れ様~♬」
結局、この時点で
6時を過ぎていたので
夜の営業を
お休みさせて頂き
お断りしてしまったお客様には
改めて
お詫びさせて頂きます
「この準備って
もしかして・・・!?
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐとらちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
『西京漬』用の鰤(ぶり)の後に、とらふぐを卸す理由
“ふぐに魅せられし料理人”の
自分にとっては
何がなんでも
天然のとらふぐですが
卸すのは
魚の仕込みの中で
一番最後です
その訳とは・・・
2024年10月20日
Vol.4516
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
沼津魚市場に着くと
必ず立ち寄るのが
活魚売場(かつぎょうりば)で
読んで字の如く
活きた魚メインの売場です
しかも、ほぼほぼ
一番最初に向かいます
今朝も然りで
生簀には
福島県産の
とらふぐ(天然)が
3本入っていました
それぞれの目方です
① 0.9キロ
② 1,2キロ
③ 1,1キロ
すんなり
3本全てGET
その後、別棟の売場で
※『西京漬』用の鰤(ぶり)を
仕入れました
※『西京漬』
鰤の目方は
4,1キロです
再び、活魚売場へ行くと
先程と似たような状況で
福島県産のとらふぐが
3本入荷したところで
これまたGET
④ 1,1キロ
⑤ 1,0キロ
⑥ 1,2キロ
ということで
合計6本となり
今朝のとらふぐ
完全制覇!
となれば
合言葉の
萌え燃え・・・💝
萌え燃え・・・💝る
間もなく
締めたら
氷入りの海水に入れ
血抜きをしました
氷を入れて
一気に冷やし込むのは
体温が上昇して
身が焼けるのを
防ぐためです
焼けるとは言っても
加熱されるわけでは
ありません
加熱したように
身が柔らかくなり
使いものに
ならなくなることです
【佳肴 季凛】に戻ると
ミニふぐちゃんが
やって来ました
「おはよう、親方🐡
とらふぐと
『西京漬』用のブリなんて
【佳肴 季凛】的な仕入れじゃん!」
「おはよう🐡
言われてみれば
確かに、そうだよね」
「今日みたいな
仕入れをした時の
仕込みって
特別なやり方があるの?」
「どういうこと?」
「フグって
毒があるから
仕込みの時に
注意するのかどうか
ってことだよ?」
「そりゃ、もちろんあるよ
まぁ、見てごらん」
「はぁ~い♬」
先ずは
鰤の下処理に
取り掛かります
鱗(うろこ)を取り終え
頭を落とすと
まな板は
このような状態です
「あっ、分かった!
毒がある魚のフグを
最初にやると
まな板とかに
毒素が残る場合が
あるってことじゃね?」
「おっ、大体
合っているね
やるじゃん!」
「イェ~イ!」
掃除をしたら
切身にするため
まな板を用意しました
水洗いをし
切身にしたら
有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
真空パック用の袋に入れたら
鰤の仕込みが終了
そして、メインイベンターの
天然のとらふぐの登場です
そのまんまの状態ですので
まな板の汚れは
気にする必要は
ありません
卸した後
水洗いをしてくれるのは
いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです
その後
自分が手直しをし
洗い上げ
拭き上げたら
とらふぐの下処理が
終わりました
こちらが
あらの部分で
こちらが
胴体です
これで完全終了ではなく
皮の下処理という
“ボスキャラ”が
待っており
難敵そのものですので
“ホスキャラ”は
明日以降に・・・
「明後日(22日)
市場が休みってことは
もしかして
定休日だけど
明日は市場・・・!?
そんじゃ、また🐡」
by ふぐとらちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
贅沢ランチと化した【特別会席】
お昼でも
お召し上がり頂ける
【特別会席】ですが
【特別会席】を
ランチメニューのように
アレンジすることも
可能です
2024年10月4日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
昨日のことです
ランチのお席の
セットを終えると
ミニふぐちゃんが
やって来ました
「半月盆じゃなくて
懐紙を敷いてある
ってことは
今日の料理は
ランチメニューとは
違うってこと?」
「そうだよ
懐紙と半月盆の違いで
気付くなんて
鋭いね~」
「えへへ・・・(∀`*ゞ
夜の会席料理みたいな
献立なの?」
「普通の会席料理と
【特別会席】の中間みたいな
献立だよ」
「ってことは
贅沢ランチってこと?」
「そうだね」
「じゃあ
どんな小鍋なの?」
「鰻(うなぎ)鍋だよ」
「お客さんの声を
聞いていると
『こんな食べ方あるの?』
とか
『蒲焼には無い美味しさ』
が、多いよね」
「そうだね
中に入っている
牛蒡(ごぼう)の風味で
食欲がそそられるからね」
「分かる、分かる😋
で、今日の献立を
話してよ」
「はいよ~」
ということで
今日のランチの
献立です
◆先付
南京豆腐
南京豆腐とは
南瓜で作った豆腐のことです
◆小鍋
鰻鍋
◆揚物
とらふぐの唐揚げ
骨付の胴体を
ぶつ切りにしてあるので
食べ応え十分です
◆刺身
ふぐ刺
福島県産の
とらふぐ(天然)で
仕立てました
なお、揚物のとらふぐは
静岡県由比(ゆい)産の
天然です
◆食事
昆布御飯
◆焼物
銀鱈(ぎんだら)の西京焼
◆蒸し物
鱧(はも)しんじょう蒸し
◆デザート
シャインマスカットの
アイス
「ランチっていうか
昼ごはんだから
あっという間に
料理を出し終えちゃったね」
「昼御飯だから
どうしても
そうなっちゃうんだよね」
「こんな風に
【特別会席】化した
贅沢ランチって
ありだよね
それにしても
いいなぁ~🤤」
「折角だから
今年の忘年会ランチで
どう?」
「そうだよね
でも、こういう質重視の
コースなら
ゆっくりと
夜もいいなぁ~」
「昼でも夜でも
熱烈歓迎で
お待ちしておりますm(__)m」
「上手に
営業するなぁ~(笑)」
ランチ、夕席に限らず
ご予算、ご要望に応じて
可能な限り
対応させて頂きますので
お気軽に
お問い合わせ下さい
「もしかして
追加でカボスが
届いたの?
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐとらちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
ふるさと納税の返礼品に登録された【西京漬】
是非を論じられることもある
ふるさと納税ですが
先日、当店の【西京漬】が
静岡県富士市の
ふるさと納税の
返礼品に登録されました
2024年10月1日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「これって
季凛の※【西京漬】
だよね?」
と、熱血君
「そうだよ
ふるさと納税の返礼に
登録したんだよ」
と、答えました
【西京漬】
「ってことは
富士市のお墨付き
ってことじゃん!」
「そういうことかな~
で、これが
「楽天のページ
なんだね」
「そうだよ👆
このページの中に
載っているんだけど
楽天以外にも
こっちにも
載っているよ」
「おっ
このサイトは
どこなの?」
「こっちのは
「へぇ~
他にも
色んなサイトが
あるんでしょ?」
「色々と見ていたら
ふるさと納税の
8大サイトなんて
言葉あったんだよ」
「ひゃ~
そんなにあるんだ~!
で、登録した
【西京漬】は
さっきの1種類
だけなの?」
「そうだよ
4種類の魚が
各2枚入のセットだよ」
4種2入のセットとは
銀鱈、サーモン
鰤(ぶり)、鯖(さば)
が、各2枚入ったものです
「8大サイトって
言ってたけど
ふるさと納税って
そんなに人気とか
需要があるの?」
「どうなんだろうね
ただ、登録申請をしたのが
5月の終わりなんだけど
その時に
『公開は
年明けの可能性あり』
と言われたんだよ
それでも
9月末までには
公開出来て
良かったよ」
「そうだね
これで、ジャンジャン
売れたりして!?」
「そう簡単には
いかないよ」
「どうしてなの?」
「そもそも
ふるさと納税は
応援したかったり
お気に入りの自治体に
寄付をして
そのお礼の品として
商品とかサービスを
貰える制度だから
実際の値段よりも
高いんだよ
だから
寄付金を含めると
直接、購入する場合の
3倍にもなるんだよ」
「そっか~
じゃあ、直接
注文する方が
いいじゃん」
「そうなんだけど
ふるさと納税の目的は
その自治体を
応援してもらうことだから
今日の話の場合
富士市が
全国に沢山のファンを
増やす必要があるんだよ」
「そうだよね」
「それには
一般人よりも
名前が知られている
“先生”達が富士愛を
語るしかないけど
普段から
そんなことを言ったり
実践している人は
見たことないよ
哀しいけど・・・」
「そうなんだぁ
“先生”達も
選挙の時ばかり
地元愛を語るフリを
しないで欲しいよね
親方みたいに
富士山をバックに
富士愛を語れば
応援したくなるのにねぇ」
「そうだよ
自分の場合
地方ならではの
日本料理の魅力を
伝えるのが
使命だからね
【西京漬】を通じて
魚菜食文化の
日本料理文化を
後世に繋げるために
隣まちの沼津魚市場に
通っているんだよ」
「👏👏👏」
ふるさと納税の制度が
有ろうと無かろうと
地方でしか出来ない
和食文化を創り出し
日本料理文化を
後世に伝える努力を
怠るわけには
いきません
「まだまだ
アイス用の
シャインマスカットを
仕込むんだね
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
4種類の魚で、西京焼三昧な一日
今日は
『西京漬』用の鰤(ぶり)
の仕入れに始まり
4種類の西京焼を
焼いた一日でした
2024年9月28日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、沼津魚市場から
帰って来ると
ふぐとらちゃんが
やって来ました
「おはよう、親方🐡
お弁当あり
W法事ありの
ハードな日に
仕入れに行って来たの?」
「おはよう🐡
仕入れて来たのは
愛媛産の鰤(ぶり)だけだよ」
と、自分
こちらが
当店謹製の【西京漬】です
「そんなに注文が
重なっているの?
商売繁盛
いいじゃん!」
「そうでもないんだけど
通販用だけじゃなく
週中の予約用にも
仕込んでおきたいからね」
「手持ちは
十分あるんでしょ?」
「もちろんだよ
鰤(ぶり)が入荷するのは
基本的に
日曜日、水曜日、金曜日
の週3回だからだよ」
「それなら
仕入れないわけには
いかないよね」
「そんなことより
お弁当の料理を
仕上げなきゃならないから
始めるよ」
「頑張って~!」
そんなやり取りをしながら
西京焼を
焼き始めました
「8切あるうち
6切と2切が
別の魚みたいだけど・・・」
「白いのが
鰆(さわら)で
黒いのが
葉血引(はちびき)だよ」
「どうして
こんななの?」
「最初は
法事用のお弁当が
一人前だから
葉血引のつもり
だったんだけど
昨日の夕方になって
別の注文が
3人前入ったから
鰆に変更したからだよ」
「そうなんだぁ~
でも、こんな風に
とっかえひっかえ
西京焼の魚を
変えることが出来るのは
西京焼が推しの
季凛だからじゃね?」
「そうだね
お弁当用に
ストックしてある
西京焼の魚は
5、6種類
あるんじゃないかなぁ」
「通販、ギフト用が
4種類なのに
それ以上ってことは
マニアだね」
「魚料理の中で
焼魚は
一番好きなんだけど
西京焼の場合
味噌そのものが
発酵、熟成した
調味料だから
西京味噌に漬け込むと
魚の旨味が
増すのが
一番いいところ
なんだよね」
「味噌一つで
そんなにも
変わるんだぁ」
「調味料が
素材を料理に
変えてくれるからね」
「へぇ~」
「和食の基本的な
焼き方は
塩焼と醤油焼だけど
塩焼は
そのまんまレベルだし
醤油焼ベースの
照焼の場合
醤油は味噌に比べて
熟成度が低いから
味の深さでは
落ちるのは
否定出来ないね」
「そうなんだぁ~」
そうこうしているうちに
西京焼と玉子焼や
煮物などが仕上がったら
いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
盛付けてくれました
「真由美さん
おはよう♬
今日はハードだけど
頑張ってね~」
「おはよう♬
頑張るよ~」
その後
お弁当は
それぞれ
このように仕上がり
こちらは
法事用というか
陰膳(かげぜん)用の
お弁当です
/ /
陰膳って
仏さんのところに
お供えする
お料理だから
箸とか器の向きも
反対なんだよ
良い子のみなさん
覚えておいてね
\ \
その後
法事用の料理を
盛付け終えたら
鰤の下処理をするため
真由美さんに
カウンター周りを
養生してもらいました
鰤をまな板に乗せると
「時間は大丈夫なの?」
「大丈夫だよ
両方とも
予約時間が
遅めだからね
ただ、どっちも
西京焼を
用意するから
来店が重なったら
かなりハードだね」
「ホール席の方は
どっちを焼くの?」
「サーモンだよ」
「じゃ、個室は?」
「鰤だよ」
とりあえず
卸し終え
切身までしたら
掃除をしてもらい
ご来店を
待つばかりと
なりました
最初に
ホール席のお客様が
ご来店されたので
焼台に
サーモンを準備
/ /
親方、ファイト~!
\ \
サーモンの西京焼が
焼き上がると
「とりあえず
クリア出来たね」
「重ならなくて
良かったよ」
「もし重なったら
どうしたの?」
「個室のお客さんは
常連さんで
『待っても
構わない』
って言って
くれたから
実は
そんなに焦っては
いなかったんだよ」
「そうなんだぁ
あっ
個室のお客さんが
見えたよ」
既に
ホールのお客様は
デザート待ちですので
リラックス状態で
臨むことが出来
鰤の西京焼も
いつも通りに
仕上がり
ミッション
ほぼほぼコンプリート
片付が終わったら
有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
鰤を真空パック
「やっと
終わったね!
お疲れ様~♬」
「そうだね
お疲れさん」
「仕入れ、お弁当
W法事だけじゃなく
コレも終わって
良かったよね」
「そうだね」
「ってことで
明日のブログは
コレだね
そんじゃ、また🐡」
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください