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もっとおいしいお話し

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愛知県知多半島産のチビとら

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3613回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今朝は仕込みの前に、

宅配便の営業所に行き、

愛知県知多半島産のとらふぐ(天然)を、

受け取りに行って来ました。

まな板に乗せると、

ゆるキャラ達がやって来て、「ちっちゃいけど、12匹もいるじゃん。」にはじまり、「ふぐ好きの親方は、チビとらって呼んでいるよ。」とか、「親方が、萌え燃え・・・❤しているね。」と、言いたい放題。

「これから、卸さなきゃならないから、みんな撤収して。」と伝え、仕込み開始です。

頭の付根に、

切り込みが入っているのは、活締めにしたものだからです。

先程、ちっちゃいと言っていましたが、多少のばらつきはあるものの、

500グラム前後のものが殆どでした。

卸した後の水洗いは、

いつものように、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。

卸し終えたら、

自分が手直しをし、洗い上げたら、

真由美さんが拭いてくれ、

ふぐの仕込みが、

終わり、冷蔵庫へ。

ランチの営業時間も近づいていたので、

♬ お片付け~

お片付け~ 

さぁさ 二人でお片付け ♬ 

ランチの営業中、合間を見ながら、

身の部分を、唐揚げ用に包丁し、

日付と個数を書き、冷凍するため、真空パックししました。

また、切り落としの部分は、

あらの部分と共に、

日付を書き、同じく真空パックし、冷凍庫へ。

例年、彼岸過ぎから梅雨前ぐらいまで、全国各地の定置網で、とらふぐが水揚げされるようになり、とらふぐ漁の第2ステージとなります。

“メローコヅルエクセレンス”の梅酒&梅のアイスのクリームソーダ 

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3612回目の今日も、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

ランチ、夕席とも、コース仕立ての料理を基本としているので、最後にはデザートをお出ししており、

ここ最近のデザートは、梅のアイスです。

ところで、以前『“Henessy(ヘネシー)”の梅酒&梅のアイスのクリームソーダ』というお話しをしましたが、これをアレンジしたのが、

米焼酎の“メローコヅルエクセレンス”で作った梅酒をベースにしたクリームソーダで、“メローコヅルエクセレンス”については、こちらをお読み下さい。

この梅酒を仕込んだのは、

2002年6月18日ですので、20年物ということになります。

そのレシピは、700ml入りの“メローコヅルエクセレンス”5本に、梅を2Kg、氷砂糖650gを、

合わせたものです。

20年も経っているので、

琥珀色となっているだけでなく、熟(こな)れた味になっているので、アルコールとは思えない味わいで、ストレートでも軽く飲むことが出来ます。

氷を入れたジョッキに、

梅酒と、

炭酸を注ぎ、軽く混ぜたら、

梅のアイスを盛付け、ミントをあしらったら、

出来上がりです。

デザートにして食後酒なのか、食後酒にしてデザートなのかは、飲まれた方に委(ゆだ)ねるとし、大人のクリームソーダにして、上質な味わいであるのは、間違いありません。

「梅酒なので、未成年の方は、召し上がれませんので、僕たちみたいに、梅のアイスで我慢して下さいね。 」と、

3匹のゆるキャラ達。

「そう言えば、4月1日から、18歳が成人になるんだけど、お酒は20歳からなんだって~。僕たちは、まだまだだね。」と、付け加えてくれました。

梅酒もクリームソーダも、お品書きには載っていませんが、御用意が可能ですので、お飲みになりたい方は、お申し付け下さい。

今日の仕入れは、食遊市場のみ

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3611回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今月も今日を含め、残り3日となり、月末モードで、今朝の沼津魚市場も然りで、天候の関係もあり、

魚の入荷も多くありませんでした。

魚市場の月末モードとは、請求書の締めの関係で、20日を過ぎると、荷動きが悪くなることが多く、中でも顕著なのが、冷凍ものです。

それに連動するかのように、他所から送られて来る荷物も少なくなるのですが、今度の金曜日は、新年度初日、月初め、休市日前が重なり、盆とクリスマスと正月の合わせ技状態になるかもしれません。

魚市場での仕入れは無かったものの、野菜などの仕入れの必要があったので、

車で15分ほどのところにある食遊市場に立ち寄りました。

6時開店が基本ですので、

多くの店はシャッターが閉まっていましたが、

八百屋をはじめとする生鮮食材などを扱う店の一部は開いているので、

仕入れをし、今朝の仕入れが終わったのでした。

そんな今日は、

ふぐ料理のご予約あり、

ふぐ刺を特盛でご用意し、ふぐは、遠州灘・舞阪産の天然のとらふぐで、冷蔵庫にしまおうとすると、

「真ん中の葱が、随分と小さいね。」と、ジャンボちゃんとふぐ子ちゃんが話していたので、「目葱(めねぎ)って言うんだけど、食遊市場で仕入れて来たものだよ。」と応えると、「今度、連れてって~♬」

これ以上やり取りすると、やるべき仕事が終わりそうもないので、聞こえぬ振りをし、誰に似たのやら、知りたがりの2匹なのです。(笑)

三宅島産の本鮪(ホンマグロ)と黄肌鮪(キハダマグロ)

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3610回目の今日も認(したた)めます。

昨日のお話しの『2種類の鯖(さば)の【西京漬】』の中で触れなかった本鮪(ホンマグ))と黄肌鮪(キハダマグロ)が、今日のお話しです。

昨日、沼津魚市場に行くと、

三宅島産の本鮪(ホンマグロ)と黄肌鮪(キハダマグロ)の水揚げと、

競りの準備をしていました。

水揚げをしている漁船は、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7785.jpg

和歌山県の漁船で、

この船の次には、2隻の漁船が待っており、今朝だけで、10隻以上の漁船の入港があったようです。

和歌山県の漁船が沼津で水揚げするのは、漁場(ぎょば)との距離、魚市場の休みとも関連があります。

黄肌鮪は、その名の通り、 皮が黄色いだけでなく、

ひれも黄色で、

英語では、Yellow fin tuna (黄色いひれの鮪)と呼ばれています。

水揚げされたもののうち、小さいものは、

8キロぐらいのもので、大きいものは、先程の写真のように、50キロ前後のものでした。

また、大きいものは高値で取引されるので、小さいものよりは、丁寧に扱い、

神経を抜いてありました。

また、黄肌鮪だけでなく、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7798.jpg

本鮪の水揚げもあり、

一番大きいもので175キロあり、この時点で、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7800.jpg

7本の水揚げがありました。

黄肌鮪の大きいものは50キロで、本鮪の場合、200キロを超えるものも珍しくありません。

ちなみに、本鮪という呼び名は、食材としての呼び名で、生物学的には、クロマグロが正式なものです。

最終的には、

このような状態になったのですが、先週の金曜日も水揚げがあり、

その時の値段を訊くと、1本あたり、中古の軽自動車ぐらいでした。

対して、目方こそ半分ですが、一番大きい黄肌鮪がその半分ということはなく、新品の自転車というか、ママチャリがいいところで、同じ鮪とは言え、大きな差あります。

例年、このような様子を目にする機会は、梅雨前ぐらいまでで、魚市場の様子は、歳時記そのものなのです。

最後は、いつものように、おまけ写真ですが、定休日の今日は、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7846-1.jpg

女三羽烏が出払ったこともあり、自宅警備員と化した自分は、独り昼ごはんとなり、鰻を食べることしました。

すると、ミニふぐがやって来て、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7850.jpg

「親方、美味しそうだねぇ~。少しだけ、くださいな♬」と・・・。

ということで、ご笑納頂けると、幸いです。

2種類の鯖(さば)の【西京漬】

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3609回目の今日も認(したた)めます。

今朝は、沼津魚市場に行って来たのですが、定休日前にして、月末ということもあり、仕入れはゼロでした。

仕入れゼロでも行くのは、月末ゆえの事務処理と月初めの注文の確認のためで、月が替わると、値段の変更があるからです。

とは言え、魚市場に来た以上、構内を歩くのは言うまでもなく、今朝は、

生の黄肌鮪(キハダマグロ)と本鮪(ホンマグロ)の水揚げもあり、忙(せわ)しない状況で、お話しし甲斐のある様子でしたので、続きは明日にします。

仕入れ無し=仕込み無しという等式は成立しないので、

戻って来たら、

冷凍庫から、

【西京漬】に仕込むため、

ノルウェー産の鯖(さば)を冷凍庫から出したら、

扇風機の風をあてると、

ジャンボちゃんとふぐ子ちゃんがやって来て、「仕込みのやり方って、色々あるんだね~。」と、興味津々。

20分程すると、7部程度の解凍状態になり、

腹骨の一部を欠き、

上(かみ)と下(しも)に包丁したら、

脱水シートにはさんだのち、

冷蔵庫へ。

ランチの営業が終わったら、有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に真空パックをしたのですが、

ランチメニューやコース料理の西京焼として、

もっとも多くお出しするので、

それらは、複数枚ずつ真空パックしてあり、さらに言うと、自分が焼き上げるので、身割れしやすそうなものです。

一方のギフトやお持ち帰り用の分は、1枚ずつの真空パックで、

お客様が焼き上げるので、身割れしにくいものにしてあります。

仕上るのは明後日で、ギフト用は冷凍庫にしまい、店用は木曜日か金曜日までレ冷蔵庫にしまっておき、冷凍庫にしまう予定です。

その入れ違いで、冷凍庫から鯖を出して仕込み、仕上がったら冷凍し、その入れ違いが続きます。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

法事用のお弁当の余り物で、昼ごはん

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3608回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今日の法事用のお弁当は、

このように仕上がり、お決まりとも言うべき西京焼は、

銀鱈の西京焼でしたし、揚物も、

さばふぐの唐揚げと鯵の新挽(しんびき)揚げで、さばふぐも、

鯵も、

一昨日、沼津魚市場で仕入れたものです。

お弁当のご注文を頂いた時の昼ごはんは、

残り物御膳となることが殆どで、食べようとすると、

当店のゆるキャラ達がやって来て、「これで、残り物!?今度は、もう少し多めに残るようにしてもらって、うちらも食べたいね~。」と、聞こえるような、聞こえないような・・・。

また、春休みになり、二人の娘達のお弁当作りから解放された女将兼愛妻(!?)の真由美さんからの依頼という名の圧力もあるので、二人の昼ごはんである#春休みごはんを作っており、

焼物、揚物同様、定番の鶏肉の照焼もご用意したので、

煮物の余りをあしらい、鶏肉の照焼丼に仕立て、御飯は、

昆布御飯です。

炊込御飯ですが、ごく薄味ですので、

軽くたれをかけておきました。

先日、『 お持ち帰りの天重のついで色々』というお話しをしたように、お持ち帰り料理のご注文を頂くと、その延長で、#春休みごはんを作ることが出来るので、楽チン、楽チン・・・♬

本業ではない料理の#春休みごはんは、息抜きにもなるので、楽しみでもあり、春休みも半分が過ぎ、#春休みごはんも折り返しとなりましたが、まだまだ続きます。

法事用のお弁当の仕込み

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3607回目の今日も認(したた)めます。

昨日の今日ゆえ、今朝の沼津魚市場での仕入れは、

少なめの仕入れで、昨日の様子は、こちらをお読み下さい。

そんな今朝は、和歌山の船が100キロオーバーの本鮪を水揚げしており、

本鮪という呼び方は、食材としての呼び方で、生物学的にはクロマグロです。

この目方のものを刺身に仕立てる場合、頭を落とし、三枚に卸すと、30キロくらい無くなり、さらに、血合いと皮を外すと、10キロくらいなくなるので、正味40キロくらいになります。

40キロから取れる刺身の量は、一切20グラムとすると、2000切で、一人前5切なら400人前、7切なら285人前となり、

少なめの仕入れでしたが、魚市場の帰りに、車で15分ほどのところにある食遊市場で、

野菜をはじめ、様々な食材を仕入れて来ました。

他の荷物を下ろしたら、日本料理に欠かせない出汁を引くなど、普段の段取りを済ませたら、仕込みの開始です。

小鍋の野菜(玉ねぎ、長ねぎ、えのき、人参)にはじまり、

サラダ素麺の野菜を仕込み、

サラダ素麺の野菜には、長ねぎ、みょうが、ピーマン、パプリカ(赤、黄)、ラレシ、人参、アーリーレッド、紫キャベツが入っています。

その後、

お弁当用の煮物(人参、ごぼう、白滝、さつま揚げ)にはじまり、彩(いろど)り用のモロッコ隠元(いんげん)を、

包丁しておきました。

煮物の後は、揚物の鯵(あじ)に、

打粉(うちこ)をし、前盛(まえもり)のパプリカも、

用意し、揚物の二種のうちの一つは、さばふぐの唐揚ですので、

下味を付けておき、薄口醤油と日本酒を同割にしたもので、味付けしてあります。

そして、 焼物の銀鱈の西京漬に、

串を打ち、口取り用の鮪の南蛮漬などを終える頃までには、

お弁当だけでなく、殆どの仕込みを済まし、ランチの営業時間に備えたのでした。

お弁当の揚物用のさばふぐと鯵(あじ)

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3606回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今朝、沼津魚市場に行くと、

桜海老(さくらえび)で有名な静岡・由比の魚屋に注文しておいたさばふぐが、

用意されており、さばふぐは、お弁当や会席料理の揚物に使います。

その後、

別の売場で、

福岡県の鯵(あじ)を仕入れ、

さばふぐ同様、鯵もお弁当の揚物用です。

鯵は、鱗(うろこ)とぜいご(尾の付根にある硬い部分)を取り除き、、

はらわたを抜いておき、頭は、

焼いてから出汁を取るため、割っておき、鯵が終わったら、

さばふぐの下処理をすることにしました。

さばふぐを持って来たら、

当店のゆるキャラの“ふぐファミリー”がやって来て、「僕たちとは、色が違うね~。」とか、「そんなには大きくならないらしいよ。」とか、「卸し方も違うって、親方がブログに書いていたよ。」とか、・・・・・。

さばふぐは、 頭の付根に包丁を入れ、

背びれと尻びれを切り落としたら、

頭ごと皮を剥(む)き、この方法をぐる剥きと呼んでいます。

剥き終えたら、

水洗いをし、

拭き上げたら、

唐揚用に包丁し、

冷蔵庫へ。

さばふぐを水洗いしている隣では、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、身だけでなく、

頭の水洗いをしてくれていました。

さばふぐの仕込みを済ました自分は、

鯵を三枚に卸し、

明後日のお弁当や会席料理の揚物用の分は、キッチンペーパーに挟んで、冷蔵庫へ。

全て揚物に使うことはせず、

〆鯵も仕込み、

〆鯵の仕込み方については、こちらをお読み下さい。

ランチの営業時間も近づきつつあったので、

まな板周り、

カウンター周り、

側溝を掃除しました。

そして、ランチの営業の合間を見ながら、

鯵の頭や中骨を焼いたり、冷凍するため、、

鯵も、

さばふぐも、真空パックしておいたのでした。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

ポーセラーツの器に盛付けた鰆(さわら)の西京焼

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3605回目の今日も認(したた)めます。

今日は、【特別会席】(おひとり 10,450円~)の御席があり、【特別会席】の場合、2種類の刺身を御用意することが殆どです。

そのうちの一つが、

ふぐ刺で、昨日のふぐは天然のとらふぐ(遠州灘産)でした。

もう一つが、

三種盛りで、今日の三種は、下田産の葉血引(はちびき)、愛知産の蛸(たこ)、湯葉です。

ふぐ料理メインという御要望でしたので、

ふぐちり、

唐揚も御用意し、当店のふぐ料理のコース同様、天然のとらふぐで仕立てており、ふぐ料理については、こちらをお読み下さい。

また、今夜の焼物は、

鰆の西京焼で、器は、日本料理店らしいものでした。

ところで、先日の【特別会席】も鰆の西京焼をお出ししたのですが、定連さんだったこともあり、

目先を変えるため、先月から販売しているふぐのイラストが描かれたポーセラーツの器でお出ししました。

夜の御席ですと、それなりのお値段を頂くこともあり、こういう器を使うのは、躊躇(ちゅうちょ)するのですが、日本料理というのは、敷居が高いとか、堅苦しという声を聞くこともしばしばです。

いたずらな器使いは、日本料理の伝統をぞんざいにするので、注意は必要ですが、良い意味で敷居を下げる工夫をし、その伝統の担い手の役目を忘れるわけにはいきません。

ということで、今日のおまけ写真@〆は、

鰆の西京焼を見つめる、“ふぐP”、“ふぐりん”、“ふぐお”です。

3匹曰く、「西京焼マニアの親方が一番好きな西京焼は、鰆なんだって~。今度、食べさせてもらいたね。」

ということで、ご笑納いただけると、幸いです。

水揚げが増えてきた葉血引(ハチビキ)

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3604回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今朝、沼津魚市場に行くと、

地物の魚を扱う売場には、

下田産の目鯛(メダイ)と、

葉血引(ハチビキ)が並んでいました。

地物というと、いつでも水揚げがあるように思われたりしますが、そのようなことは全くなく、葉血引も然りで、地物の葉血引は、目鯛や金目鯛の外道として水揚げされるもので、必然的に入荷が少ない魚でもあります。

ですので、

札をご覧頂くと、

同じ漁師だということがお分かりになると思います。

また、目鯛や金目鯛同じ様な処理を施して、持って来るので、他の産地から送られてくるものよりも、かなり状態が良いのです。

一年を通じて水揚げされる金目鯛や目鯛に対し、その外道の葉血引は、冬場の水揚げが少なくなることが多く、今年になってからは、あまり見ていませんでしたが、今月になってからは、目にするようになり、先週の金曜日も、今日ぐらいの水揚げがありました。

そんな今朝は、

1,9キロのものを、

仕入れ、

常の下処理をし、

三枚に卸したら、

刺身用にするため、バーナーで皮目を炙り、

粗熱が取れたら、

冷蔵庫へ。

残りの半身は、

弱めに真空パックをし、氷詰めにしておき、今日のような状態の葉血引なら、4、5日は、身持ちがします。

今日のように、寒い日もありますが、魚市場に通う身としては、魚市場が歳時記のようなもので、季節は移ろぎ、春はすぐそこです。

ということで、今日のおまけ写真は、

娘達の昼ごはんのカレーうどんを眺めるふぐちゃん達です。

春休みということで、娘達の昼ごはん作りが日課となり、

Instagram マーケティング JP (@FBBusinessJP) / Twitter

Instagramなどに投稿しており、これもまた春らしい日常で、春休みが終わったら、こちらでもお話ししますので、乞うご期待。

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